やるせない怒りに満ちたどん底の人生を歩んでいた澤井。年齢だけを重ね、初対面の女にクズ扱いされ小学生にも馬鹿にされる日々…自分を蔑んだりしない味方が一人でもいれば――そう思っていた澤井はある日、雨の降る路地裏に捨てられた赤ん坊と運命的な出会いを果たす。それから20年…澤井は彼女をシロと名付け娘として育てあげた。純粋で美しく育ったシロは家に縛り付けられながらも、歪んだ澤井の愛情に気づかずパパと呼び懐いていた。歪だが平穏な日常を送る中…清掃の仕事をしている大学で一人の女生徒が澤井を誘うように接触してきて――?