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『別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都 』
この本、読まれましたか? 放送をご覧になりましたか?
以下はシーモアさんでの作品紹介です。
少女漫画の概念を変えた稀代のストーリーテラー。その先進性と深遠な哲学に迫る!
少女漫画史に燦然と輝くトップランナー、萩尾望都。半世紀にわたって、ファンタジー、ミステリー、SFなど幅広いジャンルを舞台に、実存、不条理、魂の救済、差別、家族の相克など普遍的な哲学的命題を提示し続けてきた。その深遠な世界観を、いずれ劣らぬ萩尾愛に満ちた4人の論者が語りつくす!
2021年正月に放送され反響をよんだ番組「100分de萩尾望都」待望のムック化。萩尾望都自身のインタビューも収載。
〈内容〉
『トーマの心臓』をよむ――小谷真理
『半神』『イグアナの娘』をよむ――ヤマザキマリ
『バルバラ異界』をよむ――中条省平
『ポーの一族』をよむ――夢枕獏
萩尾望都インタビュー
ㅤ୨୧ *⑅❤︎·̩͙*⑅୨୧ *⑅❤︎·̩͙*⑅୨୧ *
少女漫画の神様のこと、その作品のこと、みなさまがどう思っているのか、知りたいです。
みなさまの思い入れのある作品、苦手で封印してしまった作品、気になっているのに手が出せずにいる作品など、教えてください。できたらその理由もいっしょに。
それから、萩尾先生に影響を受けた漫画家さんの作品なども、ご存知でしたら教えてください。読んでみたいと思っていますので。
※萩尾先生の作品を語る上でどうしても避けて通れないのが、少年愛、つまりボーイズラブというテーマです。BLがまったくダメという方はご注意ください。
※作品内容のネタバレにはご注意ください。
※スレ内では自由にやり取りをしてください。スレ主への気遣いは不要です。
どうぞよろしくお願いいたします。(✿ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾♡
投稿者: Oo。>▼))))彡
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投稿者: ぴひこ
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461nekoさま
皆さま
こんばんは( ´ ▽ ` )
お題の『別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都 』を読んだ読まないにかかわらず、面白いくらい話題が広がりますね!
作品だけ読んでいればそれでいい、ってずっと思っていましたが、番組内での出演者それぞれの解釈と熱い語らい、ああいうのを観るともっともっとと、欲しくなってしまいました。
こちらでたくさん情報が仕入れられる上に、違う角度、目線からのお話を聞いて、自分ひとりではたどり着けなかった作品や手に取らなかったであろう作品への興味も湧いて、充実のひと月でした。
あらためて、461nekoさま、皆さま、お世話になりありがとうございました。
『少年の名はジルベール』を先入観なしに読むと、マンガを描く上での困難を始め、ヨーロッパ旅行で本物を見たかった欲求など、竹宮先生の物の見方も興味深いし、萩尾先生の才能を目の当たりにした焦りもよく分かるしで、面白かったです。
輪郭がない葉の集合体で見える、茂みや木立。
そうそう、ここのお話、印象的でした。
新しい表現だと、そこに気付く竹宮先生だって(一条ゆかり先生も!)すごいのです。すごいのに…ご自身と萩尾先生とを比べてしまって、見失ってしまわれたのだな、と痛々しかったです。
昼間に新しく見つけました。
https://www.cmoa.jp/title/1101353337/
『萩尾望都がいる』長山靖生
な、なんだろう、これ。
大泉のことに触れているあたり、お二人をそっとしておいてほしい気持ちもあり…。
購入は勇気がいるので、ちょっと間を置いてから読める機会を探します。
また、こちらでは扱いがないのですが、先生の対談集が面白かったです。70年代、80年代、90年代、2000年代に分けて4冊分。
東村アキコ先生との対談の中で、カラオケに一緒に行かれた経験談がありました。
「チョコレート・ディスコ」を歌う東村先生、ノリノリで踊る萩尾先生。レア過ぎる。
『ひまわりっ〜健一レジェンド〜』の作中、「ペーの一族」という作品が登場します。一部読んだだけですが、笑いが止まらない。東村先生も天才だな。
東村先生は『残酷な神が支配する』が人生を変えた作品ともおっしゃっています。なるほど、そういう考え方もあるな、東村先生ならそうかも、と思えました。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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さぁ、お開きの時間となりました。
お集まりいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
この場で語り合わなければ、私はきっと今でも『少年の名はジルベール』も『一度きりの大泉の話』も読まずにいて、ただ世間の風評に心をざわつかせているだけだったと思います。
もっとみなさまのお話をお聞きしたかったという心残りはありますが、テナント退去期限がせまって来ましたので、このスレはここまでとさせていただきます。
BAはぴひこさまに。???( •ᴗ•⑅ )???
7月4日のコメントとどちらにするかで悩んだんですが、またまた興味深いネタを持ってきてくださっていますので、こちらに。
『萩尾望都がいる』は出たばかりでまだ読んでないんですが、これ、すでに★maz★nのレビューが不穏な気配を漂わせてますね。モーサマをリスペクトするのはいいけど、ケーコタンをディスるのはよくないですねぇ。どうなることやら…。
フラワーボックスさまはさすがに早いですね。ぜひいつか感想を伺いたいです。
みなさま、次は、近日オープン予定の島の超オサレカフェ【PIHICO】でお会いすることといたしましょう。
ぴひこさま、オープンしたら、花束抱えて参上いたしますからねぇ。
最後に、フラワーボックスさま、猪にはくれぐれもご用心を~。
では、みなさま、ごきげんよう。
✨?✨? (ღꈍ◡ꈍღ)✨?✨?
投稿者: co*co
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こんにちは。
閉店セレモニーに滑り込んできました。
461neko様のスレとずれた回答ばかりしてしまいましたが皆さまとおこがましくも「萩尾望都」を語れてとっても楽しかったです。
もーこの回答欄にチマチマ入力するのがもどかしくって。
名作が沢山あってジャンルも多岐にわたるので
色々お話できたものの個々の作品についてまでは
語れなかったですね。
「A-A‘」「銀の三角」「訪問者」「メッシュ」
「エッグスタンド」「感謝知らずの男」…
「ばらの花びん」なんかもユーモラスな佳作でした。
まだまだ皆様の熱いマニアックな語りを聞きたいので
いつかまたお会いしたいです。
461neko様、ありがとうございました。
お人柄でオサレだけどとっても入りやすいカフェでした。交通費もかからないしね!
最後にフラワーボックス様が猪と仲良くなれますように。
投稿者: オレンジ
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皆様 こんにちは! ~且__(´▽`*)/マイニチアツイネ
楽しく見る専していたスレッドに、NHKの特集も見てなければムック本も読んでないにもかかわらずついつい合いの手を入れちゃった私を、居心地よく迎えて頂いたこちらの皆様ありがとうございました。今日こちらを閉められるということでご挨拶がてら、読書感想文回覧です。
『ポーの一族』秘密の花園2巻を読んでいなかったのでこちらに触発されて読んでみました。『ポーの一族』が再開してからいろいろと新しい人物が出てきていて頭が追いついていなかったのですが、秘密の花園2巻を読んで、やっと全体の流れが理解できたように思います。特にアーサーとエドガー、またアーサーとアランとの関係がよく理解でき、ここからジョン・オービンの話や、エディスの話に繋がっていくのだと思うと、点と点が繋がって線が引けたような感じですね。この『ポーの一族』という作品は、エドガーの周りを私たち読者がタイムリープしている感覚で読んでいくのが斬新で面白いところの一つだと思います。ピースがピタリとハマる感覚も楽しめます。
展覧会の実録詳細や、まさかの萩尾望都先生の生声、稀有なこぼれ話まで。いろいろ楽しませて下さりありがとうございました。最後になりましたがフラワーボックス様、猪には十分お気を付けて下さいね。
投稿者: 蕗のとう
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461neko様、皆さま、おはようございます☺️
昨日は仕事が忙しくて来島出来ず、今日もこの後ずっと夜まで仕事なので、今のうちにとやって来ました。
こちらのスレも、もうすぐお別れですね?。
皆さまの考察の深さや知識の豊富さに触れるたび、ワクワクした驚きや喜びを感じながら、1ヶ月があっという間に過ぎて行きました。
一緒に語らってくださった皆さま、そしてニッチでディープな語らいの場を提供し、楽しい雰囲気を盛り上げてくださった461neko様に、心から感謝申し上げます。
romance2様、『天人唐草』に反応してくださりありがとうございます。先生の作品の、あの鬼気迫る表現…私は怖いながらも惹かれてやまないのです。『ゴールデンライラック』もご購入おめでとうございます。萩尾作品の中ではかなり入りやすい作品だと思います。
ところで、
⭐️『萩尾望都がいる』長山靖生
実はすでに読み始めておりました?
文体が軽やかで読みやすく、言葉に出来ずぼんやりと感じていたことを鮮やかに文章化してくれるあたり、さすがプロと言った感じですね。とっても面白いです✨
対談集のご紹介もありがとうございます✨
なんだかこちらも全部揃えてしまいそう…
『薔薇シュラ』のスレ、もし立った暁には、ぜひ参加させてくださいね☺️
投稿者: romance2
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ぴひこさま
ありがとうございます!大丈夫、スクショすますた!いろいろほんとすみません!!
461nekoさま
お気遣い痛み入ります!
あっという間の1ヶ月です。
なんだかんだ言い訳しながら日参、ついつい長居し入り浸りし、くそどうでもいいようなことを話しまくりの出過ぎな私でしたー
モーさまスレにそんな出てこれるほど知らないクセに話したくなってくる、何か誰か新しいこと語ってくれてると期待して覗きに来ちゃって、そしたら自分もじゃんじゃん書いてるww。すみません。
でも、私はとっても楽しかったです!
初期以外の作品をなに読もうか迷っていたので、バレエからの再開となりご助言参考になりました!それに461nekoさまの暖かいウエルカムモードが、常にとっても嬉しかった!
稲子さまにもどうぞよろしくお伝えください!!
お二人には漫画の理解度を深めるものをいっぱいいただきました。このスレは記念版です。
皆様
深い語りを展開されてた皆様のお陰で、どんなにワケ知りな顔できるようになったでしょう。新たなことが続々、次読むときの様々な指針を貰えました!
回答読むのが面白くて、会社勤めの時は、帰宅を待てず読んで、帰り道すがら路上で歩きスマホで(ながら歩きは危険です)打ったりなんかして、充実してたなぁ~
また、こんな熱い語らいをどこかで読み書き出来ることを楽しみに待ってます!
「ゴールデンライラック」買いました。
「半神」は今から「真夏の夜の惑星」。「左ききのイザン」原画展見たばかりで眺めつつ読みました。その後の創作に連なる作品だったそうですね。更にその前の「温室」、温室というのは発想を掻き立てられんでしょうかね。竹宮惠子先生70年の「サンルームにて」も、内容に相違こそあれ。。
「偽王」は、寓話なのか人の因果が砂の中に飲み込まれて。「ハーバル・ビューティ」は見開きカラー表紙が原画展でも異色な印象のポージング。葉?、夜来香の植物?の中の二人の色も集英社風になじむ絵、でも中身はモーさま全開。「酔夢」のポエジーな世界描写の丁寧さ。今読むとレム博士のビジュアル原画展と微妙に違う。「スローダウン」怖いし「ランギニー」ムズい。「半神」読後はやっぱりわたなべ先生の「双子座生まれ」?を、(違いますよ、)思いました。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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ぴひこさま
私もその手を使って視聴しましたよ。
romance2さまが見てくれてるといいですねぇ。
ところで、どなたか、『薔薇シュラ』をネタにしてスレを立てませんかぁ?
ためになるような情報がわんさか集まりそうな気がするんですが…。
୨୧ *⑅❤︎·̩͙*⑅୨୧ *⑅❤︎·̩͙*⑅୨୧ *
さぁて、このスレはそろそろ期限になりまーす。
みなさま、お疲れさまでした。すばらしい考察と知らなかった情報とためになる意見交換、とっても楽しかったです。
ありがとうございました。(୨୧ᵕ̤ᴗᵕ̤)
13日の夕刻ぐらいに閉じようと思ってます。
それまで、どうぞよろしくでーす。(୨୧ ❛ᴗ❛)✧
投稿者: ぴひこ
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元の放送、「100分de萩尾望都」が現在観られるのはNHKオンデマンドですが、ちょっとした裏ワザで無料で観られる…ようです。
①U-NEXTのNHKオンデマンド専用サイトにアクセスし、31日間無料トライアルに登録します。すると1,000円分の「ポイント」が付与されます。
②ポイントを使って、NHKオンデマンドの「萩尾望都スペシャル」単品、または「まるごと見放題パック」を購入して視聴→実質無料
まるごと見放題パックなら、もしかすると「漫勉」も観られるかも?と気になっております。
この投稿、消えちゃうかも…?
romance2さまの目に留まってくれれば。
投稿者: romance2
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『天人唐草』の衝撃は、例えようもなく大きかったので、暫く山岸先生の作品を人に薦めなくなってました。自分自身、ますます距離を置いてしまいましたし。
そして心のどこかで、フラワーボックスさんの書かれてた「何か」が、山岸先生にそれを描かせたのでは?、とのモデルの存在への想いも感じてならず、生々しさをえぐり取って提示された臨場感が抜けませんでした。あれを世に出したことの意図、読み手として収まらずに、作り手の心境にまで想像力が行ってしまいそうになる感じ、というか。
作り手の個人的なことに対して、わたし、見たいような見たくないような、総合的作品理解のために知ったほうがいいと思う反面、いや知って印象が変わるのがこわいから目はつぶっておきたいような。。薔薇シュラ的なある種の水中カメラでの脚かきの美しさならいいけど、創造には身をさらけ出すとする点、産み出すために自分を削り出すことに、鶴の機織り現場の中の痛々しい血や涙までもが究極見えそうなら、私はそこまで突っ込まないでおきたいと。。
あー、やっぱり何か符合する要素、あるんですね。。知りたい、知りたくない、知ろうよ、ムリ、いやでも知りたい、いやいや、知らん方がいい………
モーさまスレでお目汚しになっちゃったかなー
私は薔薇シュラに於ける漫画家先生間の交流に、工房的なものでのいろいろ親方同士の仲間意識を感じるので、当人たちは壮絶な徹夜など筆舌に尽くせぬ苦労話いっぱいあったかもなのに、互いの往き来の中の助け助けられにほのぼのしたり、それぞれのプロフェッショナルの流儀(!の凄みを感じ取ったりしてます。
あの書は、三原順先生とくらもち先生が仲良かったんだ(〈例えば)、とか、日の目を見なかった部分に見える各先生方っぽさとか、なんか、もの作りに携わってる人たちの意気が感じられて良かったです。
モーさまの作詞作曲歌の、「アシストネコ」は、聴いてないだけに読んでると、ネコ観がくっきりですよね。
私は、笹生先生の描く美内先生の顔が北島マヤに、見える(わざと似せてるらしく)し、いろんな所に読み手のツボを押さえてるしで、特に本書を、教えてくださったパインさんの言う通り、蘭丸団エピがよくて、と、あれこれ楽しく読めてかなり気に入ってます!
投稿者: 蕗のとう
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お〜、coco様も『ジルベール』お読みに!
ありがとうございます⤵︎…って私が言うのも変ですけど?
竹宮先生や一条先生が感心した萩尾先生の木の表現とか…漫画って、普通の絵と違う独特の表現がたくさんありますよね。
他にも、金髪に見える線の入れ方とか(オスカル様!)、目の下に細かく縦線を入れると青ざめて見えるとか(バンコラン!)…
小学生の頃、『あさきゆめみし』の黒髪の表現に魅せられて、長い黒髪の女の人の絵ばかり描いてた頃がございましたわ?
オレンジ様と同じくらいかどうか分かりませんが、私もまあまあ田舎に暮らしておりますので(そうですね、畑にイノシシが出るくらい。ホホホ…)、中々ナマで文化に触れる機会が得られません。
ぴひこ様
そうなんです、美術部でした。
美大に行きたいと親に言ってみたこともあったんですけど、ダメでした?
ぴひこ様が絵のお仕事されてたと聞いて、素直に羨ましかったです✨
『薔薇シュラ』還元あったので購入して読みました。
知っている先生や読んだことのある漫画の裏話がめちゃくちゃ面白い?
萩尾先生がイギリスに留学する話も出てましたね。「ああ、あの時のことなんだ」と、『一度きりの〜』を読んだ後だと思ってしまいますね。
『天人唐草』のことも載っていましたね。あれは十代で読むにはかなり衝撃的な漫画でした。
山岸先生がいくつかの単行本の後書きで、ご自身の家族について時々触れてらっしゃるんですが、それを繋げると…『天人唐草』にいくつも共通点が見つかるんです。
描いている時はやはり辛かっただろうなぁと思います…
投稿者: co*co
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ぴひこ様
木陰の下の表現について
似たような話が「少年の名はジルベール」にありました。
そう、私もここで話しているうちに買って読んでおります。フラワーボックス様が言われてた感想
私もとても共感しました。
読まれた方は皆、竹宮先生の気持ちを萩尾先生に伝えたくなってしまうんでしょうね。
萩尾先生にとっては浅い傷ではなかったとも知らず。
その中で萩尾先生の作品のある一コマ
重なる木々の表現の技法が新しくて竹宮先生が衝撃をうけたというエピソードがありました。
一条ゆかり先生もその背景を描いたのはアシスタントか、と電話で聞いてきたという。
小さなコマを見逃さないプロの目線ってスゴい…
萩尾先生の作品って確かに自然の風景が多いですね。
湖とかも多い気がします。
「残酷な…」はジェルミの体がバラバラになっているなど心理状態の表現も印象深いですよね。
表現の新しさは人間がイグアナになっていることからもう斬新で驚きでした。
投稿者: romance2
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cocoさん
「ポーの一族展」!?行きたかった観たかった知らなかった、あ~ん。ってか、大阪オンリー?
でも、大阪でしか開かれなかったフェルメール展を約20年前に行ったし、宝塚は、「村」?にまで、自分の娘がファンなために行ってるしで、昨日今日の私の心理状態なら行ってたろうなぁ~
いいですね、行かれたなんて!
百貨店の催事、侮れません、決して! スペースの使い方、人混みを念頭に置いてるのでしょうが、その割にイイこと多いと思います。あれもこれもよくもまぁ、って。。。池田理代子先生のは何回となく開かれてるせいか手際の良さまで感じ取れるし、篠原千絵先生の時はあれもこれもお見せしたいとの意気込みを感じたし、美術館よりも大衆目線ってものがわかってらっしゃる!
ぴひこさん
思わせ振りに作品名羅列で始めたのは、コミックニュースにまさか発表済みと知る前で、折角の私の熱々の原画展レポートがまさかの即時消えはヤダと、思って解らないように書いたのでした。あまりにも島で消されまくってる人間としちゃ、このレポートは、よくここにお茶飲みに来る方には目を通して欲しかったから!
行けるなら、行かれると、数と質を兼ね備えた、充実の展示にうっーわー、ですよ!!
私の羅列でご想像の通り、SF切り口でこれだけ豊富に作品が陳列できるんだ、って、広大なお仕事ぶりを実感しますよー♪ 時間許せばもう入場者多くないので、人の肩越しでなく、こころゆくまで眺めてられます。
過去のTV番組、どうやって見られるか消されないように教えていただけないものでしょうか?
やっぱり例のはフル、観ておきたくなります。
『ハーバル・ビューティー』の作品展示有り、ぶーけ誌なんですね。なんか集英社っぽい雰囲気と色づかい、そして、二人のポーズさえも!後世真似されてるな、って、感じてます。アクセサリー細かい!
投稿者: romance2
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461nekoさま
自分が未読(多分なかなか行かないかも…)なせいで、皆様が挙って読まれた書籍について話題の外に居るくせに、それなのに原画展は打って変わって喋ってすみません!
「精霊狩り」やっぱり見つからないので、そのうち、教えていただいた「10月のしょうじょたち」は、手元に置くためにシーモアさんで30%クーポンの時などに揃えるかもしれません。会場で初期作品が並んでるところで、俄然読みたくなってしまってんです。
あ、昨日の突撃レポート内で、幾つかの作品名並べて「再読」の表現しちゃってるのは、私の言葉足らずです。一部は読んだ気がしますが、あのうちごく一部。「月蝕」に至っては、会場で初読みです。
で、それで、ファンタジーっぽさと、内田嘉美先生っぽい細か~い髪の毛1本1本だとか、圧倒されて、「再読」なんて言葉になっちゃいました。
その「月蝕」は、わたし的にはため息モノでした。
オレンジさま
わたし、さま付けでお呼びすることより、さん付けでお呼び掛けさせていただくことのほうが、とても多いのですが、なんか混ざっちゃって、お二人それぞれに向けて、cocoさまと書いた回答の中で、さまって、合わせるべきでした。すみません。
アクリル版?、で、バチッとピッタリ覆われてまして、匂いは些か厳しいかと。
でも、ニューヨーク近代美術館で飾ってる風に、白い壁に整えられて、スタイリッシュに並んでましたよー
惜しいのは、絵の具など画材説明が無かったこと。
あれは、先生があまりあれやこれやに挑戦されないのかな、と。くらもちふさこ先生は、次々と新たな彩色方法を試されるので、その解説が着いてくるのですが。いつも同じなら、個々の作品には不要かもですが、やっぱり情報として欲しかった、かな。企業秘密?
