(小説、続き物、8冊目瑠璃色〜で完結?)
凍る月シリーズ。
発刊順は、
<1漆黒の情人→2紅の契り→3灰色の衝動→4花の残像→5花の慟哭→6銀月夜→7七色の攻防→8瑠璃色の夜明け>
タイトルに凍る月(色名)〜がつくのが本編シリー
ズ。
他がスピンオフ。
本作はスピンオフ、花の残像の続編でこの2冊はセットで読んでください。
本編(凍る月〜)では敵方にあたる組織のトップ、須王の話です。
ただし背景ストーリーは1冊目の漆黒からちゃんとつながってて(つまりいろいろ解決されてませんので)全巻読破で1冊目から順番に読むのが正しい読み方です。
(この作者さんのシリーズ作品はガチの続き物が多いです)
前作残像で気になる終わり方をしていましたが、薄幸そうな主人公の少年(青年?)が追い討ちをかけるように不幸な目にあってて、涙なしでは読めません。。
敵方サイドの話で視点が逆サイドになり、相手方の状況が見えてくるこのスピンオフ2冊。
2人の話はこの2冊で区切りの良いエンドがあるけど、獣人組織との攻防はまだまだでこれからどうなっていくのか?
シリーズ最後まで読まないとわからないです。
双方の視点から物語があったことで、どちらかサイドの勝利ではなく、双方にとって意味のあるラストになりそうな予感。
*どうでもいいけどほんと、1冊読みきりに見えるタイトルづけ、やめて欲しい。。
背景ストーリーはきっちり続いてて順番で読まないとネタバレになる話なんだから、同じタイトルで番号ふってくれてりゃいいのに。
(続きものを途中から読んで嬉しい読者がいるか!怒)
この作者さんのシリーズ、順番調べるのがいちいち手間でイラッとくる。。
と余計なストレスに星-1。
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