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江戸川乱歩 電子全集20 随筆・評論第5集
20巻配信中

江戸川乱歩 電子全集20 随筆・評論第5集

1,400pt/1,540円(税込)

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作品内容

最終巻のテーマは「読む」。乱歩を読む。昭和を読む。乱歩と読む。晩年の随筆・評論を軸に「読む」楽しさを再確認する一冊。

◆モダニズムとノスタルジー。「繁栄の昭和」の記憶としての乱歩。
全集完結記念の特別インタビューは、作家・筒井康隆氏。乱歩が編集長を務める『宝石』でデビューした筒井氏は、乱歩亡きあと探偵小説に代わって文壇を席巻したSFブームの先駆者の一人でもある。かつて乱歩は、「探偵小説はSFを内包している」と書いたが、SFはその後独自の発展を遂げ、今や逆にあらゆるジャンルを横断するひとつのスタイルとして確立された。探偵小説からSFへ。乱歩から次の世代へ。“アフター乱歩”を体現するかのようにジャンルを越え、ときに文学の垣根すら飛び越える作家・筒井康隆氏に訊く「乱歩と昭和」。
◆実は探偵小説ファンだった!淡路恵子が乱歩と語る。
波瀾万丈の人生を乗り越えた男前な生き方と大らかな人柄で、晩年バラエティ番組でも人気となった淡路恵子。往年の大女優がミステリーについて大いに語る座談会(昭和33年)をはじめ、植草甚一らを相手に乱歩が奮闘する座談会・対談を3本収録。
◆さらに、限定千部の『探偵小説四十年』(桃源社)を再録。
500ページを越える著作をコンパクトな電子データにして収録。持ち運び自在の読んで楽しいスペシャル・コンテンツだ。

浜田雄介・成蹊大学教授による寄稿「乱歩と一緒に本を読もう」、お馴染み小松史生子・金城学院大学教授の解説「ホスト乱歩の真骨頂」と、異色の解説2本もお楽しみに。

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作品ラインナップ  20巻まで配信中!

  • 江戸川乱歩 電子全集11 ジュヴナイル第2集

    1,400pt/1,540円(税込)

    戦中の異色作2本と海野十三、森下雨村の幻の作品(未刊行)を含む周辺作家のジュヴナイルを収録。ここでしか読めない特典満載!

    全20巻の折り返しにあたる第11巻は、本編より特典の方が多いイレギュラーな構成でお届けする。今回の軸は、戦中に書かれた異色の2作品である。「新宝島」は、昭和15年から翌年にかけて『少年倶楽部』に連載された冒険小説だ。もう1作は、旧作がすべて絶版となり本名での執筆が難しくなった乱歩が、昭和17年から「小松龍之介」名義で連載した「智恵の一太郎」シリーズ。こちらは時局に配慮して、不穏な事件の起きない科学謎解き小説となっている。ともに戦中という時代背景もあって、他の作品とは少し趣を異にするのでここに集約した。そして今回の特典は、乱歩と親交のあった同時代の探偵作家が小学館の学習雑誌に残した作品。このうち森下雨村の「水上透少年シリーズ」(昭和9年)と海野十三による短篇小説(昭和15年)は、これまで一度も刊行されたことがない幻の作品である。また、甲賀三郎の名作「真紅の鱗形」(昭和5年)では、後の単行本で「江口」とされているある主要登場人物の名前が、実は初出時には、途中で「江連(えつれ)」に変わっていることが明らかになった。「江連」とは、何者か。甲賀が仕掛けた謎に、ミステリ評論界の名探偵が80年の時を超えて挑む。

    <特典>小酒井不木の少年科学探偵シリーズ3作(覆刻/初出は、大正末期)や、大下宇陀児「魔法少年」(昭和11年)も収録。新たな視点で“いけすかない少年探偵たち”を斬る小松教授の解説をはじめ、論考も充実。
  • 江戸川乱歩 電子全集12 ジュヴナイル第3集

    1,400pt/1,540円(税込)

