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金子大栄先生解説だから素晴らしい歎異抄
家は浄土真宗らしい?と言うか法事のお坊さんはいつも浄土真宗のお寺さんから来られるので・・・程度の信仰しか自分自身はありません。
しかし金子先生の説かれる歎異抄には感動しました。
特に悪人正機説というのでしょうか。「いずれの行もおよび難き身なれば、とても地獄は一定住処ぞかし」には、驚くと同時に感心しました。
平易で分かり易い説明で、歎異抄入門にはこれがベストだと思います。
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古井由吉の解説!
作品自体は、教科書にも掲載されている超有名作品です。まあ、教科書には一部しか載っていないので、意外に全部読破している人は多くないかもですけど。個人的には古井由吉の解説が読みたくて手に取りました。
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文豪夏目漱石が手掛けた猫のライトノベル。
他のけっこう難しい話とは別物的に読みやすい。
ただ最後猫が酔っ払って溺死という猫好きには耐えられない結末なのでお気をつけ。
これは読みやすかった。そして猫がかわいかった。
猫視点で描かれるお話って当時にしてもかなり斬新だったと思う。
これがめちゃくちゃ人気になったということは、やっぱり日本人て猫大好きだよね、てしみじみ実感します。
猫の目を通して先生、漱石がみつめられていてそれがおかしくて可愛い。
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現代社会において家事やケア、子供の躾・教育は無償労働(シャドウ・ワーク)となっています。人間本来の活動がないがしろにされている訳です。本書はその点を鋭く指摘し、改善の方向を示唆しています。
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ガチガチに左寄りな岩波書店
カンタベリー物語は、神曲ダンテにまつわる物語。
1巻でまとめられている作品よりもこちらの作品が面白いです。キリスト教にまつわるお話。
聖書は、改編され原始をとどめていない。
何となく思想が所々なんとも言えない翻訳です。
読みやすいいです。
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物事や自然現象に対しての、自身の極めて単純素朴な感想や分析をつらつらと綴ってゆく、日本古典の名作のひとつだといえます。ほとんどの文は比較的短いので簡潔明瞭なイメージもある作品です。一例として(現代語に訳して)「吠える犬はうるさい」など、まさに現代の我々が思うことそのまんまの感想が書かれているのは親近感すらわきそうです。また清少納言の高い教養があったからこそ描かれる表現もこの作品ならではの醍醐味であり、内容さえ理解できるようになれば面白さがわかるし、古典文法や古文単語の勉強にもなると思います。
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懐かしい!
小学生の時に読みましたが、作品の中に引き込まれて没頭しました。当時3巻くらいまで読みましたが、読みやすかったのでオススメします。
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井伏鱒二
太宰の短編集の文庫本はたくさんありますが、なんといっても太宰の師匠でもある井伏鱒二の解説がついていると言うのは読んでみたくなります。他の文庫版を持っていてもつい買ってしまいます。おすすめです。
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良いラインナップ、解説つき
代表作も入っていて、読んだことなかった作品も入っていて、良いラインナップだと思います。解説がついているのも助かります。
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勉強になります!
