このレビューはネタバレを含みます▼
以前から読もうと心に決めていた作品です。せめて本編完結(80話)まで配信されるのを待とうと思ってたのですが、我慢できずに74話まで一気見してしまいました。
泣ける系だとはわかっていたけど、最後の方はワンワン泣きました。
超ざっくりストーリーは、物語の序盤は攻→受で愛情表現が凄まじいのですが、色々あって2人が離れ離れになり、偶然再会した時には攻(カレル)が受(サーシャ)に冷たく接し、傷付けるような行動ばかりとる…そして昔みたいに愛し合いたいと泣いて縋り付く受け……といった、韓国の長編漫画では割とありがちっぽい設定。
受けも攻めもお互いを傷つける様な行動をするのですが、後々の過去編になって(苦慮の末に行き着いた行動だったのね…)(誤解が生じてたのね…)(あなたも苦労してたのね…)って分かる系のやつ。
サーシャはカレルに出会う前に負ったトラブル等が原因で精神的に脆いせいか、お粗末な言動も多いため好き嫌いは分かれそうだなーとは思いました。
でも私はサーシャすき。カレルに傷付けられて涙を流すサーシャをみて一緒に泣いてしまったくらい好き。
あと、物語序盤の絵柄は少し古臭い感じがするのですが(そのため結構古い作品なのかな?って勘違いしてた)、途中から現代?っぽい絵柄に変わる気がします。
サーシャとか如実で、序盤は耽美系美青年だったのが、キラッキラの儚げ美青年になります。
絵柄は途中で多少変化しますが、作画さんの絵柄が1900年代前半の世界観にとても合っていて、そこに重厚なストーリーが重なり、まるで映画1本を見てる様な満足感になれる作品だと思いました。
皆さんにも2人の行く末を見てほしいです。オススメします。