投稿者: ぴひこ
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連続で失礼いたします。
アートな表現、で思い出したので…
萩尾望都先生の作品に限らずですが、「木陰の下」の表現が私はとても好きで、地面や人物に落ちる葉の影が見事に表現されていると見入ってしまいます。
『海のアリア』で、アベルがアリアドと車に乗ってるシーンや、あまり読み返せず今手元にもないのでちゃんと確認できないのですが、『残酷な神が支配する』でも同じような美しいシーンがあって、そこは何度も見てたなぁと思い出します。
『残酷な…』は、美しい自然の風景の他に、心象風景がマンガ的に表現されているシーンが多く出てきて、改めて読むと物語以外のところでもっと響くものがありそうです。
フラワーボックスさま
美術部だったのですね〜(=´∀`)人(´∀`=)
映画の好みが似ていてどこか通じるものがある〜とよく思っていました。何で分かったんだろう?って思ってたんです。学校の先生の話を出したからかな?
私は出不精な方ですが、これ絶対行っとかなあかんやつ!ってアンテナに触れたものは、ちょっと無理してでも出かけてしまいます。後でツケもまわってくるのですが…。
今回の展覧会には行けない皆さまも、先生の展覧会はこれっきりではないと思います!次の機会に巡り会えますように。。。
投稿者: ぴひこ
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皆さまこんにちは♪
最初、romance2さまが一体何を謝られているのか分からなかったんですよ〜。
作品タイトルと制作年月が上がっていて、一気に作品を読まれたのかな?と思っていたら…展覧会レビューだった!という驚き。
確か萩尾先生のSF作品が特にお好きだったと記憶しているので、ちょうどいい具合にピタッとはまったのだな、と。
私もフラワーボックスさまと間違えられるなんて光栄です(*^^*)
出品タイトルを見て、これだけ数々の名作揃いだけどあくまでもこれがSF展であることに改めて驚きます。代表作と言われる『ポーの一族』が入っていなくても美術館での展示ができるクオリティ。
cocoさまのご覧になった『ポーの一族』展のように、ひとつのタイトル作だけでも企画展ができるのもすごいこと。
来週、学校が夏休みに入る頃、私も観に行きたいなぁ。
461nekoさま
薔薇シュラこと、『薔薇はシュラバで生まれる』、ちょうど読み終わったところでした。この作品で萩尾先生がアルバムを出されていたこと、更には唄まで歌っていらっしゃることを知りました!
で、聴けました!先生の声だ〜( ´ ▽ ` )
すごい時代ですよね。音源も40年以上前のものだしよく残っていたものです。
cocoさまに教えていただいたムック本で、萩尾望都先生と対談されていたというマット・ソーン氏、精華大(マンガ学部のある京都の大学)の准教授でいらっしゃいますね。
そして、萩尾望都先生他、日本の少女マンガを翻訳(英訳)、出版されています。西炯子先生の短編や『BANANA FISH』も手がけています。
○mazonのレビューでは、アメリカ、フランス、ブラジル、スペインでのレビューが見受けられました。
萩尾先生の各作品、表紙買いしたくなる美しさです。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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みなさま、こんにちは~
原画展、(〃>皿<)bィィナ~!!
うらやましいでござる。(←オレンジさまの真似でござる!)
じーっくり読ませていただきましたよー。
(⁎•ᴗ‹。)イイネ♡*˚
田舎でもネット環境だけはあるから、あれこれググってたら、懐かしいのを見つけちゃいましたぁ。
萩尾先生が昔歌ってた「アシスト・ネコ」
私、初めて聴きました。迷曲だそうですよ。
作詞作曲、本人歌唱のアルバム『エトランゼ』のA面5曲目。『薔薇はシュラバで生まれる』にも出てきました。なかなか、おもしろかったです。
ヾ(⌒(_*Φ ﻌ Φ*)_旦~~
投稿者: romance2
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cocoさま
せんせいの自筆の自分の記名(署名とまでかしこまってものではないようなもので)の、望の字が、味がありますね。
オレンジさん
なんと、お住まいが遠いのですね。
私の突っ走り気味の、何が言いたいのかってのを読んでくださったってことですね!
それは光栄です。なにかご覧になる機会があるといいです!
もんのすご~く、すんばらし~く、アートを感じます。ここをどんな風にライン引いたんだろうか、とか、あぁ、こうして工夫されたから、一部焦点をはぐらかした様ににじむような輪郭の筆致が産み出されるのか!?、とか、楽しんでから漫画家の作品を改めて見てみると、畏敬の念さえ沸き起こります。
美しさにひれ伏しちゃいます。昨日はたっぷり時間もあったこともあり、正午頃着いて4時頃まで居て飽きませんでした。
一流の漫画家は、入場料が安く感じられてなりませんから!
全国津々浦々、更には、もっとグローバルに世界各国に、先生の表現の先駆的だったところとか、切り拓いたものを、知って欲しいものだと思います。
でも、作品に対する、主催者側のリスク管理をもうちょっと講じて、の上で、かな。
投稿者: co*co
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展覧会いいなぁ✨
原画を見るのは興奮しますよね!
romance2様、かなり行かれていますよね。
私は2019年12月に大阪の百貨店であった
ポーの一族展へ行きました。
宝塚で上演されることに合わせて
開催されたものです。
百貨店の催事にしては充実していましたが
アート専門の場所は見ごたえあるでしょうねぇ。
催事では萩尾望都デビュー50周年記念本
「ポーの一族と萩尾望都の世界」を購入しました。
それにはスケッチブックのレプリカが付属していて
鉛筆でラフやアイデアが書き留めてあり
あのクセのある小さな文字が並んでいます。
判読は難しいのですが
先生の中に生まれた物語が世に送り出されるまでが
垣間見ることができます。
「11人いる!」のプロットは見てみたい!
投稿者: 蕗のとう
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461neko様、皆さま、こんばんは☺️
romance2様の勘違い、申し訳ないのですが笑ってしまいました?
ぴひこ様に間違われたこと、光栄です〜✨
萩尾先生の展覧会、良いですねぇ✨
臨場感溢れるコメントに、こちらまでウキウキします。
東京生まれ東京育ちではありますが、結婚してからは旦那の転勤についていく人生となり、東京は盆と正月に帰るところとなってしまいました?
高校の時は美術部でしたし、東京に住んでいた頃は美術館にも割と良く通っていたんですけどね…。
まあ、そもそも私、普段からアンテナ張ってるタイプでない上に、日中は家事か土いじりか仕事なので、街中に出る余裕もなく(貧乏暇なし?)。
romance2様やぴひこ様の活動的な生活…素敵だななあと憧れます。
投稿者: romance2
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学校校舎っぽいとは思った(映画「呪術廻戦」を連想)形状の建物でした。賃借料は抑えられたんかな。
コミックニュースに掲載済みと教えられ安心しました。調べてもらってすみません。
ぴひこさん、改めて、名前間違って先ずそこからすみませんでした。
花は田中芳樹氏、坂田文彦氏&武田優子氏、高橋大介氏からの3つ。
カラー原画の美麗さは勿論、白黒原画も多数で、短編は数篇まるごと展示もあって、カバーしている範囲はSF作品網羅的。量に満足します。色も溜め息ものですから!!スターレッドのとこだけ、色味多めな一角ですが、レッドのタイトルそのままに、やけにその辺りが赤っぽい。でも「カトルカース」って言ったかな?(なにせ未読多数)の扉絵や少年誌連載のハードなタッチの中、1枚、ホワッと来る優しいのが入ってたり、ポップなものもあるし。どれもこれも、全部あって萩尾望都先生の作品世界なんです、という感じです。珍しいという古代日本舞台の「西風のことば」、見とれました。
コラボとか原作有りって100%純血種じゃない気がして、結構一歩引いてたんですが、「兇天使」(野村梓氏)の挿絵お見事でゾクッと来ました。
そもそも全て、異才の名を恣にする才能の輝きこぼれんばかりの素敵さです。遠目でも迫力が違います。
これから行く人には、「They Were Eleven!」、展開と心理状態のプロットをお勧め。
投稿者: ぴひこ
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いつも冷静なromance2さまの、興奮冷めやらぬご様子が伝わってきます?
更に見知らぬ方との出会いでお仕事に繋がるかも…って?!?それすごい!
ああ、でも…なんかそういう時ってあるかも。
自分が欲しているから周りが寄ってくる、みたいな。
5月にはシーモアさんのコミックニュースにも上がっていたようです。(いつもニュースを見つけられなくて…?)
https://www.cmoa.jp/comicnews/20220525180000_478957/
トークショーの抽選申し込みは6月中だったので資格もないですが。
秋田県での巡回の際には、「この原画展の巡回は、コロナで長らく中断していましたので再開できてホッとしています。どうぞ、タダやフロルや、阿修羅やセイに会いにいらして下さい」と萩尾先生がコメントされています。
アーツ千代田3331というこの会場もちょっと面白いです。
閉校になった中学校を改修して、地域に開かれたアートセンターとして生まれ変わったのですって。
イベントやワークショップだけでなく、コミュニティセンターとしての役割り、地域の防災拠点でもある点なんて、とてもユニーク。
投稿者: romance2
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女子美術大学の学生さんたちやその周辺の方たちか若い世代で美意識高い系と、おっさんにしてもおしゃれ系も来てました。
いかんせん会場広く(広過ぎ)、来客が空間にバラけ、絞ったテーマであれほど充実した展示は無いと思われるのに、箱が大きいのだからもっと来場してくれないと赤字では?と心配。。
巨大な壁掛けポスター的なのがいくつもあり、この展覧会は、日本のみならず、海外をぐるぐる回って、萩尾望都先生を知らない人たちに見せたい、と強く思いました。
ポーランドで作品が幾つもの出版されているようですが(紹介されてた)、森薫先生とかアート面で推されてる作家を見るにつけ、モーさまがもっと読まれておかしくないと思います。外国語訳が難しいのかな。。
先生の作品は、ストーリーだけじゃなく、語り方だけじゃなく、空間とか時間とかを他の誰もが出来ない描写力も大きな魅力です。
そこを、今日は、もっと多くの人、この世界中のweeaboさんたち、また、アニメから漫画読者に行った人たちに読まれて欲しいものだと思いました。
本日他に痛感したのは、やはり、見開き2頁をひとつの絵で描かれたものが、どうしても電子書籍が弱いこと。
これは、漫画が、横に繋がっていく読み物(今は外国籍のものが性質を変えようとしてますが)である出自を、空間の広がり描写目的とは切り離せなかった事情を汲んで、そのスケール感を、電書界がイノベーションで近い将来乗り越えて欲しいものだと思いました。
投稿者: romance2
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フラワーボックスさん
ありがとうございます。
異才とも呼ぶべき類まれなき先生の画力とストーリー作りによって、作品はどれも全て素晴らしいですが、
ここで敢えてまさに「今日」のフレッシュな印象を挙げると、
「銀の三角」1982.8.15、「AA'」1981 .8 、「X+Y」1984.7、「マージナル」「迷い子」1985.9、同「境界の果て」1887 .6、「AWAY」2013.6、「フレアー・スター・ペティコート」1979.8、「あぶない丘の家」「あぶないアズにいちゃん その1」1992夏、「あぶない少年」1984.6&10、「西風のことば」1995冬
は素晴らしい!!
初期のうちから才能溢れていたので、どの作品も抜群ですが、私が読んだと思っている「精霊狩り」をはじめとして、「あそび玉」「6月の声」「ユニコーンの夢」「追憶」「月蝕」は、是非再読したいと刺激されてます。
「11人いる!」はプロットが!、プロットが、まずそこからすっご~い。圧倒されるものを見せつけられると人ってよく、頭のなかを見たくなる、って想いで作り手が同じ人間である恐ろしさ誇らしさを感じてしまいますが、プロットがソレですよ!原稿もすごいですけどねー
弥生美術館や銀座の画廊にも行きましたが、行く度に、偉大なアーティストというのは、どんな小さなものにも手を抜いた感じがないし、そして、その時代その時代の時点では新しかっただろう、っていう感じがあること。そして今でもそれは色褪せた訳では無いこと。
テーマで作品群を見ると、普通に世界を見せてもらえるでしょうが、そこに圧倒的なs量と高い品質を保てるモーさまは、並の人では、やっぱり、全然ないです。
投稿者: ぴひこ
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461nekoさま
皆さま
おはようございます。
フラワーボックスさま
どうぞお気になさらないでくださいね。私、読んで良かったと思っています。何にも知らずとも萩尾先生の作品を素晴らしいと思っていましたし、大きな傷を長らく抱えたままで、これほどの様々な作品を創りずっと走り続けてこられたことを知ることで、萩尾先生を尊敬する気持ちが更に大きくなりました。
皮肉な話ですが、竹宮先生が自伝を出さなければ知り得なかった話でもあるのですよね。。。
ところで…
先生が客員教授をされている女子美を調べていたら、イベントのお知らせとして『萩尾望都SF原画展』が本日より7/24まで、東京のアーツ千代田で開催されていることを知りました。
これ、随分前に実家の方の美術館でやるのを知っていたのですが、何年もかけて巡回してまた東京へ来るとは知らず…。
期間は短いけど、これは行くしかあるまいな?と思っています。
巡回中、行かれた方いらっしゃいますか?
投稿者: 蕗のとう
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romance2様
本は、「読みたいときに読みたいものを読む」のが真に正しい読み方だと思います。
『ゴールデンライラック』は逃げませんから(多分)、どうぞ読みたくなった時に読んでください。
実は私、値引きしてなかったりクーポン対象外の作品をポチってしまうことがよくあります?
でも“還元+クーポン+値引き”のような理想的な条件で買えたとしても、そのときに本当に読みたい本でないと、なぜか積んでしまいがちなのです?
やはり本も一期一会。読みたいときにポチるのが正しい買い方なのかなぁ、と思ったりしている今日この頃です。
投稿者: romance2
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フラワーボックスさん
まぜっかえしのようなちょいちょい何しに来たんだ?、みたいな顔出しを、ポジティブに表現してくださりありがとうございます!!
なのに、です。『ゴールデンライラック』の番がいつ来ることやら、、、すみません。
本日も読みたい本が急に上位に躍り出てしまい、多分ゲリラの頃に買ってそっちを読む気です。
ここのところ萩尾望都先生ばっかりなのでいっそ集中購読期間に設定、というのもいいのですが、冷却期間っていうのも必要だ、との考えもあって。
「海のアリア」も双子では?
私がひと頃それこそハーレクインを集中して読んでいたとき、双子多かった!!双子設定使いすぎ、って思ってました。
ハーレクイン強化期間終了後、少女漫画のほうも、居る居るw。ミステリー関連(じゃないよって謳ってるのも含めて)のジャンルっていうのも双子大好きですよね。
私が長~く勤続した会社(先月末退社のとこではない)も、実は、世の中の密度よりもなぜか多かったです。そして、彼女ら彼らは、自分たちにミステリーなど微塵も意識してないのでありました。
わたなべまさこ先生の作品でシャム双生児という言葉を生まれて初めて知ったなぁ
投稿者: 蕗のとう
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連投失礼します⤵︎
続いて投稿しようとしたら、字数制限と不適切文言に触れてしまいました?
romance2様の素直なお話ぶり、聞いていてとても小気味良くて好きですよ☺️
少し前のコメントに書いていらした「ズーン、ドーン、ザワーっ」の擬音3連発に思わず笑ってしまいました?
次は萩尾先生の『半神』を読まれるのですね。
『100分de名著』でも触れられていましたが、ある意味萩尾ワールドがギュッと凝縮している感じの短編ですよね。
『100分de名著』はムック本も読ませていただいたのですが、インタビューで「愛と憎しみは深いところで一つにつながっている」と仰っていたのが印象的でした。
『半神』は結合双生児の物語ですけど、萩尾先生は双子についてとても興味があったとおっしゃっていました。今はこちらに来られていませんけど、ミツバチ様も双子の物語に興味があると仰ってましたね。
実は私、双子なんですけど、姉との間に神秘的なものを感じたことはあまりなく…?♀️
強いて言えば、お盆とかに集まると子供たちが混乱するので、ちょっと面白いです(笑)。
子供で思い出しました。
ぴひこ様の所の小学生の男の子が『シザーハンズ』や『ショーシャンクの空に』を見て涙ぐんでいるという話…可愛い?そして羨ましい✨
うちのPCオタクの中高生男子達は、母の趣味には見向きもしませんよ?
萩尾先生の漫画などをこれ見よがしに本棚の良い位置に置いてあるのですが、誰も手に取ってくれません…?
投稿者: 蕗のとう
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おはようございます☺️
461neko様、『ジルベール』の読了、お疲れ様でした⤵︎
ぴひこ様も『ジルベール』に続いて中川氏の本も読まれたのですね。
私がおかしなことを口走ったために、お2人にお時間を使わせてしまいました。申し訳ありません?♀️
私は『ジルベール』『少女漫画革命』『一度きりの〜』と、ほぼ時系列通りに読んで参りました。
『一度きりの〜』を読んだ時には、ショックでしばらく仕事が手につかなくなるほどで…。
萩尾先生を敬愛する自分としては、竹宮作品を好きだという気持ちにすら罪悪感を覚えたりして、ずっと胸の痛い思いを抱えて参りました。
今回461neko様が質問を挙げられたことによって、改めて全てにざっと目を通し、冷静な目で考える機会を得られました。
このことで私の中でも、一つ何かを乗り越えるきっかけになった気がいたします。
ありがとうございました⤵︎
お2人の偉大な漫画家の間に起こった不幸なできことについては、時を戻す方法がない以上、部外者である私達はただ、遣る瀬無い思いを抱えて眺めているしかないように思います。
竹宮先生が過去の人になりつつあると言う461neko様のお言葉は恐らく事実なのでしょう。
『風と木の詩』は確かに名作ではありますが、それは昭和の価値観を理解できる私達の世代までのこと。現代の倫理観から考えると、作中にこれでもかと盛り込まれたタブーの数々に、忌避感を覚える人も多いのでは。少年ジルベールの生涯は、美しいという言葉で片付けるにはあまりにもセンセー ショナルな上に悲しすぎる…。令和の少女達には、もはやその美学は受け入れられないのかもしれませんね。
と言いつつ、少しだけ先生の作品の風化に抵抗を試みさせていただきたく…(笑)
⭐️『疾風(かぜ)のまつりごと』
戦後間も無くの日本を舞台にしたファンタジーです。
『風と木の詩』などドラマチックな大作も数多い竹宮作品の中では、少し地味なこの作品。
しかしその時代を覗き込んでいるかのようなリ アルな描写は流石というしかなく、竹宮先生らしい幻想と官能の世界も健在。作家としての成熟が感じられる作品です。
お気が向かれましたら、是非…。
投稿者: ぴひこ
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皆さま
おはようございます☀️
『萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命』と、『少年の名はジルベール』、読了しました。
大泉を先に読んでしまったせいもあり、上記作品は読むつまりはなかったのですが、一方だけでは片手落ち、とずっとどこかでは思っていて、参考文献の多い中立的な本も読めば…とまとめて読んだ次第です。
2016年に『少年の名はジルベール』
2020年に『萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命』
2021年に大泉、ですから、この度読んだ2冊は、当然ですが萩尾先生の言葉はほとんどなく、中立的かと思えた方の本も、竹宮先生にやや寄り添った書かれ方をしているなぁと感じました。
ともあれ、自身の中で偏りがあるナとモヤモヤしていましたが、竹宮先生サイドも読んだことでホッとしました。
竹宮先生の苦しみもわかる。
萩尾先生の哀しみもわかる。
当人でない一読者ですら、心の隅がちくちくするのですから、ご本人達はいかほどか…
『萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命』のなかで、『10年目の毬絵』を大泉とそれ以降のの3人に例えて紹介していました。
あれ、また時間切れです?
私もこのスレッドを覗くのが日課になっています( ´ ▽ ` )
投稿者: romance2
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おー
おー
2回言わせてください。お二人分です。
急に暇になっちゃったもんで、過去買ったものを少し読みかじり直しをしたり、国民年金の相談に年金事務所に相談に行って手続きしたり、外食したりしてました。
仕事してたらあり得なかった、平日16ー18時10pq%還元に参加して買い物、また、ウノハナ先生の BL読んでました。知ってます?、ウノハナという語で検索かけると421件も挙がってしまうこと。私のスマホなんか、「はぎおも」辺りで漢字で「萩尾望都」先生の名前が選択語群に出てくるというのに。(因みに「たけみやけい」まで打っても竹宮先生のフルネームは選択語群には挙がってこない)
「竹宮惠子」先生の名前検索でシーモアさんでは38件ヒットし、うち1件のみ、「萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命」(中川右介著、幻冬舎新書)のみ、毛色違い。34件の書名は単独の名前で送り出してる。
一方、「萩尾望都」先生で検索かけると55件ヒット、原作もの、コラボ物などの連名等の書籍除くと、単独で 出してるのは40件にはなるけれど、「ポーの一族」続編3作品は本来はポーに帰属するとなると、36件の書名と見ていいかもしれない。
両先生、単純比較で、一見仕事量的にはそれほど差は見えないんですねー
次クーポンのチャンスには「半神」、というのは気持ち固まってます。
少女漫画にめっちゃ詳しいパイン先生がここには現れず、私のほうがむしろここに居ていいのかレベルにありながらの口角泡飛ばし状態、誰かの発信を読むとなんか書きたくなってきてしまう、並みいる萩尾先生通を差し置いて喋りまくり、今日も書きに来るのってなんか日課みたい。。。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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こんばんは。(♡´◠`♡)✯*・☪:.。 ♡✧。
「少年の名はジルベール」を読了しました。
フラワーボックスさまの解説のとおりでした。
自伝としてまとまってるな、という感じでした。
これが世に出てマスメディアが浮かれて騒ぎだし、それで耐えきれなくて「一度きりの大泉の話」が出た訳でしょう……。
温度差すごすぎる……。
でもまあ、両方読んでよかったです。
フラワーボックスさま、ありがとうございます。
゚・✿ヾ╲(。◕‿◕。)╱✿・゚:✲:~♬♫♬
投稿者: ぴひこ
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皆さま
こんばんは⭐︎
romance2さま
問いかけのお答えとして…
それはもちろん、これを越える作品を創作する意気込みでね!と応援する意味で、です☺️
漫画家を目指すとしたら、あの短編の完成度はあまりに完璧過ぎて真似もできない、憧れの更に上を行く出来なので。(ちょっとこれに関して少し後で…)
とは言え、我が家の子ども達、漫画家という職業を尊敬はすれども微塵も興味を持ってはいないのですが?
