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表題作3話+短篇2作+表題作の描き下ろし。
子供の頃に、倉庫に閉じ込められて暗所恐怖症になった紘一と、離れるのが嫌で閉じ込めてしまった篤。罪悪感とかその罪悪感の利用とかでゴタつくものの、根本にあるのは離れたくない好きの気
持ち。
話のかき混ぜ要員として、篤を好きな先輩が出てきますが、むしろそういうかき混ぜ無しに、二人の関係をじわっと描いてほしかったな。好きな気持ちと相手からの気持ちと罪悪感とでぐるぐるしている篤の様子が良かったです。
同録2作は、幼馴染から恋人へのステップアップ話と、進路に迷う高校生とバイト家庭教師の話。
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