というのが正しいのか、自信ありません。
けれど、この作品を読んで良かったとは思いました。ページは長くありませんし、むずかしい漢字の多用もありません。老人と青年がひとつのテーマについて問答し、自身の考え、相手の考えに対する疑惑の解消などが進み、老人がそれらに答えていく。また、青年の考えを老人がはねつけるようなことはありません。
自分の考えを持ち、また年齢の上下限らず聞く姿勢を見習いたい。
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代表的作品
乱歩の代表作品を集めていて、乱歩初心者にもおすすめです。解説や年表など資料が収録されているのも勉強になっていいです。
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萩原朔太郎の様々な詩集から三好達治選の詩が載っているので、朔太郎の色々な詩集の詩をまず読んでみたい人にもおすすめです。
ここに収録された『旅上』がとても好きなのですが、当時の詩集が発禁になる原因になった詩の一つ、『愛憐』(15歳の時に読んで怖いと思いましたが今読んでも色々な趣味の人はいるがしかしと思います)も載っています。朔太郎のバラエティに富んだ詩を読める詩集だと思います。
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一度は読みたい名作
日本人なら、一度は読みたい名作の、「たけくらべ」と「にごりえ」が入っています。装丁もイメージを崩さないし、丁寧な注釈と専門家の解説も入っているのでお勧めです。
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こちらは三好行雄
「人間失格」と短編2篇で構成された文庫本で、解説が楽しみなのですが、こちらは三好行雄です。どう言う人かよく知りませんでしたが、高校の資料集にこの人の名前がありました。国文学の研究者のすごい人のようです。こういう研究者の解説も読みたいので、こちらも買いました。ラインナップも良いですし。
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教科書掲載作品
「夢十夜」は教科書にも掲載されていたので、けっこう読まれているかもしれませんが、他の2篇も短編の良作です。
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19世紀に西洋哲学者によって読書について書かれた内容を集めた本です。
20年位前に初めて読みましたが、それまで読んだ西洋哲学者の本の中では読みやすいほうだと感じました。
新聞について、自分も高校生の頃に似たことを考えていたので、19世紀にもそういったことを考えていた人がいたのだなと興味深く思いました。今はさらに情報化社会が進み、ここで新聞について書かれた内容とはまた少し考えが変わってきたので、10年後位に読んだらどう考えるか楽しみだと思いました。
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解説と注釈
岩波文庫版は、岩波書店の漱石全集と同じデザインの装丁で、解説と注釈がついているので、無料版も出ていますが、こちらもお勧めです。
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大江健三郎
解説が大江健三郎ですって!?と思い、手にしてしまいました。漱石の最後の未完の作品で、長いですが良さがわかると一気に読めてしまいます。
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解説も豪華
話の内容がおすすめなのはもちろんですが、解説も豪華です。ちゃんとした文学者の解説付きで、岩波文庫で読む漱石はやはりいいです。
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漱石の主人公というと、大学を出たのに(当時の大学は今の博士号取得者以上??)仕事をしない高等遊民ばかりというイメージですが、こちらは珍しく労働者の話で、当時の労働環境などについても描かれています。異色作です。
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とにかくお兄さんがちょっと心の病を患っていて、異常な言動があるので、そこがうまく飲み込めないと話についていけないかなと思います。漱石の文章に惹かれる人なら読めてしまうと思いますが。
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解説付き
有名な漱石全集と同じデザインの装丁で、解説までついているというのは、無料の電子書籍にはない魅力です。漱石の作品を岩波文庫で読むのは特別なものがあります。
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この本の読書感想文で自分史上一番いい賞を貰えたな~という思い出のある本作。
名作として有名な本作、まさかのちょっとBLぽいところもあって、そんな深い仲になるとかじゃないけど衝撃でした。
お父さんからの重たい車輪みたいな圧力で押し潰されちゃった感じの主人公がけっこう気の毒でした。
途中好きになる女の子が生絞りしてくれたリンゴジュースがめちゃくちゃ美味しそう、というのがすごい覚えてます。
生きづらそうなうまくいかない主人公と陽キャの友達とか、いろいろ出てくるけどいいほうには行かないのが切なかった。
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新たな一面
折口信夫といえば、「死者の書」で有名ですし、民俗学のイメージが強いですが、「口ぶえ」は驚きの少年愛ものです。新たな一面を知れました。
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続編ではないけれど
登場人物の名前も違うし、状況も違うのですが、なんとなく「それから」の続編っぽい感じで読みました。「それから」の続きが気になっている人は読んでみて下さい。
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秀作のオムニバス
2024年に亡くなった谷川俊太郎氏が遺した、子どもから大人まで幅広く親しめる詩のオムニバス。
この作品集は、自身が選んだという点でもツボである。
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解説は斎藤茂吉
表題作は森鴎外の代表作2編ですが、他の作品も入っています。解説が斎藤茂吉なのも興味深いです。晩年の作品が入っているのも嬉しいです。
