少年・青年マンガのスタッフオススメ
漫画大好き!なシーモアスタッフが厳選したおすすめ作品!隠れた名作が見つかるかも!?
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確認ですが、これって本当にハズレですか?
そのめろ(シーモアスタッフ)
黒いロングヘアで正統派ヒロイン系のスレンダーな女性が、黄金色の巻き髪が高貴な雰囲気をまとわせる豊満な胸の女性が、あるいは妹系の小悪魔ロリ属性の女性が、今まさに青年のベッドの上で一緒に寝ることを求めて迫りくる…?!どうしてこうなった??!!それもこれも時は神の祝福の儀式まで遡る。――とある異世界の王立アカデミーに所属する青年・レグナートは、その儀式で剣と魔法の実力の世界にあって「添い寝の祝福」なる誰が聞いてもハズレのスキルを授かってしまったのだ。しかし、このスキル、実はとんでもスキルで一緒に寝ると…。漫画:電磁猫楽団(デンジネコガクダン)先生、原作:まるせい先生たちによるハズレスキルだと思ったら実はチート級のスキルだった系の王道の異世界ファンタジー。パンチラ多めのドキドキ展開は必見w
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陽が差さない世界で徐々に酸素が薄くなり…
じゃっくさんの奴隷(シーモアスタッフ)
分厚い雲に覆われて陽の光が届かない絶望的な世界の街の片隅で生きる少年トーシローが将来の夢を語り、少女ヨミコが夢を見るなと諭しつつも、明るさを失わない2人の登場から物語の幕が開く。――時は流れて、医者として従事するヨミコは、国の制度で死期の近い希望者を植物にする「転花」を人に施していた。酸素確保を目的としたものだが、転花申請者には1000万が支援金として支払われて、完全に「花」となるまでの2年間を好きに生きるのだ。そして、今日もひとりの申請者の対応をするヨミコ。現場に向かうと、そこに居たのはトーシローだった…。安田佳澄先生がおくる未来の地球で「絶望の世界を人として死ぬ」か「植物として生きながらえる」究極の選択を迫られた人類のifの世界を描いたSF作品!鬼才感あふれる構成で最高におもしろいです!
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「ざまぁ」展開を期待せずにはいられない!
わかちゃん(シーモアスタッフ)
熊田龍泉(クマダリュウセン)先生の人間の陰鬱な悪意に対して、ゾクゾクするような復讐劇を繰り広げるダーク展開とサスペンス構成から目が離せないリベンジ・ファンタジー。――イジメをした側のリスクが少なくて、受けた側の傷はずっと残るもの。そんな「傷」を抱えた男子校生が卒業して数年経過して、今ではすっかり姿も変わってしまったが、復讐の火を絶やしたのことのない月島昴。かつて自分を「こんな姿においやった」主犯格のひとりは医者として社会的に信頼を得られる立場にいて、家族を持っている理不尽。だが、<協力者>との連携で主犯格をついに追い詰める。そして、すっかり変わってしまった「ソレ」を持ち出し主犯格に「私の竿(カミ)にひれ伏しな」と言い放ち、復讐劇の序章の幕が上がる…。
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敵国で始まる、ドラマチックな下剋上
扇風機おじさん(シーモアスタッフ)
不遇の鑑定士アルト…。まるで生かさず殺さずの奴隷のような日々を送っていた彼が、一人残務をこなしていると、突如、黒ずくめの怪しい男が現れる!なんと、その男は敵対するグラウス帝国からの使者で、アルトが持つ驚異的な鑑定の才能を見出したとかなんとかで、幹部候補生として迎え入れるという破格の条件を提示してきて、流石に少し怪しい展開…。それでもアルトは、敵国で新たな人生を歩み始めることを決断する。そんな彼を待ち受けるのは、リリやフィオランといった、秘めたる力を持つ仲間たちとの出会い、そして共に成長していく友情の物語。原作・薄味メロン先生、漫画・茂ノ加羅玄先生がおくる実力主義の世界で這い上がっていく異世界ファンタジー!アルトの逆転劇は一体どんな展開を見せるのか、目が離せません!
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シリアスだけど笑っちゃうパニックホラー
コーヒーマニア(シーモアスタッフ)
猫を宿主とし、接触した人間を猫にしてしまう新種のウイルスが出現。人類は猫を避けて生きねばなりません。まだ猫化していないクヌギは、仲間とともに廃墟へ逃げ込みました。そこへ猫達が現れて、「中に入れて」と窓を引っかきます。それを見たクヌギはフラフラと窓へ近づいてしまい…。劇画タッチで描かれたパニックホラーギャグ。どんな人間も可愛い猫達に追われ、懐かれ、スリゴロされるため、猫好きには羨ましい世界です。脅威と理解しながらも、猫の可愛さには抗えずに猫化してしまった人の気持ちもわかる…。猫のあるあるや習性なども満載なので、これから猫をお迎えしたい方にもおすすめ! また、映画や漫画のパロディもあるので、気づいた読者はニヤリとしちゃうかも。原作はホークマン先生、作画はメカルーツ先生です。マッグガーデンの「月刊コミックガーデン」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)6巻まで発売中。2025年にテレビアニメ化が決定しています。猫好きな方や脱力系ホラーが好きな方に刺さります!
