このレビューはネタバレを含みます▼
記憶喪失になって何もかも忘れてしまった旦那様が目覚めて妻を目にして一目惚れ。
妻の事は女よけやら何やらで利用する為に娶った感じで、女性嫌いを拗らせていた旦那様は新婚初日から妻を放置。
ずっと関わりを持たずに来たのに…今更都合良くない⁉️って少しモヤッ。
まあ、覚えてないから仕方ないんだけど。
周りの人達の話によると記憶喪失前の妻への態度が旦那様らしくない事で、記憶喪失後の喜怒哀楽をはっきりだし妻に優しい態度なのが本来の旦那様の気性だと。
妻としたら恐いよね。記憶喪失後の旦那様を好ましく感じていても記憶が戻ったらまた以前の態度になってしまうかもって。
傷についてもそうだし、継母のしてきた事って本当に彼女の心を壊してきたんだなって。
継母は学生時代にあり得ない事件に巻き込まれ、唯一愛した人と添い遂げられず、不遇の日々を過ごしたかも知れない。同情してしまう部分はあるけどでも、自身でドンドン深みにはまっていった感じもあるし。
自分が苦しいからって自分以外の人を苦しめても良いってことにはならないよね。
それに自身の産んだ息子まであんな…本当に憎しみをこじらせ過ぎて後戻りできなくなってしまったのかな。いくら先代にそっくりとは言っても自分の子供なのに。
姉夫婦と弟と…ずっと仲良く幸せに過ごして欲しいね。