電子コミック大賞2025
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)小説 徳間書店(Chara) キャラ文庫 間の楔間の楔2
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作品内容

服を着ることも許されず、自由と尊厳を奪われて、毎日主人に抱かれる屈辱――。絶対権力者イアソンのペットとして、淫らに調教された三年間。リキは、突然古巣のスラムに戻されても、快楽に喘いだ苦い記憶を忘れられない。そんな鬱屈を抱えるリキは、ある日かつての同棲相手(ペアリング・パートナー)のガイが、イアソンに拉致(らち)されたと知って…!? ペット・リングは外れても、見えない執着の鎖がリキを縛る――。 ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。 ※口絵・イラスト収録あり

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全6巻完結

  • 間の楔(1)

    629pt/691円(税込)

    歓楽都市ミダスの郊外、特別自治区ケレス――通称スラムで不良グループの頭(ヘッド)を仕切るリキは、夜の街でカモを物色中、手痛いミスで捕まってしまう。捕らえたのは、中央都市タナグラを統べる究極のエリート人工体・金髪(ブロンディー)のイアソンだった!! 特権階級の頂点に立つブロンディーと、スラムの雑種――本来決して交わらないはずの二人の邂逅が、執着に歪んだ愛と宿業の輪廻を紡ぎはじめる…!! ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。 ※口絵・イラスト収録あり
  • 間の楔2

    629pt/691円(税込)

    服を着ることも許されず、自由と尊厳を奪われて、毎日主人に抱かれる屈辱――。絶対権力者イアソンのペットとして、淫らに調教された三年間。リキは、突然古巣のスラムに戻されても、快楽に喘いだ苦い記憶を忘れられない。そんな鬱屈を抱えるリキは、ある日かつての同棲相手(ペアリング・パートナー)のガイが、イアソンに拉致(らち)されたと知って…!? ペット・リングは外れても、見えない執着の鎖がリキを縛る――。 ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。 ※口絵・イラスト収録あり
  • 間の楔3

    571pt/628円(税込)

    「わたしの元に戻る時は、スラムの垢(あか)は落としてこい」――たった一年だった自由を捨て、再びイアソンのペットになることになったリキ。けれど唯一の心残りは、親友ガイとの見えない溝。リキの首筋に残るキスマークに嫉妬するガイが、微妙によそよそしいのだ。エオスに帰る期限が迫る中、リキはある晩突然、キリエの行方を捜す治安警察に強制連行!! 厳しい尋問と暴行を受けてしまい!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
  • 間の楔4

    533pt/586円(税込)

    親友ガイと訣別し、イアソンの待つエオスへ――。再び首輪(リード)に繋がれたリキは、ある日新規ペットのお披露目パーティーに出席することに。けれど、ルールを無視してリキに執着するイアソンに、ブロンディー達は不快感を隠さない。「余興に、ペット・リングの実用性を見せろ」。迫られたイアソンが、股間に嵌(は)めたリングに刺激(パルス)を送った瞬間――リキは快感にのたうち、凄艶な色香を放ち始めて!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
  • 間の楔5

    533pt/586円(税込)

    出戻りのペットとして、誰とも馴れ合わず孤高を保つリキ。主人イアソンの執着ぶりに激しい嫉妬と憎悪が渦巻く中、唯一接近してきたのは、人気トップのペット・ミゲル。邪険に拒絶しても懐いてくるせいで、リキは一方的に謹慎処分を受け、そのうえ逆恨みから、ナイフで刺されて大怪我を負ってしまう!! 一方、リキと後味の悪い喧嘩別れをしたガイは、失踪したリキを必死で探し始めるが!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
  • 間の楔6

    571pt/628円(税込)

    失踪したリキは、特権階級が住むエリアにいるらしい!? 居場所を突き止めたガイは、リキのパトロンがイアソンと知って驚愕!! けれど、イアソンに「これはわたしのペットだ」と所有権を見せつけるように、目の前でリキを嬲られてしまう。嫉妬に眩むガイは、リキを拉致し、イアソンとの全面対決に挑むが…!? 主人とペット──その歪んだ絆で繋がれた究極の執着愛、ついに感動と衝撃の最終巻!!

