鳥たちの絵が可愛い!と思ったら『うずらのじかん』と同じ作者さんだったのですね、納得。
シンプルな絵柄なのに鳥たちをきちんとかき分けているのは凄いです。作者さんは相当鳥好きなんだろうと思います。
絵だけではなくカラスが一人遊びしたり、気の
強いヒヨドリ、可愛いけど気が弱いメジロなど、鳥たちの性格もそれぞれの種の特徴をよくとらえていて笑えます。全巻ププッと吹き出しながら読みました。
でも笑えるけどかなりシビアな現実も描いていて、とにかく容赦なく鳥が死にます(笑)多分フィールド調査とかすると雛が巣だつ率とかこんなものだろうし、かなりリアル路線だと思いますよ。身近な野鳥により親近感が持てるし結構ためにもなるし、すごくおすすめです。
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