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4巻配信中

下町ロケット

池井戸潤

（4.6）投稿数14件

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作品内容

直木賞受賞作、待望の文庫版を電子化！

「お前には夢があるのか？　オレにはある」

研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。
圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。
特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた――。
男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編！
第１４５回直木賞受賞作。

池井戸潤、絶対の代表作。

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作品情報

ジャンル

：小説・実用書

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メディア化(小説・ラノベ)

出版社

：小学館

雑誌・レーベル

：小学館文庫

シリーズ

：下町ロケットシリーズ

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2015年8月14日

ファイルサイズ

： 0.8MB

ISBN

：

9784094088960

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

下町ロケットのレビュー

平均評価：4.6 14件のレビューをみる

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高評価レビュー

ヘイヘイさん

(男性/40代) 総レビュー数：56件

仕事の意義を再認識した

よく使われる言葉がある。
仕事とは、「仕える(つかえる)事」なのか、「私事」なのか、「志事」なのか。

本作に登場する人物たちは見事にこれらで比喩できる。そして、長く苦難の道を諦めず「志事」に尽くした人たちが、胸を熱くさせるドラマを繰り広げている。
そのドラマは全くもって爽快ではなく、むしろ泥臭さに尽きるが、やはり「志事」とはそういうものであり、そういった努力のもとに便利な商品やサービスが造られ、喜んでお金を払うのだということを再認識した。

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2022年4月11日

おりーぶさん

(女性/50代) 総レビュー数：2件

久しぶりに面白い作品に出会えました

空飛ぶタイヤを彷彿とさせる序盤でしたが、更にその先がありました。父親の工場の経営に奮闘していたがために、忘れ去られていた夢。会社の存続の危機を乗り越えた時にはたと思い出す。佃社長の突然の方向転換に猛反対だった社員たちも、会社のプライドをかけての挑戦にいつしか結束を固める。佃社長がいいです。最初はどうなの？って感じだった殿村もいい味出してます。やっぱり、社長に社員達が面と向かって物が言える会社は、いい会社だと思うなぁ。。。

1件

2015年10月23日

プレミアムカリカリさん

(女性/60代～) 総レビュー数：34件

熱くなれる感動のドラマ

中小企業の汗と夢と涙がガッツリ入ってます。
大企業のパワハラ、業績悪化を巡っての社内対立。
新しい技術を完成させるまでの紆余曲折。
ハラハラドキドキ一気読み間違いなし。安定の池井戸先生クオリティです。十八番の融資を巡るバトルもあり、実に読みごたえがあります。最後は感動して号泣しました。
池井戸先生の知識の広さと深さにも脱帽させられます。

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2019年3月8日

ara_ara さん

(男性/60代～) 総レビュー数：2721件

佃製作所のロマンと夢

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 中小企業の経営の苦しさ、下請けとしてのつらさ、リアルに迫ってくる作品です。その苦しいなか、つらいなか、決して自分の夢を諦めない佃社長と家族、従業員には頭の下がる思いです。

特に大企業帝国重工との確執には手に汗を握ります。

現実のなかでもがき苦しんでる全てのメーカー社員に読んで欲しい小説です。

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2023年9月20日

sr さん

(女性/60代～) 総レビュー数：5件

感動した！

テレビドラマ化もされていたが、本当に感動させられた。ハラハラの展開だったりついつい応援したくなったりで一気に読み進められる作品。文句なしに面白い！

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2017年3月3日