子供の頃、はじめて全巻読んだ作品がベルばらでしたぬりえもでていて、持っていたのですがもったいなくて色をつけられなかった記憶が
当時はアンドレとオスカルの結ばれるシーンは見てはいけない気がしてそのページはまともに見れませんでした
懐
かしさもあり購入したのですが、いま読んでもすごくいいなあと
当時ロザリーが不人気だと聞いていてあんなに苦労してひどいめにあいながら優しく懸命に生きる彼女を嫌う理由が子供の自分は理解できずにいたのだけどいま読んでなんとなくわかりました
オスカルのそばにいられる彼女が、みんなうらやましかったんですねアントワネットが牢獄にいた時に最期まで一生懸命お世話した女性の名前はロザリー…それだけの事実で、ジャンヌと姉妹という設定を作り話にいろいろからめた池田さんの発想力は見事としかいいようありません
面白いだけではなく、フランス革命がなぜおきたのかなどもわかりやすく描かれています
オスカル、アンドレ、アントワネット、フェルゼン…それぞれの愛の形も美しいがゆえにはかなくて、泣かされました
いつまでも人気あるのが納得いく作品です
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