軸は一組のカップルなのですが、そこにもう二組のカップルの恋が憑依するという物語。
第二部のカップルの話はまだ決着がついたといえなくもない(とは言え、なぜ杉村が女性との遊びをみせつけたのかは謎)のですが、第一部の「主さまと馨」の話は一体なん
だったのか全く回収されてません。
まさかこれで終わりじゃないだろうと第二部を読み進めても、全く解決せず。
これは物語うんぬんではなくHの描写だけの作品ですね。
さらに言えば、義兄と杉村の言葉遣いや発言内容や行動が古い。古臭すぎる。男前がスーツ着ててもナフタリン臭が漂っているかんじ。
もしかしてこれはものすごく昔に初出されたものなのでしょうか。
もっとみる▼