    少年の日のドキドキとワクワクをもう一度。
    惹句(じゃっく)入りで連載時のまま読む少年探偵団。懐かしのポプラ社版も漢字化して併収。

    戦後初の本格的な創作である「青銅の魔人」をはじめ、昭和24年から29年までに少年誌に連載されたジュブヴナイル6作品を当時のままお届けする。各回冒頭の前号までのあらすじや末尾の惹句はもちろん、単行本や文庫本では削除・変更された部分も読めるファン待望の構成だ。加えて、昭和の学校図書館には必ずあった懐かしのポプラ社版も、漢字表記に直し特典として収録。さらに、電子書籍の特性を生かして、変更されている部分をそれぞれリンクで結び、比較できるようにした。几帳面な乱歩は、単行本にする際に自身で手を入れ、また、版を重ねる度に時代に合うよう微調整を繰り返したという。ちょっとした言い回しや言葉の選び方1つにも、そんな乱歩の作家としてのセンスとこだわりが現れている。どこがどう変わっているのか、乱歩の気分で探ってみてはいかがだろうか。
    また、今回の作品には、連載当時の社会や世相が色濃く反映されたものも少なくない。例えば「青銅の魔人」では、戦災孤児を集めたチンピラ別働隊が結成され、「宇宙怪人」では、その頃から目撃談が増え始めた空飛ぶ円盤が登場。少年たちの、そして日本人の昭和史として読むのも、大人ならではの楽しみである。

    小松史生子・金城学院大学教授の解説は、チンピラ別働隊に注目。少年探偵団の下部組織としての彼等のあり方から、児童文学の空白領域に切り込む。他に、小学館の学習雑誌に掲載された乱歩作品のダイジェスト版も当時のまま再録した。
  • 江戸川乱歩 電子全集13 ジュヴナイル第4集

    1,400pt/1,540円(税込)

    惹句入りで連載時のまま読むか、漢字でスラスラ読むか。
    1つの作品を2つのヴァージョンで。読んで比べる少年探偵団。

    「つぎつぎとおこる奇怪な事件! 黄金豹とは、そもそもなにもの?」(「黄金豹」)、「真夜中にろうかを歩く美しい人形――。またまたおこる怪事件!」(「魔法人形」)。あおり文句もそのままに、連載時のかたちを再現してお届けする少年探偵団シリーズ。昭和の図書館には必ずあったポプラ社のあの本をあえて漢字化し、大人が違和感なく読めるようにしたヴァージョンも併録。戦後の少年誌の雰囲気を味わいたい人にも、奇想天外な読みものとして楽しみたい人にもおすすめの、大人のためのジュヴナイルである。
    よく知られているように、乱歩は単行本にする際、自身で作品に手を入れ、時代に合うよう修正していた。今回収録した作品でも、連載時とポプラ社版では異なる部分がかなりあり、細かいものも合わせると、変更は優に100を超える。そのうち特に重要なところや興味深い部分には、註釈を加えたり、対応する箇所をリンクで結んで確認できるようにしている。乱歩のあとを辿り、資料的な探求を試みるのもまた、大人ならではの楽しみ方であろう。
    収録作品は、「海底の魔術師」「探偵少年」など全7作。
    大人になってはじめてわかる「子どもの知らない子どもの世界」が、きっとある。

    他に付録として、『小学六年生』(小学館)に掲載された乱歩「天空の魔人」の翻案(「天空魔人」)を誌面まるごと再録。小松史生子・金城学院大学教授による、乱歩ジュヴナイルの根底にある根源的な恐怖とその対象についての考察も、ぜひ。
  • 江戸川乱歩 電子全集14 ジュヴナイル第5集

    1,400pt/1,540円(税込)

    『小学四年生』昭和33年4月号~『小学五年生』昭和35年3月号まで、2年間にわたる「鉄人Q」連載誌面すべてを丸ごと覆刻!

