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レビュー

今月(9月1日~9月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 利用されるだけの人生にさよならを 浮気された不遇令嬢ですが溺愛されて幸せになります

    ふまさ/はふみ

    主題はザマァではなく、ヒロインの幸せ
    ネタバレ
    2026年7月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトル通りの物語。現実的な展開で面白い物語だとは思います。読後、心暖まりますが、山場が少なく平坦で、、、何か釈然としません。

     悪役が酷い割に、ザマァが他力本願&自滅型です。
     アレッ?と思ったのが、ヒロイン父母の顛末。ヒロインを便利屋扱いし続けた結果『娘が自◯した!』、パニクルのはわかる、、、でもでも罪悪感ごときで、心を病むのはちょっと違う気がしました。
     また、国王夫妻が常識人すぎて、、、こんな人格者がどうして今の今まで息子王子の本性に気付かなかったんでしょう?、、この王子、かなり脇が甘いのに、、、。
     ただ、この物語の主題は[ヒロインの幸せ]なので、こんなザマァも有りかなぁ、とは思いますが爽快感はありませんでした。

     でも何よりも爽快感がないのは価格です(笑)。このボリュームでこの定価は割高感があります。クーポンor値引を活用しての購入をオススメします。

     別サイトでは、コミカライズ化されており、キャラデザが原作のイメージどおりで、改編次第ではコミカライズで良作に化けられるかもしれません。シーモアでの配信を楽しみにしています。
  • 傷物令嬢の最後の恋

    瑪々子/源明來/白谷ゆう/ほしこ

    推し原作者の素敵な癒し系物語ですが、、
    ネタバレ
    2026年7月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作既読。原作者様は私の推し作家の一人で、癒し系物語をメインに公表されています。ですから、この物語も原作者様の他作品と設定が共通しており、粗筋•キャラ等には既視感があります。
     ところが、作画がかなり個性的で、、、ファンタジー色がかなり強くなっています。魔物と戦う危険な戦闘に鎧甲冑無しのコスプレのようなきらびやかな衣装で赴くか?(笑) でも、物語の世界観には合ってます。
     残念なのが人物の頭身のバランスが奇異に見えることです。ヒロイン弟は神童の趣のある美少年、をイメージしていたのに頭でっかちの細身で大人びていて、、、。
     この作画が気にならないなら、この物語を楽しめると思います。
    【2026.7パワープッシュ作品】
  • 実は私が本物だった

    yuun/March

    2巻迄読んで、気分が悪くなり脱落、、。
    ネタバレ
    2026年6月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 無料分2巻迄読了。
     死に戻り迄は、定番設定だけれど、マァ読めました。死に戻り後のヒロイン、、、何やってんの?状態。、、カジノに舞踏会?、このヒロイン馬鹿だね、、いや周囲も馬鹿、、。😨
     そして、ようやく気付きました。このコミカライズの制作方針が私にあいません。
     間延びした物語展開。本題とはずれた無駄エピソードの多さ。お馬鹿で高位貴族らしからぬ言動のヒロイン。妙に馴れ馴れしくてケジメのない従者や使用人たち。オールカラーで1コマ1コマは美麗だけれど、作中人物の我欲優先の感情に共感できず、紙芝居のように思えること、、、、。

     世界観and登場人物の感覚がズレているせいなのか、、貴族社会の物語とは思えず、読んでいて気分が悪くなります。

     伏線回収にも結末にも興味がわかないので、脱落です。
  • 堅物皇太子、私は自由を謳歌させていただきます!

    藤臣/かるぼなら/木原梨花

    [胸糞元サヤ]よりも、屑男に懲罰を早く!
    ネタバレ
    2026年6月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私の読書範囲が偏っているのか? はたまた出版界で流行ってるのか? 元サヤ話に頻繁にでくわします。そのどれもがヒーローが屑。ヒロインはタイプは異なれど良い子ちゃん。そして、屑ヒーローにはヒロインを侮辱する性悪女がもれなく纏わりついて、胸糞度倍増!

     この物語はその典型。屑皇太子の周囲も屑。婚約者がいながら他国の王女を同伴って、不倫認定待った無し。側近も父王も何故放置する? 外交問題案件です。

     たった4話に3ケタのレビュー数。多くの人に読まれている作品なのは間違いありません。
     実際、元サヤ話は、不快になるけれどダラダラ読んでしまいます。それはね、面白いから、ヒロインを応援したいから、ではありません。糞二人に強烈な懲罰が振り下ろされないと納得できないから、ただただその場を待ち望んでいるからです。
     それだけに、懲罰無しの元サヤになった時の読後の胸糞感半端ないです🤮。、、、私は何を読まされていたんだ!と自己嫌悪。ヒーローへの嫌悪感と絆されてしまったヒロインに呆れ[胸糞元サヤ]と呼んでいます。
     この物語がそうならないように願いながら、細切れ読みはストレスがたまるのでしばらく購読中断。
     漫画はストレスを貯めるために読むものではありません。痛快懲罰待ってます。
  • さようなら王子様、どうか私のことは忘れてください

    青井よる/ハナミズキ/梅之シイ

    浮気王子の[反省]をどう描く?【追記】
    ネタバレ
    2026年6月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版、加筆されたノベル版原作ともに読了。
     なかなか新鮮な物語で、コミック配信を待っていました。👏
     作画は標準的。年齢相当のキャラデザで物語の世界観に合ってます。

     それにしても、コミックで一気読みすると浮気王子の馬鹿さが際立ち、あらためてムカッ💢 こんな性悪ミエミエ女に簡単に堕ちるとは! 1度目の人生ではヒロインは王子に殺されたも同然です。それが、回帰後元サヤになるんですから、、[以下記述自粛]。
     そんなの無理!と、納得できない読者は多いはず。(私もその1人) それが読者に不承不承でも受容されるには、浮気王子の[反省]が必要不可欠!それは並大抵のものであってはなりません。この[反省]がどう描かれるのか? 原作踏襲か?さらなる改編か? これはこの物語のキモなので、薄っぺらに描いて欲しく無い。文字通り、血反吐を吐くような生命がけの贖罪をして欲しい!

    【2026.8/10追記】ヒロインの最大のやらかし?は、ヒロインの愛情深い父母兄に出奔前に何の相談もしなかった事でしょう。相談していたら違った未来が開けたかもしれません。
     原作ではヒロインパパには見せ場があるのに、麗しのお兄様の登場は皆無。勿体無い。コミカライズでの活躍?をお祈りしております。

     原作未読の方には、一気読みできるコミック版がおすすめです。(単話版だとストレス展開が細切れで続き、浮気王子の言動に辟易します。)
     2巻から[反省]モードになるハズ。
     浮気王子に喝を入れながら読む予定です。😅
  • 輝夜姫

    清水玲子

    壮大な世界観の[雰囲気]を愛でる物語。
    ネタバレ
    2026年5月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1日無料ということで、読みました。超速読。
     最終巻末、作者様がインタビューで『万人受けする物語を描くのは無理』と答えておられて、、深く同意。
     刺さる人には刺さるけれど、、刺さらない人には分かりにくい物語でした。ヒロインを含むほぼ全ての登場人物の言動が特殊で独りよがり、、誰かに執着していて、、共感できる人物も、応援できる人物もいませんでした。
     作画は綺麗でしたが、再読or熟読する気にはなれませんでした。

     大作ですが、テーマが多すぎるのが、読み手を選ぶ一因かもしれません。前半は『竹取物語』をネタにした古典的ファンタジー調ミステリー、中盤以降はドナー、生体移植等をからめた医療•心理ミステリー、後半は宇宙を舞台にしたSFファンタジー、、。構成は緻密とは言えず、物語の展開よりも世界観の[雰囲気]を味わう作品なのかもしれません。
     壮大なテーマを盛り込みすぎて、伏線回収しないまま無理矢理完結した気もします。

     [美麗な作画]で壮大な世界観の[雰囲気]を愛でる物語だと思います。
  • ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

    雨川透子/八美☆わん

    気軽に楽しむチープ&チートなループ物語。
    ネタバレ
    2026年5月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アニメ視聴を契機に知り、3巻迄読了。

     ラノベでありながらレビュー数400以上。超人気作で、確かに面白い物語だとは思います。
     が、私にはあいませんでした。
     何故ヒロインは7回もループできたのか? この疑問が頭から離れません。このループのたびにヒロインはチート能力•知識を手に入れます。
     枝葉にあたる設定は緻密に組み込まれているようですが、この基盤設定の解明がなされないまま物語が進展するので、他のweb系駄作と大差ないご都合主義の物語に思えてなりません。

