「どうやら私はドラマの中にいるらしい…」海外の学園モノの海外ドラマと映画をこよなく愛するキム・テリは幼い頃から主人公のような暮らしに憧れ、イケメンとのあま~い恋を夢見たものの、大学受験に失敗し勉強漬けの日々を過ごしていた。「いまだに主人公を夢見てるわけでもないし、そんな余裕もないけど死ぬまでには「真実の愛」に出会いたいな…」と思いながら眠ったせいか気付けばクラブのど真ん中に立っていて――夢だと思っているテリはハメを外した挙げ句、クラブで会った男と一つのベッドで目覚める。「もしかしてここ…さっきまで見てた「むかしむかしの一晩のミステイク」の中!?いやぁぁ!!今すぐこの世界から出してよぉ!!」