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罪人が魔王を討伐!? バトルファンタジー
チェック(シーモアスタッフ)
この世界では、魔王軍と戦い続けなければない「勇者刑」という刑罰がありました。勇者刑に処されたドッタ・ルズラスとザイロ・フォルバーツは、たった2人で5,000体もの魔物へ挑むことに。戦地へ向かうなか、コソ泥のドッタがいつの間にか豪華な箱を窃盗。箱を開けてみると、魔王の天敵である「女神」が寝ていました。同名ライトノベルをコミカライズしたダークファンタジー。通常、勇者は正義のヒーローの象徴ですが、本作では罪人が魔王討伐に挑むという斬新な設定が秀逸です。キャラクターもクセツヨばかりで、盗人のドッタはアホっ子、女神の少女はプライドが高め。この先、ザイロが苦労する姿が容易に想像できます。また、ザイロは妙に戦闘慣れしているため、彼がなぜ処罰されたのかも気になるところです。原作はロケット商会先生、キャラクター原案はめふぃすと先生、作画は井上菜摘先生です。KADOKAWAの「カドコミ」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)2巻まで発売中。2025年10月からテレビアニメの放映も予定されています。王道を覆した勇者物語を読んでみませんか?
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バトルを通じて成長する高校生たちの物語
チョコボール(シーモアスタッフ)
ファンタジー作品など数多くのヒット作を産み出し続けてファンが多いKADOKAWA出版の人気タイトル!漫画:ツカモリシュウジ先生、原作:横塚司(ヨコヅカツカサ)先生、キャラクター原案:マニャ子先生の体制でおくられる異世界転移してしまった現代の高校生たちが襲い来るモンスターたちに立ち向かって成長していくバトルアクション・ファンタジー!戦闘シーンは目を見張るものがあって、普通の高校生だったはずの少年少女たちが必死に戦う姿は必見。何故?どうして?それよりも迫りくる脅威から命を守ることが優先される極限状況の連続!苛烈なイジメが原因で人間不信の男子校生・カズは、道中で出会う女子高生たちに触れて、生きるための選択を強いられることになる…。RPGさながらのレベルアップ要素も面白い異世界サバイバルの開幕です!
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女子高生がAVショップの跡継ぎに!!
チェック(シーモアスタッフ)
清水杏咲は高校で風紀委員をする真面目な高校生。早くに母親を亡くした杏咲は、自由奔放な父の代わりに同じ団地に住む幼なじみの護の家族にお世話になり家族のように生活を共にしていた。しかし突然、杏咲の父親が他界。父親が経営していたお店を継ごうと思っていたら、なんとそこはAVショップだった。真面目で初体験も経験したこともない杏咲がいきなりAV、いけない玩具、AV女優イベント開催など未知の世界に足を踏み入れることに!あずまゆき先生が描く新感覚ワーキングラブコメディ。高校生の杏咲のウブな感じが読んでいてとても可愛いです。Hな描写も多いですが、絵も可愛いので女性も読みやすい作品でした。杏咲は幼なじみの護と初体験するのか?今後の展開も気になります。
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何度も読み返したくなる珠玉の長編読み切り
海人(シーモアスタッフ)
小学4年生の藤野(ふじの)は、毎週学年新聞に4コマ漫画を連載していました。周りからは絵が上手いと褒められていた藤野は、ある日先生から、不登校の京本(きょうもと)に4コマ漫画の1枠を譲ってくれないかと相談を持ち掛けられます。漫画家を目指す藤野と、画力を上げたい京本。2人の少女はお互いに必要としながらも、嫉妬や葛藤にさいなまれます。「どちらの気持ちも痛いほど分かる…」というクリエイターの方もいるのでは? 2人がそれぞれの道を進み始めると、読者の予想を遥かに超える展開へ…。藤本タツキ先生のたぐいまれなる表現力と構成力が輝く名作です。作者は藤本タツキ先生です。集英社の「少年ジャンプ+」に掲載し、全1巻で完結。劇場アニメも公開されました。いろいろな作品のオマージュを探しながら読んでみて!
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恋が始まる(かもしれない)同居物語
人参次郎(シーモアスタッフ)
江口駆(えぐちかける)は、レトロゲームショップでバイトをしている学生。ある日のバイト中に、フードを目深に被ってコソコソしている少年(?)発見。駆が声を掛けようと近づくと、その場にいた客の女の子がチカンだと勘違いして彼を締め上げます。さんざんな目に遭った駆が帰宅すると、なぜかその2人が自宅にいて…?陰キャ男子と双子の美少女が同居するドキドキ生活が開始。とはいえ、出会いの印象が最悪だっただけに、双子の姉・奏(そう)と駆が言い合いを始め、大人しい性格の妹・祥(しょう)が2人の間でオロオロするまでがセットです。最初は2人にうんざりしていた駆でしたが、次第に「兄」らしくなっていくので、姉妹のどちらかと恋に発展する気配は当分ないのかも…?構成・協力はあおなまさお先生、作画はししちふ蓉先生です。シーモアコミックス(トレモア)の「トレモア・スプラッシュ / トレモアcollection」に連載しており、現在(2025年4月30日時点)4巻まで発売中。単なるラブコメでは終わらなさそうな作品なので、一度読んでみては?
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高校中退&無職の広が家を買う…?