    今回お届けする9作は、昭和32年から34年にかけて執筆された作品である。二十面相の本名と素性が明らかになる「サーカスの怪人」、秘密基地のような二十面相のアジトを軸に展開する「奇面城の秘密」など、乱歩お得意の路線を踏襲する作品に加え、同時期に書かれた低学年向けの物語も収録した。
    この頃乱歩は、複数の雑誌で連載をかけもちするほどの売れっ子で、大人から子どもまで誰もが知る人気作家であった。その一方で、低迷する探偵小説界を牽引すべく、経営不振に陥っていた探偵雑誌『宝石』の立て直しに尽力したり、探偵小説界の広告塔を自ら引き受けてメディアに登場するなど、文化人としても多忙を極めていた。結果さすがにアイディアに窮したのか、定番の要素、お馴染みのシーンも登場する。しかし、それでも作品としてのおもしろさは色あせず、むしろ、ある種の様式美とも言える仕上がりになっている。どの作品のどの場面に類似しているか、それを乱歩がどうアレンジしているか、探ってみるのも楽しい。
    そして、今回の小松教授による解説のテーマは、「少女小説としての乱歩作品」。女性の視点で作品を読み解くと、物語の背後に隠されたエロスが芳醇な香りとともに立ち上がる。

    さらに、乱歩作品のリライトを数多く手がけた氷川瓏の作品の一部も覆刻。木々高太郎に師事し、乱歩にも認められた作家の幻のジュブナイル。そのクライマックス(5回分)を、古賀亜十夫の挿絵とともに収録した。
  • 江戸川乱歩 電子全集15 ジュヴナイル第6集

    1,400pt/1,540円(税込)

    乱歩最後の作品を含むジュヴナイル・シリーズ完結編。学習雑誌付録とインタビューで蘇る懐かしの昭和、遠い日の思い出。

    ジュヴナイル最終回は、昭和34年~37年までの4年間に執筆された作品をお届けする。乱歩は昭和40年に亡くなったが、38年以降、小説は執筆していない。従って、乱歩の作家としての最後の作品は、今回お届けする「超人ニコラ」(昭和37年)である。これまでの作品でお馴染みのシチュエーションや要素を巧みに取り入れ、子ども向きにアレンジした奇想天外な物語だ。また、タコ型宇宙人、カニ型宇宙人が登場する「電人M」「妖星人R」も収録。これらは、人工衛星の打ち上げやガガーリンによる人類初の宇宙飛行といった出来事を背景に、宇宙への関心が一気に高まった時代ならではの作品である。さらに、昭和35年4月から1年間にわたって『小学六年生』(小学館)に連載され、謎解きの楽しさで子どもたちを湧かせた「おれは二十面相だ!!」は、連載時のまま覆刻。ミステリー中級・上級者なら、トリックのネタ元を探してみるのも一興だ。今回、特典として、この作品で臨場感溢れるイラストを描いた中村英夫氏と、当時から現在までイラストレーター(特に、メカ・イラスト)として活躍する高荷義之氏のインタビューも収録。当時の制作現場裏話もお楽しみに。

    ジュヴナイル・シリーズの完結を記念して、昭和の学習雑誌の付録の中から、おすすめのものを選んでご紹介する。敗戦から東京オリンピックへと向かう復興の歩みと人々の暮らしの変化を、ノスタルジーとともにかみしめていただきたい。
  • 江戸川乱歩 電子全集16 随筆・評論第1集

    1,400pt/1,540円(税込)

    昭和5年までの随筆・評論を初出のまま、発表順に収録。「休載お詫び」や「附記」が断然面白い!

    いよいよ最終シリーズ、随筆・評論編のスタートである。初回は、デビュー前から昭和5年までに様々なメディアに掲載された作品を発表順に並べてお届けする。
    乱歩の随筆は、昭和四年の『悪人志願』以来何度も単行本化され刊行されている。また、「暗号記法の分類」や探偵作家論など今読んでも楽しめるものも多いので、ファンなら一度は目にしたことがあるであろう。それらお馴染みの作品に加えて、今回は「附記」や「お詫び」として掲載された短文も可能な限り収録した。
    実は、これまで単行本にも収録されず、まとめられることのなかったこの部分が、とてもおもしろい。創作の最後に添えられた「こんな作品でスミマセン」、あるいは「こんなつもりじゃなかった」。休載してしまったときの「書けなくてゴメンナサイ」。こういった一文には、ある種のユーモアがあり、同時に乱歩の律儀で謙虚な人柄がよく現れている。また、同時期、主に探偵雑誌に掲載された座談会4本も収録。小酒井不木、甲賀三郎、横溝正史らお馴染みのメンバーとの話はもちろん、乱歩が身を乗り出して“探偵小説的殺人の方法”を専門家に尋ねる「犯罪研究座談会」など、ひと味違ったテーマのものも楽しい。