マンガの好みもねぇ…確かにグロ、ゴスロリ、romance2さまから想像し難いです。
うちの中学女子、顔以外まったく私とは似ておらず…好むのは、もう10周近く読んでいるらしい『銀の匙』『動物のお医者さん』『聖⭐︎おにいさん』。マンガは楽しむもの!っていうチョイスで、らしくもあります。私はこれらの作品も好きですが。
一方、くらもちふさこ先生(『おしゃべり階段』)も萩尾望都先生(『11人いる!』)も反応が薄くて…非常に淋しいです?
が!別人格なので気にしませんよぉ。
むしろ『シザーハンズ』や『ショーシャンクの空に』で涙ぐむ小学男子の方が共感してくれそうだな?
萩尾望都先生の作品の完成度、という意味では『半神』は完璧です。いや、完璧過ぎるとも言えます。
すごいのですが、あの作品単体としては私はちょっと近寄り難くもあります。
作品を創る上で、ベースになるテーマと登場人物達がいて、先生の作品の多く、特に短編作品は終わり方をしっかり決めて描かれている感じがします。隙がない?
マンガ界ではそれが暗黙の了解で理想的なのでしょうか。寄り道も迷いもないからストレートに伝わる良さが作品の強みでもあり。
私は、ちょっとばかり途中に路線が変わることで加わるものや遊び、一度全部取っ払って組み立て直した時に見えてくるものがすごく魅力的に感じることがありまして。ただ、一旦そうなってしまったものを掬い上げてまとめ上げる力量が作家にないとあっという間に駄作になりかねない。
萩尾先生はそのまとめ上げる力が半端ないです。
長編作品でその本領が発揮されていることが多いですね。『海のアリア』『バルバラ異界』はまさにそちらのタイプ。
だから、「どちらも」できるんだなぁ、すごい先生だ!って思っています。
『半神』に収録の『ハーバル・ビューティー』が、かわいくて好きなお話です☺️
投稿者: romance2
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461nekoさん
表題作は名作、否、超がついて回る「超名作」。
レビューには16頁と。つまり1巻のうちのごく一部ですから、同時収録の他の複数作品のほうが遥かに分量多い。
やっぱり萩尾望都先生です、決断前に考える訳ですよ。
ヤマザキマリ先生は番組中、「イグアナの娘」と「半神」とを担当、そこも引っ掛かったんでした。だって「イグアナの娘」はわたし読まないこと、決めているので。なんの確執も身近に無いですが、レビューアーの方々の雰囲気から、くらおも~、という印象。。。恐い話は苦手なんです。
でもヤマザキ先生の分析、全部聴いたわけじゃなかったけど、なのに、震撼した。。「テルマエロマエ」既読ですが、正直アイディアの良さ以外の良さを沢山感じ取れなかったのに、私はヤマザキ先生の文章を読むたび、好奇心をずっと着火させられてきてて、「NHK100分de名著」もまた刺激してきてくれちゃって。
いやぁホントに一部しか視聴できなかったんで。
でも、だったら「半神」のほうなら読めるかも?ってなる。たった16頁のためにだっていいじゃない、きっと他の作品も間違いはないんだよ(重いらしいけど)、と信じる心は強くなってます。次のモーさまの候補作品として、特別期待はあります。
ぴひこさん
「もし自分の子どもが本気で漫画家になる!とか言い出したら、」の言葉は、諦めさせようということで?それともやるならこれを越えてみなさいと?
私の娘は少年マンガ好きで少女漫画も同等に好きで読みますが、そして好みの重なりもかなり広く数多い(「ベルばら」「はいからさんが通る」「アラベスク」「天は赤い河のほとり」という古いものも前のめり)ですが、「黒執事」とか「東京喰種」「亜人」などグロやダーク、ゴスロリ?「妖狐x僕SS」なんかも彼女は好きで、ぜっんぜんそこの趣味が私には理解できないのです。勧め勧められの作品はあっても、進路相談にそういう絡み方なんて出来ませんでした。彼女は泣かなかった作品で私が涙暮れてると、おいおいおいって。アニメ好きな私があちこち映画館にダシに連れて出ると、単なる「付き添い」のはずの私がぐすぐす泣く為、最後は付いてきてくれなくなり。。萩尾望都先生をうっかり勧めて理解してくれなかったら悲しいから、多分行動に移せないでしょう。
投稿者: ぴひこ
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romance2さまの萩尾望都作品の例えが面白いですねえ!
さながらお遍路行脚。札所巡り☺️
私たち、ずーっと山に籠っているようなものでしょうか?でも囚われて出られないような鬱蒼とした山ではないですよね。
なんというか…いくつもピークがあって、いきなり最高峰来たけど、あっちも景色良さそうだし行ってみよ!ってなる。そんでそれぞれちゃんと踏破した達成感が得られる山。
461nekoさま、まず萩尾望都作品は初めて、って方には私なら『11人いる!』からです。
『半神』は、もし自分の子どもが本気で漫画家になる!とか言い出したら、スッと差し出してまずは読ませます。
次は…色んなルートがありますね…どうしよう。文学好きには『トーマの心臓』『訪問者』だし、ミュージカルやミステリーが好きなら『完全犯罪〜フェアリー〜』も単巻でサッと読めるのでオススメだし。
『百億の昼と千億の夜』はチャンピオンに連載されてただけあって、男性にも読みやすそう。
意外と『ポーの一族』は、その世界に入り込めるか否かで、ハマる人とそうでない人に分かれそうな気がします。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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萩尾望都を全く読んだことがない人に、どれから読んだらいいのか、聞かれたら、私は真っ先に「半神」をすすめますね。
それを読んで次も何かって言われたら、「マリーン」「11人いる!」「アメリカン・パイ」になります。
みなさまは、何からすすめますか⁉️
romance2さまのコメント、面白いです。
ヾ(◕ 0 ◕ღ)マ!!ヾ(◕ O ◕ღ)タ!!ヾ(◕ 。 ◕ღ)ネー
投稿者: romance2
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いわゆる「代表作」が、普通はせいぜい1、2作であるのに、モーさまはありすぎて、そして、お花や甘さ、ちょっとキュンみたいなのは無くて(先生のは無くていいんです)、もう別次元の存在と思い、そこがまた気軽に読みに行こうとならず、って感じで長いこと、信仰を集め聳え立つ、いただき高き山のようでした。
今回胃に優しいものをと数巻手に取ってみて、あ、先生も全て全てがズーン、ドーン、ザワーっていうことはなかったってわかって、変な安心しています。
そうだとは初期作品で既に知っていたはずなのに、衝撃作品らしい評判の近年作品群に遠くから怖じ気づいて、ま、いっちゃなんですが「敬遠」してたんです。「難解」イメージも私の脳内では萩尾望都先生イコール、って先入観がいつの間にか。。
今回の旅は、札所それぞれっていう、当たり前のことを体感しました。これまでひと作品ごとに確認するしかなかったことが大きなネックで、先生のように長い創作活動の先生の作品群って、どこから攻めたらいいのか、自分なりの再入山登山道登り口がとても見分けられなかったんです。いいから兎に角読んでみて、というミステリーツアーみたいな勧められ方では飛び込めない私。ここでの語らいのなかで、無事萩尾望都先生ワールドの再入場が果たせたこと、皆さま案内ありがとうなのだ、って想いです。
あとは、タイトル付けにも一層のパンチ力ある、「半神」、前前から気になってる作品。どうする?、ど~ぅする?ってか。。1件目沈丁花さんのレビューだけでも、そうかぁの気持ち。次行っちゃう?、自問自答しています。やっぱ行っとこうかな、今回付いた弾みで!!
投稿者: Oo。>▼))))彡
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フラワーボックスさまのご指摘どおり、
クラスを回覧中の読書感想ノート、シーモア先生の消しゴムが入ってますね。
私も、いいね!が6個減ったのでさすがに気が付きましたよ。
気を取り直して、萩尾祭、続行じゃーー???
投稿者: romance2
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実に面白い!(湯川学がスクリーンに帰ってくる、と、今日鑑賞してきた超面白かった戦闘機乗りの実戦場面入り映画の前の広告で)
「こちらのスレでちょいちょいコメントが消されているのが気になっております…」ほんと、そうですね。件数が121じゃなかった?とか、思ったりが度々。私も無数にその目にあってますが、ここのスレでねぇ??
昨日、「バルバラ異界」中古本のブック✕✕でチラッと開いてみて、悩んで、悩んで、悩んで、やめました。そして川原先生読んだのですが、バルバラ異界は、4巻あるのですよね。。。ちょっとまた暫く考えます。
「天堂家物語」とかも最新刊まで届いてなくて、「スキップ・ビート!」が新刊出たばかりでやっぱ最新刊までフォローしちゃおうかな、とか、いろいろあるんですよ。毎日無料連載で、「学園アリス」佳境で有料部分買っちゃおうかなとか、いやそれならばむしろ「赤髪の白雪姫」もかんがえたいとか。結局無節操な趣味であっちふらふらこっちふらふら。。
投稿者: 蕗のとう
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(続きです)
【少年の名はジルベール】
内容は、すごく端的に言ってしまえば、竹宮先生が『風と木の詩』を世に出して成功を掴むまでの苦労譚です。
『風と木の詩』は、肉体的なものを含む、少年同士の愛の物語。あの時代によく連載できたなと個人的にも思っていたんですけど、やはり連載を勝ち取るためには相当苦労なさったようです。
萩尾先生とのことについては、かなりのページが割かれていますね。
実は大泉時代、竹宮先生はスランプに陥っていて、精神的に相当苦しい頃であったようです。
萩尾先生の才能を羨み妬んで、非常に苦しんでいたこと…竹宮先生は正直に告白されています。
訣別についてですが…
Aでは、Bに語られていたような決定的部分についての説明は全くなく、分量で言えば数行ほどしか触れられていません。
けれど短いその言葉からは、込められた苦渋の念が滲み出ているように感じました。
私の見た所、Aの中で萩尾先生へのマイナスな記述は見当たりません。それどころか、その才能には惜しみない賞賛の言葉が贈られていました。
そこに、竹宮先生の懺悔の気持ちが垣間見えるのは、私だけでしょうか…。
萩尾先生についてのこと以外で興味深かったのは、増山さんについての記述。
Aの中には増山さんとの関係も詳細に語られていて、彼女が竹宮先生の創作活動の大きな支えとなっていたことがよく分かります。
しかし一方、彼女の言動に傷ついたり困ったりしていたような描写も随所に見られ、萩尾先生曰く「双子のように」見えた2人の考えは、実は他人の目に映るほど一致してはいなかったことも推察できました。
ところで461neko様も言及しておられた、Bの最後でマネージャーの城さんが書いておられた内容…私もとても興味深く拝見しました。
桃の点描の指示の場面とか(笑)
“天才だけど天然”って感じですよね。
萩尾先生もまた、芸術家によくあるように、凸凹の大きい方なんだなぁ、と思った次第です…
長々と語ってきた割には、あまり実のない内容で、大変失礼いたしました?♀️
ではでは…
投稿者: 蕗のとう
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461neko様、皆さま、こんにちは。
今日も蒸し暑いですね?
461neko様のオサレなカフェで、ちょっと休ませてもらいに来ました☺️
ところでなんとなく、こちらのスレでちょいちょいコメントが消されているのが気になっております…
特に、以前にミツバチ様がされていた『ポーの一族』と『スター・レッド』についての考察。
あれの消された理由が、全くもって分かりません。なんで?
…のっけから毒を吐いて、すみませんでした?♀️
ぴひこ様
『バラバラ異界』(笑)。
私も思い出しました(恥)?
あちらのスレも久しぶりに見に行きましたが、皆さまコメントが熱いですね〜。
萩尾祭り✨
奇遇ですね。ちょうど私も、家にある萩尾先生の作品たちを色々取り出して眺めていたところです。
そして『100分de名著』のムック本、私も購入しまして、『トーマの心臓』の部分を読み終わりました。
小谷先生のトーンダウン、私も「あれ?」と思いました?
ところで、Aについてですが…
本当はコメント控えようと思っていたのですが、なんだか461neko様から猛烈にアピールされてる気がするので(笑)
一旦切って、次のコメントで少しだけ触れさせていただきますね。
投稿者: ぴひこ
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皆さま
おはようございます☀️
『別冊 NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都』を購入しました( ´ ▽ ` )
番組を放送で視聴した者としては、出演者同士の生の会話は載っていない!という物足りなさはありました。カズレーザーさんの取りまとめ方なんかは好きだったし、『イグアナの娘』の最終ページに関する討論も面白かったのですが、こちらの本は対談に重きは置いていません。(ヤマザキ先生も放送中とその後の件に触れていました)
それでも購入して良かったなと思えます。コメンテーターそれぞれの、放送以上にもう少し踏み込んだ解説が、更に詳しく、愛情たっぷりに書かれています。
先生へのインタビューでは目新しいことは特段書かれていませんが(萩尾望都先生の対談集などを読み漁った後なので…)、他を知らずともこれだけ読めば先生のお考えがよく伝わる、充実した内容でした。
アランのことも、放送で触れていましたね。『秘密の花園』でその後のことが描かれているのかしら。『ユニコーン』を読了したので、すぐにでも追いつきたいところです!
一点だけ…『トーマの心臓』の、ヤコブ館での決定的なことを明言された小谷氏のあの発言ですが…こちらの本では歯切れの悪い、ぼやかした表現がしてあって…。
確かに放送では、「経験のある人が読めば分かるような描かれ方をしている」ともおっしゃっていたので、直接的なことは小谷氏も文章化しなかったのでしょうか。放送は私は随分ショックでしたから、本ではどんな書かれ方してるんだろうと思ったのですが…編集してまとめたようです。本だけ読んでいたなら、未だにお花畑だったかも。
放送と併せてが、フルカバーで良きです。
1100pt→20%オフクーポン使用で880pt→30%還元予定で、実質616ptで読めたことになります。
取り急ぎ♪
投稿者: romance2
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461nekoさん
小学館勢!そんな話がありましたねぇ(笑)!!
自主規制強い集英社は、少女向けにはあれダメこれダメ、って多かったと、そして小学館に持込んで通ったとの複数エピ読んでます。だから多様さありますよね!!H路線にもつっ走ってたけど。
よく、世に出るのが早すぎた、とか、昔はXXは不良のもんだった、とか昔語りされてるのを見ると、拒絶された当事者達の気持ちがどんなに残念だっただろうって。芸術に限らずですけど、後世はOKなのに当時はダメ、って。タイムマシーンがあったなら!、失意のうちに歴史に消えた人たちに見せてあげたくなっちゃう。
時代時代の公序良俗を否定する気は全然ないんですが、そもそも漫画は古くさい頭と戦い続けた大少女漫画家の話、結構あるし。万事新しいことは反発に遭いますもんね。
だから、新風で支持を集められるのって、スカッとするし眩しいと思います。場を提供する側だって「器」として英雄に!
ぴひこさん
『バルバラ異界』、「楽しい」と書かれていたのを見つけました。ならば、大丈夫かな。そのうち!
あとこの場を借りて一言お詫びを。かつてド失礼なことを。10歳以上は、の間違い。此は自分に跳ね返っちゃうので小声。
お祭りの盛大さ、読んでて行動力の根拠に思えました。図書館の貸出記録を見たくなりましたよ!前も書きましたが、お時間の使い方がお上手なんでしょうね。
cocoさん
ありがとうございます。
前のスレを読み返したら、そこでも熱心な読者ぶりがビシバシ伝わってきました。てか、その時もそう思ってたんでしょうけど。「体当たり」って、ご謙遜で使われた言葉でも、いえいえ裏打ちするものわかってます!
このオサレ茶屋では、テーマには最も詳しめでない私が、なぜかショートドリップのSで何時間も大きな顔して、長居出来てる居心地のよさがありがたいです。
特定ジャンルを中心にレビューしてた時期にフォローしてくださってた方が最近離れ。。
でも、少女漫画関連スレで新たな方々も(ありがとうございます)。
「メッセ ー ジ」に暗重成分は無かったので安心して『海のアリア』へ!
補足
「竹宮先生は萩尾先生ほど正直にさらけ出してはいない」、読んでないくせになんかわかる気がします!
投稿者: Oo。>▼))))彡
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えええ~(*^˃ᆺ˂^) cocoさま、そこはオサレってことにしときましょうよ~
+。:.゚٩(๑>◡<๑)۶:.。+゚島でボッチで茶屋を営む年老いた化け猫より~笑笑
さてと、Bを読んで面白かった話のつづき。
72年頃、岸裕子先生が小学館に移ってから、人気作家になったって話も興味深かったです。
「玉三郎シリーズ」面白かった~
萩尾先生も書いていらっしゃいますが、小学館に移ってから自由に好きなものを描けるようになったそうで、その頃の小学館の編集さんたち、なかなかやるじゃないか、と思うわけです。
当時の小学館の少女漫画雑誌は「少女コミック」
その頃から個性的な漫画を描く漫画家さんを多く起用してたなぁ、と思います。
読者に媚びない姿勢が強かったように思う。極端にいえば着いてこられる人だけ着いてくればいい、みたいな、ね。
その流れで「プチフラワー」「フラワーズ」、新書館の「グレープフルーツ」も。
主人公が少女じゃない漫画が多かったです。
romance2さま、私はやっぱり小学館勢ですね。
Bを読んだ方はわかると思いますが、巻末で城氏が竹宮先生の締め切り前のシュラ場の様子を書いてましたね。
あれを読んで、俄然Aを読みたくなってしまったわけですよ。
竹宮先生は萩尾先生ほど正直にさらけ出してはいないでしょうけどね。
フラワーボックスさま、このあたり、どう思われます?
投稿者: romance2
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https://www.cmoa.jp/community/island/19137/
ぴひこさんのコメント読んでから、過去スレに確かに萩尾望都先生のがあった記憶が蘇りました!
その時も自分の知識不足も省みず果敢に参加しちゃって、あ~ぁ
投稿者: ぴひこ
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熱帯夜、いかがお過ごしですか?
461nekoさま
皆さま
こんばんは。
回し読みノート感覚、気楽に書き込んで、それぞれにふーん、へえ…!など感想を持って共感したり持論を出したり。
なんてありがたい場所、あらためて感謝申し上げます?
こちらのスレッドを立てていただいてから、萩尾望都先生読書祭を絶賛開催中です。本棚の作品再読から、図書館で借りてきた色んな方との対談集、大泉、バレエマンガのカタログ…
対談で知る、先生のご自身の作品へのコメントも非常に面白いですが、久しぶりに再読する様々な作品達への自分の思いが、思っていた以上に重くて驚きました。
『トーマの心臓』だけは歳を経るごとに読み返していたのですが、過去に読んで随分遠ざかっていた作品の多くに再会してみたらば…
オレンジさまやcocoさまのおっしゃるノスタルジー、あの頃の時間ごと作品、すごーくよくわかりました。音楽を聴くとそれを聴いていた頃に突然引き戻される感覚になるのと同じように、先生の作品を読むと読んでいたその頃のその場所、空気に包まれる感じになりました。当時他にハマっていた音楽や小説までも聴いたり読んだりしたくなるほどに。
ちょうど『海のアリア』を読み返していました。romance2さま、私の中ではこの作品、『フラワーフェスティバル』と同じくらいの位置付けです。主軸はSF(だと思う)、比較的明るくて、この頃の絵も好きです。音楽マンガもお好きなromance2さまですから、きっと楽しめると思います!
