圧倒的な経営力!
研究開発型企業が取り入れるべき、生きた事例
画期的新薬を生み続ける、アムジェン流イノベーション経営
世界中の難病患者を救うブロックパスター(超大型医薬品)を次々と生み出している、アムジェン(Amgen)社。社員3名からスター卜したベンチャーは、エポジェン、ニューポジェン、エンブレルなどの市場導入とともに、今や年間売上高2兆円を超える世界最高のバイオテクノロジー企業に成長した。
アムジェンは、今でもユニークな企業だ。研究開発に会社の将来を先導させる意思決定をはじめ、多くの企業とは異なるスタイルをもつ。製品開発の方向性を決める「科学」に根ざしたアムジェン流イノベーション経営の要を、元CEOのゴードン・バインダー氏がアドバイスする。
【アムジェンの価値感】
科学に基づけ
激しく競争し勝て
患者、社員、株主のために価値を創造せよ
チームで働け
協力し、理解しあい、合意を形成せよ
お互いに信頼し、尊敬せよ
品質を確保せよ
倫理的であれ
≪この価値観から、最重要の原則が生まれた≫
● 社員は、間違う自由を持たなければならない
● 管理職の主な仕事は、部下が適切に仕事できるように助けることである。上司の手伝いは、部下の主要な仕事ではない
● 当事者がその仕事の計画を立てるべき
● すべての規則、指針、手続きには、例外がある
● 楽しめ