連載当時、まゆの執着が酷くて途中で読むのを止めてしまいました。同世代が読むには同姓異性の好意の執着に耐えられるかが分かれ目だと思います。主人公の晶は同姓も好きになる程の美少女。そして成長した幼馴染の青年達も好きになっていきます。執着に近い好意です。これだけの執着にさらされて、毅然としているから晶は美しい。しかし時々壊れます。ドナーの青年達も、殺された記憶で心が壊れ、混乱しながらも生きようとします。由の存在が救いなのですが、やはり晶をめぐってドロドロがあり、ドロドロを読むのがつらいです。月の石をめぐってSFに展開。「誰が晶を手に入れるのか?晶は誰を選ぶのか?」がこの話の本筋のような気がしますが、そこに至るまでにいろんな悲しみや、やさしさがあったような気がします。