企業は、よりよい商品やサービスを提供しようと努力します。しかし、その売上を左右するのは、商品やサービスの質だけではありません。イメージも大きな影響を与えます。そのイメージが「ブランド」です。
ブランドは、顧客(消費者)の頭の中にあるものです。そこで企業は、商品・サービスが顧客から支持されるよう、ブランド・イメージを高める「ブランディング」を行なわなければなりません。
従来、ブランディング活動としては、テレビや雑誌などマスメディアへの広告が重要でした。ところが、会社も顧客も情報の受発信が容易にできるネット社会になり、新しいブランディングが求められています。
そこで本書では、ブランドの意味、マーケティングやプロモーションとの違いなどの基本から、SNSの効果、ブランド・ストーリーのつくり方、顧客との絆の築き方、ブランディング業務の進め方などまでを解説。実例も豊富なので、広報・PR担当者、コンサルタントの実務にも役立つ実用書として、幅広くおすすめできる一冊です。