で、その後は『バラバラ異界』かな♪
先生の作品も(紙本)購入しました。『春の夢』『ユニコーン』それから『王妃マルゴ』。
『王妃マルゴ』はちょっと寝かせておきます。
ポーの一族シリーズを読み始めたら止まらなくなりました☺️『秘密の花園』も買い、だなぁ。
またシーモアさんでも小説・実用書20%offクーポンが出てますので、7/4までの還元と併せて『別冊 NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都』、購入します!やっぱりね、インタビューに答える先生の生の声を聞いてしまうとね。しかも放送に乗らなかった部分も掲載されているのならぜひ読みたいし。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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連投になります、すみません。
私、Aも注文しましたので、近日中に読んで、一人語りさせていただこうと思ってます。
あと10日くらいでこちらのスレは閉じますので、その前に。
✧(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑✧
「ポー」の新シリーズ、「秘密の花園」でアランが可愛くなってきて、うれしい。線が伸びやかになってきたように感じます。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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ところで、みなさま。(୨୧ᵕ̤ᴗᵕ̤)
ここに集うみなさまに今更ですが確認させていただきます。元々の「ポーの一族」を読んでいない方はいらっしゃいませんよね❓
新シリーズはまだの方は仕方がないとして、旧シリーズを未読とか、まさかないですよね❓
これから先のお話に、もしついて来れないようでしたら、必ず履修してくださいね。
フラワーボックスさまもチラリと書かれていらっしゃいましたが、旧シリーズ最大の謎、キリアンのその後、ですよ。あれはどうなるんでしょうね。
もう数十年ファンは待ち続けてきたわけです。
「潜在的な因子」はどうなったんでしょう。そのお話もきっとこれから語られるんじゃないかと、わくわくソワソワ待ち遠しいのです。
みなさま、どうですか❓
投稿者: romance2
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461nekoさん
「綺麗な結晶体」って、そんな作品なんだーと、461nekoさんが推される訳だー。
「巻末に掲載されているマネージャー城氏」との言葉に、へー、やっぱりマネージャーって居るんだ!と、感心してました。
オレンジさん
「ウは宇宙船のウ」、さっき持ち歩いて電車で読んじゃいました。(「精霊狩り」見つからない代わりに目にして思わず手が伸びた)
古い言葉ですが、なぜだかおセンチになっちゃって。ク リ フの立場でも、レ イ フの立場でも。
文庫で持っているため、同時収録のハロルドとタリーと、対の様に比べて読んでしまって、「待ってる」の言葉が、胸に残ってます。
レイ・ブラッドベリ原作の短編集では私はなぜだか「霧笛」が好きなんです。絵ではないんですけど。見通しの利かない特別に霧立ち込める夜の、呼ばれたほうの彼?彼女の声、怖いけど聞いてみたいと思ってしまう。人工的な音に呼応するその声を。生き物の宿命の悲哀っていうか。
ひんやりした話が多くって、それほど好みのジャンルではないけれど、それにこれまですっかりこの短編集のストーリーとかは忘れ去ってたけど、なぜだか開いたら、読んでる感覚自体がもう、お話に入り込んでの想いだけでなく、自分自身の古い胸の中のほうからの、なんか別の連想される感覚を勝手に引き出されてしまって。
あと3作読んでから、本日購入の「メ ッ セ ー ジ」読もうかなと思ってるんです。浸かり過ぎと感じたら、予定変更しますけど。
だって、いくら今日は夏の強い日差しの日でも、先生の世界に引っ張られたら、、、
それに、寂漠の文字まで作品のどっかで見つけちゃいましたよ!?
投稿者: romance2
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給料無し生活になったばかりというのに、「海のアリア」全2巻と「メッセ ー ジ」、あとは樹なつみ先生と最富キョウスケ先生各一巻、勢いづいて買っちゃいました。
暫くの間、じっくり読む時間はあまり無さそうな気がしながらの、少し安くなるときなんだからと自分に言い聞かせ…
もう、ここのモーさまスレに常勤してると魔力にやられて、読みたい気持ちとか、手元に(電子だけども)置いときたい気分になっちゃうんですよ!
時間もお金も限られてるのにぃ。。。
でも、限られてるからこそ、私にとっての厳選の結果ではありました。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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え? Σ(•̀ω•́ノ)ノ ここ、そんなオサレなカフェだったん?
(*`▽´)_旦~~♪ 島の茶屋じゃなかと?
( ∩_∩)_旦~~♪ 海の家かと思うとったばい!!!
暑いですよねぇ。白い猫を出禁にしないでね~(笑笑)
オレンジさま、私も今、「ウは宇宙船のウ」カートインして悩んでるんですよ~。
どうしましょうねぇ~。何冊買うんだよ、自分、ってなってます??
投稿者: co*co
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皆さま、こんにちは!
昼休憩で遡って楽しく読ませていただきました。
萩尾作品を語るディープなカフェでは
461neko様から出禁を言われない限りは
自分の素直な言葉でおしゃべりさせていただきましょう?
この場所に感謝です!
オレンジ様
「ウは宇宙船のウ」
ブラッドベリも好きだったなぁ。
そしてデヴィッドボウイの「Ashes To Ashes」
という曲をいつもセットで思い出します。
〉昔読んだ時の空気感を思い出し、幼い頃の自分にもう一度出会う感覚があるから…というのもあるかもしれませんね!
もう、それです。多感な時期に出会ったので
色んな感情やセンチメンタルやらで
没頭したあの頃の時間ごと作品になっちゃってます!
投稿者: Oo。>▼))))彡
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みなさま、こんにちは。
20%offクーポンと30%pt還元に踊らされ、カートがパンパンになってきている461nekoです。
さて、Bが世に出て騒ぎになったとき、萩尾作品は読んだことがあるけれど竹宮作品は読んだことがないという声が結構あったそうです。
トップを走り続ける萩尾先生は、次々に新作を発表されてきたから、若い世代にも確実に読者層を広げているのでしょう。そうした世代が過去の作品にも興味を持ち、支持が増えていく。
「100分de名著」の放映の中でヤマザキマリ氏が「いつの時代のどこの国の人が読んでも共感できる内容の漫画」というようなことを語っていらっしゃいました。
萩尾先生の漫画はその多くが、古くならない内容と語り口なんですよね。
一方、竹宮先生は筆を折ってから久しいし、過去の栄光の人になりつつあるのは否めないと思います。
新しい読者層を獲得できない。ファンも年をとってしまった。
過去にすばらしい作品を残されているし、なかでも「風木」を世に出し、ボーイズラブ漫画の土壌を作ったことは大変な功績です。
それでも秘密は胸に秘めて墓場まで持っていくべきだったんじゃないかと、いまさらながら思ったりしてしまうわけですよ。
ここまで書いていいのか、ドキドキものですけどね。
ノンたんももういない。マスメディアはもう騒がずにいてほしい。
ゆったりと静かな環境の中で萩尾先生には漫画の執筆に集中していただきたいです。
いや、私ごときが偉そうに語ることではないんですが……。
失礼いたしました。
投稿者: オレンジ
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こんにちは! 〜且___(⌒▽⌒)/
こちらのスレをうんうん言いながら読んでいますが急に「ウは宇宙船のウ」を読みたくなり、本棚からダンボールの中から探したけど見当たらず…。還元セール中なのでもう電子で買っちゃおうかな…と思ってます。
皆様ご存知でしょうが、こちら原作がレイ・ブラッドベリで、今思えば大先生と呼ばれるお2人の融合した作品をまっさらな子供の頃に読めた自分はなんて幸せな事だったんだろう…と、しみじみ感慨に浸っております。
萩尾望都先生の初期作品にノスタルジーを感じるのは、昔読んだ時の空気感を思い出し、幼い頃の自分にもう一度出会う感覚があるから…というのもあるかもしれませんね!
投稿者: 蕗のとう
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皆さま、おはようございます☺️
すみません、ちょっと時間に追われているので、少しだけ?♀️
ぴひこ様
すみません、何か気に病ませてしまったようで?♀️
ぴひこ様は全然考えなしなんかじゃありませんよ?
私的には何一つ気を悪くしてませんし、皆様と思い切りディープに萩尾ワールドを語ることができて、楽しいことしかないです✨(461neko様、ステキなお茶会ありがとうございます?)
>ぴひこさまの文章は、素直で正直なのが魅力だと思いますので、あまり悩まず、思いの丈を綴ってほしいです。
461neko様のこのお言葉、私も全力で同意します。
私自身、こちらでは良い意味で余計な気を遣わず自由気ままにお話できた方が楽しいので、これからもどうぞそのまま、正直で素直なご意見をお聞かせください。
romance2様
お仕事退職なさったのですか?
すいません、ちょっとビックリしてしまいました。
ああ、他にも色々お話したいのですが、時間が?
それでは皆様、続きはまた後ほど…
投稿者: romance2
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https://www.cmoa.jp/community/island/18143/
『別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都 』
の唯一のレビューアーさん、過去に来島の跡発見。
同名別人かどうか、回答中の書籍をレビューしてるかどうか確かめたところ、回答していた4書籍全て見つけたので、同一人物に間違いない模様です。
yukiさん、読んできた本を拝見するに萩尾望都先生のかなり熱心な信者さんとわかります。
読まれていらっしゃったら、『別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都 』のことでも、先生の他のあらゆる作品のことでも、また、大泉サロン関連本も網羅的に読まれていらっしゃったので、そのことでも、お越しいただいたらな。他の書籍でも、私が読んだ物をいずれも私の数年も前に、「無料版読みました云々」とかのレビューをあげておられます。
この声は、どっかに吸い込まれていってしまうだけなんでしょか。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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romance2さま
小学館文庫で出てましたよ。
記憶違いじゃないです。
シーモアさんでは、『10月の少女たち』収録です。
投稿者: romance2
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10月の少女たち、って461nekoさんが教えてくれてるのに、なんだか文庫版で読んだ気がしてるのは記憶違いなんでしょうかね。
ぴひこさん、感覚的なことを語るときに致し方ない、ってこと、有りますよね。それは、自分の立ち位置が皆さん異なることで自ずと言うことに色がつくことは、読んでいて、そのほうが判ることも多いです。461nekoさんがおっしゃる「素直で正直なのが魅力だと思いますので、あまり悩まず、思いの丈を綴ってほしいです」、私も同感。
萩尾望都先生にエロスはいいや、ってのや、先生の作品は男女のことから微妙に離れてると感じ、そこが先生が別次元の作品世界に連れていってくれるゆえんに私は感じてしまう事や、考え合わせると、両先生のあれこれは、近くに居すぎたせいなのかと。でも化学反応はあったはず、と想像してたら、「精霊狩り」はやっぱり探したくなってくる。。。でも、結構手元で持ってたのじゃなかったんかなぁ。。
冊数読んでないけども私は敢えて言えば「SF派」かも。
いや「フラワーフェスティバル」楽しみましたよ。「陽」が強くて助かった。「11人いる!」、で、未分化(私はこの作品で未分化なる言い回しの妙を会得した)のキャラいるでしょう、萩尾望都先生のキャラの中で私はあのキャラこそ先生の気持ちを昇華してたと勝手に感じてて、フラワーフェスティバルの五島みどり(名前にも出てると思う)も、似た方向でもうひとつ別の先生の憧憬入り込んでる人物に感じてました。理想を籠めたのかなって。
「地球へ」と「火の鳥」とが同じ掲載誌で読んでた時期ありまして、どっちも、壮大なので面倒といっちゃ面倒で、全てを読もうとまで体力無いなって、それっきりです。実は竹宮先生作品では「風と木の詩」も最後2巻位を残して挫折。。中古本屋に売りました。弟(男子校でしたがその傾向を持っておらずただの衝撃作ニュースとして私にもたらした。ワケわかんない学生服姿で撮られた写真が何葉か出てきたので内部にはそういう傾向を持つ人は居たと思う)から教わって興味本位で覗き始めても、結末まではなんだか付き合えなかったんです。
最後まで読めてないのって他の先生の有名作品にもチラチラ(「あさきゆめみし」とか「風の谷のナウシカ」とか…)あるんですけどねー
投稿者: romance2
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『精霊狩り』って、え、そうだったんですか!?
あれ?読んだけど、読んだはずなんだけど、ぜっんぜん思い出せなぁい。
私は大泉サロンも増山法恵氏も、去年竹宮惠子先生の作品(「竹宮惠子作品集 サンルームにて」)を読むに当たってwikiっちゃったことでうっすら、誰が竹宮先生に影響を与えたのか、をうっす~く知っただけでした。AもBも、ましてやCも未読なので。
あっれー、精霊狩り、そうと言われて読んだらどう読めるんでしょ。どこかに入ってました? 私、今日会社辞めたんですよ、やることあるのに週末は再び漫画探し?
うーん。ヤバイ毎週末の恒例行事と化してるぅ。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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ぴひこさま
ぴひこさまの文章は、素直で正直なのが魅力だと思いますので、あまり悩まず、思いの丈を綴ってほしいです。浅はかだなんて、全然そんなことないですよー。
"どうしても、どうにもならなかったんだなぁ"
ほんとにね。昔は仲良しだったのにね。
それにしても、普通に考えたら墓場まで持っていくような話なのではないかと思います。それをそうしなかったのが、間違いだったのかも。
投稿者: ぴひこ
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461nekoさま
皆さま
こんばんは⭐︎
このところコメントをする度に、自分の浅はかさを反省です…
短絡的感情的で、考えなしにポロっと口にしたことで人を傷つけてきてしまったことが一度ならずあるにもかかわらず、面識がないとは言え、このように交流を持てる場で不用意な言葉を口にすることが人を嫌な気持ちにさせてしまうかもということをなぜ考えつかないのか…
もっと多面的に公平に、物事を見ないといけませんね…慎みを持って?♀️
竹宮先生の件、cocoさまもフラワーボックスさまも冷静で大人な対応をしてくださって、頭が下がります?
461nekoさまがご紹介して下さった『キャベツ畑の遺産相続人』の他にも、『精霊狩り』のモデルは竹宮先生と増山さんだと萩尾先生がおっしゃっています。そんな話を聞いてしまうと…?どうしても、どうにもならなかったんだなぁって思ってしまいます。
フラワーボックスさま
おっしゃる通り、その畑に割と長く身を置いておりました。今では子どもに頼まれてポケモンとか五条先生を描く程度で( ´ ▽ ` ) 同校出身の友人達の活躍を眩しく思いながら応援する身です。
本格的なクリエイター達の中はいたけれど、不思議と漫画の話ってこれっぽっちも出ないんですよ。今の時代なら漫画家の先生方も大学に招かれたりして、自然と漫画についての話題もあがるのかもしれませんね。羨ましい限りです。
romance2さま
そうその通りですよね!漫画って立派なアートですよ。それが少しずつ少しずつ認められてきたのも、ずっと描き続けてこられた数多の作家先生達の尽力のおかげで。
もっとたくさんの美術館で取り上げられても良いと思うんですよー!
『フラワーフェスティバル』、楽しまれたようで良かった!
ミドリちゃんが主人公にもかかわらず、軸がありそうでなさそうで…フワっとしてたでしょう?それがあのサマーキャンプの創作舞台とも重なって、ちょうどいい塩梅の案内人だったなって。
『マージナル』『ポーの一族』『トーマの心臓』などシリアスな作品群の後に読んだので、意外性もあり印象的な作品なのです。
投稿者: romance2
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グ、グイグイですか!?や、それは…!
私、こういうインタラクティブな感想の語り合い、読むだけでめっちゃ幸せなんです。どんな風に思ったか、どう考えたか、どんなとこが気に入ったのか気になるのか。
こういうのが、ちゃんと生き生きしてるやり取りが、もう、漫画読みの副次効果みたいなもんで、他に読んだ人がどう見てるか、読者間の横の語らいが出来てるなんて、島が出来てくれて良かったぁ、ってしみじみしちゃうとこなんです。
そういうの駄目なのかと思ったときかあったんですけど、ここで展開されてる感じかた、それ読んだあとで自分が読むときは今度どうなるか、楽しみですよねー
投稿者: Oo。>▼))))彡
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みなさま(☆^-^)_且~~
読書感想回覧ノートをクラスで回し読みしてます~、みたいな様相になっておりますが、気楽に感想をお書きくださいませ。
読むのも書くのも楽しいです。
今から参加される方もいらっしゃったら、ぜひどうぞ!!!
( ୨୧•͈ᴗ•͈)◞( •͈ ·̮ •͈ꕤ)
フラワーボックスさま、
需要ありますよぉ、私はBのあとAも読もうと思ってるんですよ。
コメント割愛しないで書いてほしいです。
romance2さま、
遠慮なさらず、グイグイ来てください、期待してますから。
✧(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑✧
投稿者: Oo。>▼))))彡
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みなさま、お茶会にお越しくださり、ありがとうございます。
萩尾望都作品「キャベツ畑の遺産相続人」の話。
初出誌「週刊少女コミック」1973年4月8日号
この中に3人の魔女が出てくるんですが、その1人ポージィのモデルが佐藤史生先生、サトサマです。
他の2人はケーコたん、ノンたん。
扉のカラー絵でドテラ姿がサトサマ、満月をバックに踊っているのがケーコたん、ノンたん。
魔女の名前は、ジョージィ、ポージィ、プリン・パイ。キャベツ畑は大泉。
そんな時代もあったんですよねぇ。
”ジョージィ・ポージィ プリンにパイ おんなのこには キスしてポイ”
「ポーの一族 一週間」の中でアランが口ずさむマザーグース。
70年代少女漫画によく見られたこと。
コマのはじっことか枠線ぎりぎりのところとか書類の中とかに、ローマ字表記で小さく、読者への伝言や独り言が書かれてました。
お礼だったり、疲れた~みたいなグチだったり。
萩尾望都作品「精霊狩り」の中にも小さく書かれてます。
WATASIWA S・F GA SUKI DEMO ONNANOKO NIWA S・F GA WAKARANAINODA TO IUNODESU HONTOKASIRA…?
当時の少女漫画界では、少女向けにSF漫画はダメってことだったんでしょうね。
「みんなでお茶を」の中にはこんな文字が。
MOKUSITE KATARAZU BAKA NI TUKERU KUSURI WA NAI
「精霊狩り」と「みんなでお茶を」は『10月の少女たち』に収録されています。シーモアさんにもあります。
投稿者: romance2
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バレエ「シリーズ」、私はここで切り上げとくつもりで~す。モーさまに深いところで感じあってる皆さまには私は臆病者に見えてしまうかも。
なまあったかいところで、チャプチャプやってます。
足のつかないような、光が薄くなった中には入れないんです。そんな人間だから、最初はこのスレを読む専で居たかったんですけど、話すこと好きなもので、うっかり。。。
複数読むと全部押さえたい欲に駆られるw 思い留まっておく!
フラワーボックスさんの、芸術家って人としてちょっとアレなところある、っていう箇所、まさしく二ノ宮先生が「のだめ」でミルヒーに姿重ねて表してたなぁ、なんつって思い返しました。
cocoさんオレンジさん達の考察、読むと、更に私って読み方がテキトーって思います。
461nekoさん率いるこうした錚々たるモーさまシンパファミリーの、6月の5日連続の都心の猛暑にひけを取らぬ熱い熱い語らい、あの番組の NHKの秋満吉彦プロデューサーに是非とも読んで欲しくなります。シーモア島のここのスレ、誰か紹介してくれないかな~(私はなんちゃってレベルの参加なんで、自主的な言い方出来ませんけど。)
投稿者: 蕗のとう
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(続きです)
ところで。
『ミスターの小鳥』と『ハワードさんの新聞広告』…私は2つとも大好きです✨
飛ぶ少年に込められたものもそれぞれに深い意味があって。
『ハワードさん』における少年は、理不尽な束縛を受けない自由な魂の象徴。「ただの子供はみんな飛ぶんだ」という台詞が忘れられません✨
そして『ミスターの小鳥』の少年は、年と共に失われてしまう純粋で無垢な子供時代の魂。ラスト、誰もいなくなったサンルームに燦々と注ぐ陽光の描写は、なんと美しかったことか✨
初めて読んだのは共に小学2、3年の頃でしたが、数十年経った今でも、その時の感動を鮮やかに思い出すことができます。
私は…2つの作品は独立して作られたと信じています…
長文、大変失礼いたしました?♀️
ここまで読んでいただき、感謝申し上げます✨
ではでは…
投稿者: 蕗のとう
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461neko様、皆さま、こんばんは☺️
今日も暑かったですね☀️
ぴひこ様、coco様の『一度きりの〜』についての考察、大変興味深く拝見しました。
お2人とも本当に文章がお上手ですね✨
coco様
昔語りステキです✨
中身をわからずに『風と木の詩』って(笑)
私は小学生の頃から、姉の本棚を漁って竹宮先生の漫画読みまくってました。多分意味はよくわかってなかったですけど?
ぴひこ様
「まずは言葉で精一杯伝える」
「言葉にできるような絵は絵じゃない」
良い言葉、頂きました。ありがとうございます✨
漫画って、絵だけじゃない、言葉だけでもない、絶妙に2つの表現方法が融合した、素晴らしい芸術ですよね☺️
ところでつかぬ事をお聞きしますが、もしかして絵をおやりになられる?
romance2様
『フラワーフェスティバル』読了おめでとうございます?
