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ほっこりしました
読んだ後優しい気分になりました。二人の歩み寄る心情がすごくゆっくり丁寧に描かれていて共感できたしときめきました!人をちゃんと好きになるって本当に尊い事だし色々と考えさせられた。物凄ーく欲を言えばお二人のベッドシーンは見たかったなぁ~妄想は余裕で出来ますがw
いやでもとっても素敵な作品です!実写ドラマとかで見てみたい気もします!
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このレビューはネタバレを含みます▼
BL漫画読んでて時折胸やけしちゃう少女漫画的な湿っぽさが作品によってはマイナスに作用するけど、この作者さんはそういう心配がない。このお話ももっと闇深くジメジメ自省ばかりのモノローグで語られてもおかしくない内容だけど、そういうのはない。2人で地獄まで行こうぜとか、太陽の下堂々と歩けるようになりたい!みたいなわかり易い2択があるけど、祖父のもとで割と立派な一軒家に住んでて、多分年金とバイト代とかなんだろうけど『普通』の暮らしが実現している。それこそ普通なら身バレする展開を用意しそうなのに、起こってしまった事件も、龍太が普通に働いて生活している以上終わった(償った)事で、自分の意見で言えば彼らはただただ被害者でサバイバー。だからあとに残ったものは2人がそれぞれ感じてる罪の意識や傷。その過去が彼らを今の今まで苦しめてるしこの関係を歪に創り上げてしまってるけど、当の本人たちを見てるとこれで良いと思っちゃうのはただの結果論かも。
題名にもなってるアンビリーバボー的な設定はそこまで非現実的なものとは思えず、話の中で浮いてる感じもなく自然と受け入れてた。お互いのことを束縛したいとか決して利己的に動いてるわけでなく、その引力のままに動いた結果が2人を唯一無二の兄弟にしている。
それぞれに彼氏彼女が出来る展開もそれが続かない理由も、どれもこれもあったかもしれない未来をぼんやりと想像させて少し切なかった。
弟の、誰かに全てぶちまけたくなる衝動はきっとなくならないだろうし、その重荷や罪悪感が純粋な愛情を濁らせてるってことも忘れてはいけない。引き寄せ合う磁石がくっついた時の隙間のない距離間が、一人の人間としての生き方を妨害していることも確かなんだよね。だから離れたくないのか物理的に離れられないのか、というのを考え込んでしまう。
一般的な善悪や幸福、狂気ではなく、犯罪者も被害者も様々なセクシュアリティを持った人達も、ただ大衆の中に紛れて日々を生きているって事実があるだけなんだよな〜って読んでても思ってました。
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vol.2の井戸ぎほうさんの読み切り目当
vol.2に、井戸ぎほう「error」(8p)が載ってます。同人誌の作品を、内容そのまま絵だけ描き直したらしいです。
ほのぼのスタート不穏な展開寂しい終わり。作者さんらしい雰囲気はあるけれどもの足りなさはあり。
それでもファンとしてはこうして電子で見られるだけありがたいです。
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