AI王子(シーモアスタッフ)
高校を中退し、ダラけた日々を過ごしていた田中広。ある日、広が昼ドラを見ながら寝そべっていたところ、母親が「毎月3万円を払え、さもなくば追い出す」と宣言します。慌てた広は、肉体労働のバイトをすることに。1か月後、彼は手にしたバイト代で、なんと「家」を購入…!?「高校アフロ田中」の続編にあたる作品。勉強したくないがために自主退学するほどやる気ゼロの広ですが、本作では自立しようとしたり、彼女を作ろうとアクションを起こしたりと活発的です。さらに、友人が起こした浮気騒動にも巻き込まれてしまい、広は一肌脱ぐことに…? とはいえ広の本質は変わっていないため、彼のモノローグや友人達とのムダ話には大笑いさせられます。作者はのりつけ雅春先生です。小学館の「ビッグコミックスピリッツ」に連載し、全10巻で完結。共感必至のリアルすぎる青春コメディを読んでみませんか?
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演劇に魅せられた少年少女の青春物語
亀(シーモアスタッフ)
中学生の浜野陽太(はまのようた)が所属する演劇部は、予選を勝ち抜いて念願の「全国総合文化祭 神奈川県大会」へ出場を決めました。明日の本番で陽太達が演じるのは、ボクシングを題材にした作品。陽太が脚本を担当したこの作品には、ある友人への思いが込められていました。高校演劇の魅力と奥深さをハンパない熱量で語る青春物語。演劇をテーマにした作品だけあって、キャラのセリフも研ぎ澄まされています。陽太は演劇で世界を獲ると宣言しますが、ストイックにコツコツ努力できる彼なら夢ではない…? ただ、陽太が世界一になるためには、学生のレベルを凌駕するライバル・村岡茉莉(むらおかまり)に勝たなければなりません。これから2人が、どんな作品を演じていくのかが楽しみです。作者は田川とまた先生です。小学館の「マンガワン」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)1巻まで発売中。演劇の楽しさを味わってみたい方はぜひ読んでみて!
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目指せ、お笑い芸人! 人気アニメを漫画化
いっちゃん(シーモアスタッフ)
お笑いコンビ「とこなつ」を結成した凩(こがらし)まふゆと、北風ふぶき。2人が公園で掛け合いの練習をしていると、お笑いコンビ「R凸(アールデコ)」の新谷(あらや)りんから電話で呼び出されます。まふゆとふぶき、りんとその相方である朝生祇(あそうぎ)なゆたの4人がカフェに集合すると、りんがいきなり「お題」を出してきて…。同名のオリジナルテレビアニメをコミック化した作品。「らき☆すた」で知られる美水かがみ先生がキャラクター原案を担当しているので、とにかく女の子キャラが可愛い! そんな彼女達がわちゃわちゃしまくるため、思わずニヤニヤしちゃうかも。お笑いライブへの出場を目指す2組のコンビが、どんなネタを作るのかが楽しみです。原作はむげんだい∞先生、漫画は神無月羽兎先生、原案・原作イラストは美水かがみ先生です。KADOKAWAの「月刊コミックアライブ」に連載し、全2巻で完結。お笑いを知らなくても楽しめるので、一度読んでみて!
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清楚なのにギャル!? ギャップラブコメ
AI王子(シーモアスタッフ)
冴えない大学生の山野浩太は、サークルに入ってきた清楚な美少女の音羽(おとは)エリカに一目惚れします。浩太が勇気を出して食事に誘うもあえなく撃沈…。落ち込みながら家へ向かう浩太は、道端で寝ているギャルを発見。心配した浩太が声を掛けると、酔ったギャルが「飲み直す」と言いながら彼をホテルへ連れ込みます。腹黒ギャル(=エリカ)の秘密を知ってしまった非モテ男子が、彼女に振り回されまくるラブコメ。清楚バージョンのままニヤリと笑うエリカは、まさに小悪魔的な可愛さがあります。浩太はギャルが苦手なはずなのに、そんなギャップにやられてしまったのか、なぜかエリカを嫌いになれない…? 一方のエリカには、他にも浩太に執着する理由があるようです。コメディ要素とラブストーリーのバランスが絶妙なので、一気読み待ったなし!原作は江部野ハム先生、構成はるった先生、作画ははいしま潮路先生です。シーモアコミックス(トレモア)の「トレモア・スプラッシュ / トレモアcollection」に連載しており、現在(2025年4月30日時点)4巻まで発売中。ヒロインが可愛いラブコメが好きなら、試し読みしてみて!
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新旧世代が邂逅! 隠れた名作をコミック化
AI王子(シーモアスタッフ)
舞台は、壊滅状態に陥っている地球。その日、少年のガロード・ランは、暴れ回るMS(モビルスーツ)を狩っていました。その様子を見た男性がガロードへ声を掛け、野盗にさらわれた少女を助け出してほしいと頼みます。ガンダムシリーズのなかでも不朽の名作と言われているアニメ「機動新世紀ガンダムX」をコミック化した作品。活発で頼りがいのある少年と、不思議な能力を持つ少女のボーイミーツガールから始まります。ガロードが救い出した少女のティファ・アディールは、素性が不明なうえに何やら訳ありな様子? しかし、ガロードは迷うことなくティファのことを信じます。初代ガンダムへのオマージュも散りばめられているので、往年のファンならさらに楽しめます。原作は矢立肇先生と富野由悠季先生、漫画はときた洸一先生です。KADOKAWA、講談社の「コミックボンボン」に連載し、全3巻で完結。ニュータイプ派にもオールドタイプ派にも読んでほしい傑作です。
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鏡の中から“アイツ”が来る…!!
