小説、読み切り。
271ページ、1冊表題作(電子限定おまけショート付)。
幕末を過ぎた明治維新後が舞台。
庶民の生活が変わった混乱期、それぞれの立場で新政府への不満がつのり暗殺も横行。
そういった歴史的状況を背景にしたお話でした
。
実在した人物名も登場し、巻末の参考引用文献も多数で時代考察もしっかりしている。
歴史好きな方が読んでも楽しいのでは。
2人とも心根が良いから、読み手も気持ちいい。
主人公が綺麗めの無自覚ピュア真面目くん。。
その、なかなかに不器用で真っ直ぐな心情に、、、お話に惹き込まれる。
どうなることかの後半の展開も、女子ウケするやや都合の良いように思うものの良かったです。
贅沢言うなら、後日談が足りない!
おまけも後日談じゃない。。
もっとその後のお話も読みたかった−!
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