次は萩尾沼のもっと深いところにもぜひ。
私の拙い文章にも共感してくださり、ありがとうございます✨光栄です✨
“離脱して自分を客観視…”の「離脱」の部分ですが、私の脳が勝手に「幽体」をつけて読んでました(笑)。
新しい『ポー』を読んだら、また感想を聞かせてください。
461neko様
coco様に続いての昔語。ステキです。
佐藤史生先生、私も控えめに言って大好きです。
ところで
少し前に461neko様が出された質問(『一度きりの〜』などの書籍の)についてですが…
私は、A『少年の名はジルベール』とB『一度きりの大泉のはなし』の2冊を読みました。
しかしBについてはすでにぴひこ様やcoco様がお答えになってらっしゃいますし、Aの方は需要がなさそうなので、私からのコメントは割愛させていただきますね。。。
私は、芸術家の人となりと、その作品とは別に考えたほうがいいように思うのです。
ピカソ、パガニーニ、太宰…
素晴らしい作品を生み出したけれど、人としてはちょっとアレだった芸術家は、枚挙にいとまがありません。
竹宮先生が優れた芸術家であることは、まぎれもない事実です。
2人の才能ある漫画家同士の間に起こった悲しい出来事は、考えるほどにやるせなさがこみ上げます。
字数制限に触れたのでいったん切りますね。
投稿者: co*co
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461neko様
あらためてスレ立てありがとうございます。
こんなに萩尾先生への愛を語れて聞かせてもらえてすごく嬉しいです。
えー皆さんクラスメートだったら良かったのに。
佐藤史生先生、私読んだことないんですよ。
気になった作品はあったんですけど。
出会うタイミングってありますよね…
萩尾先生の本にもよくお名前が出ています。
亡くなられてもちらほらお名前を目にするので
多くの人の心に残る作品だったんだろうなぁ。
romance2様
バレエシリーズへようこそ笑
「フラワーフェスティバル」
最後の舞台のシーンとともに気持ちの良い大団円ですよね。
この作品の9回目の絵を描かれている時に
手塚治虫先生の訃報を知ったそうです。
初版に追悼文が載っています。
世界が終わったような気分から少しずつ立ち直られているところだそうです。
出版順で言えばこの後が「ローマへの道」のようです。
影響かどうかわかりませんが
明るい作品ではないですね。
萩尾先生らしい心情描写が見事な作品です。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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暑いですね。
cocoさまの ”少女漫画枠ではなくて萩尾先生枠”&”最後の放心するような読後感” という表現に共感してしまいました。その気持ち、わかるような気がします。
私にとっては、萩尾先生以外にもう一人そういう漫画家さんがいます。佐藤史生先生なんですよね。シーモアさんで扱ってないから、大きな声で言えない気がして小さな声で言いますが、控えめに言って大好きです。
過去スレでも検索すると結構ヒットします。私も書いてるし。
繰り返し読んでいても、やっぱり ”最後の放心するような読後感” に浸ってしまいます。しばらく呆然としてその世界から抜け出せなくなります。
こういう作家さんに出会えたことは、自分にとって最高によかったなとしみじみしてしまう…。
自分語りでした。なんか満足できますね、これって…。
読んでいただき、ありがとうございました。
(✿ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾♡
投稿者: ぴひこ
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461nekoさま
皆さま
おはようございます♪
スレッドのコメントやレビューを読ませていただいて、自分では思っていてもうまく言葉に出来ない思いを色んな方が具現化して下さっているので、うんうんと頷くばかりです。
皆さまの自分語りも楽しいです。どんどん自分語りしちゃってください!って思います。
言葉での表現が苦手だからと言って、絵で全部が伝えられる訳ではない、と、学生時代の先生がおっしゃっていました。
自分の中には言葉で表せるものが少なからずあるはずなので、まずは言葉で精一杯伝える、それでも伝えきれない部分というのがあって、それが絵なり音楽なり、言語外の表現方法の役割だと。
言葉で説明できるような絵は絵じゃない、とも?
そういう意味では、漫画って絵だけではなく言葉も使って表現できる素晴らしい表現方法ですよね。
言語外を表現するために、心のひだの部分を萩尾先生は掬い取って表していらっしゃる。伝えたいことが本当に多くある作家なのだなぁと思います。
わぁ時間切れ!行ってきます。
投稿者: romance2
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461nekoさん
こっちであっちのお礼もなんですけど、回答者現れるんかいな、と思っていた矢先に、あっちで唯一の御回答者、ありがとうございます。
それに、レビューにまで目を通していただけてることも、ありがとうございます。
フラワーボックスさん
「諦めにも似た枯淡の境地を感じます。」に、とっても!!。ですねですね。もうっ鋭い!
「外側からの冷めた視線。」これについては、恐らく同様の目を多くの作家がお持ちのようで、天井から眺めてる自分の眼といってたのは、美内先生だったか、外にも、襖の向こうに自分がいるとかなんとか、細かい所は忘れましたがそんな様な表現で世に送り出す一歩手前の最後の客観視のプロセスを踏む大先生、ちらちら居るみたいです。自己満足で自己陶酔で終わってないところに、成功の鍵があるのかな。離脱?浮遊?出来る先生方は、「さめた視点」の共存によって独りよがりが減って、読み手に向かって開いた感じになるのかも。
「ポーの一族」続編、私は一作限りで遠ざかる気でした。でも「秘密の花園」行っちゃおうかな。すぐにではないけど。
あと、「読む時のリズムを左右するコマ割りは、絵やネームと同じくらい大事な部分で、漫画家のその人らしさが非常に強く出る部分なのですね。」も、そうそうそうって大きく同感。だから私は、全頁(1画面)ひとコマだけで構成するものを漫画と呼びたくない。それ紙芝居。いや紙芝居だって1枚に2個のもあった気がする。視線や関心の流れを研究しての並べ方や形、枠無しや枠を跨がるもの、対称の進行、連写風の見せ方、いろんな工夫に感心します。実験的な提示方法か、と感動したり!
皆さんの読まれてる本は、私なぞ敷居が高くてもっと俗なものに流れていて、かといって全く知らないのもなんだし、ということで、皆様の深い洞察をありがたく知ったかぶりのモトにさせていただこうと思います!
そうだ此も忘れない内に。ここの皆さんの前には恥ずかしいだけの、身の程知らず故に好き勝手に書いたレビューを暖かい眼で見ていただき、過分なお言葉まで頂戴し恐悦至極です。その他のことも含め、この場をお借りしておん礼申し上げます。
投稿者: romance2
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萩尾望都先生がバレエ漫画を描かれていること、大正浪漫スレで鎧猫さんから教わり、フラワーボックスさんが懐かしがり、ぴひこさんからお勧めされ、カートインし先日のクーポンで購入と、一歩ずつ近づいてまいりましたが、どんなバレエ漫画描かれたのか、内容を楽しみにするのもあったけれど、「萩尾望都先生の」バレエ物っていう好奇心もとてもありました。
私は、ここのスレでもお伝えしたことがありますが、山岸凉子先生の「アラベスク」ファンなので。
結論。
萩尾望都先生の色も出ていたけれど、私が持ってる萩尾望都先生イメージのうち、軽妙で楽しげで、少し成長期の親子のちょっとモヤッも調節しながら入っていて、それはそれは楽しめましたよ~٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
(以前ご了解いただいたので461猫さまのかっわいい絵文字拝借
投稿者: Oo。>▼))))彡
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cocoさま
もっと語ってほしいです。読ませていただいてとても感動しております。
本はまだ、読んでないのに。。
๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
私、出版順を誤解しておりました。
A→B→Cだと思っていたら、A→C→Bだったのね。
Bだけは買うことにしました。
romance2さま
レビュー読ませていただきましたぁ。すばらしいです。
みなさま、本当に伝え方が上手です。
スレのコメントにもレビューにも感動してます。
(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆パチパチパチ!!!
このスレ立ててよかったなと思う46稲子でした。
投稿者: co*co
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ちょっと自分語りしちゃいますがすみません。
竹宮先生との出会いは「風と木の詩」1巻を親が何もわからず買ってきた中の一冊でした(オイオイ)
少年愛も実際に何をしているかもわからなかったけれどその後、自分でコツコツ買い集めて読みました。
当時、大人は少年愛に革命的なもの、問題作として話題になったようですが
十代前半の私はヨーロッパや寄宿学校、ジプシー生まれの貴族、禁断の愛などドラマティックな素材にハマりました。大半はそうじゃないかなぁ。中二病の年代ですから笑
「ファラオの墓」「地球へ…」も読みました。「ファラオの墓」は友達がドハマリしてイメージ音楽レコードを買っていました(年を感じる…)
少し大人になって「私を月まで連れてって!」を買いました。これは今も持っています。
竹宮先生は私は今も素晴らしい作家だと思っています。でもいつの間にか読まなくなったのは少女漫画から一時、卒業したからだと思います。
上記以外の作品は読んでいませんが
SFであっても少女漫画だったと思うんです。
萩尾先生は私の中で少女漫画枠ではなくて
萩尾先生枠なんですね。
カタルシスっていうんでしょうか
最後の放心するような読後感を
いつまでも期待しています。
…ここまで読んでいただいてありがとうございます。
めっちゃ自己満足してしまいました…
投稿者: co*co
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「一度きりの大泉の話」は話題なのは知っていたけれど読むつもりはなかったんです。
中学生の頃、竹宮先生、萩尾先生の漫画を一緒に読んでいた友人が読んだからあげる、といただきました。
彼女も少々ショッ クだったようです。
竹宮先生の作品は一切読んでいない…
どれほど悩み苦 しみ悲 しまれたことか伝わってきて
すごく胸 が痛 みました。
同時にとても冷静に当時のことを
こういうことだったんじゃないか、と振り返られています。
「少女漫画革 命」を夢見てセンセ ー ショ ナ ルな作品構想を練っていた竹宮先生には
萩尾先生に先に似た題材を使われては困るから、という分析はおそらく当 たっているんでしょう。
竹宮先生は小さな世界にハ マりこんでしまっていたんだと思います。自分を支持する人と生み出す物語や成功の夢、萩尾先生への脅 威。
若く才能ある女性たちの間でおきたこと
仕方ないといったら乱 暴 ですが、理解できるだけに
やるせない気持ちになりました。
まあ、ただの読者が知った風なことは言うべきじゃないんでしょうけど。
この微妙な出来事を驚くほど冷静に整理して語られています。この感じが作品に通 じるものがあります。
そして語ってこなかった辛 い、過ぎ去った時代を
勝手に素晴らしい時代のように語られることに
静かな抗 議をされており誰しも黙るしかないんじゃないでしょうか。
投稿者: ぴひこ
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461nekoさま
ありがとうございます( ´ ▽ ` )
画像、見ることが出来ました!
この構図も良いし、上の方と下の方との対比も美しいし、良いですね〜?
そして物持ちの良さ!
私も『マージナル』のキラのB1サイズポスターを母の友人がくれて(何でかは分かりませんが…)、実家を離れるまでずっと部屋に貼って飾っていました。
捨てた記憶はないけれど、もう片付けられちゃっただろうなぁ…?
フラワーボックスさまの『ポーの一族』続編に関する考察も面白いです。枯淡の境地…なるほど!
先生の言葉でも、部屋の扉を開けると彼らはそこに居た、でしたっけ。エドガーもアランも、自分達に与えられた役割?はそんなもんだろう、くらいの感じだったと。
彼らの意に対して、先生は熱くなられたのかな。雰囲気が変わったのはそれもあるのかしら。
私も『小鳥の巣』大好きです。エドガーとアランの長い旅のお話、途切れた歴史の合間を埋める物語があるなら、やはり読まねば。
romance2さまもそろそろ『フラワーフェスティバル』を読まれる頃でしょうか…( ´ ▽ ` )
美形のリュスが好きです。たまこちゃんも。あの創作舞台、観たいなあとずっと思っています。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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ぴひこさま
あのポスターは持ってます。写真が貼れるならお見せしたいくらい?
(⑅•ᴗ•⑅)♡♩
投稿者: Oo。>▼))))彡
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大きな騒動になってネットが言い合いで荒れたときに、なんだかそれらを読んだら、自分の中で数十年間大事にしてきた作品愛が形を変えてしまいそうで、抵抗感があって私は、AもBも読まずにきてしまいました。
言い訳みたいなブログ記事がUP後すぐに叩かれて削除されたりとか、ありましたしね。
Bが世に出たことで、「xx年組」も「少女漫画革命」も「xxサロン」も色褪せた印象になったなぁと感じました。それらを論じてきた書籍もあまり魅力的ではなくなってしまいました。
後世に残るのは作品なのだということでしょうね。
(私も同じくあとは丸投げ、スミマセン??)
投稿者: ぴひこ
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先ほどの話に繋がるのですが、私が自分で購入して貪るように萩尾先生の作品を読み始めたのは中学生になってからです。
数年して母が「懐かしい漫画が載ってて」と、文春文庫から出た『少女マンガ大全集』という色んな作家さんの短編ばかりを集めた本を買ってきました。そこで初めて竹宮先生の短編『ミスターの小鳥』を読みました。
既視感がありました。この話、私知ってる?よな?と。初めて読むはずなのに変だなと思いました。
萩尾望都先生の作品集は、小学館の赤いカバーのI期のものと、背表紙を並べると虹色になる II期のものを持っています。
その中で読んだことのある作品があった…と、『キャベツ畑の遺産相続人』に収録の『ハワードさんの新聞広告』と当時見比べもしました。
いわゆる「24年組」だから同じ話を別々に描くこともあるのかな?くらいに思っていましたが、雑誌掲載年も含め、当時オリジナルに敏感になっていた私には違和感が拭えず、以来、なんとなく竹宮先生の作品を読むのを避けてきています。
『一度きりの大泉の話』を読んで、長年の疑問が氷解した気持ちはあります。
長々と失礼いたしました。
cocoさまのように思慮深くコメントされる方の方が…ネタバレなしに冷静に、正しく伝えてくださるのではないかな…と思います?♀️(丸投げスミマセン?)
投稿者: ぴひこ
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こんにちは?暑いですね?
漫画作品でないにしても、『私の少女マンガ講義』の内容を出し過ぎたかもしれません?
またもやごめんなさい…?
先生の自作についてのところをかいつまんでしまったのですが、実際はものすごーく多岐にわたる内容で、読み応えがあります。
こちらのスレッドタイトルでもある『別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都 』も、やはり書籍で持っていたいな、と思いました。
461nekoさまのご質問にお答えして…
Bだけを読みました。それだけでは片手落ち…という見方もあるのでしょうけれど…実は私、かの先生の作品、短編を一作しか読んだことがないのです。(その理由に関して、少し後で書かせてください。)
表紙になっているポーの一族の絵、461nekoさま、ポスターとしてお持ちなのですか?!確かにアランの頭部が少し見えていますね。全容が見たい!
残念ながら、表紙と裏表紙以外にカラー作品は載っていません。
かわりに(でもないでしょうけれど)、先生がお若い頃から描き連ねてこられたクロッキーブックからのものと思われる、スケッチや人物の設定など、それから短編の漫画『ハワードさんの新聞広告』が掲載されています。この作品が描かれた経緯は明確に文章で書かれており、原作者から懇願されて描いたものであることや、いつどこで描かれたのかも記載されています。
本の内容に関しては、先生がもうこれきり、一度きりとおっしゃるので、ああそうか…と思うため、蒸し返したり議論することは私はないのですが、先生といっしになって苦しくも辛くもなりました。創作のルーツに関する事柄や、映画作品、文学作品がたくさん出てきます。
そして、掲載された一作の漫画、どうしてこの漫画「のみ」が掲載されたのか、私にはどうしても深読みしてしまう理由がありまして…。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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それでね、みなさま。
A.「少年の名はジルベール」
B. 「一度きりの大泉の話」
C.「扉はひらく いくたびも 時代の証言者」
このあたりは、読まれたのでしょうか。cocoさまは、Bを読まれているんですよね。
私はひとつも読んでないんですが、Aは今シーモアさんでセールになってますね。
Bは書評のまとめサイトでの評価が高いから読んでみたい気持ちになってきています。
CはAとの重複が多いらしいので、まあとりあえずはいいかなという気がしています。
差しさわりのない範囲で読まれた方の感想を伺いたいのですが…。
Bの表紙の青いイラスト、これは本の中で全体を掲載したページがあるのでしょうか。
それも気になっています。
このカラーイラストは、初出が、1976年少女コミックの折り込みポスターで、
「'76星うらない付き 少コミ名作ポスター」というタイトルが付けられていました。
表紙の絵では途切れていて全体が見えていませんが、エドガーの左手の下に三白眼で硬い表情のアランが描かれていて、メリーベルとユーシスの上にも人の顔があります。その人の手がグラスを傾けて赤い液体(酒?)がこぼれています。
このポスター、裏は「ファラオの墓」でネメスを付けたサリオキスでした。ネメス(頭巾)は耳を出さなきゃいけないんだけど、耳が隠れてる。これがちょっと惜しかったかな。
あ、脱線しました?
投稿者: Oo。>▼))))彡
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ぴひこさまも読んでますね。
私も買おうかな。作品がすべてだ、って思っていますが、これもまた作品だし。萩尾先生のエッセイは昔からおもしろいし。
フラワーボックスさまの、
”材料を整理してから調理に入る”
お料理上手のフラワーボックスさまらしい表現でニヨニヨしてしまいました。
それとエロスに関する考察、いいですね、すごくよく理解できました。
投稿者: 蕗のとう
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(続きです)
ところで再び『マルゴ』ですが…
個人的に歴史物というジャンルは、ある程度修練を積まないとうまく描けないもののような気がいたします。
史実に忠実に描く部分と、作者独自の解釈を加える部分を滑らかに繋げる技倆が、なかなか一朝一夕に身につけるのは難しいのだと思います。
ぶっちゃけ史実をいちいち追っていたのでは只の歴史の教科書になってしまいますから、切り捨てるべきところはバッサリ行かなければなりません。『マルゴ』では、その辺の不慣れさが作品にも出てしまっていたと思います。
制作が当初予定していたネーム通りに進まなかったと仰っていましたし、キャラとの対話も足りていなかったのではと思われます。
今回はさらにエロスというテーマにも挑戦されていました。
エロスという分野は、修練以前に作家としての向き不向きがあるようにも思います。
そしてそれは恐らく、自らの作品世界に耽溺できる作家さんの方が得意なのではないかと…。
461neko様の仰る通り、萩尾先生は直接的でないエロスの方が向いている気がいたします。
新しい『ポー』については、舞台に傾倒された結果なのでしょうか、昔より説明台詞が増えた感はありますが、『マルゴ』より登場人物達がのびのびと喋っているように思います。
前作ではエドガーは、自分が人でないという事実に打ちのめされたりもしていましたが、今作のエドガーには、そのような未練は薄いように思います。
人であった頃への切ない憧憬の思いよりも、諦めにも似た枯淡の境地を感じます。
『秘密の花園』では、前作でも名前が出てきたクエントン卿のエピソードが語られていて、興奮しました。
これから前作のその後的なエピソードとか出てこないかなと期待しています。
個人的には、キリアン達のその後が見てみたい?
投稿者: 蕗のとう
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こんにちは☺️
ぴひこ様も『私の少女マンガ講義』を読んでらしたんですね✨
言いたいことを言ってくれないキャラがジェルミとタダっていうところ、私もニンマリしちゃいましたw。
確かに、あの2人は言わなそうですよね〜。
そうやって思いを全て吐き出させて、材料を整理してから調理に入るのだなぁと思いました。
思うに萩尾先生は、当事者としての自分とそれを観察する他者の目線を持つ自分が、常に同時に存在しながら物語を作っておられるような気がします。
先生の作品を読む時に時折感じられる、外側からの冷めた視線。
自分の作品世界に耽溺してしまっている作家さんにはない視点が、そこにはあります。
自分自身の創作の姿すら観察対象とする客観性が常にあることが、作品に地に足のついた説得力を生んでいるのだと思います。
話は変わりますが、先生は『残酷な〜』のグレッグを描いている時すごく楽しくて、ついつい主人公をひどくいじめてしまったと仰られていましたね。
あの様な作品を描くには、さぞかし気力を消耗しながら描いているのではと想像していたので、軽くショックを受けました。
実際は、描くことによってご自身の闇の部分が解放されて心が楽になり、それまでよく見ていた悪夢も見なくなったとか…。
作品を生み出すということは、先生にとってご自身を癒し解放するということなのだなぁと、それを読んで思った次第です。
長いので一旦切りますね。
投稿者: ぴひこ
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続きです⭐︎
でね、もうひとつ印象的な文章が。
プロットを書いているときに、キャラクターに対しては「言いたいことを全部お言い」って伝えるんですって。そうしてキャラクターをコントロールするのだとか。
ちゃんと喋って動き出してくれる子達もいれば、下を向いてなかなか本音を言ってくれない子もいる。
喋ってくれない子、誰だと思いますか?
いい子すぎて葛藤があったジェルミ(『残酷な神が支配する』)と、優等生で建前だけで生きてる(笑)タダ(『11人いる!』)( ´ ▽ ` )
分かりすぎて面白かった。
萩尾先生の対談やインタビューをほぼ初めて読んでみて、マンガを追いかけてるだけでは分からなかったことが知れました。じゃあ新作も読んでみようという助けになりました。
投稿者: ぴひこ
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こんばんは⭐︎
私も『私の少女マンガ講義』、ちょうど読んでいたところです!いくつか他の書籍と一緒に読んでいたのでゴッチャになってしまいますが、先生が「『王妃マルゴ』を描き始めたのはあきらかに逃避」とおっしゃっているのが印象的でした。
何からか?
