電気が無い時代、昔の日本は得体の知れない隣人たちと暮らしていました。
恐れながらも心惹かれた怪異な世界。昨今の実話怪談にはないちょいと奇妙な物語、
狐狸妖怪たちが主役の話もまた乙なもの。
百本の灯心を一本ずつ引き抜いて、徐々に真の闇へと近づく怪談会。
さぁ心に準備が出来たなら、そっとお読みいただきましょう。
各3ページ前後の怪談短編集。
湖に現れる女の怪異【湖の女の話】や、大人になると見えなくなった友達【不思議な童の話】など全30話を収録。
全134P/作者個人誌の電子書籍版です。
2009年、個人ブログでひっそり始めた江戸怪談会。
この度再び電子書籍化する事にしました。
真の闇に染まる日がいつか訪れるのか…ごゆるりと楽しんで頂けると幸いです。