「感情抜きで、気持ちいいことしよか」
伊藤奈緒は、友達のはずの黒崎天佑と、マッサージをきっかけに一線超えてしまった。
ーーーーそれからしばらく。
相変わらず二人の関係は良好で、休日にご飯を食べに行ったり、家でテレビを見たり今まで通りの関係が続いていた。
だけど一つ変わったこと。
それは二人の体の距離。
ご飯を食べて、テレビを見て、ノリでマッサージしながらセックスになだれ込む……ーーー
曖昧な関係のままで体を重ねることに不安を覚えた奈緒は…
「なあ…私らってセフレ…なんかな…?」
「……は?」
恋人同士だと思っていた天佑と、セフレなのではと疑う奈緒。
さらに奈緒の元カレが登場したことで天佑の態度は豹変し…!?
「なあマッサージしたるわ。奈緒が一番好きなやつ」
「感情抜きで、気持ちいいことしよか」
■素直になれない関西男女のマッサージから始まるラブストーリー・続■
※本作は豆腐ピザ丸・粗相による個人誌「関西弁男友達とぐちゃとろマッサージ2」の電子書籍版です。同タイトルを加筆修正した内容となりますので、重複購入にお気をつけください