そう言うと女は診察室から出て行った
患者が突然怒って帰ってしまう
メンタルクリニックではこれが日常だ
金持ちの令嬢じゃなければ門前払いだ
いかにも甘やかされて育ったって感じの娘
あの手のタイプはよく来るから
正直かなり飽き飽きしてる
できる事なら誰かに任せたいもんだ
「すいません・・・」
「いえいえ気になさらず」
気弱そうな男だけが部屋に残っていた
あの娘の付き人
おとなしそうだが手を握って震えている
見た目に反して内にはかなりの怒りが見える
きっと普段から手を焼いているのだろう
・・・そうだ
この男に任せよう
「・・・なんですか？」
「まぁまぁ、きっと気に入りますよ」
カギを締めてカーテンを閉めた
説明はできないが私は確信して
男に催●実験をした時の動画を見せた
予想通りだ
男は動画に見入っている
これを使えばあの女を…そんな顔をしている
やっぱりこっち側の人間だった
私は男に催●に必要な資料と薬を渡した
男は何度もお礼を言っていた
きっと上手くやるだろう
あの女をどうするか報告が楽しみだ
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(C)どろっぷす!/まどろみ行燈
常識改変催●セラピー2 ワガママな令嬢との日常セックス編
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