    シリーズ・スタート記念の特典として、ブログ「名張人外境」で今日も乱歩目録を更新し続ける、乱歩研究家にして編集者・中相作氏のクスッと笑えてピリッと辛いインタビューも収録。
  • 江戸川乱歩 電子全集17 随筆・評論第2集

    1,400pt/1,540円(税込)

    随筆・評論第2弾。昭和6年から終戦までの乱歩の軌跡を発表順に。海野十三、小栗虫太郎らとの奇談会や講演録も。

    昭和8年「独逸ナチスの焚書をどう見る?」とのテーマのもとに書かれた一文は、現在の歴史認識から言っても極めて妥当な意見であり、また同時掲載された他の文学者のコメントと比べてもかなりデモクラティックな認識に立った見解である。それから10年後、町内会副会長、隣組の組長として、あるいは特派記者として執筆された随筆やルポには、その面影はいっさい見当たらない。あの時代のごくごく一般的な壮年男子の物の見方、見識である。はてさて、それは乱歩の真意であったのか、それとも処世術であったのか。また、この時期乱歩は、探偵小説とは何かを真摯に追求し思考する一方、同性愛に関する記述も多く書き残している。ここで語られるのは、ギリシア的恋愛、武士道的友愛といった、謂わばプラトニックな同性愛であるが、それらは乱歩の作品世界を構成する重要な要素であるとともに、人間・乱歩の厚味を支えるものでもある。このあたりは、「J.A.シモンヅのひそかなる情熱」を軸に乱歩作品のダーク・ヒーローとその魅力について解き明かす小松史生子・金城学院大学教授の鮮やかな解説をご一読いただきたい。
    「大乱歩」になる前の、思考し、探求する乱歩の姿がここにある。

    特典として、大下宇陀児、木々高太郎、海野十三、小栗虫太郎ら総勢8名の作家がとっておきの話を持ち寄って語り競う「持ち寄り奇談会」(昭和10年/『新青年』)を丸ごと収録。虚実ない交ぜの洒落た短篇集といった趣きである。
  • 江戸川乱歩 電子全集18 随筆・評論第3集

    1,400pt/1,540円(税込)

    木々高太郎との論争と探偵小説評・作家論を初出のまま収録。「探偵小説とは何か」を追い求め、読み、思考した5年間の軌跡。

    戦後、海外ミステリーが自由に読めるようになると、乱歩はそれらを片っ端から手に取って読み耽り、続々と評論を発表する。マニアの本領を発揮して丹念に調査した欧米の最新情報を折り込み、論理的に展開する評論は、“探偵小説の鬼”ならではの面白さだ。特にオタク的気質を反映した、好きな作家に対する思い入れたっぷりの論評では、文壇の重鎮としての乱歩とはまた別の、一ミステリーファンとしての顔が垣間見られて楽しい。そして今回、もう一つの軸となるのは、木々高太郎との「探偵小説論争」であろう。「探偵小説は純文学か」「本格か変格か」。戦前、文壇を沸かせた甲賀三郎と大下宇陀児、木々高太郎の論争を引き継ぐかのように、乱歩と木々との間で交わされた議論は、雑誌『ロック』を主戦場に、やがて新人作家らも巻き込んで賑やかに展開される。これは乱歩の仕掛けたイベントか、それとも論争好きの木々の策略か。「文学」の木々と「本格」の乱歩。二人の論争から明らかになるのは、作家としての立ち位置の違いというより、むしろ読者として探偵小説に何を求めるかの違いである。作家・乱歩ではなく、優れた読み手としての乱歩の5年間を、200点以上の随筆評論で追う。