     また、物語の帰結点も見えません。
     ヒロインの目的は戦争回避ですが、仮に失敗しても[8回目のループ]が起こりそうだし、この世界観では戦争が起こる可能性が常にありそうなので、ヒロインは永遠にループを繰り返し、チートな活躍をしそうです。
     これもWeb系物語にアルアル、、ダラダラ新編が続き、新鮮味がなくなる。

     なろう系を中心に、転生•死に戻り物語が頻出しています。誰もが[人生やり直したい]と思うことはあります。その憧れが凝縮した設定が[転生•死に戻り]なのかもしれません。奇跡の設定を軽々と7回も!
     生命、人生の取り扱いが清々しいほどチープ。
     [人生って、そう簡単にやり直せないから、日々を大切にするんですよ]、、と、この物語を読みながら考えてしまう私は、、、オバさんなんでしょうね。
     ヒロインが7回死んでも明朗でポジティブなのは基盤になる世界観そのものが現実離れしているからです。だから、自分の生命を奪った男性にトキメクのも、、有りです。

     この物語はリアリティを求めずに、チートカップルの厨二病的活躍を堪能するファンタジーで、そこにヒロインのあざとい恋歌感情が挿入されています。、、これも私には合わない。😅

     アニメの評価ですが、作画•声優は高評価。
     12話で放映終了。原作未読視聴者から『何故リーシャはループできるんだ? 二人のイチャイチャはどうでもいいから、この謎の説明をして欲しい』との感想が多数。(私もその内の1人。) ヒロインが恋愛に関してはポンコツ設定だったことも支持されませんでした。

     この物語は深い感動を残すものではありません。
     基盤設定には突っ込まず、主役二名の厨ニ病的活躍•恋愛を楽しむライトな物語とも言えます。
     3巻迄でその世界観を充分堪能できました。
  • 麗しの貴公子は傷物令嬢だけを寵愛する

    まほ/小暮/ぺん太/西雲ササメ

    いや、こんな貴族社会は俗悪すぎて、、。
    ネタバレ
    2026年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 第8話まで読了。
     ヒロインの家族は確かに酷い。でも、ヒロイン妹の支離滅裂な言動に乗せられる貴族達もさらに酷い。こんな腹黒令嬢が「社交界の花」? 一周回ってギャグでしょ! ヒロインの辛い境遇を際立たせるため、とは言え、ここまで俗悪にすると、物語世界が不愉快な造りものにしか見えません。
     衆人環視の中、赤ワインを頭からかけられるヒロイン、たしなめない貴族令嬢達、これが王宮の茶会?
     それに対抗して?ヒロインはウジウジ。卑屈ヒロインにイライラ。おまけに常識的な危機管理能力もない。知らない男の人に門を開けたらダメでしょ。この後の展開も予想通りすぎて、、何故か読んでいて恥ずかしかった。私は今まで何を読まされていたんだろう? 😅
     [卑屈ヒロイン]と[過激な嫌がらせ]。
     新章が始まったけれど、何よりもこの物語の貴族社会が俗悪すぎて、これ以上読み続けるのはしんどいかな?
  • イケメン公爵の甥を拾ったら、甘い新婚生活が始まりました

    亜森ちえ/文川あや/神埼たわ

    ヒーローもダメ男。トンデモ貴族社会!
    ネタバレ
    2026年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 8話迄読了。
    貴族の爵位等違和感満載の世界観でしたが、、ただただ、ヒロインの出自がいつばれるのか?関心はそれのみで、読み進み、、この展開は予想通りすぎて、、呆れた。

     もう他作品でも、繰り返し述べてますが[出自を隠て、ヒーローに保護されているヒロイン]は[無自覚に狡い]。そして、トラブルを呼び寄せるのはお約束。定番設定では、ここでヒーローがヒロインを守るのですが、、、この物語では、下卑た義母に金品を与える。なにコレ! これからもたかられるよ、、。
     ヒーローの母親、元婚約者の子爵令嬢にも、その言動に品が無いけれど、ヒーローもダメ男。しっかりしなさいよ!
     物語の世界観に貴族社会の要素が皆無。辻褄の合わない設定ばかりで、、、トンデモ貴族社会。

     ヒロインは論外。義母の行為を[下品]と蔑む資格無し。公爵家に居座りたくて、自分の出自を明かさなかったんでしょ。幼児を言い訳のネタにしてるのにも嫌悪感。
     しかも、公爵のプロポーズを一瞬断るもすぐ受容し、その後実家に戻るのは、、頭お花畑を通り越して気持ち悪い。義母の悪辣な悪巧みにはまって公爵に助けてもらう未来しかみえない、、。

     作画も巧みとは言えません。これ以上読むのは、、辛い
  • 死に戻り令嬢は、二度目の人生で愛を知る

    和泉宗谷/佐野雪奈

    物語そのものは面白いのに、作画が残念。
    ネタバレ
    2026年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 物語設定そのものは定番の『死に戻り』
     目新しいと思ったのは、ヒロインが【死に戻り後の人生に消極的】なところ。さあやり直すぞ!、、とはなかなか思いません。でも、これって普通の感情じゃない? 人生に絶望して生きる気力を無くした人に[子供に戻ってやり直せ!]と激励して、即環境に順応するのは、なろう系世界だからであって、現実世界ではこのヒロインの反応の方が自然で、人間らしいと思います。

     で、このヒロインの心情を丁寧に描いてゆけば『リアリティのある死に戻り物語』になったかもしれないのに、、。
     作画が稚拙すぎて、この物語のシリアス感を描けませんでした。おまけに[説明コマ]が多用され、ヒーローも王太子も性悪聖女も実在感がなく、、作り物感満載で、感情移入も共感もできませんでした。
     この内容でギャグ物語のような印象です。😰
     キャラのビジュもアンバランスで、、気色悪い、、[以下記述自粛]

     【画力】と【原作への理解力】は大事だとつくづく思い知らされました。
     間延びせずに10話で完結したことだけが救いです。これ以上長いと、さすがに読むのが苦痛で脱落してました。
  • 冷遇皇妃は死に戻る ~さよなら前世、今世では幸せになります~

    かしこ/夕香里

    この[胸糞元サヤ]は斬新すぎる😱【追記】
    ネタバレ
    2026年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作96話まで読了(進展遅く連載中)

     この作品と似た設定の物語は幾つもあります。その概略は[王族妃のヒロインは非業の死を遂げるが、幼児に回帰し、前世の婚姻を回避]となり、そのほとんどが【前世ヒロインの夫=敵役】です。
     が、なんとこの物語は元サヤみたい!😱
     1巻冒頭の皇帝の独白。原作で呆れたアノ台詞、今更言うな。💢
     原作者が〔コミカライズは原作とは違う展開〕と告知されていたので、微かに期待したのに、、、糞皇帝がヒーロー役?
     原作で繰り広げられたヒロインへの暴力行為が削られたものの、前世では心を折る仕打ちの連続です。皇帝が酷薄な表情でヒロインを侮辱し、糞聖女を孕ませている場面が脳内に浮かび、、🤮 本当に反感を凌駕し、これだけヘイトが集中する人物と元サヤになれば、胸糞すぎて斬新すぎる。

     前世ヒロインへの仕打ちは冷遇を超え、宮廷ぐるみの犯罪です。魅了(or呪い)があったとしても、敵意•悪意のみで組織としても腐ってます。
     作画は美麗かつ的確。なまじ作画が良すぎて胸糞度が倍増。これが稚拙な画力だったら、ここまで感情移入できなかったので、皮肉としか言いようがありません。
     原作では所々で[妹目線でヒロイン死後の前世]が語られています。糞皇帝•聖女(含•宮廷)がヒロイン遺族を侮辱する様はまさに屑!

    【2026.7/19追記、6巻迄】
     原作によれば、女神が【魔法社会】に創り変えた今世。
    世界観を大幅に創り変えられるなら、まず前世の奴等を宮廷ごと奈落に落とせよ!と、女神にも怒り!

     web系原作もコミカライズもイライラしながら読んでいますが、それは物語が面白いからでも、今世を楽しみにしているからでもありません。前世の胸糞二名&宮廷への天罰を待ち望んでいるからです。
     ヒロインの前世が酷すぎるので【今世の幸せ】よりもまず【前世での天罰】を!
     ところが、原作者同様、コミカライズ制作者側も力点は【新設定爆盛りの今世】にあるようで、前世そっちのけで毎回新キャラが登場し、、魔法省? アァア〜読みたいのは、これじゃナイ!

