私的にまりと先生のお作は外れなし今回も
当初ヒーローはHQセオリーの傲慢野郎かと思ったが、全く理性的な正義感の上に素敵なイクメン
ヒロインも手に職を持つ自立したママ。両者ともシングルだから恋の花が咲くのは当たり前。....しかしヒーロー母親
が絡む複雑な関係が暗雲となっていく。正義の人ヒーローがその絡んだ糸を元に戻そうとすると、恋の花が枯れてしまうさてさてジレンマは解消されるのか。悪役と思しき人物はヒーロー母しか思い当たらないが、その実一番不幸だったのは彼女だったのかもしれない。母の物語を前編としても語っても良かったのではないか、そしてこのお話を後半として昇華させる....お〜い大河じゃないよ、HQだよ後半出てくるキーパーソンのスピンオフがあってもって邦題「それぞれの嘘」はHQに珍しく秀逸。まりと先生お得意の子どもの描写に癒され本当に素敵な物語でした。
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