千早と太一が所属する府中白波会の会長。会のメンバーや瑞沢高校競技かるた部員からは「先生」と呼ばれている。千早や太一に、かるたの技術だけでなく、競技との向き合い方なども真摯に教え導いてくれる大きな存在。50代だがまだまだ名人を目指しており、弟子である千早たちとも全力で勝負し、自分自身の実力を高めることも忘れていない。本業は開業医。 【このシーンは6巻に収録されています】

競技かるたの実力校である北央学園の主将。千早たちの二学年上で、東京都予選の団体戦決勝で千早たち瑞沢高校と対戦する。「須藤のSはドSのS」と北央学園かるた部員たちから恐れられており、対戦相手に精神的な揺さぶりをかけ、自分に優位な試合運びをすることを得意としている。ドSで意地の悪い性格ではあるが、勤勉で仲間想いの面もあり、部員たちからは尊敬されている。 【このシーンは3巻に収録されています】

現クイーン。千早と同学年で京都の津咲高校に通っており、言葉遣いも京ことば。正確無比かつ美しい動きで札をとり、圧倒的な強さを見せる。かるた以外のことや対人関係は苦手で、嫌味で自己中心的な言動が多い。見た目はミステリアスな美人だが、非常に独特なファッションセンスをしているため、周囲からは性格も相まって残念に思われている節がある。「スノー丸」というキャラクターのグッズが大好き。 【このシーンは5巻に収録されています】