食堂で働く石川と、食堂を経営する会社の社長佐和の話。菊屋さん買ったりヨミホで読んだりで何冊か読んでて、受けが酷く傷ついたり恥かいたり、不憫受けが多いなという印象で好きです。本作も不憫受けでした。毒親に育てられて、甘えられずに1人で生きてきて
、誰のことも信じられずに警戒してしまう、ケガした猫みたいな石川。そんな石川を助けて手懐けようとする佐和、その佐和も実は…というね。重たい内容だけど、石川がネコみたいで可愛くて、お互いがお互いを求め合う様子もいじらしくて、幸せになってくれ!と願わずにいられないです。166頁と短め。も少したっぷりほしかったな!
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