なかったことにするには大きすぎる災害と事故、3・11からですね。
私が知る限りでは最速だったと思います。マンガというエンターテインメントツールでクリエイターとしていち早く3・11を描いたのは萩尾望都先生でした。(もっと早い方もいらっしゃるかもしれませんが…)
『なのはな』はもちろん先生流石だな、と思える作品ではありますが、よく練られた物語というよりは刹那的で、居ても立っても居られなくて描かれたんだろうなという感じがしました。放射能物質三部作もしかり。
作品のアイデアが幾つもあるのに、現実ばかり描く訳にはいかない(そりゃあそうですよね、もったいない!)、だから先にマルゴやポーを描くことにしたのだそうですよ。
私は先生がクリエイターとして3・11を描かれたことがとても嬉しかった。数年してドラマで『あまちゃん』や『ゴーイング マイ ホーム』のような、震災を扱う脚本家さんが出たのもホッとしたのですが、直接的に放射能物質による汚染を描かれた作品は、他にはなかったと思うのです。それだけでもう、先生、ありがとうございます、と思いました。
それからの『王妃マルゴ』と『ポーの一族』続編、そうかそうか、って納得しました。
フラワーボックスさまがおっしゃる、先生の本質とは少し離れたお話、そもそものつくりが違う訳です。
史実を元に描くから、どうしても説明的になってしまう、ともおっしゃっていました。
夢か現か…の幻想的な作風を求めてはダメなのですね。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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私も先生には、エロスの追求はして欲しくないですねぇ。興醒めしてしまう。
あまり奔放な描写は似合わないというか。隠すとかオブラートに包むとか、そういうのがよかったな。
すみません??⤵️
言い過ぎていますよね。失礼しました。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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「私の少女マンガ講義」
フラワーボックスさま、cocoさま、コメントありがとうございます。
「別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都」
amaz★nのレビューが熱いです。
内容が濃いようで、放送されなかった部分も書かれているそうです。
欲しくなりました。
投稿者: co*co
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461neko様
「一度きりの大泉の話」を読んでから
もう作品だけ読んでいこうと思っていたのですが。
この本も興味深いお話だったのですけど
どんなクリエイターも人間関係で悩むんだな、と
当たり前ながら少しショックだったんですね。
それが近年の作品について、特に「王妃マルゴ」が
初めて史実を題材にされたことについて
以前から気になっており、ここでお話しているうちにめっちゃ気になってきて読んでみました。
前半はイタリアで少女漫画史を講演されたものです。
すごく具体的に色んな方の作品を挙げられていて
なるほどなー、おお、読んだやつーってなるので
興味ある方は嬉しいと思います。
私はその後のインタビューが興味深かったです。
時代の分析とともにさらに色んな漫画家さんの名前、作品名があがり同人誌についても言及されています。
そして本当に漫画を読むのが好きだと言われてます。
目次で何の作品について語ってくださっているか
わかっていたので購入したのですが
「ここではないどこか」シリーズの続きがない理由がわかりましたし
「王妃マルゴ」を描かれた経緯も知れました。
感想としてはやっぱりプロだなぁと。
というのは私はどこかで作家というのは浮世離れしたイメージがあるんです。
もちろん色々インプットはされているでしょうけど
萩尾先生のような大御所になると
自分の内なるものを産みだす才能やエネルギーの方が大きいだろうと思っていました。
それがコマワリで悩んだら基本を参考にしたり
売上げや流行りを冷静に分析していたり
ちゃんと業界の人でした(当たり前)
私は思ったより内容が濃く感じ読んで良かったです。
「100分で名著…」にさらに興味が出て
書籍にするか悩んでいます…
投稿者: 蕗のとう
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こんにちは。
皆さまのお話、めちゃくちゃ興味深いです✨
『私の少女マンガ講義』
私も読ませていただきました♫
『100分de名著』のインタビューより更に深い先生の考察や、超貴重な忌憚ないご意見が綴られていて、お値段も高くないし小説クーポンも使えるし、めっちゃお買い得な気がしました。
個人的に、コマ割りについての考察がかなり面白かったです。
読む時のリズムを左右するコマ割りは、絵やネームと同じくらい大事な部分で、漫画家のその人らしさが非常に強く出る部分なのですね。
呼ばれてないのにしゃしゃり出てすみません?♀️
実はここ数日、『王妃マルゴ』が気になって、そちらも並行して読んでいたのですが…。
何というか、先生の他の長編と比べると、個人的には少〜し物足りない?
『私の少女マンガ講義』でも、震災があってから現実的な話を描く気が起こらず、逃避的に描き始めたとおっしゃっていましたから、ご自身の本質とは少し離れたお話だったのかも…。
やはり萩尾先生はSFの人なのだな、という思いを強くいたしました。
ぴひこ様の読まれた『なのはな』は、震災後に描かれた放射能3部作の1つらしいです。先生の心境について、より深い理解が得られるかもしれないので、読んでみたいですね。
『ポーの一族』の続編ですが…
既刊のものは私も全て読んでいます。
モー様の作品を愛する心は変わってないつもりなんですけど、作風があまりにも変わってしまわれたので、正直戸惑っておりまして?
でも『100分〜』のインタビューで萩尾先生がハッキリとおっしゃっておられた、あの結末までは、ぜひとも見届けたいなあと思っております✨
ところで、突然脈絡のないお話で恐縮なんですが?♀️
『バルバラ異界』についてcoco様がおっしゃっていた箇所
>最後一気に全ての積み木が積み上がり、崩れ去り
静かに平らになったラストに衝撃を受けました。
素晴らしい表現ですね✨
そのまま後書きに使えるんじゃないでしょうか♫
マージナルやスター・レッドも、少しそんな感じのするラストだったような気がします。
でも、こうして言葉で端的に表現していただけると、感激しますね✨
投稿者: Oo。>▼))))彡
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cocoさま
「私の少女マンガ講義」おもしろいですか? シーモアさんにもありますね。
私、読んでないもので。
なんかうま~くかわしていらっしゃるらしいので、そっちに興味津々しちゃいまして。
こんな不純な動機では読まない方がよいのかも、と躊躇してます。
差しさわりのない範囲でcocoさまの意見を聞いてみたいです。
投稿者: co*co
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ぴひこ様
あっそうか!ってなりました!
「日本人を表現するのにあっている」
私、「ここではないどこか」シリーズや
「あぶな坂HOTEL」など
日本の家族を題材にした短編がけっこう好きで。
作家先生夫婦に子どもができた話
音感好きの家族に馴染めない男
大学生に淡いトキメキを感じる主婦
タイトルは全然覚えてないんですけど?
お話の運びはどうでしょうか…
「バルバラ異界」を読んだ時、後半まで
こんなに色々盛り込んでちゃんとまとまるのか
ハラハラしたのを覚えています。
最後一気に全ての積み木が積み上がり、崩れ去り
静かに平らになったラストに衝撃を受けました。
先生、疑ってごめん、って思いました。
461neko様のおっしゃる魂の救済が
用意されているのか、どうなのか
まだ見えない絵に
先生、相変わらず隠すの上手いですね、って感じで
ヤキモキしてます。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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「ポーの一族」のこと。???.???◌܀ つづき。
「100分de萩尾望都」のラストの萩尾先生のお話によると、
「ドアを開けたら2人が待ってたんですよ、それで彼らのおしゃべりを聞いているんです」
彼らっていうのは、エドガーとアランのこと。
確かに新作のエドガーは、旧作よりもずいぶん饒舌になりました。
感情を露わにしますし、口も悪いし、幼い子供のようにひとりでは何もできない一面も見せます。
エドガー=萩尾先生、だから、新作ではタガが外れたように湧き出す思いをぶつけてきているのかな、とも思います。
物語の最後にエドガーの魂の救済がありますように…。そう願いながらこの長い物語を読み続けています。
…という46稲子の感想文でした、とさ。
٩(๑^o^๑)۶ ...
投稿者: ぴひこ
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461nekoさま
皆さま
こんばんは⭐︎
『ポーの一族』、続編以降を読んでおらず、語れるものがないため、皆さまの見解やお考えを読ませていただくにとどめます( ´ ▽ ` )
romance2さまのレビューも拝読いたしました。皆さま、作品を読みたくなる文章が本当にお上手です。
絵柄の変化は表紙絵で見てとれますが、物語運びの方はどうなんだろう…?
flowersで連載が始まる時の騒ぎはよく覚えています。単行本が出たら買うつもりでいて…えっ、もうそれから5、6年も経ってしまっているのだな、とびっくりしています。ずっと追いかけてきたつもりでいましたが、最新の作品で持っているのは『なのはな』(白いハードカバーの表紙のもの)でした。
先生の作品は紙の本で、と思っているので、近々、『春の夢』と『ユニコーン』は購入すると思います。
ああ、でも、やはり昔の絵柄と作風で自分の中では世界観が固定されてしまっているため、新作を読むのは勇気がいりますね?
実は先生の近年の絵柄、日本人を表現するのに合っている感じがしておりまして…。逆に昔の絵柄は、作品の舞台が日本であっても、どこか日本ではないように感じられるものでした。
『バルバラ異界』は世界観や作品舞台と、その時の絵柄がピタッと合っていたように感じます。
ポーの続編や『王妃マルゴ』に私が手を出しにくく思っているのは、その辺りにも理由があります。
461nekoさま
『残酷な神が支配する』、私はほとんど再読していません。今手元にもなく、実家に置いてきてしまっています。本当に怖くて辛くて、長い長いお話でした。
先だってcocoさまが教えてくださった本の中で、『トーマの心臓』の大人版、とのインタビュアーの感想に先生が肯定されていると知り、読み直さなくては…!と思いました。多分色々忘れてる。
イアンが好きだったんですけどね、前半のね…。
投稿者: co*co
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romance2様のレビュー読んできました。
萩尾先生の作品は書籍で買っているので
私は少しずつレビューしに行ってるのですが
もう書けないです笑
もう言いたいことそれ!って感じです。
文章力が羨ましいです。
最近の作品はサインペン?ってぐらい
輪郭線が太い絵があったりして
道具が変わったのか、目が悪くなられたのか
気になるぐらい画風が変わられています。
雰囲気が違うのはしょうがないんですが
「ポーの一族」に関しては少し寂しく感じるのも事実。
私の少女時代は終わってたんだ…
(いや、とっくにオバサンな)
続編はエドガーが物語の案内役のように
群像劇を引っ張っている側面が大きいです。
「火の鳥」のような感じでしょうか。
読んでないので怒られそうですが…?
私も決まった作家ばかり追うタイプで
読書幅は狭いのですが
いつしか追わなくなるのが常です。
その中で萩尾先生だけ変わらずずっと追ってます。
多分、作品に力がなくなった、情熱が感じられなくなったら読まなくなると思いますが
萩尾先生はそうならない気がします。
失礼な話、高齢になって線がヨボヨボだったり
お話の展開がはぁ?ってなっても
情熱を感じられる限り
読ませてほしいなぁと思っています。
とりとめなくなってきました。
「王妃マルゴ」は萩尾先生のキャラクター造形が変わってるな、と思います。
愛とエロスをテーマにしたけれど
エロスの部分で苦労されたとか。
エロスの解釈が難しいけれど
そうですね、テーマとまでは思わなかったです。
ただ愛が時とともに変遷していく悲しさに切なくなりました。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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「ポーの一族」のこと。???.???◌܀
romance2さまが「ポーの一族 ユニコーン」に書かれたレビュー、よく理解できます。
ミツバチさまの考察もおもしろいですし、cocoさまの意見も納得です。
2016年5月、「ポーの一族」新連載が始まった時、大騒ぎでしたね。
「月刊フラワーズ」(小学館)7月号は即完売、漫画雑誌としては異例の重版。
私は予約しておいたから発売日に買えたけど、よりによって「春の夢」に乱丁があって、すぐ交換に走ったりしてました。
萩尾先生の中の「ポーの一族」が目覚め息を吹き返し、物語が再び動き出した、それはすばらしいことで、ファンは沸き立ったわけです。
内容に関しては、直後から賛否両論飛び交いましたね。絵の変化は仕方のないことです、同じであるわけがない。
それはいいのですが、物語がね、なんというか、誰のお話なのでしょう、という進み方をするのが、哀しいんですよ。
長い長ーい時間、呪いをかけられたように時が止まっていたのは、ファンの方だったのかな、なんて思うわけです。
̤̥ꔛꕤ?.???? ⠜◡̈*
投稿者: co*co
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文章を打つのに時間がかかってしまう~?
お話がどんどん進んでいるところですが
「ポーの一族」続編の私の感想をちょっと置かせてください。
「ポーの一族」はかつての作品とは違うので
読まない、という選択、わかります。
私は読んで楽しんでいますが空気は違うんですよね。
ただ別作品かというとそうではなくて
やっぱりエドガーとアラン、ふたりのバックボーンがあっての作品だとも思うのです。
作者も読者も若く、少女の夢想の世界というと
こそばゆいですけど
あの儚くて美しい物語の世界は萩尾先生と
読者ひとりひとりが作ったようにも思います。
今はどちらも年を重ね、時代も移り
詩的な表現や幻想的な雰囲気が薄れたかわりに
人間にもバンパネラにも平等に降りかかる「生きる悩み」というのが深まって
私が大人になってしまった分、かつての作品と違う読み方をしています。
「エドガーが人間になってしまった」て上手いこと言うなぁと驚きました。
作中ではエドガーがポーの一族が掟を守って変わらないことを責める言葉がありますが
クラシックな一族のロマンに変化は似合わないんじゃないかなぁとエドガーにお伝えしたい。
このスレきっかけで「私の少女マンガ講義」を読みました。近年の作品についてインタビューに答えるかたちで語られています。
レディーガガ、お好きだそうです笑
投稿者: Oo。>▼))))彡
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お茶会を続けましょうか。。。
・「残酷な神が支配する」
しばらく読み返せないなと、軽く封印した作品です。連載中にずっと読んでました。
まだ未読で興味がある方は、長編で大変ですが一気に読むといいかもしれませんね。
あともう1作「ローマへの道」
しばらく無理かなぁ。いずれは読み返そうと思っていますが。
違う話を。
・「王妃マルゴ」
あまり感情移入しないようにしようと、ミュージカルでも観ているような感じで読んでいました。
長くてこれもやっぱり読むのが苦しい連載で、楽しみに次を待つというよりはもうやめよう、もう続きは知らなくてもいい、と自分に言い聞かせながらそれでも読むんですよ。
萩尾先生、よくこれを描かれたなって思います。
投稿者: 蕗のとう
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(続きです)
そして『王妃マルゴ』…
実は未読でして?
萩尾先生の歴史物というのは珍しいので、いつか読んでみたいと思っています。
他のレジェンドによる中世ヨーロッパを舞台にした漫画…青池保子先生(『アルカサル〜王城〜』、『修道士ファルコ』、『ケルン市警オド』)、惣領冬実先生(『チェーザレ〜破壊の創造者〜』)の方は読んでいるので、対比してみるのも面白いかも✨
萩尾先生はフランス、青池先生はドイツ、惣領先生はイタリアと、国がそれぞれ違うのも面白いですね。
オレンジ様
『スター・レッド』から『マージナル』へ。
ミツバチ様の壮大な解釈…読むのが楽しみになりますね✨
『A-A' カトルカース』『銀の三角』『バルバラ異界』など他のSFも世界観が素晴らしいので、そのうち是非。
『彼方のアストラ』が『11人いる!』のオマージュ作品だというのは読んでみれば明白ですね。
『彼方の〜』…その先の設定が欧米のSF小説に出てくるようで面白く、コメディとしても良かったです?
投稿者: 蕗のとう
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461neko様、皆さま、おはようございます☺️
兼岩氏の記事、未読だったので見て参りました。
山岸先生の回…衝撃です?
『日出処の天子』は、当時の単行本の最終巻が極端にページ数が少ない状態で発行されていたのですが、本当は続きを書く予定だったのが、先生の方で煮詰まってしまい描けなくなってしまったのだとか…
作中の伏線もいくつか回収されないまま、唐突に終わってしまった感があったので、ずっと引っかかっていたんです。
もしも件の記事が山岸先生の創作活動に悪影響を及ぼしたのだとしたら、許しがたいことですよ?
池田理代子先生の『聖徳太子』は途中まで読んだのですが、『日出処の天子』の厩戸の印象があまりにも鮮烈で、池田先生の描く聖徳太子に全く魅力を感じることができず、結局挫折してしまいました。
『聖徳太子』は当時どの書店でも平積みされているほどのプッシュ作品だったんですけど、作品の質としては残念ながらこの2つでは勝負にならない感じがいたしました。
聖徳太子の後の、大化の改新あたりの時代の漫画も複数出ているのですが、それらについては『日出処の天子』のような感覚にはならず、どの作品もそれなりに面白いと感じるのですが、聖徳太子の時代に関しては、『日出処の天子』が至高、それ以外は個人的に受け付けられないです?
ところで、ぴひこ様の消えた?コメントが何処らへんにあったものなのかよくわからず。
まあ、分かったとて…というものなんですけど?
ぴひこ様があまり気に病まれないと良いなと思います?
それを探している途中で、触れずに来てしまったcoco様のコメントに惹かれたので、それについて少し…
メイヤードが好きと言っておられたのに親近感を持ちました✨
私もメイヤードは作中でも1、2を争うくらい好きです。(←悪役好き)
行動に必然性があり、主張に説得力がある。悪役なのに段々と憎めなくなっていく。病のこと、ナースタースとの関係も涙を誘う?
悪役として素晴らしいだけでなく、キャラそのものも、アシジンやグリンジャを喰ってしまうほど魅力的?
(字数制限に触れたので一旦切ります)
投稿者: オレンジ
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おはようございます。
461neko様 今日もお茶をいただきに参りましたよ。
ミツバチ様の「スター・レット゛」考察のおかげで「マージナル」を読む楽しみが膨れました。「スター・レッド」は何か先のあるような終わり方だったのがずっと気になっていましたので。
あと、もうひとつ思い出したのが篠原健太先生の「彼方のアストラ」には「11人いる!」へのオマージュとなっていると思われるシーンがあります。こちらの作品もとても好きな作品です。
好きな作家先生のアレコレを語れる場所って本当に貴重な場だと思います。(本当はもっと踏み込みたいところですよね。分かります笑)
私は山岸先生に至っては全くの未読なのですがそちらも興味深いところです。いろいろと情報が仕入れられてありがたいのです。
投稿者: ぴひこ
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おはようございます?
romance2さまのご紹介くださった兼岩氏の記事、萩尾望都先生を検索したときにチラっと読んだことがありました!連載している全編を読ませていただいたのは初めて。捏造記事、池田理代子先生の作品、の辺りは初めて知ることばかりでした。
ゴシップ記事じゃあるまいし、全国紙でどうしてそんなことになっちゃったの?と驚き…。
マンガを読んでるだけでは出会えない話題でありがたいです。
そう、それでこの度のスレッドから、萩尾望都先生のマンガ以外の書籍にも触れてみようと地元図書館で検索しましたら、マンガを含め50件以上のヒット。様々な著名人との対談、昔の寄稿作品、『一度きりの大泉の話』…それぞれ一冊ずつしか所蔵されていないけど、結構貸し出しされている?!
仕事帰りに図書館に寄ってみようっと。
で、今更なのですが…シーモアさんで扱いのない作品に関しては慎重にならないといけないのですね?
無頓着でスミマセン?
もっと扱いがあれば良いけれど、作家先生の意向もあり…というのも頷けるため、仕方ないですね。
ではまた〜
投稿者: romance2
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豊富な読書量の人揃いのなか、偏食で小食なのは私は自分くらいと思い自称しておりましたが、おや、461nekoさんも!?偏食で小食のお仲間同士、ニッチな我が道漫画愛路線と行きますか。
山岸先生の話は、その、「日出処の天子」に限定の2回とのいいようにも見えましたが、「アラベスク」推しの人間としてはここは殊更に存在アピールんp要ありと勇み足踏んでしまいましたぁ。
でも、両巨頭がバレエ作品を数作品出す共通項あると長いこと知ってなかったので、461nekoさんには、感謝なのです。しかも山岸先生作品のバレエ物はいまだかつて「アラベスク」だけしか読んでない自分にとって、萩尾望都先生の手になる「フラワーフェスティバル」を読了すれば(「ミステリと言う勿れ」第11巻とかの後に読みます)、なんと作品数ベースでは並びます。
どうでもいい話をまたまたすみません。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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romance2さま✨
♡あはは♡ ٩(ˊᗜˋ*)و ٩(๑^o^๑)۶ ...
だからぁ、『日出処の天子』で2回って書いたのにぃ。『アラベスク』の記事は読んでないの。飛ばしましたぁ、すみません??⤵️
正しい少女時代を送ってないから『アラベスク』『SWAN』『はいからさんが通る』あたりは完全に記憶喪失だし。
偏食で小食なんでーす。
『フラワーフェスティバル』楽しんでくださいね。
でわでわ~?
投稿者: romance2
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461nekoさま?
山岸先生ご登場は実は都合3回に上っておるんですよ、モーさまファンの461nekoさまの手前何をドヤァしてるのだと、たしなめられるのを覚悟して敢えてお伝えしておきますが。。
不滅の傑作「日出処の天子」の知名度の影に回って欲しくない存在なので。。。
私にとって山岸先生は「アラベスク」を差し置いて語れないので、お許しを。
すみません。モーさまスレなのに、11件前(?)よりもっと出てきちゃって。
まとめ買い20%クーポンで「フラワーフェスティバル」購入しておりますよ。楽しみにしております。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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romance2さまがお知らせしてくれた、中日新聞の記事を読みました。
『ポーの一族』の回では特に目新しさもなく、さらっと読み終えたんですが、山岸先生の記事は興味深かったですね。
2回に分けてましたね、『日出処の天子』で。
毎日新聞の捏造記事の件、池田理代子先生の『聖徳太子』の件、へぇへぇへぇって思わず声に出そうでした。
面白いネタを、ありがとうございます。
興味を持たれた方はこのコメントの10件前に、romance2さまのコメントがありますので、その中の人物名で検索すると、たどり着けます。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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萩尾先生の表現力のすごさ、読者へ「伝えたいこと」の伝え方のうまさについて、坂田靖子先生が書いていらっしゃる文があって、それがとてもよかったので、ご紹介しますね。
『銀の船と青い海』
萩尾先生が書かれた童話集です。この本のあとがきを坂田靖子先生が書いてます。
以下、抜粋です。
”…漫画家とは自分の脳裏に浮かんだ夢を他の人にも見られるようにする、そんな仕事だと私は思うのですが、…そういう夢の再現性が、読む人への体感のさせ方が、萩尾望都という人はすさまじく群を抜いているのです。…”
坂田靖子先生もすごい方です。
あとね、cocoさまのコメントから、ちょいと引用させていただいて。
”…萩尾先生の作品はBLと思ったことがなかったです。
要素はあるけどジャンルではなく
竹宮先生の「風と木の詩」のように真っ正面から少年愛の世界に見いだす何かではなく
起きるべくして起きることの全て、みたいな。…”
実はこのあたりから、雑誌「JUNE」「グレープフルーツ」のことなどお話を広げてみたいなと思ったりして。まぁ、おいおいってことで…。
また、来ま~す。⸂⸂⸜(രᴗര๑)⸝⸃⸃
投稿者: 蕗のとう
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オレンジ様
北森サイ先生の短編集、読んでみました。
確かに、ストーリーにも絵柄にも萩尾先生の雰囲気を感じますね。
内容的にも非常に面白かったです✨
田村由美先生の作品の方…試し読みしたら面白くて、まとめ買いクーポンを使って購入してしまいました。
いや〜爆笑?
