白龍山には、水を司り豊穣をもたらす龍神様が住むと信じられている。
孤独に生きる村娘・あやめは、青い花が咲く先――禁域の山奥で、美しい青年と出会う。
「やっと来てくれた」そう告げた男は、龍神・御津羽(みつは)だった。
その直後、意識を失ったあやめが目を覚ますと、なぜか裸で体の自由が利かない。
人の身で神々の世・常世で生きるには、神と契り、その神気を馴染ませる必要がある。
あやめは「約束」を思い出せないまま、御津羽に強引に迫られていく。
再会早々、夫婦の契りを交わすことに――!?
龍神様の一途すぎる想い…溺愛×独占!!和風ファンタジーTL!