パーマ(シーモアスタッフ)
桐山菜月の学校では、生徒の事故が相次いでいました。先日、美術準備室で動画を配信していた男子生徒が死に、今度は女子生徒が自宅の自室で死亡。桐山菜月はふと、生前の女子生徒とすれ違ったときに、彼女が「気づかれた」と呟いたことを思い出します。ライトノベル「鏡怪潜〜キョウカイセン〜」のコミカライズ版で、どこの学校にも付き物の怪談話が現実になってしまうオカルトホラー。霊(?)による殺人が横行し、血や生首などもがっつり描かれます。霊をやり過ごす方法はあるのですが、菜月のようにとっさに実行するのは絶対に無理!! 読後には「もし今、殺人鬼から狙われたら…」と想像してしまい、眠れなくなるどころかトイレもお風呂も1人で行けなくなりそう…。原作はウェルザード先生、漫画は竹鶏三歩先生です。一迅社の「comic HOWL」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)1巻まで発売中。理屈抜きの恐怖をたっぷり味わえる作品です。
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女子マネのゆるゆる日常×ちょいラブ
ノラ(シーモアスタッフ)
渚茜(なぎさあかね)、一ノ瀬かりな、姫宮ユキの3人は高校硬式野球部のマネージャー。ある日、茜は野球のルールを知らないことが判明。さらに茜は「ケツバットなら知っている」と言い出す始末…! その発言にかりなとユキはドン引き…。微妙に嚙み合わない女子マネ3人が、部活でゆるゆるな会話を繰り広げるコメディ。男子ばかりの部活に女子がいたら、恋が生まれるのは当たり前! 男子にモテたくてマネージャーになった茜ですが、彼女の王子様は意外と身近にいるかも…? 鈍すぎる茜がいつ気づくのかと、ついニヤけてしまいます。また、モテ女のユキは野球部内で、別れたり付き合ったりを繰り返すので、いつかいざこざを起こしそうで心配です。作者は山本崇一朗先生です。小学館の「月間少年サンデー」に連載しており、現在(2025年5月12日時点)1巻まで発売中。甘酸っぱいちょいラブを読みたいときにおすすめ!
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江戸川乱歩先生の猟奇サスペンスを漫画化
わっきー(シーモアスタッフ)
時は大正15年、売れない小説家の人見広介(ひとみひろすけ)は、「巨万の富を手にして地上の楽園を造る」という妄想を繰り広げていました。そんなある日、広介の友人で富豪の御曹司である菰田源三郎(こもだげんざぶろう)が死んだという知らせが入り、広介はある計画を思い付きます。江戸川乱歩先生の作り出す独特な世界感と、丸尾末広先生の艶めかしくも不気味なタッチの作画が見事に融合したコミカライズ作品。最初は理想郷を夢見る広介に共感し、彼の大胆かつ狂気的な作戦が明らかになったときにはえもいわれぬ恐怖に包まれます。衝撃のラストには名探偵・明智小五郎も登場するので、乱歩ファンにはたまらない作品!原作は江戸川乱歩先生、脚色・作画は丸尾末広先生です。KADOKAWAの「月刊コミックビーム」に連載し、全1巻で完結。原作小説は実写ドラマ化も果たしました。本作で江戸川乱歩先生の世界に触れてみませんか?
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ド迫力&超美麗! アクションファンタジー
パーマ(シーモアスタッフ)
人身売買を行っているマフィアを調べていたバドーとハイネ。バドーが彼らに捕まってしまったため、ハイネは仕方なく救助へ向かいます。ハイネがマフィア達を撃ち殺しながら奥の部屋へ進むと、そこには「前時代の遺児(ロストフッテージ)」と呼ばれる亜人達が閉じこめられていました。スタイリッシュな絵柄と、躍動感のあるアクションが魅力のダークファンタジー。生意気なハイネと、マイペースなバドーのライトな掛け合いがたまりません。また、何でも屋を営む2人のもとへさまざまな事件が持ち込まれるので、「今度はどんなバトルが…?」とワクワクも止まりません。ストーリーが進むとハイネが持つ不思議な能力や、彼の出生なども明かされていき、読み応えがさらにアップします。作者は三輪士郎先生です。集英社の「ウルトラジャンプ」に連載し、全10巻で完結。テレビアニメ化も果たしました。銃と刀でガンガン戦うアクションモノが好きならぜひ読んでみて!
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ケモ耳女子+人間のドタバタ学園ラブコメ
焙煎男(シーモアスタッフ)
さまざまな動物が通う私立シートン学園。ある日、パンダであるメイメイが、1週間後に中国へ帰ることが決定。メイメイは友達に“お願い”を叶えてもらうことにします。わがまま放題で楽しんだメイメイですが、本当はある言葉を言ってほしいと思っていました。さまざまな種族の生徒が通う、私立シートン学園で巻き起こるラブコメ。「群れなせ! シートン学園」から本タイトルに変更した第40話からを収録しています。可愛いケモ耳美少女がわんさか登場し、なかにはドキドキなお色気シーンもあり! また、動物の生態を取り入れたギャグの切れ味も良く、大笑いしながらも感心させられます。作者は山下文吾先生です。小学館の「群れなせ!シートン学園シリーズ」として発刊され、全9巻で完結。テレビアニメ化も果たしました。個性しかない動物達+人間のドタバタを見てみませんか?
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今年はクリスマスプレゼントを“渡す”側!