    〈7/19 コミック版第1巻配信開始〉早っ! 単話6巻迄しか配信されてないのに? 出版社側の販売戦略? それなら絶対【前世での天罰】よ!(我ながらくどい。)

     原作も全然進展せず、完結は遥か先のようなので、単話版の購読は脱落決定。
  • 奥様に捨てられた伯爵様~虐げられてきた奥様は、思い切りよく第二の人生に向かいます!~ 【連載版】

    セメント食べ太郎/三輪有利佳

    異世界の前向き離婚物語。元凶は不実な姑?
    ネタバレ
    2026年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。読みやすい原作でした。
    これまでにナーロッパ貴族離婚話は幾つか読みましたが、そのどれもが『どうしてこんなクズ男と、こんな素敵なヒロインが結婚したの?』と思う謎設定で、【離婚経過(裁判)】を主題にするための【婚姻】なんだろうな、、と思っていました。
    けれども、この物語では、、
     で、この2人の婚姻は夫の実母(伯爵夫人)が馬鹿息子には[金持ちの下位貴族の従順な娘を伴侶に]と企み、ヒロイン両親に強引に頼み込んで、貰いうけた結果、という設定です。これ絶妙!この伯爵夫人、ここまではやり手! 婚姻後もその言葉どおり息子の嫁を大切にしていたら、、、アッ、、この物語が成立しないか?(笑) 漫画でこのシーンのコマが登場した時、伯爵夫人のしたたかな表情に「何故断らないの! 嫁にもらった途端に家格で押さえつけ、後継を産む使用人扱いされるよ!」と心の中で叫んでました。
     この物語、ヒーローよりも、馬鹿旦那とその両親、執事他伯爵家の人々の描写が憎々しいくらい上手(褒めてます)。

     伯爵家の執事と使用人の下卑た描写は少々盛り過ぎかな、とは思いますが、めでたく離婚が成立した場面から始まるので、途中のストレスはかなり軽減されます。

     全体的に作画は綺麗で、見やすいです。
     前向きな離婚物語を読みたい方におすすめです。
  • だって、あなたが浮気をしたから(コミック)

    湯土ゆず/高瀬船

    やっぱり作画って大事、イケオジパパが、、
    ネタバレ
    2026年4月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版原作と書籍第1巻読了。

     改編次第では良作に化けられた作品です。それが、それが、作画が、、酷い。書籍のイラストは美麗で良かったのに、コミカライズの作画は残念。

     コミカライズの作画が物語の世界観に合っていません。全体的にキャラデザが幼すぎて、お馬鹿婚約者にいたってはコスプレした小学生(笑)。
     ヒロイン父母は若すぎる! ヒロイン父は話のわかる立派なパパです。それが、下顎のラインに影が入っていて、、初見では、ナンジャコレ!よくよく見たら[顎髭](絶句) アノナ〜!ヒロインパパはコノテの物語では久々に現れた有能パパ! この物語の真のヒーローはこのパパなのよ! それが、それが、、もっとイケオジにしてよ。😭

     原作未読の方でも、物語の結末は1話を読むだけで大体予想できます。そのありきたりの結末へどうやって読者を引っ張るのか? 改編と画力次第でしょう。でも、この画力だと改編まで手が回らないみたいで残念。
  • 天上の虹

    里中満智子

    少女漫画界の巨匠による[歴史風女性漫画]
    ネタバレ
    2026年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 紙書籍では完結まで読了。今回、電子配信されて改めて読み返しました。
     [壬申の乱]まではそこそこ読めます。それ以降は、里中史観に違和感を感じ、物語世界への没入感を感じることなく淡々と拝読。その世界観に入れず、物語を冷めた目で外側から眺めているような感覚です。ヒロインに感情移入もできません。
     その最大の原因はヒロイン•持統天皇が[一昔前の少女漫画のヒロイン枠]にはめ込まれたためではないか?、、と考えています。持統天皇は現在の価値観では測れない古代史上の女傑。その人物を初恋の人(有馬皇子)の非業の死、最愛の夫(大海人皇子)の華やかな女性関係等に悩みながら成長してゆく女性、、として描くのは、史実から考えて、かなり強引な[女性漫画的創造]だな、と思います。
     また、この物語は、実在の人物が女性漫画の世界で史実に沿って行動する[歴史風女性漫画]とも言えます。

     女性漫画のヒロインが[前向きで強く明るく]造型されていたのは一昔前です。
     現代では、もはや[悪役令嬢]は一般化し、無数のタイプのヒロインが創造されています。
     持統天皇は北条政子と並んで日本史を代表する魅力的な[悪役令嬢]として描けた人物だけに、もしそんな作品が生まれていたら、、女性漫画の枠を超えた傑作になったのでは?、、とも思え、すごく勿体無い気もします。

     ただ、作画は素晴らしいの一言です。
     電子版では拡大できるので、背景、調度品等の細部の書き込みには見入ってしまいます。
     特に、作中で紹介される『万葉集』の和歌の見開きページは美しく、いつもページをめくる手が止まり、余韻に浸ってしまいます。
     この時代を扱った小説は幾つかありますが、漫画はごく僅かです。理由は簡単。衣装、髪型、装飾品、調度品他あらゆる物が現存せず、画力と創造力を駆使して描かなければならないからです。
     里中先生も『正倉院展』等に通い、資料集めに奔走した、と語っておられました。まさに、実力のある作家にしか手をつけられない時代設定と言えます。

     史実を題材にし、それに深く関与しない人物も数多く登場します。ですから、登場人物全員を把握しようとすると、読むのが辛くなります。特に、歴史が苦手な方は、登場人物を絞って読む事をお勧めします。
    【2026.4パワープッシュ作品】
    いいね
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  • さようなら王子様、どうか私のことは忘れてください

    ハナミズキ

    浮気男が命懸けで反省、許せる?【追記】
    ネタバレ
    2026年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版読了。面白い話だったけれど、ルミナスにはムカッ! 簡単に性悪女に引っかかって、その正体が判明した途端に「やっぱり、ヒロインの方が良い」って、調子よすぎるだろう!こんな浮気男ダメ、、元サヤ断固反対! 怒?
     で、加筆•改編されて書籍化されたと知り、購入•読了。
     性悪女の〈王子を堕とした裏技〉が追加設定され、ルミナスの浮気にもある種の言い訳(笑)ができ、(ヒロインが許せるなら)仕方ないか?、、と思えるようにはなりました(笑)。

     Web系原作が書籍化されるにあたって加筆•改編されることはしばしばありますが、効果的なものは少ないです。
     作者様が後書きで、書籍化で加筆するにあたって『Web版で、読者からヘイトを集めがちだったルミナスの反省?』を描くのが一番難しかった、と書かれてました。本当に読者に納得してもらう元サヤは難しい。

     ヒロインの心情は理解できます。
     〈諦められなかったら、物理的に離れるしかありません。、、当事者のアナタがダメ王子を許したなら、、読者のオバサンが余計な事は言えません。ただ、あなたを心から愛してる父母•兄にはちゃんと謝罪するんだよ、、理由はどうあれ[愛娘の出奔]その心痛いかばかりか、、、と世話焼きオバサンは忠告(笑)。
     こんな心情になるのも、この物語の世界観がしっかりしているからです。

     また、昨今のライトノベルの定価が1400円前後することを考えれば、この価格でこの内容はお買い得です。✨
     商業化作品なので[(内容に伴った)価格]も評価項目に入れて、、星4の高評価(笑)!