    木々高太郎の論考「新泉録」、乱歩抜きで行われた文学派による「抜打座談会」(昭和25年)、さらに野村胡堂や大佛次郎らが参加した「新春探偵小説討論会」(昭和22年)も収録。当時の文壇の雰囲気を楽しんでいただきたい。
  • 江戸川乱歩 電子全集19 随筆・評論第4集

    1,400pt/1,540円(税込)

    乱歩賞を創設、『宝石』編集長として新人の育成に努め、海外ミステリーの紹介にも尽力。「大乱歩」獅子奮迅の250本。

    欧米探偵小説の紹介と各国探偵作家クラブへのアプローチ、海外探偵作家との交流、トピックの紹介。探偵小説界の牽引役として、また象徴として多忙を極めた乱歩の57歳(昭和26年)~63歳(昭和32年)までの7年間の随筆と評論を発表順に並べてお届けする。
    お馴染みの作家論、トリック分類などのほか、いわゆる「文化人」として新聞や雑誌に寄せた小さなコラムや随筆、アンケートの回答も収録。テーマは多岐に渡り、それぞれが昭和という時代を写し、その世相を浮かび上がらせる。
    また、後段の『宝石』編集後記では、当時売れ行きが芳しくなかった同誌の編集長を引き受けて奮闘する乱歩の姿が垣間見られる。この時乱歩は私財を投じ(のちに返還された。)、持てる人脈とツテのすべてを使って『宝石』の再生を試みているのだ。
    そうして実現したのが、今回特典として収録する対談・座談会などの企画である。中でも、幸田文が小気味良い語り口で繰り出す父・露伴との思い出話(「幸田露伴と探偵小説」)が楽しい。露伴が『新青年』をわざわざ買ってきて一家で読んでいたというエピソード、小栗虫太郎が好きだったという意外な話も披露され、温かな余韻を残す。

    今回特別掲載として、高木彬光が『別冊宝石』(江戸川乱歩還暦記念号)に寄せた「小説江戸川乱歩」を収録。乱歩から高木に受け継がれたものを通して、乱歩作品の魅力を読み解く小松教授の解説にもご注目いただきたい。
  • 江戸川乱歩 電子全集20 随筆・評論第5集

    1,400pt/1,540円(税込)

    最終巻のテーマは「読む」。乱歩を読む。昭和を読む。乱歩と読む。晩年の随筆・評論を軸に「読む」楽しさを再確認する一冊。

    ◆モダニズムとノスタルジー。「繁栄の昭和」の記憶としての乱歩。
    全集完結記念の特別インタビューは、作家・筒井康隆氏。乱歩が編集長を務める『宝石』でデビューした筒井氏は、乱歩亡きあと探偵小説に代わって文壇を席巻したSFブームの先駆者の一人でもある。かつて乱歩は、「探偵小説はSFを内包している」と書いたが、SFはその後独自の発展を遂げ、今や逆にあらゆるジャンルを横断するひとつのスタイルとして確立された。探偵小説からSFへ。乱歩から次の世代へ。“アフター乱歩”を体現するかのようにジャンルを越え、ときに文学の垣根すら飛び越える作家・筒井康隆氏に訊く「乱歩と昭和」。
    ◆実は探偵小説ファンだった!淡路恵子が乱歩と語る。
    波瀾万丈の人生を乗り越えた男前な生き方と大らかな人柄で、晩年バラエティ番組でも人気となった淡路恵子。往年の大女優がミステリーについて大いに語る座談会(昭和33年)をはじめ、植草甚一らを相手に乱歩が奮闘する座談会・対談を3本収録。
    ◆さらに、限定千部の『探偵小説四十年』(桃源社)を再録。
    500ページを越える著作をコンパクトな電子データにして収録。持ち運び自在の読んで楽しいスペシャル・コンテンツだ。

    浜田雄介・成蹊大学教授による寄稿「乱歩と一緒に本を読もう」、お馴染み小松史生子・金城学院大学教授の解説「ホスト乱歩の真骨頂」と、異色の解説2本もお楽しみに。

レビュー

江戸川乱歩 電子全集のレビュー

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