まゆびー(シーモアスタッフ)
12月23日の夜、クリスマスケーキを該当販売していたノエルは、怪しい老婆に声を掛けられます。その老婆は占い師のようで、福引の抽選機のような物を回せと言います。しぶしぶノエルが回してみると、赤い玉が出てきました。すると老婆は「クリスマスに、何かが起きる」と予言して…。劇場アニメ「サンタ・カンパニー 〜クリスマスの秘密〜」の公開に合わせて発表された作品。イラスト集や絵本などと間違えてしまうほど、カラーページが美麗! ストーリーは映画に沿っているものの、本作ならではのオリジナル要素も追加されているので、劇場アニメを観た方も楽しめます。12月24日にノエルが体験した出来事には、子どもも大人も興味津々になること間違いなし。原作は糸曽賢志先生、構成は野口周三先生、漫画は桃井優月先生と品川千陽先生です。LINE Digital Frontierの「LINEマンガ」に連載し、全3巻で完結。クリスマスの“裏側”を見てみませんか?
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見習い魔女が人々の悩みを解決します!
チョコボール(シーモアスタッフ)
ある日、魔女見習いのメグ・ラズベリーは、師匠から「お前は一年後に死ぬ」と告げられます。師匠いわくメグには死の呪いがかかっていて、17歳で呪いが発動したとのこと。メグが生き延びるためには、喜びの感情を集めて「命の種」を作らなければなりません。同名のライトノベルをコミック化した作品。メグは人々を心から笑顔にさせるために、困りことや悩みごとを解決していきます。あまり魔法に頼らず、じっくり話を聞いて謎を明かしていくケースもあって、人情探偵モノの要素も含まれています。また、ギャグパートも満載で、メグはヒロインらしからぬ変顔も披露! 笑って泣いてハラハラできる傑作です。原作は坂先生、漫画は雨霰けぬ先生、キャラクター原案はコレフジ先生です。KADOKAWAの「電撃コミックレグルス」に掲載しており、現在(2025年4月30日時点)4巻まで発売中。テレビアニメ化も果たしました。明るくポジティブなヒロインが好きならハマります。
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明治時代の発明家がカーレースに参戦!
ラッキーボーイ(シーモアスタッフ)
空乃天晴(そらのあっぱれ)は、カラクリの魅力に取りつかれた少年。大商人の家に生まれるも、店の手伝いもせず研究に没頭していました。父や剣術の師範代である一色小雨(いっしきこさめ)がいくら諫めても、天晴は聞く耳を持ちません。挙句に天晴は、自分で造った蒸気船で旅に出ると言い出します。同名テレビアニの放映とともに発表されたコミカライズ版。明治時代後期の天才発明家・天晴が、未知の乗り物である“自動車”に出会い、アメリカ大陸を横断するレースに挑みます。日本にいたころの天晴はめったに笑わず飄々としていましたが、旅に出てからというもの少年らしい生き生きとした表情に。技術を褒められた天晴が嬉々として説明し続ける様子は、エンジニアあるあるなのかも? 天晴が発明したトンデモカラクリにもご注目ください。原作はAPPERRACING先生、作画はアントンシク先生です。KADOKAWAの「ヤングエース」に連載し、全3巻で完結。掟破りのカーレースを観戦してみませんか?
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目指せ! 最強のカードバトラー!
うーちゃん(シーモアスタッフ)
小学5年生の俺牙(おれが)ファイヤは、「オレカ」というモンスターカードバトルにハマり中。ある日、潰れたボーリング場にオレカバトルのゲーム機があるのを発見し、さっそくカードを差し込んでみることに。すると、驚くことにカードのモンスターが実体化したのです。同名のトレーディングカードアーケードゲームをもとにした、オリジナルストーリー。バトルを吹っ掛けられたり、モンスターに襲撃されたりしながら、ファイヤとモンスターはどんどん成長していきます。また、モンスターの実体があるのでバトルもド迫力! とくに巨大なドラゴン同士の戦いは、カッコ良すぎて何度も見返しちゃうかも。原案・監修はコナミデジタルエンタテインメント、漫画は山浦聡先生です。小学館の「別冊コロコロコミック」や「月刊コロコロコミック」に連載し、全7巻で完結。原作ゲームはテレビアニメやゲームも制作されました。昔オレカにハマった方や、今ハマっている方におすすめ!
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お気楽王子が魔術で無双するファンタジー
まゆびー(シーモアスタッフ)
魔術を極めたいと願いながら死んだ男性が、第7王子・ロイドに転生します。ロイドは生まれながらに膨大な魔力を持っているうえに、王位争いとも無縁な立場。そのため、ロイドは暇さえあれば魔術の勉強をしていました。ある日、魔人を封じた禁書が城の地下書庫にあると聞いたロイドは、いてもたってもいられず見に行くことに。天才魔術師の少年が、ガンガン無双していく同名小説をコミック化。新しい魔術を見てハアハアするロイドに、ショタ好きな方はドギマギしちゃいそう。一方で、ロイドが魔法を試すときに見せるサイコな表情には、震え上がるような怖さを感じます。もっと魔術を極めたいロイドと、彼の世話を焼きたいメイド達の、わちゃわちゃした攻防も本作の見どころ!原作は謙虚なサークル先生、作画は石沢庸介先生、キャラクター原案はメル先生です。講談社の「マガジンポケット」に連載しており、現在(2025年4月30日時点)3巻まで発売中。テレビアニメ化も果たしました。美麗なカラーページも含まれているので、ぜひ読んでみて!
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お尋ね者の少年が世界を救う…?