    【2026.6/5追記】書籍版第2巻発売。完全書き下ろし。エッ! 1巻の内容でタイトル回収もされ、完成されていたのに、、何を追加するの?
     なろう系アルアル『好評なので新章続けます』ってやつ。、、私の知る限り、その場合、もれなく[1章がピーク]。蛇足感がつきまとい、作品全体の評価も駄々下がり、、[以下記述自粛]
     そして価格は割高。(私的には2巻購入はクーポン次第。)
     評価を星3に下方変更。

     作者様には新作を創作する判断力が欲しかったなぁ。残念。
  • 愛でて春~呪われた公爵騎士様は溺愛する~

    朱神宝

    レビュー欄は平常、先入観抜きに読めれば、
    ネタバレ
    2026年4月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『コヒバニ』と同じ作者様の最新作。この作品のレビュー数は100以下、二桁違い! でも、これが平常で『コヒバニ』のレビュー欄が特異です。、、その内容も数も平常。
     ようやくレビュー投稿ができそうです(笑)。

     この物語の基本特徴は『コヒバニ』とほぼ共通。
    ① 主役二名はすぐに引っ付いてベタベタ。
    ② ヒロインは年齢のわりに流されやすくて貞操観念は薄い。頭はややお花畑。
    ③ ハイスペヒーローはヒロインとすぐに[接触]し、溺愛。
    ④ (作画では)コマ割りが大きいので、話の進展は遅い。
     ヒーローの顔面アップのコマが目立つ、、。

     ただし、物語世界が異世界ファンタジーで、定番設定【呪い】を組み込み、解呪を身体接触の口実にしたので、前作に比較して①の唐突感が少しだけ薄まりました。
     それにしても、知り合ってすぐに初対面の得体の知れない男性と[接触]するヒロインのチョロさよ(笑)。
     一方、すぐに欲情するヒーロー。、、その際の表情の作画が私は苦手で、、。
     ①〜④を受け入れられる人は、この物語のファンになれるかもしれません。

     『コヒバニ』の作者様の作品でなかったら、軽く読める物語でした。それぐらい『コヒバニ』のレビューの印象は強烈で、、、先入観抜きに読むのは努力を要しました。やっぱり、レビュー欄の[やり過ぎ]は、、、よくないですね。[以下記述自粛]。
  • 暁のヨナ

    草凪みずほ

    傑作ファンタジー?、期待したんですが、、
    ネタバレ
    2026年3月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 傑作ファンタジー大作!ということで期待して読んだのですが、11巻で断念。

     断念した理由は以下の通り
    ① 物語が長すぎる。
     長編でも内容が濃ければ読み進められるが、ギャグシーンやサイドストーリー的なものが目立つ。
    → 本編の巻数が進むにつれてモダモダ感が強まる。
    ② [ヨナの旅の目的]が分かりにくい。
     四龍を探してどうしたい?
     父王の仇を討って、王位を奪回するの?
     父王の失政を認め、新王権を容認するのか?
     →ヨナに[国を追われた王女の覚悟]がみられない。
    ③ ヨナとハクの関係に共感できない。
     ハクの心情はまあ理解できる。一方、ヨナはスウォンへの想いを断ち切らず、ハクにも家臣以上の好意をいだき、頼りにしている。ハッキリけじめつけなさいよ、、。
     → ヨナが幼すぎて、女性としての魅力を感じられない。
    ④ ヨナと四龍の関係は[絶対臣従]なので、様々な事件を経て信頼関係を築いてゆく経緯がなく、すぐに仲間にはいる。これは昨今の恋愛漫画で多用されている[番=運命の恋人]の[主従版]とも言える。(番=ヒーローが即ヒロインに恋落ちする)
     恋愛にしろ、主従関係にしろ、その[途中経過]を楽しみにする読者からみれば、、これは、物語への没入感半減。
     おまけに、四龍全て美形男性で戦闘能力高し。
    → 旅の一行の[政治色•国造り感]がなくなり、ヨナの逆ハーレム化。これは恋に恋する少女の憧れ状態?

     以上全て私見です。これらのことが気にならないで、ヨナの幼い言動に共感できる人なら、この物語はささるかもしれません。

     第1巻の刊行が2012年。この頃にこの物語を読んでいたら、逆ハーにワクワクしていたかもしれません。
     私、オバさんになったんだなぁ、、、しみじみ、、。
     漫画って、(その人によって)【読みどき】があるのかもしれません。
     作画は標準。物語もある意味わかりやすく、幼女にも読みやすいです。
  • 王太子様、私今度こそあなたに殺されたくないんです! ~聖女に嵌められた貧乏令嬢、二度目は串刺し回避します!~ 分冊版

    おしばなお/岡達英茉/先崎真琴

    原作の魅力•世界観を活かせなかった、作画
    ネタバレ
    2026年3月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。
    [死に戻り]が緻密に設定された読み応えのある一推しの物語です。

     で、コミカライズ。[死に戻り]物語では、同一人物を年齢毎に描き分け、さらに、この物語では、王太子とギディオンの中身(魂)による描き分けも、、、、。アァ、それなのに、、この物語に作画があってません。
     ヒロインはガサツで髪ボサボサ、魅力に欠ける。(デフォルメ像の影響か?)
     ヒーローは超絶美形のはずなのに、、。
     でも、まあそれは読者の好みの問題だから、、、私と合わなかっただけ、、と思える。

     それよりも何よりも、コミック初読時、悲鳴をあげそうになったのが、頻繁に登場するギャグとデフォルメ作画!重厚で切ない世界観を、何故ギャグティストに引っ張る(呆)?

     コミック第2巻読了時、コミカライズの展開に関して述べたレビューをコミック版に投稿しましたが、消失(笑)。が、今も、私と同趣旨のレビューは散見されます。原作の愛読者ほど『コレじゃない』感が強いと思います。
     画風は一朝一夕で上達•変更できません。原作改編も必要でしょう。そこまでは納得します。でも[原作の世界観]は守って欲しかった。
     この物語の原作の真髄は〈最愛の人を救うために、その生命を奪った事〉です。二人は断罪•復讐のために逆行したのではありません。その設定が本当に緻密で、、胸がキリキリと痛むような悲劇的世界観です。
     この生死をかけた純愛物語が薄っぺらな断罪物語になってしまい本当に無念です。

     この漫画を読んで、、今ひとつこの物語の良さがわからない、、という方には原作を読む事をお勧めします。
  • ここは私の邸です。 そろそろ出て行ってくれます?

    ナツキシホ/藍川みいな

    第三巻でやっとやっと断罪、、長かった。
    ネタバレ
    2026年2月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作本未読。
     別サイトで単話版をどうにか読み続けて、今回はここで一気読み。、、ただただザマァを読むまでは、と、第三巻まで、よく頑張ったよ私(笑)

     作画、コマ割り、本当に残念な画力。ヒロインとヒロイン親友の区別がつきません。違いはヘアピンの有無?

     物語。理不尽な鬱展開が延々と続きます。何故、18歳の誕生会まで我慢しているの? 謎。
     ヒロインは理不尽な虐めに耐えて、その日を待っているだけ、、、本当に待っているだけ! ナニソレ?
     叔父夫婦は悪辣だけど、爵位乗っ取りを完遂する事もせず、娘に乗っかかって幼稚な虐めを繰り返すだけ。
     軽薄な婚約者、噂を丸飲みする学園生徒、、、。
     ヒロイン含めて登場人物全員が頭お花畑で、、辻褄の合わない鬱陶しい展開がダラダラ続き、読んでいて苦しかった。

     爽快感のあるザマァを期待している人にはオススメできません。
  • この男、優良物件につき ~クレクレ義妹が私のすべてを奪ってきます~

    柚月しずく/ハルタミミ

    (2/11付)女性漫画ランキング第2位?
    ネタバレ
    2026年2月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ (2/11付)女性漫画ランキング第2位の作品、という宣伝文句?に釣られて無料分を読了。
     Web系ナーロッパでアルアル[姉のものを何でも欲しがる義妹]との対決?を[現代日本]で展開。
     舞台が現実社会ぽくなると、、展開が妙に生臭くなり不快感も倍増。
     夫と義妹の嫌らしさは他のレビューでもれなく記されているので、スキップ(笑)。
     問題はヒロイン! 啖呵きってマンション飛び出て漫喫で一泊は、家出初日だから仕方ないとして、、。
     翌日から何らかの行動をおこしなさいよ! 会社の飲み会出席、って馬鹿でしょ(呆) こりゃ義妹に舐められるわ。
    対策① (会社は休み)弁護士事務所へGo!
    対策② マンションに一旦戻り、保険証、銀行預金通帳、運転免許証、実印等自分の身分•財産に関連するものは全て持ち出し確保。
    対策③ 仕事持ちなので賃貸住居契約可能。社会人なら、そのぐらいできるハズ。(会社の上司と即同居するのはぶっ飛んでて、ある意味義妹と同レベル!)
     ここはナーロッパじゃないんだから、できる対策は一杯あるのに、、謎の泥酔展開。
     この物語のヒロイン、口先ばかりで判断力なさすぎ。

    【2026.4/20追記】課長さんも謎! 家出部下と自分のマンションで同居って、、どうよ? 現実社会でこんな事する独身男性、社会的に批判されますょ。夫が非常識にも会社に乗り込んできたのですから、それを逆用して事実を公表、会社を巻き込んでの対策に持ち込むことだって可能です。営業妨害で警察に通報できそうです。判断力が欠如した家出部下には、社員寮や会社お抱えの弁護士等の斡旋•紹介等これまた多くの保護•支援策があります。何より、毒母•妹と法的に絶縁させるのが最適解です。
     こんな謎男性がヒーロー役?