面白い作品をご紹介してくださりありがとうございました?
『11人いる!』は私もお気に入りです✨
斬新なストーリーは、その後に続くあらゆるSFの原型にもなりました。
本当に萩尾先生はすごい方です。
ミツバチ様
『ポーの一族』『スター・レッド』の考察、ありがとうございました?♀️
エドガーは様々なものの「狭間にある存在」…本当にそうですね✨
狭間の存在であるということは、どちらでもある者、またどちらでもない者、両方の意味に取ることができますね。
「揺れるものが周囲を揺らす」…なんて素晴らしい表現!ミツバチ様のワードセンスにはいつも瞠目させられてしまいます。
続編でエドガーが「人間」になってしまった…かなり作風が変わられたので、私も同じ作品とは考えにくい感じがしています。
何十年ぶりかで描き始められた続編は、先生にとって、ご自身の作品の2次創作みたいなものなのかもしれませんね。
『スター・レッド』の完成度が他の作品と比べて低い…確かに、萩尾先生はいつも作品を作る時ラストまでしっかり考えてから描き始めるのに、本作の場合は急なことでそれが出来なかったために、登場人物のイメージが途中から変わってしまったり、若干無理のあるストーリー展開になった部分はあったかも知れません。
それでも時間のない中であれだけのものを作り上げることができたなら、十分に考える時間があったなら、どんな作品に仕上がっていたのか…
ぶっつけでここまで壮大な世界観を紡ぎ出した萩尾先生の力量には脱帽するほかありません。
今回は『アロイス』には触れられないとのこと。
残念です。
ミツバチ様がどうしてその作品を初期の最高傑作と考えるのか、また双子の物語に惹かれる理由なども詳しくお聞きしてみたかった✨
投稿者: Oo。>▼))))彡
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オレンジさま (⑅•ᴗ•⑅)♡♩
北森サイ先生、デビュー遅いんですね、驚きました。『女王のトランク』を途中まで読んで挫折してます?
萩尾先生の初期作品って、どのあたりを読んでいらっしゃるんでしょう?
見る専などとおっしゃらずに、ぜひ作品名を教えてほしいです。
田村由美先生のあとがき、読む機会があったら読んでみたいです。
ぴひこさま、フラワーボックスさま
また面白いネタをお持ちですねぇ。
+。:.゚٩(๑>◡<๑)۶:.。+゚もうっ、ネタの宝庫???
次も期待してますからっ???
ミツバチさま
「アロイス」も語って。シーモアさんにリクエストしますから。
みなさま
書きたいこと、語りたいこと、遠慮せずにどんどん置いていってくださいね。
できることなら、みなさまにお茶でもお出しして、ゆっくりしていっていただきたい気分です。
ヾ(⌒(_*Φ ﻌ Φ*)_旦~~
投稿者: ・ー・
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作品内の萩尾望都引用と言えば、
「エスパー魔美」で、マミちゃんが『ポーの一族みたいな傑作を描く』みたいなことを言っていました。どちらも小学館掲載作なせいか、伏せ字ももじりも無かったです。
ナースタースの良さをわかっていただけて嬉しいです!
(私のイメージが彼女になってるのは畏れ多くて震えますが)
あの見た目と振る舞いの奥に、大切にガラス細工のような少女の繊細な心を隠していたのだと思うとね、萌え出ずる何かを抑えられませんね!
coco様のお好きなメイヤード、重要キャラだし、作中最もかわいそうだったかもしれませんね……。同情を禁じ得ないキャラでした。
マージナル話、ぴひこ様におたのしみいただけたようで一安心です。
ピンク・ビターのシーンにも共感いただけて嬉しいです〜
あと、フラワーボックス様からも軽くリクエストをいただきましたので、
社交辞令を知らない私は真に受けてお話していこうと思います。
「アロイス」は名作ながら未電子化のため、この場では控えますが、
「ポーの一族」と「スター・レッド」は、後ほど。
しかし、萩尾望都作品を読むと、萩尾望都ご自身の「母親」に対する複雑な感情がバシバシ伝わってきて、それが作品を生む原動力にもなっているとは思えど、ずっと気の毒だという気持ちが拭えません。「マージナル」は特にそうでした。
自分が子育てをする時には娘にこんなつらい思いはさせまい……と強く決意したものです。
女の子が素直に自分の母親に甘えて「好き」でいられることは、本当に幸せでうらやましいことだと思いますね……。
投稿者: co*co
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オレンジ様
北森サイ先生って「女王のトランク」の作者様ー!と
ちょっぴり興奮しました。短編集読んでみます。
好きな作品、作者様に萩尾先生の気配があると
あーやっぱり私は萩尾先生の血がわかるんだわーと
ほくそ笑んでしまいます笑
ミツバチ様のイメージ、ナースタースが浮かぶのわかります。あのスレを見た時、おおっ良いの出してきたな、と思いました( *´艸)
ハッキリ物を言う女性ってよく登場しますが
中でもナースタースはドラマティックな存在感が洋画に出てきそうなカッコ良さです。
その「マージナル」だけでなく数ある作品の中でも
私はメイヤードがかなり好きです。
最後に明かされる肉体の秘密と精神や存在の複雑さ
冷ややかな印象の裏に隠されていたもの
面白いマンガには必ずいる魅力的な敵キャラポジですが、最後にアシジンが「お前のことか」と訊いたようにとても重要な役割を与えられた魅力的なキャラクターだと思います。あと単純にファッションも好き。あのストイックなお洒落軍服風なスタイルが素敵です。
ナースタースのドレスも見ごたえありますよね。
「マージナル」は複雑な世界を民族衣裳と近未来の衣裳とで描きわけていて絵を見る楽しみもバツグンでした。
投稿者: 蕗のとう
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461neko様、皆さま、こんばんは☺️
萩尾先生に影響を受けたとまでは言えないかもですが、作品の中に時々オマージュ的な引用が見られて、萩尾作品がお好きなんだなあと感じるのは、佐々木倫子先生ですね。
『忘却シリーズ』(※コメディ)での一節
“人は2度恥をかくという
まず自己の恥
そしてのち
他人に知れ渡ることの恥”
不謹慎とは思いつつ、爆笑してしまいました?
ミツバチ様の『マージナル』についてのお考えは頷かされることばかりで、作品に対する造詣の深さに敬服するばかりです。
もっともそれは、萩尾作品に限ったことではありませんが…
キラ・グリンジャ・アシジン、あるいはアーリン・イワン・ゴーのような関係は、他作品でも何度か使われている題材ですよね。女性を挟んで男性2人が恋敵となりますが、3人は形容しがたい強い絆で結ばれ、別れてしまった後で、全員一緒であったあの時が1番幸せだったことに気づくというものです。
また、イワンのトラウマは『ローマへの道』を思い出しますし、グリンジャの属するコミュニティは『銀の三角』に出てくる村を想起させます。
ミツバチ様のおっしゃる通り、『マージナル』はまさに萩尾先生の集大成的作品ですね。
『アロイス』や『ポーの一族』、『スター・レッド』などの他のSFについても話をお聞きしたいです✨
ぴひこ様のミツバチ様の脳内イメージがナースタースって面白いですね。
私はミツバチ様はなぜかオカッパのイメージです。(白鹿野梨子さん的なw)
投稿者: ぴひこ
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461nekoさま
皆さま
こんにちは!
あっ、→サイフリート←!
461nekoさまとフラワーボックスさまのサイフリートへの違ったベクトルが面白いですね?
萩尾望都先生とくらもちふさこ先生を敬愛し、影響を受けたとおっしゃるのは羽海野チカ先生が有名かなと思っていました。たまたま私が大好きな先生方を、これまた大好きな先生が敬愛されていると知ってとても嬉しく思ったので…。
『ハチミツとクローバー』の主人公はぐちゃんはビジュアルをメリーベルから、とおっしゃっているそうです。『ハチクロ』の後日談を『ゴールデンライラック』とも…。
こ、これは…正直ショックだったんですけど?
ミツバチさま
『マージナル』の世界をこんなに的確に綴ってくださって…感動します。
これこれ!こんな風に作品を大事に思っていらっしゃる方が作品について語ってくださると、もうその世界に触れたくて見たくて、ワクワクしますよね。
私も初めて読んだ時の感動、一時は頭の中があの特異な世界に占められていた時のことを思い出しました。
そうか、「確定していない未来」。
マージナルはじめ先生の作品では、めでたしめでたしが見えないんです。もちろんそれが醍醐味で、だから読みながら考える。ハッピーエンドだけが約束されるべきものではないことも、そもそも幸せのかたちが決まったひとつではないことも、萩尾望都作品で学んだと思います。(『銀河鉄道の夜』も『星の王子さま』も、出会いは萩尾先生の後でした?)
岩屋の洞窟での生活が、ほんのひと時だけど幸せで、理想的に思えるあの場所へはどうすればまた行けるっていうの…と、二転三転する物語の中でずっと翻弄されていました。
いちょうにりんごさまと同じくクライマックス辺りではずっと泣けてきて、ヘリポートでのシーンはたまらなかったです。
ナースタースといえばピンク・ビター。私もこのシーン好きです。
もうね、私、あの脇役スレッド以来、ミツバチさまのコメントがいつもナースタースのお顔で再生されています。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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萩尾先生に影響を受けた漫画家さんが作品内で萩尾作品を引用する話。
『パタリロ!』(魔夜峰央先生)
一番先に思いつくのがこちらのクックロビン音頭。「小鳥の巣」からのパロディであまりに有名なのでご存知の方も多いと思います。
『魔夜の娘はお腐り申しあげて』(山田マリエ先生←魔夜峰央先生のご息女)
父から娘への教訓にレジェンドが出てきます。未読でしたらぜひ試し読みしてくださいませ。
『アマネ†ギムナジウム』(古屋兎丸先生)
1巻の試し読みできるページ内に『トーマの心臓』が出てきます。
感覚としては、ギリシャ神話やグリム童話を引き合いに出すような感じなのかなって思ってます。
私が思いつくのはこのくらいなのですが、ほかにも何かご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてほしいです。
(ᴗ̤ .̮ ᴗ̤ )₎₎ෆ
投稿者: 蕗のとう
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ユーシス…美少年でしたね✨
ああいうポジションの息子は母親に似て性格悪い場合が多いのですが、彼は違いましたね。子供を追い詰める母親がここでも出てきて…彼女も哀れだったのかもしれませんが、子供はもっと哀れです?
イリス…彼、良いですよね。私もビジュアル込みで大好きです✨
私は偏屈者なので、作品の中では大抵主人公より脇役の方を好きになるのですが、珍しく大好きな主人公でした。佐藤史生先生の作品がシーモアでも早く読めるといいなと切に思います。
ビジュアルだけなら『残酷な〜』のイアンとか好きです。髪を結んでいると特に。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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フラワーボックスさま
ヾ(✿❛◡❛ฺฺ)ノ❤ お気になさらず~
ビジュアルが好みなんですよ~。金か銀のストレートロングヘアーキャラが昔から好きなもので?
『ポーの一族』ユーシス、『夢みる惑星』イリスとかですね。
投稿者: 蕗のとう
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サイフリートですが…
「悪役として薄っぺらい」は、ちょっと言い過ぎだったかな?
そもそも個人的にビジュアルが受け付けなかったというのもあって、ユーリが彼のどこに惹かれたかイマイチ理解できませんでした。
もちろん、作品の中でそういった役割を担っているキャラだから、というのは分かっておりますが…
個人的に悪役には強いこだわりがあるので、ちょっとうるさくなってしまうのかも知れません。
彼が、悪いとわかっていても惹かれずにいられないような、魅力的な悪役だったら、作品の印象も全く変わったものになっていたかもしれませんね。
投稿者: 蕗のとう
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461neko様、皆さま、こんばんは☺️
やっと今週の仕事が終わり、遅い夕飯を食べているところです。
ミツバチ様
意に介されていないご様子で安心しました?
でも不 快に思われる方もいると思うので、以後気をつけたいと思います?♀️
461neko様、URLを勝手に貼りました事お許しください⤵︎
ところで
ヤコブ館で何があったか。
萩尾先生ご自身がお認めになっているのですね。
私はcoco様のご紹介してくださった本は読んでいませんでしたが、『トーマの心臓』を何度も読み返すうちに自然にその結論に至っておりました。
実は初めて読んだときから、
ユーリは何故あれほどに自らを断罪したのか。
ユーリが犯した罪とは何だったのか。
ということが心に引っかかっていました。
サイフリートに惹かれヤコブ館へ足を運んだということだけでは、自身を天国に行く資格がないとまで思い詰めるには足りない、何かもっと決定的なことがあったのではないか。
でもそれが何かまでは、ピュアな中学生だった私にはわかりませんでした。
やがて大人になり、キリスト教における幾つかの禁忌について知る機会を得ると、ヤコブ館で起きたことはそういうことで、だからこそあれほどにユーリは罪の意識に苛まれたのだと、全てに合点がいきました。
でも、作中では直接そのような表現はなかったので、そこまで考えているのは自分だけかもしれないとも思っていたのですが、今回『100分de名著』で小谷先生がハッキリそこに言及されているのを見て、ずっと心にかかっていた霧が晴れる思いでした。
でも、ミツバチ様がいみじくもおっしゃっておられたように、作品の解釈は一人一人の心の中それぞれに違った形で存在すると私も思うので…
ぴひこ様や461neko様が感じられたことは、作者である萩尾先生の意図とは違ったかもしれませんが、それがご自身にとっての解釈なので、それで良いのだと思います。
同じ楽譜であっても、奏者によって奏でる音楽が個々に違うことと似ていますね。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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続きといいますか、もう一言。
なんだかんだ言いながら、私は数十年来、サイフリートのことは、好きなんですよね。
魅力的だから誘惑されてしまう、抗えない、って理解できるし。
あ~、ここはもう、私じゃ無理?
(๑°⌓°๑)語彙力崩壊?
投稿者: ぴひこ
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cocoさま
萩尾先生の対談やインタビューなど、読む機会のないままに作品のみに接して来てしまった自分には、貴重な書籍のご紹介です。ありがとうございます。
そして、先生が公式にお認めになっているのですね…?
この度461nekoさまがお題をあげてくださったことで、これまでなるべく考えないように努めてきたヤコブ館での出来事に、目を逸らさず考えてみようという気になりました。
上記の通り、先生の生の声を聞く(読む)ことなく今に至りますので、物知らずな者の発言として、あのような見解になっています。
別スレッドでフラワーボックスさまがサイフリートを、「悪役としては若干薄っぺらい感じ」と表現されたのが印象深く、また、番組内で先生がグレッグについて「大人って怖い、怖い怖いと思って描くうちに、それが降りてきてくれて腑に落ちた」というようなことをおっしゃっていたのとが、何かピタリとはまった気がしたんですよね。
「悪」として描かれた両者だけれど、サイフリートでは表現しきれず、より極端に具現化させたのがグレッグで、描き切ることで描き手である先生自身が浄化されたのだと。
番組内では、『残酷な神が支配する』の後の作品、『バルバラ異界』に登場する「父親」時生が、これまでの描かれ方とは違う父親像になっているという指摘があり、悪い大人(を描くこと)からの脱却には、とことん「悪」を突き詰める必要があったんだ…じゃあサイフリートはそこまでは至っていないのかな…と思ったのです。
ただただそうであってほしくない気持ちが強すぎて。
番組内ではっきり小谷さんがコメントされた時には衝撃を受けましたし、そんなことないよと否定したい気持ちでいっぱいでしたが(だってユーリは惹かれて足を運んだ時点で、十分に信仰心に背いた自分への罰を受けていると思ったので)、どこかで、やっぱりか…という気持ちもあったんです。
そこに焦点を当ててしまって、スキャンダラスな作品になってほしくはなかった。
でも結果、具体的な表現がなかったことで、私みたいにお花畑な考えで留めた人もいるし、逆にそこから先生の描こうとした本当のことを見抜いた人もいるんですよね。
すごーく軽い言葉でまとめてしまうと…
萩尾先生、すごい!
(いや…軽すぎ?)
投稿者: co*co
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あのインタビュー記事は全文でないのと
外国から見た解釈として、その違いが興味深いと受け止めました。
言葉を選ぶのが難しいのですが萩尾先生が肯定されたといっても萩尾先生の中でも答えが変わったり
読者の解釈に寄り添ってる感じなのかなぁと
勝手に思っています。
BL作品は私はシーモアで読み始めて3年ほどで
萩尾先生の作品はBLと思ったことがなかったです。
要素はあるけどジャンルではなく
竹宮先生の「風と木の詩」のように真っ正面から少年愛の世界に見いだす何かではなく
起きるべくして起きることの全て、みたいな。
あーやっぱり言葉が下手で駄目だわー。
「王妃マルゴ」は史実を描かれるって珍しいですよね。
そして史実に忠実かどうかよりも
萩尾先生が解釈した歴史上の人物達が
それぞれの思惑で動くドラマが読みごたえあります。
萩尾先生が演出した舞台劇のようにも感じました。
romance2様
「フラワーフェスティバル」
表紙の水玉のスカートが可愛いですよね?
私もバレエシリーズ引っ張りだしてこよう!
投稿者: Oo。>▼))))彡
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『トーマの心臓』サイフリートについて。
舞台裏を知らないでいた方が幸せだったのかなぁと考えてみるんですが、やっぱり知っても自分の気持ちは揺るがないなぁと思います。
cocoさまが取り上げたムック本に確かに書かれてますよね、舞台裏が。インタビュー記事の中に。
それでも気持ちは、ぴひこさまに共感しています。
だから、別スレで消えてしまったぴひこさまのコメントは、広く読んでほしくて、無理にお願いして再投稿していただきました。
その別スレはスタート時は全く違うテーマでしたが、川のようなものでいくつもの支流を作り、それぞれの支流で作品紹介をしながら交流してきました。趣味嗜好がわかってくるとおすすめしたくなる作品もいろいろ出てくるんですよね。
こちらのスレから訪れた方にはお目汚しの部分もあるかと思いますが、ご理解いただけましたら幸いです。
あと数日で期限となりますので、その前に閉じようと思っています。
さて、話を戻しまして、萩尾先生自身がヤコブ館で何があったかを認めたというのは、やはり衝撃的な事件で、それまでは曖昧にしておけばよかったものの輪郭が、急にくっきり解ってしまったようで怖かったですね。
あれ以降『トーマの心臓』について語られる様々な場面で、過激な言葉が飛び交うようになってきたように感じました。
BLコミックスをわんさか読んでるくせして、『トーマの心臓』にそういう話を持ち込まれるのはイヤって、それってどうなの、自分?って思いますよ。でもね、違うんだもの。こればっかりは、どうしようもないんです。
(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚
投稿者: romance2
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461neko様
私はこういう場を望んでいました。
質問&答えでハイ終わり、形式だけにとらわれず、活発な意見交換も広く包み込むような!
でも、こういうスレが成り立つことを危ぶんでいたりしました。そんな時期もあったように感じてます。
作品を、作者を、又は他の切り口でも、こんな風に多様な見方で語らい合っていて、読んでいて、嬉しくって、楽しくって、ワクワクしちゃって、また、萩尾望都先生作品を読もう、という気持ちが底の方から湧き出してきています。
まずは、「フラワー・フェスティバル」から、かな。
新たに、自分にとっては未知の作品の、一頁目を開くのが、楽しみで仕方がありません。
たくさんの方が興味を持たれることを祈っています。
(ご挨拶のつもりはないんですケド、誤解を招いてしまいましたか?)
開いてる限りここに読みに参ります。
投稿者: ・ー・
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さて、ぴひこ様にお応えして、
「マージナル」に関することも置いていきます。
「マージナル」は、萩尾望都の重要要素全部盛り作品だと思っています。
SF、母という存在への拒否感、性別の境界線の曖昧さ、寄宿舎的な集合体、魂の在処、夢想。めちゃ好き。
それらが複雑なストーリーに絡み合って、作品世界を構築していると思います。
ストーリー構成の芯にあるのは、パンドラの箱でしょうか。
パンドラの箱に残された最後のひとつは、「希望」と訳されることが多いですが、厳密にはそこまでポジティブではないそうです。個人的には「確定していない未来」と解釈しています。
この作品では、キラがそれに当たり、滅びのグリンジャと継続のアシジン、極限の世界(マージナル)がどちらに転ぶか、という構図になっている……んじゃないかな?
