海辺の町で消費者金融業を営んでいた常盤大我。初恋の相手である五十嵐健と10年ぶりに、金貸し業者と金を借りに来た客の関係で再会する。前途有望なピアニストだったはずの健が、父親の借金を背負った債務者となって表れた…落ちぶれた健の姿が気に入らない大我は、お金を貸した後も、気になって彼の周りをウロウロし始める。10年前には大我に無関心だった健が、今は隙のある妙な態度を見せ、二人の仲には以前と違う空気が流れる。既に一度失敗した大我と健…今回は失敗せずに済むのだろうか?※26巻より作者「Beep-beep」から「rume」になりました。