じゃっくさんの奴隷(シーモアスタッフ)
21世紀半ば、破綻した日本は諸外国に占領され、各国の人型兵器「AMAIM」が日本各地へ送り込まれました。メカ好きの少年・椎葉(しいば)アモウが、AMAIMのパーツを求めて四国の山へ入ると、どこからか助けを求める声が…。同名のロボットアニメをコミック化した作品。自分の手で組み上げたロボットに乗るという設定に、メカ好きはテンション爆上がりすること間違いなし。設定そんなAMAIMを動かすアモウは軍人でもないただの少年ですが、「もう、人が死ぬのを見たくない」という一心で戦いに身を投じていきます。アニメ版よりも、アモウの心情が掘り下げられているので、アニメ履修済みの方も新鮮な気持ちで楽しめますよ。原作はSUNRISE BEYOND、漫画は田口央斗先生、企画協力はBANDAI SPIRITS、その他にキャラクターデザインの大貫健一先生など6名が関わっています。株式会社ホビージャパンの「月刊ホビージャパン」に連載し、現在(2025年5月3日時点)1巻まで発売中。ロボットモノの隠れた名作を読んでみませんか?
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あの著名人達が事件に挑む探偵モノ
クリアブラック(シーモアスタッフ)
金田一京助は、友人の石川啄木(いしかわたくぼく)が警察に捕まったと聞き、保釈人となって彼を迎えに行きました。啄木が滞納している下宿代を京助がついでに催促すると、彼はある事件の真相を新聞社へ売り込むから大丈夫だと言います。その事件とは、東京府浅草の観光名所「十二階」に幽霊が出たというもので…。同名小説のテレビアニメをコミカライズした作品で、言語学者の金田一京助氏と、歌人の石川啄木氏という、実在の人物をモチーフにした探偵ミステリーです。事実に基づいた2人の関係性や、当時の文化なども盛り込まれているので、文学好きや近代史好きには激アツの作品です。オムニバス形式なので、見事なトリックに唸ってしまう話もあれば、少しオカルト風な話もあるなど、さまざまなエピソードを楽しめます。原作は伊井圭先生、漫画は南晋也先生、キャラクター原案は佐木郁先生、監修は東北新社です。講談社の「ヤングマガジンサード」に連載し、全2巻で完結。実現したかもしれないバディモノを読んでみませんか?
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ゆるふわなのにダークな同居コメディ
ませびー(シーモアスタッフ)
草隠(くさがくれ)さとこは、里を抜け出した忍者の少女。さとこが空腹のあまり道端に倒れ込んでいると、通りかかった女子高生のこのはがご飯を食べさせてくれました。さとこがこのはに身の上話をしていると、そこへ里からの追手の忍者が登場! さとこが里を抜けた事情を説明していると、このはが一瞬で追手を返り討ちに…!ポンコツな忍者のさとこと、凄腕の殺し屋・このはが同居するダークコメディ。可愛らしい絵柄なのに、ばんばん人が殺されるというギャップにしびれます。また、現代社会に戸惑う世間知らずのさとこと、プロの殺し屋と女子高生の顔を使い分けるこのはの対比が絶妙! さらに、2人の百合なシーンもあり、いろいろな意味でドキドキさせられます。作者はハンバーガー先生です。KADOKAWAの「コミック電撃だいおうじ」に連載しており、現在(2025年4月30日時点)5巻まで発売中。テレビアニメ化も果たしました。ほのぼの×殺伐という唯一無二なコメディを読んでみませんか?
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あの感動をもう一度! 映画1作目を漫画化
ませびー(シーモアスタッフ)
トニー・スタークは、兵器開発を行っている大会社の社長。事業もプライベートも順調でしたが、アフガニスタンで敵襲に遭い、トニーは過激派の一味に捕らえられます。彼らに最新のミサイルを製造しろと言われたトニーが造り始めたのは、頑丈なアーマーでした。マーベルのヒーロー映画「アイアンマン」をコミック化した作品。映画を忠実に再現しつつ、技術的な解説や心に残るセリフなどが追加されています。トニーを始め、各キャラが映画キャストに似せて描かれているので、漫画から映画の順で観ても違和感なし。同時収録のコミック「Iron Man #200」を読むと、映画および本作のスタイリッシュさにビックリするかも。原作はピーター・デヴィッド先生とクリストス・N・ゲイジ先生、そしてデニー・オニール先生、作画はシーン・チェン先生とヒューゴ・ペトラス先生、そしてマーク・ブライト先生、翻訳は光岡三ツ子先生と石川裕人先生です。小学館集英社プロダクションから発刊され、現在(2025年5月7日時点)1巻まで発売中。アベンジャーズのなかでも人気の高いヒーローなので、一度読んでみては?
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ご当地の陶芸フリーコミックをリメイク!
わかちゃん(シーモアスタッフ)
父とともに岐阜県多治見市へ引っ越してきた豊川姫乃(とよかわひめの)。高校の入学日、姫乃は自己紹介で父が喫茶店を始めたことを伝え、店で選べるマグカップを見せます。すると、クラスメイトの1人が、「陶芸部の部室へ来てほしい」と姫乃をしつこく誘ってきて…。多治見市および周辺の産業でもある「美濃焼」をテーマに発行されたフリーコミックをリメイクした作品。陶芸を通じて亡き母の知られざる一面を知り、姫乃自身も陶芸の奥深さに引き込まれていくハートフルストーリーです。ろくろ体験では失敗してしまった姫乃ですが、筋は良さそうなのですぐに上達しそうな予感。彼女はさまざまな工夫を凝らして作品をつくるため、毎回出来上がりが楽しみです。作者は梶原おさむ先生です。秋田書店の「マンガクロス」に連載し、全2巻で完結。原作はテレビアニメ化も果たしました。青春ストーリーが好きな方、頑張る女の子が好きな方はぜひ読んでみて!