     結論、この漫画の登場人物、謎行動ばかりで現実味がありません。
     物語の舞台が現実社会なんですから、登場人物がリアリティーのある行動をとっていれば、読者も物語に感情移入しやすかったと思います。それが謎行動ばかりで、、。

     でも、最大の謎は、この作品が今だに『女性漫画ランキング上位』なこと。『ランキング』って、何のランキング? レビュー数? レビュー評価値? アクセス数?? 、、ホント謎。
  • 悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される

    ほしな/ぷにちゃん/成瀬あけの

    無料につられたけれど9巻で脱落【追記】
    ネタバレ
    2026年1月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 出版社の全巻無料フェア! 頑張って読みましたが、9巻で脱落。、、(苦笑)

     内容についての感想を列記しますが、他の批判的レビューとほぼ同趣旨です。
    ① ダラダラ続くなろう系漫画の典型。山場感なし。ラストで盛り上がるのが名作の必須条件。読者から「まだ続くの?」と思われたら[物語に魅力が無くなってる]ってことです。
    ② ヒロインは〔悪役令嬢〕を冠に付けただけの、一昔前の少女漫画の〔みんなから理由もなく愛される可愛こぶりっ子少女〕 幼女には好かれるかも知れませんが、ある程度大人の感性を持った読者なら、このヒロインには魅力を感じません。
    ③ 物語は2人のイチャイチャばかり。それ以外が皆無。物語を楽しみたい読者には飽きられます。
    ④ 妖精王のキャラデザが陳腐。特に、海の精霊王と森の精霊王のキャラが人間臭すぎて、、この物語の世界観を一気に幼児レベルにまで押し下げてくれました。
     ヒロインをめぐって、王子サマと精霊王が争うって、、昔の幼女向け漫画にあったような、、、(汗)。

     無料で読んでおきながらこの酷評。でも、忖度できないので、、、すみません。

    【2026.3/25追記】アニメ化。cvは豪華。某アニメサイトの視聴者のレビューでは、、
    「漫画を読んでいる時には何とも思わなかったけれど、アニメになると、アクア様のセリフがいちいちイタイ。聴いてて恥ずかしい。」
    「ティアラはいつも肩出しドレスなのは何故? (確かに、コミックでもそのお姿。異世界でも、このドレス姿は奇妙、、よね。でもこれは、アニメ作画班の失点でしょう)
    「悪役令嬢というよりは、頭お花畑娘(王太子妃には見えない)。」
     いつもながらアニメ化されると忖度無しなので、辛辣! でも、的確。
  • 断罪された負け組令嬢ですが、時間を戻せるようになったので今度こそ幸せになります

    嶌咲ゆたか/シアノ/凪かすみ

    ついに物語は山場!感動のハピエンに期待!
    ネタバレ
    2026年1月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作読了。突っ込み所はありましたが(笑)、、面白かった!

     で、コミカライズ化。1巻後書きによれば、作画担当者様の漫画初仕事のようです。そのためか原作に忠実です。それで、原作を踏襲しなくてもいいところまで、なぞってしまわれました(泣)。
     その最もたる例が、他の方々からも指摘されていた[王太子妃への疑惑の茶葉贈答]から始まる[王太子妃邸での使用人達のヒロインへの一連の無礼な態度]ヒロインは公爵令嬢で王子の婚約者。貴族社会では国内最高位級の貴族令嬢にこの態度はあり得ません。[冷たい視線で睨まれた]等に改編してもヒロインの苦境は伝えられたとは思います。
     ヒロインが軽装?で街中を独り歩きして、友人と出会い宝石店に立ち寄るのは、、現代娘にしか見えません(汗)。
     ヒロイン両親の言動も公爵夫妻ではなく、商人夫妻のそれです。
     つまり、この物語の世界観に貴族社会の雰囲気が皆無なのです。
     でも、これは原作の世界観がそうなんです(笑)。まさに、とんでもナーロッパ![貴族社会に似た魔法ファンタジー世界]と、とらえられれば、どうにか、、、。😅
    (この作品に低評価レビューが多いのは、このあたりに引っ掛かると、物語世界に入り難いからかもしれません。)

     けれども、私が今までに読んだラノベでは[死に戻り(やり直し)]が最も効果的に設定されています。

     そして物語の展開も巧み。第3巻から、ヒロインは幸福の絶頂から一転して絶望の真っ只中に陥れられます。その後、原作によれば、、〔ネタバレなので記述自粛〕 この完結までの起伏の激しい展開は大いに盛り上がります。これは良作の必須条件です。私がこの原作を推す所以です。

     作画がやや雑な感じがするのも残念ですが、キャラデザは物語の世界観に合っています。

     物語はいよいよ山場。原作を既読し結末を知っているのに、どう描かれるのかワクワクしてます。
  • 病弱な妹に全てを搾取されてきた令嬢はもう何も奪わせない

    やきいもほくほく/maco

    推し原作者様の作品だけに、、残念の極み!
    ネタバレ
    2026年1月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ シーモアのTOPページの完結広告を見て、、恐る恐る読破。予想以上の悲惨な出来栄えに、、(涙)。
    (物語の内容については単話版レビューで記したので、ここでは割愛)

     なろう系原作を読了。原作者様は私の推し作家の1人で、[容赦ない断罪]が作品の特色です。この作品以外にも幾つかの作品がコミカライズ化され、Web系受賞作品もあります。

     この作品はコミカライズ化されるにあたって、お馬鹿家族の理解不能で幼稚な言動が過剰なまでに強調され、登場人物全てに実在感が無くなり、稚拙な作品になり下がってしまいました。
     推し所もある原作です。原作を読み込み、酷い台詞等を取捨選択してゆけば、登場人物に肉付けができ、物語にリアリティが出せたと思います。

     別レビューでも繰り返し記してますが、Web系原作は商業化される前段階の作品です。それを有料化するのです。何らかの補完•改編は必要不可欠です。
     事実、別原作者様の作品ですが、的確な補完•改編、卓抜した画力等で良作にステップアップした実例が幾つかあります。
     それがこの作品にいたっては、補完•改編が見当違いなうえに作画は拙く、、、[以下記述自粛]
     原作者様の大切な作品が、その良さを発掘されないまま完結し、本当に残念です。
  • 今まで馬鹿にされていた気弱令嬢に転生したら、とんでもない事になった話、聞く?

    上原誠/やきいもほくほく

    強気ヒロインが美しい、でも私はダラス推し
    ネタバレ
    2026年1月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作本読了。
     他サイトで第10話まで読了。

     気弱ヒロインの身体に強気ヒロインが転生し、元の気弱ヒロインの叶えられなかった夢を実現するために行動する、という物語。これだけではWeb系原作中心に巷に溢れている[異世界転生物語]とさして変わりません。この物語には、そんなヒロインの[魂の変化]に気付いた人物が登場します。それがダラスです。このダラスの存在がこの物語を他の類似作よりも上に押し上げています。
     ダラスの初登場シーンはかなりのインパクトです。乞うご期待(笑) ビジュもイメージどおり「コイツ、何考えてんの?」と思わせるミステリアス感もあり。、、「ウンウン、イイゾ!コミカライズ制作者様、原作を読み込んでる!この物語はダラスが推し!」(笑)。

     ヒロインもイメージどおりのクールな美しさ。その一方で、ヒロイン妹の図々しさ満開の可愛らしさもドンピシャ。物語のテンポもいいです。

     原作者様は私の推し作家の1人で、これまでに数多くの作品を公表しコミカライズ化もされてますが、どれも作画に恵まれず、残念な作品になってしまいました。それが、ようやくこの作品でイメージピッタリの作画に出会えて、、、嬉し涙(笑)。
     新たな良作誕生の予感がしています。

     原作では後半の展開が少し不満でした。、、改編か?原作踏襲か? どうなるのか、楽しみながら追いかけてゆきたいと思います。
     評価は勿論期待値込みです。
  • 今まで馬鹿にされていた気弱令嬢に転生したら、とんでもない事になった話、聞く?

