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青年マンガ
生きとし生ける(1)
3巻配信中

生きとし生ける(1)

720pt/792円(税込)

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作品内容

残してくれたもの、伝えていくこと――。祖父の遺した手帳に導かれ、北九州・門司港《もじこう》を訪れた小説家の古賀。地下アイドルの望と出会い、門司でつながった人たちの想いを手繰り寄せようとする自分がいることに気がついた。「この小説を書きたい」門司の過去と今をつなぐ物語を……。

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作品ラインナップ  3巻まで配信中!

  • 生きとし生ける(1)

    720pt/792円(税込)

    残してくれたもの、伝えていくこと――。祖父の遺した手帳に導かれ、北九州・門司港《もじこう》を訪れた小説家の古賀。地下アイドルの望と出会い、門司でつながった人たちの想いを手繰り寄せようとする自分がいることに気がついた。「この小説を書きたい」門司の過去と今をつなぐ物語を……。
  • 生きとし生ける(2)

    720pt/792円(税込)

    北九州・門司で、地下アイドルの望と望の曾祖母・照子と出会った小説家の古賀。
    照子が語る戦後の門司の話に、古賀は祖父の手帳との繋がりを感じていた……。
    「照子さんのお話を小説に書いてもいいですか?」という古賀の問いに照子が出した答えとは――!?
  • 生きとし生ける(3)

    720pt/792円(税込)

    祖父の手帳をきっかけに北九州・門司港で出会った人たちとともに、そこにあった過去を紡ぎ、小説を書いた古賀。それを読んで傷つく人がいると分かっていても…。
    「現実は小説ではない」
    その言葉にある様々な想いを背負い、それでも続きを書こうとする古賀だったが、
    新型コロナによって、僅かな繋がりも断ち切られてしまう——。

レビュー

生きとし生けるのレビュー

平均評価:4.0 1件のレビューをみる

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過去は死なない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「俺はなぜ生きているのか」祖父の遺した手帳に記された叫びが聞こえる。彼の人生を物語にしたいと、舞台である門司港を訪れた小説家の古賀。そこで生き生きと輝く地下アイドルの望に出会う。まるで用意されていたかのように望から繋がる祖父の痕跡。それは、硝煙と血の臭い立ち込める、戦争の記憶だった。

【1巻】祖父・古賀照久を知る望の曾祖母、照子との出会い。中国に出征した戦友だという照子の父・正太郎と照久。戦争トラウマによる暴力の連鎖。命をもってしても償いきれない侵略行為。見えてる世界見てきた世界が全く違う、標的として逃げ惑うしかなかった本土の女子供と、お国を守る名目で女子供まで虐殺してきた兵士。語れなかった語ろうとしなかったその罪が、握り潰され火をつけられた〈譽〉によって炙り出されるようです。

【2巻】照久が生まれ育った八幡で知る、敗戦後の暮らし。満州から来たという静子との出会い。行く船も帰る家も家族も失った静子、そして正太郎とで始まる共同生活。鮮やかになっていく記憶に掻き立てられる創作意欲が踏みつけていくものとは。やがて出版された『残照』をきっかけに、静子と対面を果たす古賀が突きつけられた真実とは。
引き揚げ時(だけではないけど)の性暴力や中絶の水際作戦など、現代に生きる女性なら学習しているであろう歴史知識に乏しく囃し立てる望の母親、知識がありながら小説としての〈面白さ〉を優先したであろう古賀には失望しました。いや、予想はできたので失望するほど期待はしてませんでしたが。負の歴史が教えられない、知られていない、知ろうとしない、知ることができない、認める訳にはいかない社会の歪みに何度失望したらいいのでしょう。
後世の人間が傲慢にでも踏み込まないと暴けない歴史はあると思います。しかし、その対象は常に加害であって被害には必ず寄り添わなければならないと改めて痛感しました。

続編、期待しています。
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2025年3月4日

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