ただ今セール中です。永遠の美をきもうざとTOが共に賞賛する「美しい彼」の番外編集が出て、フォローしてる方のPC壁紙がいまだエターナルCPなことを教えてもらい安堵(清居会の一員としては浮気は認めません!笑)、思いっきり笑かしてもらえたので、次
は先生のダーク系読みたいなーと積読から選んだのがこちら。つ、つらかった。。凪良先生の作品問題発動して、読み終わらないと現実に返ってこれないので夜中に一気読みして、また朝にもう一度読んで今度は号泣。目がショボショボですよ。
天涯って、調べたら「空のはて、故郷を遠く離れた土地」という意味で、凪良先生はこの作品でお好きな逃避行を書きたかったとのこと。それぞれ何かから逃げているふたり。初読のときはもちろんネタバレなしで読んでるから、その「何か」がぼんやりしていて、偶然出会ったふたりが寂しい身体を重ねるだけのように読めてしまうのですが、「何か」がわかった再読では一挙一動の意味と感情がわかって泣けて泣けて。。。そして、エリの明るく強いところに救われました。凪良先生、人物造形がほんとうに上手で、あのキャラ、性格でないと遠召は愛情がわからなかったと思う。途中、かなりキツい描写があって、これ漫画だったら多分読めなかった。なるべく頭の中で映像化しないようにして読んでました。編集者さんが書くようにそくしたのもそこだと思うけど、読み終わった今考えると、やはり必要だったと思います。
「美しい彼」から凪良先生に入った方、ぜひこの作品も読んでみてください。辛いけど、大丈夫です。先生の作品はいつも愛に溢れて終わります。
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