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【合本版】終わらざる夏全3巻

浅田次郎

（4.5）投稿数2件

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作品内容

【第64回毎日出版文化賞受賞作】1945年、夏。すでに沖縄は陥落し、本土決戦用の大規模な動員計画に、国民は疲弊していた。東京の出版社に勤める翻訳書編集者・片岡直哉は、45歳の兵役年限直前に赤紙を受け取る。何も分からぬまま、同じく召集された医師の菊池、歴戦の軍曹・鬼熊と、片岡は北の地へと向かった――。美しい北の孤島で、再び始まった「戦争」の真実とは。終戦直後の“知られざる戦い”を舞台に「戦争」の理不尽を描く戦争文学の新たなる金字塔。巻末に「浅田次郎刊行記念インタビュー」を特別収録。※本電子書籍は集英社文庫「終わらざる夏　上」「終わらざる夏　中」「終わらざる夏　下」の合本版です。

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作品情報

ジャンル

：小説・実用書

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出版社

：集英社

雑誌・レーベル

：集英社文庫

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2015年12月25日

ファイルサイズ

： 1.0MB

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

【合本版】終わらざる夏全3巻のレビュー

平均評価：4.5 2件のレビューをみる

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高評価レビュー

プリンさん

(－/－) 総レビュー数：5117件

重くのしかかる戦争

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 終戦間際のから始まり、終戦～戦後と時間は流れます。
国によって、戦い、人を殺してきた兵士一人一人には、戦争が終わっても、決して終わらない戦いもある。
国のためというより、愛する家族のために、命をかけてきた想いがそれぞれの登場人物の視点で語られる。
切ない思いと、理不尽のなかの生。
一度読んだら、正直何度も読み返す気力がなくなるくらい、考えさせられます。
戦争ものは、時間と精神的に元気じゃないと心が削られます・・・。