レビュー

間の楔のレビュー

平均評価:4.6 74件のレビューをみる

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高評価レビュー

SFBL
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ SFBL群像劇、とまでは言えませんがそういうのが好きなのでとても面白かったです。(パラスティック~やBLとは違いますが萩尾望都SF作品、海外ドラマ エクスパンスなど)
現在と過去、登場人物それぞれの視点が交錯していますが、読みやすく分かりやすかったです。脳内に映像が浮かび上がるくらいに。
・・今までBLジャンルの商業、非商業、ネット小説、新旧たくさん読んできた人ならば難解ではないと思います。(リキの出生などなんやかんや回収されていない伏線は別として。文庫化前に書かれたものを読まないと分からない。)
私は面白くて一気に読んでしまいました。
昨今の大団円で終わりがちなBL作品に物足りなさを感じている人にもおすすめしたいです。(個人的にはイアソンにとっては最初の最後で気持ちが通じ合ったねよかったねハッピーエンドだねって思いました)
・・・「リキの出生」「リキの能力」 ほのめかすだけで明らかにされていませんが、リキにはコンピューターをシステムダウンさせる能力がある?ガーディアン時代リキと一緒だった他の子供たちにもなんらかの能力があった?やたらほのめかされるので、これが終盤に関わってくるのだと思いましたが物語は別な方向へ・・・例えばガイの謀略によりイアソンを傷つけられるか失うかしたリキの能力が開花、暴走してアモイ全域がシステムダウンするとかそういうラスト予想していましたが、、それがリキの○ん○んがあんなことになるなんて、2度目にリング付けられた時点でもしかしたらそういう展開もありえると、ちらとは思いましたが、あぁ、、(以前のイアソンなら○ん○んなどすぐ再生できるって冷笑したのかな)
・・・イアソンの変質っぷり、ガイとリキのお互いへの愛情の深さなどなどたくさん詰まっていましたね。リキにとって一番守りたいのはガイ。それでも最後リキはイアソンの愛に答えるんですよね、、そこがなんとも言えません。カッツェにはもう少し踏み込んで欲しかったけど人工体ブロンディの恐ろしさをよく現していたと思いました。(そのブロンディでさえ代えがきくという表現もあったのでユピテルこわいよ、、)
一番漢だったのはガイ(その結果があの結末ってのはガイにとっては酷すぎる)、個人的に好きなキャラはあの大告白をやってのけたキリエ。もっとキリエの話をしよう!キリエかわいいよキリエ
いいね
2件
2025年1月12日
ラノベを超越した大作で怪作、そして神作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「答えのない問題」「出口のない迷路」「終着点のない電車」に踏み込んでしまった気がしました。この物語は完全なSFで、時代も場所も世界観も現実とかけ離れています。それでいて「あり得ないとは言い切れない未来」を見せてきます。そうして魅せられて虜になった頃には遅く、ゾッとするような描写や展開があっても引き返せなくなっていました。私が過去に読んだ二百冊以上の作品で、ここまで例外も情けも容赦もなく、火の粉どころか幾つかの厄災がまとめて降りかかるような、救いのないラストは読んだことがありません。
物凄く広大な世界観で、描写も説明も詳しくリアリティがあります。読み進めていく中で見えてくる深層テーマみたいなものが幾つかあるけれど、物語の骨格は、それら「理不尽な社会システムの改革」でも「正義を貫く」ことでも「成り上がる」ことでもありません。あくまでも核は「愛」なのです。なので、この作品の世界がどれほど歪であろうと、最終的に救いはないままだし、数ある伏線のようなものも必ずしも回収されるわけではありません。それどころか、ラストの衝撃から立ち直って少し冷静になってみると「結局、この世界は変わらないままなのではないか」と、誰も救われない虚しさが残った気がしました。
ストーリーに根本的なエンドはないにしても物理的には終わりがあります。6巻の後半になっても衝撃を受けるばかりで、終わりも救いもない感じでした。内容が過激すぎて、エンドもどこへ帰結するのかの見当も予測もつけられず恐ろしかったです。私は、イアソンのは「執着であって愛ではない」と思っていましたが、ラストで分からなくなりました。世の中に愛だと言えるものは確実にある。でも、イアソンの執着が愛ではないと、どうして言える?…と。大いなるパラドックス、まるで悪魔の証明を突きつけられたような気がしました。エンドの解釈は人それぞれだと思います。誰に焦点を当てるかによっても違うかもしれません。個人的には、どうこじつけてもハッピーだけはない気がしますけど、否定もできません。
『間の楔』と書いて『あいのくさび』と読みます。あいは愛でもある?のかもしれません。間は愛…とてつもなく重いテーマを含んだタイトルだと思いました。
文体やストーリー展開が独特だと思うので、これから読む方は高低のレビューをよく確認する事をお勧めします。
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10件
2023年12月15日
BLラノベの原点にして孤高の傑作。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を知ったのは、某動画サイトで公開されていたアニメ(OVA)からです。作画は古く、現在の美麗なアニメとは比較できませんが、物語がたまらなく斬新かつ魅力的でラストは衝撃的。CVは現在ではあり得ない超豪華キャストで、みなさん名演技でした。特に、主役•イアソンのcv.塩沢兼人氏(故人)の演技は伝説の神演技で、このアニメが今もファンから愛されている所以となっています。
 私は塩沢兼人氏のファンでもあったので、その後、CD(ラジオドラマ)の神演技に酔いしれ、次いで原作ラノベの読破に進みました。

