魔族と人間が争う世界――…
この世界で最恐と謳われる魔王。
単身で魔王城へ乗り込んできた勇者。
”なぜ色んな村に魔族をけしかけ、人々を傷つけてきたのか?”
勇者は訊ねる。
……しかし魔王は何も知らなかった。本当に。
他の魔族が勝手にやったことで、魔王が指示したわけではないからだ。
しかしそれを正直に話すのも魔王のプライドが許さなかった。
「上等種が下等種を蹂躙するのに理由がいるか?」
「……なら、俺がそれをしてもいいんだね?」
瞬間、勇者の魔法によって身動きがとれなくなる魔王。
そうして連れて行かれた先はベッドで…?
口付けをされ、胸も局部も露わにされて、初めての快感に抗うことができず…
圧倒的な力で君臨してきた魔王が、勇者によって支配されていく――…
「殺さないよ。君は俺のものにする」
果たして勇者の本当の目的とは――?