    やきいもほくほく/深山キリ

    結末でモヤルが、面白い。推しはダラス!
    ネタバレ
    2026年1月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 気弱なヒロインの身体に強気ヒロインが転生した物語。気弱ヒロインは自らの身体を譲渡して何処かに消え去った?という設定。
     Web系異世界転生物語中心に巷に溢れている他作品では、冒頭で「実は、私の前世は◯◯で、、、」は[主人公に何らかの優越性or知識]付けるための方便で、元の性格or魂等については放置がほとんどでした。主人公の優越性のため、とは言え、、何ともご都合主義な、、、と思っていただけに、私的にはこの物語のパターンが一番スッキリできて、物語世界に入りやすかったです。

     そして、強気ヒロインのカッコいいこと! 目標もブレることなく、平民一直線!
     が、ヒロインの[魂の変化]に気付いた人がいました。それがダラス。この設定にも納得です。ヒロインの言動は豹変し過ぎます。むしろ、気付かない両親•妹達の方が鈍感すぎます。

     物語の最後の関心は、ヒロインが王子の求愛にどう応えるか?でしたが、、、、これがモヤル(笑)。
     まず、ヒロインが王子に出した課題が意味不明! こんな謎かけ課題を出すよりは、、素直に何年間の冷却期間を置いた方が良かったような、、、。
     それでも、この二人のその後をハッキリと提示しなかったのは良かったと思います。、、強気ヒロインが王子といちゃつくシーンにはさして興味が湧きません。

     それよりも何よりもダラスです(笑)。
     彼のおかげでヒロイン妹と元婚約者へのザマァも程よく?完遂できました。彼が気弱ヒロインの魂を探し当て、幸薄かった気弱ヒロインが幸せになるように願ってしまいます。
     こんな気持ちに読者をさせる、、(笑)。
     やっぱり彼がこの物語の推し(笑) 彼が物語に登場したことで物語世界が新鮮になり、独自路線を歩めたと思います。

     コミカライズ化も始まりました。今後はコミカライズを気長に追いかけようと思います。
  • 契約結婚のその後 ~追い出した夫が私の価値を知るまで~ 分冊版

    はてな/影茸/一花夜

    物語もヒロインも、、何が何だか分からない
    ネタバレ
    2026年1月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他サイトで最新話まで読了。
     訳分からない物語だけれども、、多分細切れ配信だから、だろう、、、一気読みすれば、理解できるだろう、、、と、思い、シーモアさんで再々読、ヤッパリ何が何だか訳わからない(呆)。

     でも、何がわからないかはわかりました(苦笑)。
    ① 侯爵は何故伯爵令嬢(ヒロイン)を契約結婚の相手に選んだ? 愛する人が他にいるらしいし、契約期間ありで、子作りせず。ヒロインは実家は裕福でもなく持参金(メリット)もない。、、この冒頭の基盤設定から謎!

    ② ヒロインの行動の目的が、、わからない。
     特に、ヒーローの邸宅に引き取られてから、使用人のコスプレをして、、何をやってるんだか、、引くわぁ〜(汗)。
     で、ご本人は[ヒーローを守る]と心中で繰り返す。〈自分は自己犠牲的愛情の持ち主〉と、自己陶酔型悲劇のヒロイン気取りで、、、応援するしない以前に、、気持ち悪い。[以下記述自粛]

     作者様が伏線を張っているのはわかりますが、それが全て中途半端に小出し提示されるので、置いてけぼり感がして、モヤモヤする作品、、です。
    【2026.1 パワープッシュ作品】
  • 妹にすべてを奪われた令嬢は婚約者の裏切りを知り回帰する(コミック)

    吉井くちは/柏みなみ/鈴ノ助

    アァ作画が、、でも物語は最高に面白い!
    ネタバレ
    2026年1月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ web版原作、書籍版とも読了。かなり強引な設定もありますが、死に戻りを軸とする伏線を張り巡らし、ミステリー要素もある面白い物語です。

     それで、コミカライズ化、、、アァ作画が、、コレじゃない感が、、、。書籍版の美麗なイラストと違いすぎる(泣) どの人物も口元の作画に特色があり、少し歪んでるような、、。頭と身体のバランスも崩れています。ヒーローが最強の騎士に見えないんですが、、(涙)
     ただ、性根の腐りきった義妹の顔は、、ある意味原作を超えており、、、見るだけで不快になり、ラストで思いっきり断罪してほしくなる性悪顔です(笑)

     つくづく思い知らされましたが、なろう系原作と作画ってベストマッチする方が少ないですね。大抵は、残念な結果になっています。
     また、大好きな原作ほど、コミカライズ化にあたって期待も大きくなるので、作画が合わなかった時の失望感は半端なく、、、評価は低くなってしまいます。本当に読み応えのある面白い物語なんです(涙)。

     今のところ、筋書は原作に忠実なコミカライズです。原作では、生ぬるい断罪に不満でした。どのように描かれるのでしょうか? 物語の展開を楽しみにして読み進めようと思います。
  • 妹にすべてを奪われた令嬢は婚約者の裏切りを知り回帰する

    柏みなみ/鈴ノ助

    物語は面白い。けれど、お祖母様には喝!
    ネタバレ
    2026年1月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系の原作を読んで面白かったので、書籍購入。そして、伏線に注意しながら再々読。、、面白かったけれど、、読了後、評価を下げました。

     ラストで[ドンデン返し]したいが為に、キャラを盛り盛りに盛り込み、不自然で強引な展開が目に付き、モヤモヤしました。
     その最たるものが、ヒロイン祖母![全ての行為は可愛い孫娘を守るため]と、終盤で釈明されても、あざとすぎて全く納得できませんでした!
     ヒロイン父の再婚時、幼いヒロインは義妹に殺されかけています。そんな母娘と何故同居する? 祖母がヒロインを連れて息子夫婦と別居していたら、妹の能力の嵩上げも無く、妹がここまで増長することもなかった、と思います。ましてや、アカデミーの義妹の宿題までヒロインに命じて代わりにやらせる必要なんて全くない、、、理解不能! 何よりも、最初の人生でヒロインは義妹に殺されてます。
    〈お祖母様、貴女は孫娘を見殺しにしたんですよ!〉(喝)
     孫娘を保護するためにヒーローが現れた途端に、、愚息からヒロインに乗り換えた気さえします。

     さらに、神官長達の俗物ぶりは酷い。彼等が聖職者として真摯に勤めていたら、義妹の実力?は早いうちに露見していたと思います。、、それがヒロインの能力がわかった途端に、、、彼等の豹変ぶりについては、乾いた笑いしかない。ギタギタに懲らしめて欲しかった。

     本当に、ヒロインは10年以上もその尊厳を蔑ろにされ、生命を脅かされたのに、毒父•継母•義妹、神官長達への生ぬるい対応。(毒父は極刑しかあり得ない。) そこも読後の消化不良感の一因でした。

     [聖女]や[日輪の魔女]がこの物語世界を揺るがすほどの存在なら、一家門に任せないで、国をあげて保護•管理すべきなのに、資金援助するだけって! 毒父を肥え太らせただけで、王政府も終わってます(呆)。
     王政府が正常に機能していたら[聖女が虐められている]という噂が流れた時点で即隠密捜査。毒家族の実態等を把握できたでしょう。

     再読すると、この物語の世界観はかなり不自然で無理がある、とわかってきて、、。私も含めてレビュー評価が低めにされているのは、そのためかもしれません。

     でもでも、それでも、やっぱり面白い物語です(笑)。
     ラストには納得。一途なヒーローが報われて本当に良かった。
  • ラチェリアの恋 【分冊版】

    みなみ恵夢/三毛猫寅次

    素敵な物語です。コミカライズに期待!
    ネタバレ
    2025年12月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 第3巻迄原作読了。

     特色のある作画で、書籍版のイラストとイメージが全く違い、最初戸惑いました。特に、女性キャラの衣装のバストあたりが妙に強調されていて、、硬質で、やや微妙。

     が、それよりも何よりも物語です。
     素敵な物語なんです。良作になったかもしれない原作です。、、それが、原作書籍第2、3巻の本編で物語の時系列が逆転し、、原作書籍第3巻の読了後、物語全体の感動が、、微妙になり、、、[以下記述自粛]。
     ここは原作第2巻と3巻の内容を改編•咀嚼して時系列に沿ったコミカライズをお願いします。
     そうすれば、、納得のハピエンです。

     原作未読の方には、鬱展開が少し長く感じて辛いかもしれませんので、コミック版で一気読みをオススメします。
  • ラチェリアの恋

    三毛猫寅次/アオイ冬子

    素敵な物語なのに、第3巻で幻滅(泣)
    ネタバレ
    2025年12月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 才色兼備のヒロインが2度目の婚姻で幸せを掴む物語。

