婚約者を妹に奪われ、両親からも見放された伯爵令嬢リディアンヌ。追い詰められた彼女は、ある一大決心をする。それはかねてから憧れていた美しい貴公子フィオに想いを告げること。せめて口づけひとつでももらえたら…そう思っていたら、リディアンヌの告白を聞いたフィオは「君も気持ちだったんだね」とあっという間にリディを自邸へ連れ帰り、そのまま初夜へ――!?初めて知る愛情と快感に、リディアンヌの心はとろけていき…。誰にも愛されなかった令嬢が、運命の初恋に溺れていく――ハイスペック公爵の、甘く計算された極上の囲い愛が幕を開ける―!