このレビューはネタバレを含みます▼
男性が妊娠する世界観ですが、いわゆるオメガバースとは少し異なります。
大学の飲み会でどんどんお酒を飲まされ、前後不覚になったホシクがセヨン先輩の家に連れ込まれ、妊娠してしまうところから物語は始まります。
スパダリで執着強め、しかも美人攻めのセヨン先輩が「全部持っていく」タイプの作品なので倫理観や関係性に引っかかりを覚える人には正直向きません。
やや無理矢理に事を進める描写やGPSを仕込むなどの行動もあり、かなり癖は強めです(しかもキラキラした瞳でやる)
ただ、そういう攻めが好きな人には本当に深く刺さる作品だと思います。BLというファンタジーだからこそ成立する関係性と感情の重さがあり、支配と愛情の境界が曖昧なところも含めて魅力に感じる人には最高です。
ラストはきちんと納得できるハッピーエンドで後半に進むにつれて感情を揺さぶられるシーンも多く、気づけば号泣してました。
好みははっきり分かれますが、刺さる人には忘れられない一作だと思います。