     第1巻。前半はヒロインが不憫。が、最初の夫と離婚し、国外の親族を頼った時から、、幸せの予感。
     第2巻。一波乱後にプロポーズされ、再婚!(早) こんなにすぐ婚姻? 婚約期間なしか? マッ、、いいわ、ヒロインが幸せなら、、。)
     母国開催の[夜会]に夫婦で出席。その後、ヒロインの前夫は酷い事実を知り報いを受ける。
    (ヒロイン前夫(国王)を巡る真実が明らかになる過程が少々雑だったけれど、、、素敵な物語だった、そう、ここまでは、、。)

     そして[全編書き下ろし]の第3巻。期待しながら読んでみると、、、。時系列が戻り、当て馬?皇女様にお引き取り願った時から、、! つまり、第3巻の本編は第2巻でほとんどふれられてなかった婚約中(第2巻中盤頃)のお話が中心で、後出し新キャラも登場、、。
     この物語の結末を飾る山場は[夜会]と[前夫を巡る真実]でしょう。[山場前の話]を[後から]延々と語られても、、、幻滅しながら読了しました。

     あとがきによれば、作者様は、出版社の勧めで第3巻を執筆されたそうです。
     それなら、本編は[夜会以降]の物語にして欲しかったなぁ。、、ヒロインの元夫とその息子がどうなったのか気になりました。元夫は愚かではありますが、悪人ではありません。立ち直って欲しい。さらに[元夫の息子]には何の罪も無いだけに、本当に不憫。

     第2巻以降の本編の内容を時系列順に並べ、加筆訂正して発刊して欲しかったなぁ、、。第3巻の内容に対して価格の割高感がすごい。

    『電子コミック大賞2026』ラノベ部門ノミネート作品。この作品を愛し、第3巻まで読了した人ほど、、、多分投票しなかったと思います。上位5作品にさえ入らず、素敵な物語なのに残念。
  • 傷物令嬢の最後の恋

    瑪々子/白谷ゆう

    ウ〜ン、定型化してきた?癒し系恋愛物語
    ネタバレ
    2025年12月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様はWeb系で多くの作品を公表。書籍化•コミカライズ化もされています。
     癒し系の心暖まる恋愛物語です。本当に本当に良いお話です。私の推し作家様です。
     この物語では、ヒロインの額に酷い傷跡があるのですが、その傷跡も含めてヒーローが受入れるのが癒し系恋愛物語の真髄で、読後、心が暖かくなります。

     ただ、作者様の作品が、大体以下の様な展開が定型化して、、、
    • (何らかの理由で)家族内で虐げられるヒロイン
     → 病魔に侵されたヒーローと(何らかの理由で)突如婚約
     → ヒロインの献身的な看護、それに伴い異能覚醒
     → ヒーローの健気で幼い弟or妹とヒロインが交流
     → ヒロインとヒーローの間に愛が生まれ、ハピエン

     作者様のファンとしては既視感が強まり、、そろそろ、作者様の新たな癒し系恋愛物語を期待しております。
  • 聖女の姉が棄てた元婚約者に嫁いだら、蕩けるほどの溺愛が待っていました【電子限定特典付き】

    瑪々子/天領寺セナ

    番外編まで心暖まる癒し系純愛物語。
    ネタバレ
    2025年12月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。素敵な物語でしたが、結末があっさりしすぎて、物足りなく思っていました。それが、書籍化に伴う番外編追加で解消され、大満足の読後感です。

     原作者様は多くの作品を発表されていますが、その中では、この作品が、私の一番のお気に入りです。
     ヒーローはヒロインに自然に惹かれてゆきます。ヒロインは聡明で誠実。結末は予想されているのに、自然と応援してしまいます。

     作中の憎まれキャラ•ヒロイン姉ですが、他作品の人間離れした?極悪家族に比較すれば、まだ可愛いくらいです(笑)。妹に自分の婚約者を押し付けたのは無礼千万ですが、現実社会でもこのようなことはありそうで、この物語の世界観に便乗した行為です。自業自得の結末を迎えますが、番外編で救済されて本当に良かったです。、、、そして、この物語の良さはココです!癒し系世界観! 読後に憎まれ役にさえ優しい気持ちになれるんです。

     また、溺愛系物語につきものの[豪華なドレスをプレゼントする][舞踏会で敵役とやり合う]等の陳腐なお約束シーンも、派手な断罪もありません。
     ヒロインが守られ甘やかされる[溺愛物語]ではなく、お互いを慮り信じ愛される[癒し系純愛物語]です。

     [溺愛系物語]に感情移入しにくかった人、酷いイジメに辟易していた人へ、お勧めの物語です。
  • 魔除けの聖女は無能で役立たずをやめることにしました(コミック)

    狐蔵モト子/ゆうひかんな

    劇的な展開が急ピッチで淡々と?すすむ、
    ネタバレ
    2025年12月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作ノベル1巻読了。
     審議の場面が改編され、原作よりもスッキリしたのは良かったけれど、それまでの展開が急ピッチだったので、原作未読の読者は物語の世界観についてゆくのがしんどかったと思います。

     物語タイトルに[魔除けの聖女]が組み込まれていますが、聖女が一国に複数存在して、各々の能力が違う、、という設定だけでも、冒頭でふれられていたら、物語世界に入りやすかったかもしれません。、(さらに、ヒロイン以外の聖女は、皆俗物根性丸出しでポンコツ、というトンデモ設定です。)

     コミカライズを読んであらためて感じたのは、、ヒロインは祖国で本当に酷い仕打ちをされているのに、、何故か応援する気にはならないんですよね。、、ヒロインがメンタル強強で、能力がチートレベルだからかもしれません。
     ただただヒロイン祖国の民度が酷すぎて、滅亡一択しかない、という世界観。
     癒しのない物語世界で、爽快感はなかったです。
  • 魔除けの聖女は無能で役立たずをやめることにしました(ノベル)

    ゆうひかんな/春が野かおる

    最初は面白かった、が、やがて胸焼け展開に
    ネタバレ
    2025年12月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版、ノベル版1巻を読了。
     最初は定番設定ばかりだけれどテンポも良く、面白かった。、、、それが中盤以降、審議の場の応戦?が長い長い、、、。ヒロインが[無能で役立たず]と糾弾されるも、それに応戦!、、その舌戦が、、読んでてしんどい、、。
     ヒロインは魔除けの聖女として、強制的に国を守らされ、その一方で[無能で役立たず]と国民から嘲笑され、我慢できなくなって逃亡したら、無責任と罵られ、、、。国ぐるみで搾取されていた実態が明らかにされ、、、、無理矢理祖国に連れ戻された際には、罵詈雑言、、、。サイテーの民度。、、感情移入すると気分が悪くなる展開です。
     ヒロインの祖国は崩壊したけれど、、、爽快感はありませんでした。

     無理無茶な話ではない、とは思います。昨今のヒトモドキ悪役の国家版?と思えば、理解しやすいです。ただ、ここまで酷い民度の国家を造形する必要があったのか疑問です。
  • 灯台守とかもめの子

    吾妻香夜

    唯一無二の世界観、、新たな傑作誕生か?
    ネタバレ
    2025年11月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『電子コミック大賞2026』BL部門エントリー作。中間発表で上位5作品に該当。

     私、BLはほとんど読まず、BL素人に近いです。この作品も投票のために読みました。、、、そう、投票のためで、、作者様の名前も初見、、、。
     それが数ページ読んでやめられなくなって、、一気読みして再読、再々読、、久々です!この感覚!作品世界に引きずり込まれて、抜け出せなくなり、読後に残る何とも言えない酩酊感、幸福感、、。読んで良かったあ!
     傑作or名作と呼ばれる物語の読後にしか得られない感覚です。

     傑作or名作の必須条件は何だろう? と、問われたら、私は[唯一無二の世界観]を挙げます。これさえしっかり構築されていたら、設定に多少無理があろうと、作画に難があろうと、読者を惹きつけます。

     この作品にはそれがあります。
     時代•国籍不明の海岸。確かな画力、名画にも似たコマ割り。、、傷ついたカモメの子を看病したら、ヒトカした! エッ!特異な現象に驚きながらも、この現象を受け入れ、この先の展開をワクワクしながら読み進むと、、、更に続く予想外の現象、、ドキドキ。これからこの2人?はどうなるんだろう?、、、もう、非日常的な物語世界に完璧に取り込まれました。