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解説は斎藤茂吉
電子書籍で無料で読めるのに…と思わないこともないでふが、解説がついているのは魅力的です。そしてなんとその解説はあの斎藤茂吉が書いてます。それだけでもこのお値段の価値ありです。
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一度は読みたい
子供の頃、世界の名作として読んだ記憶がありますが、実は日本の作家にも影響を与えた作品です。大人になって読んでも(というか大人になって読んだほうが)良さがわかります。岩波文庫は注が丁寧で好きです。
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岩波文庫
岩波文庫の装丁で読む漱石は、やはりちょっと気分が違います。内容は三四郎の成長物語と言えるのでしょうが、単純な終わりかたではないのが流石です。
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面白い
坊ちゃんは思っているようなキャラクターじゃないんだと、昔大学で教わりましたが、それを知るまでは、ただただ面白くて笑える話だと思っていました。とりあえず最初はそのつもりで読めばいいと思います。
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良いラインナップ
川端康成のだいたい20代くらいのとき(?)の作品が収録されています。まだそんなに幻想的ではない感じで、比較的わかりやすい作品かなと思います。
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代表的短編集
志賀直哉の代表的作品が収録された短編集です。一度は読んでおきたい作品ばかりで良いラインナップだと思います。おすすめです。
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名作読んでみようフェアでトライした本作。
失恋しちゃうウェルテル、失意の果てに銃で死んじゃうウェルテルに共感した人がいっぱいいたんだろうなと思います。
ウェルテル目線で人生を複雑に深く考えたり、恋した人の事を延々と考えたり、考えすぎてしまって、死ななくてもなあ、と思ったり。
読む人によって、わかりみ~となったり、考えすぎだよ他のいい人いるよと思ったり、彼に対する感想ていろいろだろうなと思います。
話の本筋のドラマより、思想の深さが名作なんだろうな~と思います。
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真髄を知るには最後まで読むべし
ほとんどの学生は有名な冒頭しか読んだことがないでしょう。機会がありこの本をあらためて読みました。明治維新は社会のガラガラポン。努力次第で己の立ち位置を引き上げることが出来るのだ。この本を上梓した福澤翁の読者への叱咤激励は今の我々にも届きます。
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つい電子版も購入…
文庫本で何年も愛読していますが、ちょっとした時間に読みたくなるので電子版も購入しました。
皆の欲がドロドロ渦巻いていく様とビアズリーの絵が大好きです。
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話は知っていても聖書では未読だったので
新約聖書は所々読んだことがあるのですが、旧約聖書は全く読んだことがなかったので、話をなんとなく知っているものがいくつかある『創世記』をまず読みました。
まだ全ての話を読めてはいないのですが、元となっているのはこういった話だったのかと知れてよかったです。
一つずつの話はそれ程長くはないのですが、翻訳が半世紀以上前のものなためか続けて長く読むのは根気がいるかも、個人的な感想ですが。
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授業の為に購入しました。
母親がほぼ全く出てこないのですが、意味があるのでしょうか
シェイクスピア作品他にも読みたいですね
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おすすめの『グリム童話集』
幼稚園の頃や小学校低学年頃に、子ども向けに書かれたグリム童話が好きだったのですが、グリムが書いたもので改めて読みたいと思い、高校生の時にこの岩波文庫のシリーズを読みました。
気になった話を読み進めていき、全てを読んだわけではないのですが、沢山のグリム童話が収録されているのでそれまで知らなかった話も読めてよかったです。それに、読みたい話を見つけやすく、読みやすいとも感じました。
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学校でも習った
国語の教科書にも掲載されている、中原中也の詩集です。詩集なので読むというより、味わうという感じ。解説や年表つきです。
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懐かしい
中学の時、国語の授業で先生が配ってくれたプリントにあったのが「6月」です。世界が混乱する度に、この詩を思い出していました。ちゃんと読みなおしくて購入しました。
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ノルウェーの戯曲
時代や国が自分とは違う作品でも、興味を持って面白く読める作品は沢山あるのですが、この戯曲は内容がかなり自分とかけ離れているように特に初めて読んだ20歳頃は感じてあまり話に入り込めませんでした。
でも、この本はノルウェー語の原典から日本語訳したものだそうで、この戯曲を英語訳を介してなどでなく読めたのはありがたいです。
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江川卓訳
ドストエフスキーの訳者で有名な、ロシア文学研究者の江川卓訳です。面白くて引き込まれて読んでしまいます。ただ、3巻にしないで上下でいいのでは、一冊多くなると値段も高くなるし、と思ったので星は4つです。
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古典な感じ
古典な感じです。話はシンプルです。童話集ということなので、子どもとよんで、意見を話してみるといいのではないかなと思う内容です。短編小説でした。
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