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催眠術入門
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催眠術入門

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作品内容

大正はじめ――。高等学校時代からの友人・林周に会いに、彼が勤める大学に足しげく通っている龍彦。その日も周の研究室を訪れ、世間で大流行している「催眠術」の話をすると、周はインチキに決まっていると言う。そこで、彼を実験体として、龍彦が催眠術をかけてみることになる。――すると、龍彦が予想もしなかった姿を周が見せ……。

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レビュー

催眠術入門のレビュー

平均評価:4.5 57件のレビューをみる

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高評価レビュー

理性のタガの外れる様が何ともエロティック
時は大正3年、高等学校の同級生の高等遊民龍彦と、黒髪の美麗な英語教師周。この時代に流行していた催眠術を扱った小説の真偽を巡り言い争いの末、試しに龍彦が周に催眠術をかけたら…という第1話。この後の日頃、気丈で潔癖な周の変貌ぶりが、はなはだしくエロティックで。何年もの年月を経て漏れ出した芳醇な香りと熱に龍彦が囚われていく様が、なんとも耽美…。同じ2人が主人公の一話完結物。伯爵に周が狙われたり、艶っぽい怪談話が出てきたり、と話ごとに趣きが違い読み応えがあります。そして、英語のリスニングに弱い龍彦に、周が英語でシェイクスピアの詩を読みながら視線をやり、その視線に気付く伯爵…など、心を捉える場面の連続。でも変わらぬ2人の心根。なのに忍び寄る第一次世界大戦と思わぬ龍彦の出征。恋愛物における戦争という要素は、二度と会えぬかもしれない、という思いが理性のタガを外させるきっかけとして用いられることがあり、この作品でも、周の理性のタガを外させ、そうでもしないと素直になれない周が切ないやら可愛いやら。そこで、周を安心させるために龍彦がかけた言葉が周の深層心理に落ちてゆき、そして迎える終戦とその後の展開も良い。
なんでも、催眠術は「かかりたい」と思っている人がかかりやすいとか。そんな催眠術の仕組みまで理解して考察したくなるカシオ先生の心理描写が光り、囚われ合っているのに理性のためにすれ違う2人から目が離せません。周が場面ごとに本当に催眠術にかかったのか、かかったふりをしたのか解釈しがいがあるのも面白い。その周が何年もその思いを覆い隠して親友として振る舞ってきた心中と禁欲ぶりと、溢れ出る感情とのギャップ。更に燕尾服に和装に軍服…憂鬱な朝、と重なる時代背景にうっとりする作品でした。
いいね
11件
2022年12月4日
こんなにロマンチックな催眠術はない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 大学で先生として勤める男の元に足繁く通う高等遊民の男。高等学校時代の友人同士が、互いの想いを実らせるまでのお話。
最初は友人同士の他愛ないお遊びでした催眠術から思いもよらないえちえちな展開へ。催眠術にかかったエロティックな周を拒否出来ずに戸惑う龍彦と、催眠術にかかったフリ?をしていやらしく迫る周。二人の想いが交錯するものの、関係性は一向に変わることのない日々にヤキモキしました。そんな二人が進展するきっかけは龍彦が兵役に行くことになったこと。ここで大正時代という時代背景を利用してくるのかとあっぱれな思いでした。そして、今生の別れになってしまうかもしれないという状況でようやく互いに素直に気持ちを打ち明けるという切ない展開でした。龍彦の最後の言葉が解けない愛の催眠術となり、龍彦の帰りを待ち続ける周の姿に二人の深い愛情が感じられ、素敵な締めくくりだったと思います。
いいね
0件
2025年8月23日
しっかりしたストーリー
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 催眠術ものってよくあるけれど大正時代っていうのが面白いかなと思って購入したのですが、想像していたよりずっとよかったです。潔癖症の教師の周が学生時代からの友人で大企業の社長の次男の龍彦に試みから催眠術をかけられしまい込んでいた気持ちが暴かれますが、本音なのか催眠術のせいなのか曖昧に2話3話と続いていき、4話で龍彦が出征することになってきちんと語られることになります。大正3年とあるので龍彦が出征したのは第一次世界大戦で大正7年まで続き、ウィキペディアによれば日本の兵役動員数は80 万人で死者数は415人とありました。4話ありますが、一冊まるごとこの2人のお話で1話ずつストーリーが完結しており、4話できっちり起承転結されていて読みごたえがありました。欲を言えばその後も少し読みたかったです。総170ページ。修正はトーン、白抜き。
いいね
3件
2020年7月13日
ええーーっめっちゃええやんけ。←何様
作家買い。他作品の『僕の美しいひと』が良かったので購読。
時は大正時代、高等学校からの友人で御曹司の次男(高等遊民)×英語教師の話。あらすじは、世間で流行している「催眠術」を試しでかけてみると……という話。
良かったです。まず個人的に大正時代とかの設定が好きだし、雰囲気が出てる。表題作以外に各章ごとにタイトルが付いてるけど何か江戸川乱歩の小説っぽい。全然違うけど、勝手に感じる雰囲気です。
どちらも美男子で2人の関係性が良いし、想いが分かると最初から読み返したくなる。そして、カシオ先生が描くエチ何か妙にエロちっくで良いですわ。。。
ラスト良かったし、もっと続きを補給させて下さい〜〜と好感持てる2人でした。続き読みたい。好き。
(表題作のみ、p.170)
いいね
6件
2023年9月29日
雰囲気が素敵!
この、江戸川乱歩的な、京極堂シリーズ的な、和洋折衷の雰囲気がお好きな方は、買いです!
昼間はかっちり洋装、夜は着物って、イイですよね(*´Д`*)

黒髪受はツンデレだし、攻は軍服シーンがあるし、妖しい美中年まで登場して、大正ロマン的なツボが詰まってます!
絵柄も繊細で美しく、ストーリーも連作短編一つ一つにテーマがあって、ラストも綺麗に終わっていて、言うことなしです。
エロシーンそのものは比較的上品にまとまっていますが、前述の通りお膳立てがすでにエロいので、十分満足できます。

「心を殺す方法」とは全く違う魅力が溢れていて、カシオ先生のこの雰囲気の作品が、もっと他にも読みたくなりました。
おススメです!
いいね
3件
2019年8月28日

最新のレビュー

催眠術bl
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ まずこの時代背景に設定したのがすごく この漫画のいいところ 衣装とか建物とかめちゃいい感じに設定が来ています 催眠 というよりちょっと ホラーお化け な部分もあったけど 総じて面白かった
いいね
0件
2025年9月2日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

大正・親友・催眠術
制作:パーマ(シーモアスタッフ)
舞台は大正初期の東京。美人だが厳しいと評判の英語教師・周とその親友の放蕩息子・龍彦の密な親友関係を描く連作短編集。表題作は世間を騒がせる催眠術の真偽についての口論の末、あくまで信用しない周に龍彦が実際催眠術を試すお話。結果、見事にかかってしまった周が普段のツンからは想像できないエッチな姿を見せます…。どの話もエロは濃いものの心は簡単に繋がらない二人の微妙な距離感にやきもきしつつも激萌えです!!不安定感のある描線の色気は作者・カシオの持ち味ですね。キャラクターの揺れる心理を表すようなこの絵柄にハマったら、他の人気作「三上くんのおもちゃ」や「性春失格」等もオススメです!

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