 私には初めて読むBLラノベでした。
 一読して「エッ、これがラノベ?」と困惑したぐらい物語の世界観が壮大かつ緻密でした。舞台は近未来異世界。だからこの物語はSFBLとも言われていますが、かなり特異な世界観です。第1巻ではこの近未来世界のシステムにかなりの行数が割り当てられています。そして、読み進むにつれて、この設定は必要不可欠だとわかります。現在の我々の常識、倫理観が通用しない世界観の設定です。
 イアソンのリキへの愛は、今で言う、執着愛、溺愛の一種とも言えますが、この物語世界のシステムでは〈禁断の愛〉などと言う甘々な単語で表現できない〈あり得ない愛〉です。
 アニメを視聴してラストを知っていながら、原作は違う終わり方をしないだろうか?いや、アレ以外のエンドはあり得ない、アレは一種のハッピーエンドだ、、、と泣きながら思考は堂々巡りし、、、読了後の余韻は言葉では説明できません。
 現在、BLラノベ•BL漫画は手軽に電子書籍で入手出来るようになりました。私は数冊読みましたが、この作品を越える余韻を得られたものはありませんでした。

 アニメは最近(?)リメイクされました。BLアニメのリメイクは前代未聞ですが、この原作なら納得です。BL作品は黎明期から隆盛期へ移っています。名作は時代とともに新たな解釈ができます。これはもうBLの古典にして原点になる傑作です。ハッピーエンドに慣れた方には重すぎる物語ですが、読了後の感動は心の奥底まで響きます。読み応えのある物語をお探しの方には必読の作品です。価格も良心的です。
いいね
7件
2025年4月1日

最新のレビュー

〜ロイドが愛したらこんなにも優しいのかと
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 旧版の道原先生の表紙に惹かれていたのを思い出すのですが、私は若かったなと。今回お求めやすくなっていたのを見てこれはと。あぁ、と思って云十年経って手にした訳ですが…遅かったなと。塩沢さんのあの銀河に響く様な声はイアソンそのものだなと思ったのに、亡くなられていたとは…。関さんは青年の中に少年の声を残した自分の中では永遠の受け声で。アニメにもなっていたんですね(まさか速水さんまで…)
一巻とその後の不線回収が素晴らしくて、読むのが止まらなかったです。特にイアソンがリキの家を訪ねたシーンは最高で、合間に読んでいたから、あー今イアソン来てるのに…とジタバタで。翌日ガイがリキの首筋のキスマークを見てから言葉ない怒りを溜めていくのが最高でした。

脳以外は人工のイアソンだからか、リキを抱きながら、本人も抱かれているリキと同じ様になるのかと思うのに、ならないんですよね。ずっとリキの反応を観察して、それを脳内で処理し愛おしいと。ナニもそこからコントロールするから…。怒りも嫉妬も、その状況を冷静に脳内処理した後から感じている様で。だからその時の抱き方は長いのかなと。逆に人間のリキは全身で生きてるからか、イアソンが感情的になりそうな、怒りそうな時は察するのが早くて(ほぉ。と、ほぉ…。のイアソン)そんな2人の感情はある時から交差して想い合っていたんだろうけど、読んでる私もペットという言葉からリキはイアソンにとっての特別なペットだと。リキはガイを想っていたと思っていたから、それは家族的でもあったのだと最後の最後に分かって大泣きでした。
そこからまた振り返ると、イアソンの想い方は愛してる、好きだ、などの言葉を言わなくても、ずっとリキを想っていたじゃないかと。何だかんだとリキの事を何よりも1番にするイアソンに、バイオロイドが愛を知ったらこんなにも優しく想うのかと、涙でした。イアソンは、リキを愛していると言ったら笑うか…とラウールに言っていたと思いますが、彼は愛する事は知っていたのにブランディーの矜持からかリキには言わないんですよね(心臓に頬ずりしたいと言う言葉の方がイアソンらしい告白だなと)
あまりにも気になる登場人物が多すぎて。アレクがイアソンを見たら何が見えたんだろうとか。リキの生い立ちとガーディアン時代とか。創造主AIがイアソンを許していた意味とか…いや、本当に壮大でした。
いいね
16件
2025年9月17日

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