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推しと推しが2人きりになるかも!?
わかちゃん(シーモアスタッフ)
Liella!メンバーの2人が過ごす何気ない日常を切り取ったオムニバス漫画。1話目では、嵐千砂都(あらしちさと)が、澁谷(しぶや)かのんの実家である喫茶店へ遊びに行き、2人でお茶を飲みながらほっこりした時間を過ごすというストーリー。5人でいることが多いLiella!のメンバーが、2人きりになる珍しいシチュエーションのショート漫画。かのんと唐可可(タンクゥクゥ)など、普段はあまり絡まない2人のイチャコラをたっぷり楽しめます。また、可可と葉月恋(はづきれん)には、平安名(へあんな)すみれのレッスンが炸裂! 彼女の独特な教え方に、思わず笑ってしまうかも。原作は矢立肇先生、原案は公野櫻子先生、作画は2C=がろあ先生、コミック原案は犬井楡先生です。KADOKAWAの「LoveLive!Days」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)2巻まで発売中。普段のLiella!もめちゃめちゃ可愛いので、ぜひ読んでみて!
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フェスを目指せ! ボーイズバンドが始動
人参次郎(シーモアスタッフ)
大学生の七星蓮(ななほしれん)は、あるバンドのボーカルに憧れを抱いていました。自分もいつか同じステージに立ちたいと考えた蓮は、その日も学校が終わるとカラオケボックスで歌の練習に励みます。そこへ通りかかった五稜結人(ごりょうゆうと)は、蓮の歌声を聞いて自分のバンドボーカルに即スカウト!テレビアニメ「アルゴナビス from ARGONAVIS」のコミカライズ版。蓮の想いは「歌手になりたい」といった軽いものではなく、自分で自分を追い込むほどに苛烈です。その一方で、蓮には「歌以外はポンコツ」というお間抜けな面もあり、彼のギャップに吹き出してしまうかも。また、本作はストーリーがアレンジされているので、Argonavisメンバーの新たなエピソードを楽しめます。原案は毛利亘宏先生、原作はブシロード、漫画は宮島京平先生、キャラクターデザインは三好輝先生です。集英社の「少年ジャンプ+」に連載し、全2巻で完結。原作アニメは劇場アニメやスマホアプリも制作されました。バンド好きならハマれます!
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運命に抗う奴隷達の壮大なファンタジー
のぞ(シーモアスタッフ)
アカファ王国の岩塩鉱で、奴隷が山犬に噛まれる事件が発生。しかも、噛まれた人は、かつて大流行した奇病「ミッツァル」を発症していました。牢につながれていたある男性奴隷も山犬に噛みつかれますが、症状は現れずに不思議な能力を会得します。ベストセラー小説「鹿の王」をもとに製作された、同名の劇場アニメをコミック化した作品。逃げ出した奴隷のヴァンと身寄りのない奴隷の少女・ユナが共に旅をしていきます。国同士の対立や不治の病など、序盤からさまざまな要素が盛り込まれていますが、シンプルな構成のおかげでスッと世界観に入り込めます。また、かつて家族を亡くしたヴァンとユナが紡ぐ親子愛には大号泣必至! 読むほどに奥深さを感じさせてくれる作品です。原作は上橋菜穂子先生、漫画は関口太郎先生、翻案は「鹿の王」製作委員会です。KADOKAWAの「ヤングエースUP」に連載し、全2巻で完結。壮大なファンタジー作品をじっくり読んでみませんか?
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ちょっぴりダークな惑星冒険モノ
扇風機おじさん(シーモアスタッフ)
天野空夫(あまのそらお)は、勉強もケンカも苦手な小学生。ある日、母親の説教を受けている空夫が「消えたい」と呟くと、目の前にバッジのようなものが現れます。空夫が何気なくそれを押してみると、モジャラと名乗る変な生き物が出現し、空夫以外の時間が止まります。新たな刺激を求める少年が、家出のノリで宇宙旅行へ出発するSFコメディ。子どもが憧れる楽しそうな設定ですが、空夫一行は割と酷い目に遭います。住人に捕食されそうになったり、買い物でぼったくりに遭ったり、果ては地球の滅亡が目前に…? 藤子・F・不二雄先生お得意のブラックユーモアが満載なので、大人になってから読み直すと一層楽しめるかも!作者は藤子・F・不二雄先生です。小学館の「てんとう虫コミックススペシャル / 小学一年生」から発刊されており、全1巻で完結。テレビアニメ化も果たしました。怖いけどハマるダークな世界観を体験してみませんか?
