シャイラとの死闘を終えたソルは、ビエニス王国軍の救護室で二日間の眠りについていた。目を覚ましたソルの胸にあったのは、『根絶』討伐の任務を遂行できるという充足感。そして何より、『英雄』と呼ばれる存在と刃を交えたことへの高揚だった。しかし、静かな喜びの中に、一つの疑問が芽生える。なぜ、帝国軍や公国軍と敵対するビエニス王国が、王国領土を蹂躙する『根絶』の討伐に、彼らと手を組もうとしているのか――。見舞いに訪れたハキムへ疑問をぶつけるソル。だが返ってきたのは、「隊員たち個人の復讐」という、どこか釈然としない答えだった。納得できないソルに、ハキムはさらに一つの決定事項を告げる。それは――かつて死闘を繰り広げた宿敵、“シャイラ”との共闘だった。【※この作品は話売り「修羅幼女の英雄譚~半端者と言われた傭兵、幼女に転生して成り上がる~」の電子単行本版です】【収録内容】「修羅幼女の英雄譚~半端者と言われた傭兵、幼女に転生して成り上がる~」第21話~第25話