冥婚の花嫁として旦那様に嫁入りしたイオ。
互いに心通わせるようになり、穏やかな時間をすごしていた夫婦だったが、
妹・ケイの訃報をきっかけに旦那様の様子がおかしくなり…
『過去へ行く方法が分かったよ』
旦那様が告げた過去へ戻るという術は、原因不明の暴走をしてしまう。
術に巻き込まれたイオ。
ふと気が付くと、愛する夫のかわりにイオ目の前にいたのは、
『お前は誰だ』
冷ややかな視線を向ける、
小さな小さな赤ん坊だった―――。
元の旦那様に戻るため、記憶を無くしてしまった旦那様と共に異空間を旅することになったイオ。
バラバラになった旦那様の情報を集めるたび、旦那様は少しずつ大きくなっていく。
しかし、どんどん生意気に育ってきて…!?
イオに対する恋心と、元の自分に対する嫉妬と嫌悪。
元に戻る度、その思いはどんどん溢れてゆく。
ふたりの思いに大きな亀裂が生じてしまい…
イオを無理矢理抱いてしまう旦那様。
やがて全ての記憶が戻った旦那様はイオから離れようとしてーー…?
『冥婚の花嫁』シリーズ最終章。
お互いの事を深く知り、夫婦が本当の意味で結ばれる、最後の愛の物語。
※注意事項
本作は同人誌です。
夫婦がちょっとしたすれ違いをしてまた仲良しに戻るお話です。
ハッピーエンドです。
全年齢6:エロ4くらいの比率です。
ケイが亡くなります。(大往生です)
触手のように影が動いている描写があります。※ぬめぬめはしていません。
人の姿の旦那様とするシーンがあります。
襲い受けの要素があります(が、あまりうまく襲えていません)。
※僅かにクロスオーバーを含みます。
336ページ