重いテーマではありますが、主人公の周りの人達が皆んな愛情深い優しい人ばかりなので最後まで安心して読めました。自己評価の低い卑屈な受けは本来苦手なのですが、優しい真優や両親の愛に見守られながら少しずつでも前に進んでいって欲しいと思いました。そ
していつか真優の手を離れ、自分の信じた自分の進むべき道を見つけて欲しいです。途中何度も涙腺が緩みましたが、最後の日記にはまた泣かされました。スイは翠を守るために生まれ、生きてきたんですよね。そのためだけに生きたスイは本当に幸せだったんだと、そう信じさせてくれるラストがよかったです。
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