ネタバレを避けて書ける構成に関することはこれぐらいでしょうか……。
萩尾望都の作品世界は、作者の中の概念や哲学を手探りで具現化していくようなところがあって、うまくまとめて説明しづらいですね。
その影響もあってか、実は私、萩尾望都作品で「大好きなキャラクター」っていうのがほとんど居ないんですよ。(じ、実は手塚治虫作品も同パターン……)(ただし、良いと思うキャラクターは多いです。わかりにくくてすみません)
そんな中、この作品に出てくる、ナースタース。
このキャラクターがもう、すっごく好きです。
物語終盤の、自分で飲みたいって言ったドリンクを飲むのやめるシーンで鷲掴まれ、
最終話とかもう涙なくしては読めないです。
こんな感じでお応えできているでしょうか?
他にも、聞かれたらお返事できることは多いと思いますので、
もし気になることがありましたらどうぞ。
それはそれとして、
私のおすすめがぴひこ様にヒットしているようで、嬉しいです。
そんなぴひこ様には、森世さんのBL作品を強く推しちゃいます。
あと、ビジュアルも大事なので、ビジュアルに萌えるのもすてきだと思います〜!
拗ね顔アシジン、可愛げがありますよね。
投稿者: ・ー・
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おはようございます。
はみだしっ子回の悲しみに寄り添って下さった皆様、改めてお礼を。
ありがとうございます、呆然とテレビの前で動けなくなった、当時の私に伝えておきます。
真面目に作品に向き合ってくれてさえいたなら、けなされても批判されても良かったんですよ……。
あと、フラワーボックス様に謝られている理由が素でわからないんですが、
わからないので気になさらないでください。
スレッド紹介ありがとうございます。あのスレが萩尾望都方面にまで延びていたとは知りませんでした。
それぞれのサイフリート観、(全部見られてないかもですが)拝読しました。
他人の解釈に触れるのは楽しいですね。
私は、作品の真実は読者一人一人のもの派に属しています。
極端なことを言えば、作者ご本人が「これが正解」と明言なさったとしても、読んだ人にとってそれが「正解」でないことがあり得る、というスタンスです。
なので、見当違いなことを言っても、生温くあしらっていただけたら幸いですw
投稿者: ぴひこ
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cocoさま
家族の存在の全てが暖かい関係を約束されたものではない…番組内でも『半神』と『イグアナの娘』を取り上げてお話されていました。私は『バルバラ異界』でのキリヤと時生の関係が、先生の描きたかった家族像かな…なんて思っています。
いちょうにりんごさま
萩尾先生作品レビューでお見かけしています。私は未だ先生の作品にレビューをできないでいますが、今回、少しずつ書けそうなものからレビューをしてみようと思いました。
私も同じく『残酷な神が支配する』を再読できておらず、『王妃マルゴ』に手を出せずにいます。一気に読みたい気持ちもあります…。
浦沢直樹先生の番組、漫勉では、『王妃マルゴ』の原稿を執筆中でしたね。
ミツバチさま
『マージナル』の好きなところ、100個くらい論じてください!( ´ ▽ ` )聞きたいナ〜
ちなみに私は、洞窟でアシジンが薬を砕いてるワンシーンが好きです。俺の色子だとプンスカしてる顔も好きです。
ミツバチさまの教えてくださる作品がことごとく刺さるものばかりで、ビジュアルできゃあきゃあ言ってる自分が恥ずかしい…。
『マージナル』は私も出会いの作品であるため、思い入れは強いのですが、魅力をうまく伝えられる自信がありません?なので是非とも…!
投稿者: ぴひこ
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皆さま
こんばんは⭐︎
同担拒否?とはなんぞや?分からず調べたぴひこです。
461nekoさまのスマートなリベンジに拍手喝采いたします!
ミツバチさまのお話から、私も音声のみの動画や当時の視聴者のコメントで何があったのか伺い知りました。どれだけ悔しく落胆されたことでしょう。それなのに放送時のレギュラーやコメンテーターに悪態をつくぐらいしか思いつかない私…。
件の岡野玲子先生の回の動画、視聴しました。スカッとした〜!萩尾望都先生カッコいい!
フラワーボックスさまがお知らせくださっているスレッド内で、『トーマの心臓』の登場人物、サイフリートについての考えを書かせていただいています。
実は私の配慮のなさで一度削除されてしまい、再度ネタバレなしの文章でコメントを上げた次第でして…。
一度目のコメントを目にされご報告いただいた方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます?
どちらがより多くの人の目に触れるだろうと考え、まずはあちらのスレッド内に留めております。
フラワーボックスさまのご意見も上がっています。よろしければ覗いてみてください。
投稿者: co*co
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お邪魔します。
皆さまの待望の方ではなくて申し訳ないですが?
「トーマの心臓」のサイフリートからの
「残酷な神が支配する」のグレッグ…
という話題にあれ、何か記事を読んだ気がする、と
ガサゴソあさってきました。
「KAWADE夢ムック 文藝別冊 萩尾望都」
2010年初版の本の中で
マット・ソーンさんが萩尾先生にインタビューした中で「残酷な…」は「トーマ…」の大人版だと思ったと伝えると肯定のお答えをされています。
「トーマの心臓」についての解釈に触れられていますが
私はマット・ソーンさんがどんな方か知らず
その人の解釈に対して先生が肯定しているのも含め
記事がどこまで正しくこちらに届いているかわかりませんが
ぴひこ様の考察はなかなか鋭いのだろうと思います。
サイフリートについてミツバチ様の考察も
とても深くて感心します。
私はそこまで考えが及ばなかったのですが
ただユーリが自分を赦されるために
必要なプロセスだったと理解しています。
うまく言えませんが正しいことだけを人は愛するわけじゃないということを知る、みたいな…
うん、ほんと難解!
フラワーボックス様がのせてくださったスレを読みに行ったのですがこんな面白いお話されてたんですね。
そしてめっちゃマニアック笑
当時はこんな環境はないですから
ひとりで熱い気持ちをもて余すしかなく
それはそれで良かったけれど
皆さまの情熱爆発が読んでて楽しいです。
上手くまとまらず長々と失礼しました。
投稿者: romance2
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ミツバチさん
うーむ。新しい洞察、わたし的になかなか興味深いです。
当初からキャラの配置を頭において展開した、という感じでしょうか。
あ、私は1年前に一回、40年ぶりかって位のお久しぶりの読み直ししただけの、通りすがりレベルです。
NHK100分de名著を正月に偶然一部視聴(知ったのが放送開始後暫く経ってから、という残念至極な状況)して、萩尾望都先生を読まなくては、とかきたてられたのでした。
『別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都 』を読むには作品をもっと読んでなくてはイカン、と思いそうになりますが、あの番組、そこまで読み込んでないなんちゃって崇拝者の私ごときも、熱く語る出演者の人たちの分析に唸ってしまってました。
世の中には、自分がいいなと思ってる作品を、そうは思わない人が存在しているのが現実、愕然とすることもありますが、あの番組は、そういう攻撃性を出して論戦を挑んでくる人は出てないので、漫画ファンなら刺激を受けること、請け合いです。
はみ出しっ子、その時はファンとしてミツバチさんはほんとに胸をひどく痛められたんですね。。
基本、 NHKのそれは批評家ではなくファンの立ち位置で語ってたので、そういう制作姿勢だったらよかったですよね。。
話全然変わりますが、私は、同書を読まれたここにyukiさんの登場がないものかと思っていて、この場をお借りして、お声かけさせてください。すみません。
もしご覧になっていらっしゃいましたら、是非発信されてみてください。心よりお待ち申し上げております。
投稿者: 蕗のとう
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ミツバチ様?
失礼いたしました?♀️
こちらのスレです↓
https://www.cmoa.jp/community/island/21522/
スレ主は461neko様です?
投稿者: ・ー・
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ちょいちょい失礼致します。
461neko様、リベンジ情報ありがとうございます〜
お礼だけでは何なので、サイフリートに関する私見を置いていきますね。
別スレで意見交換があったとお見受けしますが、そちらは拝見していないため、あさっての方向の回答になったらごめんなさい。
「トーマの心臓」はベースにキリスト教的感覚が置かれており、キリスト教的価値観やモチーフで話が進みます。
その中で、サイフリートが担った役割が「聖人を誘惑する悪魔(宗教画で魅力的な姿で描かれるタイプ)」だと思っています。彼はサイフリートという「人」としてではなく、「キリスト教的悪」の概念の擬人化としての存在だったと捉えています。
また、キリスト教会という体制に対する「反体制派」として、トーマの心臓が描かれた当時の日本赤軍のおもかげもあるな、とも。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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こんにちは。(๑◔‿◔๑)
ゆるりと楽しみながら萩尾先生のこと、萩尾作品のこと、語り合ってくださいね。
みなさまのコメント、読むのがとっても楽しいです。シーモアさんでまだ取り扱いがない作品はリクエストしていきたいなと思ってます。実際にリクエストもしています。
いちょうにりんごさま、ようこそ。三月ウサギのお茶会へ。
萩尾作品の読者歴は浅いとおっしゃりながら、なかなか深い読み込みをされていると感じます。参加いただけてうれしいです。
さて、「BSマンガ夜話」2000年3月『陰陽師』岡野玲子先生の回をご覧になった方、いらっしゃるでしょうか?
ゲストが夢枕獏さんと、なんと萩尾望都先生でした。
この回、痛快でした。毒舌のいしかわじゅん氏がモーさまの正論にタジタジで、言いよどむし声に勢いは無くなるし、という場面が2度あり、おまけにモーさまに対してだけ敬語を使って喋っているものだから、レギュラー陣から総ツッコミ入れられてました。
モーさまが熱弁をふるう姿というのも、あまり見たことがなかった気がして新鮮でした。
いしかわ氏の意見をモーさまがひっくり返すと、その場の空気が浄化されていくみたいでしたね。
ミツバチさま、これでリベンジしてくださいませ。
女優の斉藤由貴さんが司会をしていた「斉藤さんちのお客さま」というトーク番組に、モーさまが出演されたこともありました。リアルタイムで見てたんですよね、私。1987年でした。
モーさまが原画を数点持ってきていて、広げるそばから斉藤さんが「メッシュ」だ、「銀の三角」だ、と嬉しそうに言い当てていました。「ハーバル・ビューティー」の原画もありました。
「メッシュ」?「銀の三角」?「ハーバル・ビューティー」?いいですよね。
好きな作品、多すぎますね。꒰˘̩̩̩⌣˘̩̩̩๑꒱ ♡
話をサイフリートに戻しましょうか。『トーマの心臓』の重要キャラです。
どう思っています?
投稿者: 蕗のとう
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461neko様、皆さま、こんにちは☺️
先日はバタバタと顔出しだけで終わってしまい、大変失礼いたしました?♀️
『100分de名著』のスペシャル番組『100分de萩尾望都』は、ファンにはたまらない番組でしたね✨
(いちょうにりんご様、私は『逃げ恥』も録画して、どっちも見ましたよーん?)
私は、萩尾先生の作品の中では『トーマの心臓』が1番好きなので、番組の中ではこちらの作品について語っていらした小谷先生の解説がとりわけ興味深く感じられました。
物語の背景にある、素人には少々わかりにくいキリスト教独特の価値観や概念の部分を、とても明快かつ分かりやすく解説してくださっていて、まさに目からウロコでした。([アガペーagapē]!?)
ところで
小谷先生が敢えてハッキリと言及され、別スレでぴひこ様が、いやそこまでは…とおっしゃられていた、あの部分…。
意見は分かれるかもしれませんが、私自身は小谷先生支持派でございます?♀️
作中、サイフリートがユーリの髪にキスしたりして、彼を性的な目で見ていることを示唆するシーンもありましたし、恐らくそうだったのではないかと…
そのサイフリートですが、別スレでも少し触れさせていただいたのですが、もう少しキャラに肉付けして欲しかったな、というのが正直なところ。
それについて、ぴひこ様が別スレで、『トーマの心臓』のサイフリートは『残酷な〜』でグレッグとして昇華したのでは…みたいなことを書いておられて。
今まで二つの作品を結びつけて考えたことがなかったので、ハッといたしました。
インタビューの中でも萩尾先生が、グレッグが何故そうなったのか、描きながら腑に落ちていったと言っておられたので、『トーマ〜』の頃にはまだ宙に浮いていた存在が、『残酷な〜』でしっかりと着地したのかもしれないですね。
長々とすみません?♀️
語り始めると止まらない?
とりあえずいったんここで終わりにして、また後で来ます〜☺️
投稿者: いちょうにりんご
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こんばんは。スレッドのタイトルに惹かれまして、お邪魔いたします。
書籍の方は未読ですが、「100分de萩尾望都」リアルタイムで見ていました?(同時間帯の逃げ恥のスペシャルを見るはずだったのに、結局こちらを最後まで見てしまいました。)
私自身は萩尾望都作品の読者歴は浅いのですが、番組内で紹介される作品が未読・既読関係なく、おもしろく興味が湧きました。出演者の皆さんの萩尾望都作品に対する熱さが伝わってきましたし、あの漫画のこの場面をそんな風に見ているのか!と感心してしまうところがいくつもありました。
この番組を見てから『バルバラ異界』を購読しちゃいました。『バルバラ』という謎のキーワードから、夢と現実、過去や未来、登場人物たちの親子関係などとどのように繋がっていくのかだろうと気になりました。世界観がどうなっているの~と驚きました。
思い入れのある作品は、『マージナル』でしょうか。最後の方では、なぜだか泣けてきてしまって。
他に『イグアナの娘』『訪問者』など短編作品も秀逸だと思います。色んな感情が沸き上がるというのか、読んでいる時代がたとえ違っても心に何か残るだろうなという作品が多く、萩尾先生やはりすごいです。
封印とまではいきませんが、『残酷な神が支配する』は再読を見送っています。途中途中で心がズーンと沈んでしまうので。でも、繊細な心情表現はさすがだなと思っています。
気になっているのに手が出せていない作品は色々あるのですが、特に『王妃マルゴ』です。ユグノー戦争の時代が舞台であり興味はあるのですが、やや巻数が多いため踏み出せずにいます。
あとは、バレエを題材にした作品『フラワー・フェスティバル』も迷い中です(´-`*)
ここでの回答を打ち込みながら、これからも萩尾先生の作品を読んでいきたいなあと改めて思いました。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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461nekoです。
質問です。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ミツバチさま、”BS漫画夜話の「はみだしっ子」回がトラウマ” が気になりまして。
映像が見つからなくて音声のみを少し聞いたのと、あとはググってみたことからの推察でしかないのですが、題材として取り上げておきながら、扱いが酷かったということでしょうか?
cocoさま、ミツバチさま、 (୨୧ ❛ᴗ❛)✧
可能であれば「100分de萩尾望都」は映像をご覧になることをおすすめします。
実は私も見逃していて、島で教えてもらったんですよね。探したら動画配信サイトで視聴できるところがあったので、登録して無料期間内で観ました。
シーモアさんでの紹介文にあるように ”いずれ劣らぬ萩尾愛に満ちた4人の論者" が熱く語っているんですよ。
司会のカズレーザーさんも萩尾作品の理解が深く、愛のある言葉で語っています。女子アナさんがちょっと理解度が浅かったかな、という気がしましたが、他は非常に満足のいく内容でした。
『トーマの心臓』の小谷真理さん、
『半神』『イグアナの娘』のヤマザキマリさん、
『バルバラ異界』の中条省平さん、
『ポーの一族』の夢枕獏さん、
4人とも、自分だけの萩尾愛が深すぎるでしょ、ってくらい前のめって語ってます。心酔しリスペクトしているのが画面越しにひしひしと伝わってきます。それぞれが自前で用意したらしい萩尾作品のコミックスが、汚れていてぼろぼろでびっしり付箋が立ててあって、そういうところにも好感が持てました。
『ポーの一族』を取り上げるまでに、すでに収録時間が6時間かかっていたそうです。
萩尾先生のインタビューもいいんですよね。いくつになっても謙虚で穏やかな語り口で、夢見る少女のように瞳を輝かせて漫画のことを語っていらっしゃいます。
『別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都』は、番組プロデューサーの秋満吉彦さんの「はじめに」の挨拶文、いいですね。
無料試し読みでこれも読めますし、取り上げた作品のカラーイラストも見られますので、ご覧になっていない方は、ぜひどうぞ。
投稿者: ・ー・
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こんにちは。
こういう番組、BS漫画夜話の「はみだしっ子」回がトラウマで、怖くて見られないんですよね……。
未視聴な上にムックも未読ですが、
萩尾望都作品は好きな一方、かなり未読作も多いですが、参加させてください。
最高傑作だと思うのは「マージナル」、
衝撃を受けたのは「半神」、
絵柄が変わる前の一番のお気に入りは「アロイス」(未電子化)です。
あれっ、全部主人公が双子(とそれ以上)ですね。
『魂の在処』みたいなのを描いたのが好きなので、そのせいかも知れません。
「ポーの一族」のエピソードでは「はるかな国の花や小鳥」が頭ひとつ抜けて好きです。
投稿者: co*co
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461neko様
私、この番組見逃してるんです。残念すぎます。
ムック本、買おうかな。
私も情報共有させていただきます。
中学生の頃に「ポーの一族」で出会ってから
特別な作品、特別な作家様です。
「トーマの心臓」のような哲学や文学を感じる作品から
「スター・レッド」のようなスケールの大きなSF作品まで多感な時期にどっぷり浸りました。
大人になってもオバサンになっても
ずっと追い続け、読み続け
卒業することがありません。
年月とともに作品に勢いがなくなるかもしれないと思っていたのに、まったく衰えないので驚きです。
「銀の三角」「マージナル」「バルバラ異界」
どうなっているんでしょうか、萩尾先生の頭の中!
作品ではよく家族というコミュニティ
特に親子の関係について
複雑な感情を描かれている印象があります。
「イグアナの娘」「半神」「残酷な神が支配する」
人が生まれて生きる時に
家族の存在、関係が必ずあって
全てが暖かい関係を約束されたものではないのが
とても印象的だと思います。
またちょこちょこお邪魔させてください。
皆さんのもー様作品愛を読むのが楽しみです。
投稿者: Oo。>▼))))彡
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フラワーボックスさま、ぴひこさま、
お二人と同様に、私も萩尾先生の作品は、好きすぎて何からお話ししてよいか。。。
もう数十年『トーマの心臓』を読んでいるけれど、読み返すたびに心が揺さぶられます。
別スレのサイフリートに関するお考え、お二人の深い洞察力に感心することしきりです。
”ヤコブ館2階で…ビブリオバトル”
これ、個人的にウケました。
”彼視点のモノローグ”
そう、私もそれ読みたい。数十年読んできてるから思うことかもしれませんが。
知らない方には何のことやら、訳が分からないですよね、すみません??
萩尾愛があふれるあまり、ファンには同担拒否が多そうですが、あの放映はとてもよかったです。
同担拒否派が4人、円卓を囲んでそれぞれ語っている、それを司会のカズレーザーさんがうまく舵取りをしているという感じで。
本の内容が放映以上のものかどうか、ご存知の方、いらっしゃったら教えてほしいです。カートインしたまま、思案中なので。
(ᴗ̤ .̮ ᴗ̤ )₎₎ෆ
投稿者: ぴひこ
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461nekoさま
皆さま
こんばんは⭐︎
萩尾望都大先生、好きすぎて何からお話ししてよいかまとまりません…
ご紹介の書籍、番組の方を録画して何度か視聴しており、書籍化も知ってはいましたが購入にはいたっておりません。
番組内には収まりきらなかった内容が文章で再現され、収録されて読めるのであれば、すみずみまで読んでみたいと思っています…。
私が初めて出会った先生の作品は、中学生当時連載中だった「マージナル」でした。それまでに出会ったどんな少女マンガともまるで違う世界感とスケールに、言葉を失うような感覚に陥りました。
数ある名作の中で、自分にとって一番は?と聞かれたら間違いなく「トーマの心臓」と答えます。でも、これも理由を具体的な言葉で表すのがとても難しいのです。
信仰心や哲学的な問いかけ、そして普遍的な意味での愛は、当時の自分の中にはとても収まりきらないテーマで、だからこそ理解したい、いや、理解できなくてもいいから、この世界をいつまでも堪能したい、という気持ちでいる、当時からずっと好きな作品です。実は今でも100%理解しているかというと正直自信はありません。
文学をマンガで読んでいるような感覚。決して説明的にならず、読み手にイメージさせ委ねる表現が、難解だけど心地よいのです。
そしてマンガならではの、登場人物の語る言葉やモノローグ、視線の先にあるものを絵で見られる喜び。
萩尾先生の作品にはどれもそういうところがあります。
他にも語りたい作品が幾つもありますが、まずは一作…。
私も皆さまの萩尾望都愛を聞いてみたいです!
もちろん461nekoさまのも!
投稿者: 蕗のとう
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461neko様、こんばんは☺️
おお、また白くなっていらっしゃる(笑)。
萩尾先生のスレ、早速立てられたんですね〜。
今日は夜まで仕事だったので中々こちらに来られなくて…?
萩尾先生、大ファンです〜✨
1番上の姉が沢山持っていたので、よく本棚から借りて読んでました。
本格的にはまりだしたのは、中学生の時に『トーマの心臓』を読んでから。
以来萩尾先生の作品を次から次へと貪るように読み漁り、日夜姉の部屋に入り浸るので、しまいには姉が萩尾先生の作品を私にプレゼントしてくれました。(←厄介払い?)
そんな感じで、私の青春時代はもう、萩尾先生なしには語れないです。
もうね、アレもコレも語りたくてたまらないんですけど…
今日はもうお疲れモードで明日も4時起きな上に夜まで仕事なので…
明後日くらいにまたお邪魔させてください⤵︎
ではでは…☺️