レビュー
今月(4月1日~4月30日)
レビュー数0件
いいねGET19件
シーモア島
ベストアンサー1件
いいね55件
投稿レビュー
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
初コミックスらしい初期衝動に溢れた短編集




2025年12月21日瀬田航はずっと片想いしていた後輩の慎太から、自分はゲイかもしれないと言われて希望を持ちます。ところが慎太は航と正反対の華奢なゲイ友を紹介してくれと言うのでした。慎太はノンケだからと一生告るつもりはなかった航でしたが、慎太のあまりの無神経さに「ずっと好きだったのに」と言ってしまうのでした。落ち込む航になぜか慎太は興奮し、タチ専•航は26年間守り抜いたSiriを差し出し、慎太のDTを頂戴してしまうのでした。『そういや俺もバカだった』その続き。タイトルの流れだけでも笑えますが、2頭のゴリラがバカップルになってゆきます。『ラブはどこへ行った』航の友人•ガチゲイの良平のお話。良平がボーイをしているキャバクラの常連・小野寺さんの前で、良平は酔った嬢からアウティングされてしまい、それから小野寺さんが良平に絡んでくるようになります。ノンケに初恋を踏み躙られて拗らせた良平が、バツ2のイケオジの余裕に追い詰められて捕まります。『犬に餌づけをする時は』航と良平のゲイ友達•正くんは、行きつけの店のバイト•耕太を餌づけしています。19歳の年下くんは、片想いの相手から自分がワンコとしか思われていないことが悲しくて、大切なひとを泣かせてしまうのでした。いずれも読み応えのある短編でした。
いいね
0件 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
情緒欠落系若手起業家×自由奔放な詐欺師




2025年11月2日10巻完結。若き経営者・和智大介は、朝の電車で駆け込み乗車してきた青年にぶつかられて丁寧に謝罪されます。その夜、和智が経営者仲間の加倉井に連れて行かれたバーのマスターが朝の青年・槙尾ひじりでした。人目を引く美貌に経済や社会情勢の豊富な知識、それをひけらかさない態度に惹かれて和智は店に通い詰めます。そしてついに一夜を共にするのですが、朝目覚めると槙尾は和智の着ていたスーツと財布も一緒に消えていました。情に薄く多くの女性を泣かせてきた和智が、百戦錬磨の詐欺師と知っても槙尾に執着します。悪びれることなくのらりくらりと和智をかわし、身体を重ね、金をもぎ取ってゆく槙尾と振り回される和智、本音なのか嘘なのかの駆け引きの陰にコンゲームと恋愛が上手に絡んでいます。またキャラ立ちした脇役たち、シブい若頭の元彼や紙一重の弁護士、殺し屋、ライバル詐欺師たちが次々と現れ、敵になったり味方になったりの攻防がスリリングで、エロとの緩急が絶妙で飽きさせません。5巻から二人の関係は落ち着いて、謎の多い槙尾の過去と現在とが二人を翻弄します。ここら辺りからはメロドラマ色が強めですが、検事である和智の兄や槙尾の弟分らが新たに登場して中弛みなく展開します。加倉井さんと児玉景のスピンオフは『王様の休日』で読めます。 -
-
ワンコがみんなに愛される理由




2025年10月30日誰にでも尻尾を振る犬みたいと言われてフラれたDK菊池日和は、下校途中で犬に誘われてドックカフェに入ります。懐っこい犬と店員のお兄さんに「優しくされたくて来た」「犬っぽいと言われるから」と言うと、お兄さんは笑ってオムライスを奢ってくれたのでした。教職を目指す大学生の成松真は、翌日教育実習で日和のクラスに現れます。生徒一人一人に誠実に向き合う真先生はとっても素敵で、日和はこれは恋だと直感するのでした。幼い頃に亡くした母親の教えに従って、ワンコのように真っ直ぐに他人の心に寄り添う日和が愛しく、日和の突然の告白をしっかり受け止める真先生が頼もしいです。日和が真先生への気持ちを恋だと素直に受け入れられたのは、日和と仲良しの綱木航&朝留岬のお砂糖カップルのお陰で、この二人は本当に良い友人です。⑥からは真先生は就職、日和は大学生となり、お互いに環境が変わり、ギクシャクしたりすれ違ったりしながら想いを深めてゆきます。①の初っ端、日和がフラれたエピソードも回収されます。ドッグカフェの看板犬・ブラン先輩も愛らしく、全編に渡って気持ちの良いお話でした。
いいね
0件 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
日本の武道場の息子×イタリア富豪の御曹司




2025年9月30日日本に留学に来たイタリアの太富豪の息子カルロとカルロの護衛をすることになった同じ大学に通う桧垣弦のお話。すぐにお供や監視役から逃げ出してしまうカルロは、何か調べたいことがあるらしく図書館や美術館に行きたがります。お目付け役を遣わす本国の当主と折り合いが悪いことを知った弦は、カルロを道場を営む自分の家に連れて帰ります。道着を着て武道に挑戦したり、日本式の大きなお風呂に入ったりして桧垣四兄弟の素朴な温かさに触れたカルロは心を許したのかその夜、寝言で「かあさん」と呟き涙を流すのでした。不器用系の日本男子と華奢な金髪ツンデレ御曹司、さらに桧垣兄弟らキャラも設定も良いのですが、ダイジェスト版かと思うほど駆け足で、特に母親を訪ねた後のスパッとした終わり方には不完全燃焼感が否めませんでした。カルロの母親違いの兄とその執事の『カァディルとジュスティーノ編』が続きます。10歳のジュスティーノが南アジアの町で、イタリア語を話す少年カァディルと出逢います。真面目で頼れる褐色執事に、いかにもおぼっちゃまなジュスティーノが思う存分甘えます、タイプの異なる4人を描く一冊でした。
いいね
0件 -
-
2匹のリスが見ていたのは……




2025年9月28日製菓学校に通う小松理央は、満員電車で降りる手前の駅で押し出されそうになってしまいます。そこをよく同じ車両に乗り合わせるイケメンがぎゅっと抱き寄せてくれて降りずに済みます。「それじゃまたね」とカッコよく去って行くイケメンをぼーっと見送っていた理央は携帯がないことに気がつきます。駅には届いておらず、最寄りの交番に行くと、そこに先ほどのイケメンが勤務していました。羽角さんに指摘されて、携帯は理央のカバンから無事発見され、理央は恥ずかしい思いをすると同時に改めて羽角さんを素敵な人だなと思うのでした。お礼にスイーツを作ったり、バイト先のお店を紹介したりして少しずつ二人の距離が近づいてゆきます。途中、羽角さんに女性の影が差したり、理央にストーカーの魔手が伸びたりしつつ、真面目なおまわりさんとパティシエの卵くんとのほわほわ甘くて口溶けの良い恋が成就します。表紙ほどにはエロくありません。個人的には羽角さんの制服姿をカラーで見たかったです。
いいね
0件
ERR_MNG