このレビューはネタバレを含みます▼
今まで一度もクチコミ、レビューをしたことがない人間です。しかしあまりにも本作品が素敵で…そのことをまだ読んだことの無い方に伝えたくて仕方ないので、あう挑戦してみようと思いました。私は普段から小説やドラマ、映画など「物語の裏に隠された意味」を見つけることが好きです。「もしかしてこの描写、こういう意味があるのかな!?」と自分の好きに想像して楽しんでいます。私と同じような趣味を持つ方なら絶対にお気に入りの作品になると思います。TLマンガでは類を見ないデザインの表紙と、1巻無料のキャンペーンに惹かれて読んだことがきっかけでした。1巻目から心をわしづかみにされ、1冊ずつ買っては読んで…を繰り返していたらいつの間にか全巻揃ってしまいました。私は普段からお金のかかる趣味やなにかに貢ぐこと、に魅力を感じない人間なので本作品を全巻購入していたことに驚きでした。1巻目からグングン加速して最終巻ではボロ泣きしました。TLマンガあるあるの物語設定からは少し、離れているので理解が追いつかない部分があるかもしれません。誰かにこの興奮を伝えたいので、ラストシーンについて以下にネタバレを含む私なりの考察を書かせてください。
最後のページにあった遥香から遼へのライン、これは遼の両親に挨拶へ行くことが決まった後の状況なのではないか、というのが私の考察です。遥香のお腹が大きくなる前に、そして6月(ジューンブライド)に結婚式挙げちゃうのかな!?(スマホの画面が5月31日なので)と本当に勝手な憶測ですが、作品の内容も相まって涙が止まりませんでした。今までの2人のラインは淡白で、業務連絡感が否めない内容でした。しかし最後のシーンで遥香が絵文字を使うなど、感情が文面に現れている様子から幸せそうな描写にほっこりです。
こんなにも誰かに感想と考察を伝えたいと思った作品は初めてでした。素敵な作品に出会えて幸せです。ありがとうございました。これからも大切に愛読します。