掘り出し物に巡り会えたような読了感です。
ハーレクイン系のヒストリカルロマンス小説。
まず、1人1人脇役に至るまで人物描写がリアルで魅力的。それが物語を一層、面白いものにしています。
ヒロインは社交界デビューするときに女王の謁
見の間でマナー違反をしてしまい、社交界から爪弾きにされそうになるところを、その一因となったヒーローに助けてもらうところから物語は始まります。
マナー違反の原因というのが、オナラというところがまた斬新w
アメリケ〜ンなウィットに富んだ会話の応酬が続き、もう二組の恋愛も絡んで、孤児やスパイの陰謀やら危険な目にも遭って、Hシーンもありの盛り沢山。
ハリウッド映画観てるときのような感覚で楽しめました。
シーモアにはこの作者さんの作品はこれだけなのですが、脇役だった登場人物たちの関連作が2冊出ているようなので、早くシーモアにも登場しないかな〜と思ってます。
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