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うちの猫(32歳)が化け猫になりました
鋼女(シーモアスタッフ)
寺の住職に拾われた子猫・あんずは、長生きしまくって現在32歳。ついに、二足歩行で人間の言葉を話す化け猫になりました。あんずは原付バイクを乗り回したり、マッサージ師のアルバイトをしたりと、人間らしい生活を送っています。妖怪をテーマにしているものの、まったくオカルト要素のないほのぼのショートコメディ。マイペースでだらしなく、妙にオッサン臭いあんず。周囲の人々も、あんずを1人の人間として扱っていて、警察が無免許運転で彼を取り締まることも。一方で、困っている人を助けたり、小さな生き物には優しくしたりと、あんずの優しさが伝わるエピソードも多く、心が癒やされます。作者はいましろたかし先生です。講談社の「コミックボンボン」に連載し、全1巻で完結。劇場アニメも公開されました。動物好きはもちろん、ちょっと変わった日常系漫画を求めている方にぜひ購入してほしい一冊です。
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魔物が巣くう施設から脱出! 戦慄ホラー
アロマオイル(シーモアスタッフ)
現時点では治療法が確立していない奇病が大流行。そこで、あるセンターでは未来の医学に可能性を託し、カスミを含む感染者160人を冷凍睡眠させます。ふとカスミが目を覚ますと、センター内はイバラに覆われており、大量の怪物が襲い掛かってきました。いつ病気で死ぬかもわからないうえに、得体の知れない怪物が殺しにかかってくるなか、センターからの脱出を図るパニックホラー。これでもかと怪物が登場するので、心臓がバクバクしっぱなし! カスミがずっと気にしている双子の姉妹・シズクや、健康なのにセンターへ潜入した人物など、複数の伏線が散りばめられており、ページをめくる手が止まりません。作者は岩原裕二先生です。エンターブレインの「コミックビーム」に連載しており、現在(2025年5月8日時点)6巻まで発売中。劇場版アニメも公開されました。ミステリ要素も楽しめるダークホラーを読んでみませんか?
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たった1人で家族の仇を討つ女性処刑人
そのめろ(シーモアスタッフ)
明治64年、東京の西門の前に積まれた土の前で、1人の女性が足を止めました。すると、土の中から妖が飛び出し、彼女を襲撃! 女性は妖を小刀で斬りつけ、深手を追わせます。妖はどうやら元人間だったようで、彼女はその人に心当たりがありました。同名のテレビアニメ放映とともに発表されたコミカライズ版。特異な能力を持つ女性・雪村咲羽(ゆきむらさわ)が、仇である闇組織の壊滅にたった1人で挑みます。闇組織に巻き込まれてしまった妖の退治は悲しい結末になることもありますが、バトル描写はスピード感があってド迫力! また、八幡しゃけ先生のどこか劇画チックな画風が、おどろおどろしい本作の世界観にぴったりマッチしています。原作は擾乱製作委員会、漫画は八幡しゃけ先生と八尾匠先生、構成は山﨑陽平先生、協力は東京ネームタンクCCです。BookLive社の「BookLive! コミック」に連載し、全11巻で完結。舞台化も果たしました。アニメにはなかったシーンも追加されているので、アニメを観た方にもおすすめ!
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死ぬほど面倒なクソゲーの攻略に挑む!
人参次郎(シーモアスタッフ)
お目当てのゲームを買い逃した結城宏は、目についたゲームショップへふらりと入店。店員の如月玲於奈(きさらぎれおな)に押し切られ、宏は「極クエスト」というゲームを買わされることに。自宅に戻り、何気にゲームを開始した宏は、味覚や痛覚まで再現されている超リアルなVR世界にビックリ!同名ライトノベルのコミカライズ版。RPGの世界で主人公が勇者になって無双するわけでもなく、なんなら追われる側となってしまう理不尽な世界観に大爆笑! 一秒でも早くログアウトしたくなるクソゲーですが、逃げ回るのに必死な宏はそれどころではありません。宏はある目的のためにゲームクリアを目指しますが、果たして成功するのか…?作画は木野先生、原作が土日月先生、キャラクター原案がよう太先生です。出版社はKADOKAWA、レーベルはMFコミックスアライブシリーズです。バーチャルの仮想世界好きな人はぜひ購入してください。
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願いが叶うトンネルで少年が見たものは…
カレー王子(シーモアスタッフ)
とある海辺の田舎町には、「ウラシマトンネル」という都市伝説がありました。なんでも、ウラシマトンネルに入ると欲しいものは手に入るが一気に年老いてしまうという都市伝説が。ある夜、塔野(とうの)カオルが亡くなった妹を思い出しながら散歩していると、目の前に見知らぬトンネルを発見します。もしかしてこれがウラシマトンネルなのか…?同名ライトノベルのコミカライズ版。原作よりも恋愛要素を膨らませており、カオルとヒロイン・花城あんずのちょっと甘酸っぱいシーンが楽しめます。さらに、ラストではあんずとカオルの距離がぐっと縮まったため、読後はスッキリ&ほっこりです。一方で、カオルがトンネルを探索するときは、「何が出てくるのかわからない」オカルトな怖さに身震が止まらなくなるかも。原作は八目迷先生、作画は小うどん先生、キャラクター原案はくっか先生です。小学館の「月刊サンデーGX」に連載し、全4巻で完結。原作小説は劇場アニメも制作されました。夏にぴったりの青春物語なので、一度読んでみて!
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今度はシロがカスカベの平和を守る!
わっきー(シーモアスタッフ)
一見普通の犬に見える野原家のシロ。その正体は、世界を守るスーパーヒーローでした。ある日、ものすごいパワーを持つ「ボボボボボーン」らしきモノが、隣町の公園へ飛来。シロのもとへ、「悪者よりも先にボボボボボーンを見つけ出せ」との指令が届きます。テレビ朝日の開局60周年を記念して放映された、同名アニメのコミカライズ版。野原一家を含む人間キャラは一切登場せず、シロは単独でボボボボボーン回収任務を遂行していきます。ふわふわで可愛らしいシロが、モノローグではダンディーな口調になるのが新鮮! 1話完結のショートギャグなので、空いた時間でサクサク読めるのも魅力です。原作は臼井儀人先生、作画は相庭健太先生、原案は湯浅政明先生、制作はSUPER SHIRO製作委員会です。双葉社の「月刊まんがタウン」に連載し、全2巻で完結。クレしんファンはもちろん、シロが好きな方にもおすすめ!