1巻は、今から20年弱前になると思いますが、それを感じさせない画力があります。
そして、何より物語もきちんと作られているため、この世界観に引き込まれます。
キャラクターの言い回しや、心情も丁寧に描かれており、ジーンとくるシーンがいくつも
あります。
久々に読み返して、やはり素敵な作品だなと改めて感じています。
大まかな紹介をすると…
第三王子の主人公(受)とその直属の騎士(攻)がメインですが、主人公の父親(カリスマ的王様)と側近の小うるさい大臣(元凄腕騎士)の精神的な結びつきも必見。
残念ながら、この二人はただの主従関係です。
そして、もう一人陽気な、これまた凄腕騎士がいます。←この人が結構好きだったりする
彼らには言葉では言い表せない程の強い絆があり、命を捧げ王へ奉仕しています。
国と国との争いのため、どうしても人を切ったり殺めてしまうシーンがあります。(グロさとかはありません)
それが苦手な方は、読まない方がいいと思いますが、大丈夫な方は、是非読んでみて下さい。
あと、BL要素は少ない方かもしれません。
それを置いといたとしても、とても素敵な作品には間違いありません。
続編でないかなぁ…
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