初読み作家様です。タイトルのワカゾーと優しい表紙絵に惹かれました。ワカゾーって(笑)どんなおじさんだって思うけど、30歳と20歳の歳の差ラブです。
ゲイの荒木は堅物なリーマンで、チャラい若者が苦手な様子。まぁ先入観や凝り固まった思考が邪魔
してそう。真面目なんですよね。
ペット禁止のアパートの隣室で、猫を飼ってる若者・干潟。シロヒゲと名付けられたにゃんこが可愛い〜。
猫をきっかけに交流が始まった二人。干潟が女遊びで不誠実なイメージながら、自分の気持ちを否定しつつ、惹かれる事に葛藤する荒木をなんだか後押ししたくなる。
干潟は自分の周りにいた事のないタイプの荒木に惹かれ始め…
ちょっと後ろ向きな荒木が、迷って悩んで傷ついて、それでもなお気持ちは止められないのがねぇ、キュイ〜んとくる。
干潟は想像以上に荒木に本気で、これまたキュン。ノンケの干潟が急激に落ちてる感じは否めないけど、恋に落ちる時はそんなもの。荒木以上に好きかもね。
二人がくっついてから、飼ってる猫・シロヒゲ目線で二人を見るのも可愛いくて良かったです。
同時収録はDKの可愛いお話です。目つきの悪いヤンキー間崎と目が悪い(視力)生徒会の先輩・美尾。美尾の眼鏡を壊してしまった事から、眼鏡の代わりとなる間崎が、どんどん気持ちが傾いて…
素直じゃないけど、時間の問題。ふふふ。可愛い恋が始まりそうです。
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