     この物語のカップルの一方•ルネは人外の存在です。だから、このカップルの関係は一般的なBLとも言えません。最初は擬似親子でしたが、、、やがて変化し、種族を超えた愛へ向かうのか?
     今後の展開が楽しみでなりません。

     BLに苦手意識を持っている方にもおすすめします。
     BL作品にはその設定上、人類愛に近いものを描き、BL枠を超えて傑作に列せられた作品が幾つかあります。この作品も多分、、傑作誕生待ったなしでしょう!
     一般的なBL漫画の枠を超えた極上のファンタジーとも言えます。
  • 無能才女は悪女になりたい【分冊版】

    轟斗ソラ/一分咲/藤村ゆかこ

    自称[無能才女]があざとすぎて【追記】
    ネタバレ
    2025年11月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版原作を読むも、途中で脱落。長編で、最初は面白かったけれど、同じパターンの繰り返しで、さすがに飽きてきて、、。

     そしてコミカライズ化。
     可愛いキャラデザで、 ヒロインのあざとさは少し薄まったけれど、、、「私、実はデキルけれども、悪女をめざしているので、おいそれと周囲にその実力はみせないの、、、」と、無自覚に周囲を馬鹿にしてそう、、、。ウ〜ン[以下記述自粛]
     嫌いではないけれど、応援する気にもなれないヒロインです。もっとも、ヒロイン本人も「私は悪女をめざしてるの、(読者が)応援してくれなくても構いませんわよ。フフフ、、」と思ってそう。
     対人関係のスキルがない不思議ちゃん。職場にいたら、トラブルを引き起こしやすいので、即離れたいタイプ。

    【2026.4/12追記】やっとこさ冒頭の結婚式シーンに到達。原作既読なので結末は知っていましたが、ヒロイン姉の処遇が原作踏襲で萎えた、、、。ここは、絶対改編して欲しかった。犯罪行為の現行犯ですよ。それがユルユル処分。、、、原作も多分この辺りで脱落したんだわ、、、。
     お子様向けファンタジーでこそ勧善懲悪であって欲しい。ヒロイン以外の登場人物も私には合わなかったなあ、、、、。非現実的で生温かい優しい世界観、、、疲れる。

     『電子コミック大賞2026』女性部門エントリー作。中間発表で上位5作品に該当。シーモアさんの推し作品なのはよくわかりました。
  • あなたの愛など要りません

    冬馬亮/ありおか

    祝!受賞 心にしみる人生ドラマ
    ネタバレ
    2025年11月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙とタイトルから、恋愛脳ヒロインの恋物語を連想しますが、それとは趣の異なる深い内容の物語です。

     ヒロインは非業の死を強いられて死に戻ります。凡百の作品では、死に戻り後のヒロインの人生目標は[復讐]又は[非業の死の回避]が定番です。
     が、この物語のヒロインのそれは[愛息の幸せ]になります。この経過が自然で、ヒロインの決意表明の台詞がこの物語のタイトルにも反映されています。
     読みながら唸ったのは、ヒロインが夫と子作りをするシーン。愛する息子に生命を授けるためには、もはや憎しみさえ感じない男性との行為を受け入れる。ヒロインの並ならない覚悟が伝わってきました。それと同時に、ヒロインの一度めの人生の結婚生活が如何に殺伐としたものであったかも想像できました。
     ヒロインの夫は、ヒトとして何かが欠損している人物で、その造形は見事です。現代社会で、時に話題になる精神疾患系なのかもしれません。存在感があり過ぎて怖いくらいでした。
     読み進むほどに、作品世界に引き込まれ、ヒロインの決断に拍手し、健やかに成長する愛息に涙しました。

     誰かの幸せのために生きる。
     愛する事は、その存在そのものを尊重すること等、愛についても考えさせられました。

     Web系書籍を中心に[死に戻り(回帰)]を組み込む物語が頻出していますが、それはすごく重い設定です。
     人が死んでるんですよ!しかもそのほとんどは非業の死です。【一旦奪われた生命は二度と戻らない。】この自然の法則を捻じ曲げる設定です。こんな奇跡の設定を安易に物語に使うと、生命、ひいては人生そのものさえ軽く扱われているような気がしていました。実際、薄っぺらな物語が多いです。
     でも、この物語では、ヒロインは常に一度目の人生の記憶に怯え「本来なら人生はやり直しできない」でも〈何らかの奇跡でやり直しできでいる〉と自戒しながら暮らしています。その覚悟が重く、心にしみわたります。

     ラノベとは思えないほど、じっくり読める人生ドラマのような物語です。

    【2026.2/25追記】『電子コミック大賞2026』ラノベ部門受賞。納得の結果です。
  • 元婚約者から逃げるため吸血伯爵に恋人のフリをお願いしたら、なぜか溺愛モードになりました

    当麻リコ/加瀬アオ/高山しのぶ

    28歳のイタズラ好きヒーロー、、イタイ。
    ネタバレ
    2025年11月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『電子コミック大賞2026』異世界部門エントリー作。中間発表上位5作品。

     ヒーローは28歳のイタズラ好きの貴族様。まっいいか?使用人達もノリノリだし、領民が被害をこうむってるわけでもないし、、、。でも幼児性丸出しでイタイわぁ(笑)、、と思っていたら、ヒロインはそれに輪をかけたお子ちゃまで、ある意味似合いのカップル爆誕!
     こんな幼児的カップルの言動にワクワクできるなら、、この物語はハマると思います。、が、60代のオバサンには無理だった。『大人を馬鹿にするんじゃないよ』と、生暖かい目で見守ってました(笑)。

     作画は一見美麗だけれども、顔面アップばかりで、コマ割りが上手いとは思えませんでした。
  • 愛の温度を教えてよ【電子限定描き下ろし付き】

    Hiカロリー

    祝!BL部門受賞。作画が綺麗。
    ネタバレ
    2025年11月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『電子コミック大賞2026』BL部門エントリー作。中間発表では上位5作品に該当。無料分を読了。

     私、BLはほとんど読みません。嫌いではありませんが、エロシーンが苦手で、、。この作品は、登場人物の心情を細やかに描いてるので抵抗無く読めました。
     作画も綺麗。

     パパ活のカレには、、冷めたため息。、、働きなさいよ、、。
     歯医者さんのカレはチョット心配。現実世界では、騙されて、お金をむしり取られて終わりそう。、、
     イカン、ツッコミばかりで感情移入できそうにない。
     低評価で、すみません。

    【2026.2/11追加記述】『2026電子コミック大賞•BL部門』受賞。自分も含めて「BLは自分には合わない」と思っている人にも無理せずに読める、マイルドな展開で受賞に納得です。
  • デリヘルと間違えて後輩くんとえっちしてしまった件。

    皆川エム

    ウ〜ン、、感想? どう書けばいい?
    ネタバレ
    2025年10月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『電子コミック大賞2026』TL部門エントリー作。投票のため、無料分読了。
     感想?レビュー?、、何をどう書けばいいのか?
     メイン2名他登場人物の誰一人にもリアリティを感じられませんでした。別世界の出来事のようで、、、。こんな会社実在したら、、、コワイ(笑)

     自分の読書脳が如何に[TL不適格]なのか思い知らされました。こんな【軽〜いノリのH】は、[TL素人]には刺さり難いですね。
     中間発表では上位5作品。、、それでも、、、何も、、感じませんでした。、、、この作品のファンの人、すみません。
  • 隣の席の変な先輩【コミックス版】

    うすくち

    エッ!何故、エントリー作じゃないの?
    ネタバレ
    2025年10月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ TL素人の私には『電子コミック大賞2026』のTL部門のエントリー作品は全て未読。で、無料分を読み比べ。そして、某作品のレビューを拝読して、注目。、、この作品のタイトル名が頻出。、、もしや?と嬉しい予感。
    〈これは読者の本音を記したレビュー、、、と、いうことは、即ち、、、この作品はTL愛好家の推す【忖度無しの傑作】なのでは、、ワクワク〉

     で、この作品にたどり着きました。
     一読した感想。、、イャ〜確かに、面白い!
     画力も凄い。読後に見直して表紙と内容のギャップに独り笑いしてました。知らない人に見られたら、引かれてそう(笑)。
     ひとつ表現がズレれば、気色が悪いだけの話になるところを絶妙のテンポでギャグに落とし込んで、適度にいやらしい(褒め言葉)。

     何故こんな傑作がエントリー作じゃないの? と、初読後は疑問満載でしたが、今は納得。これは【TL愛好家なら既知の傑作】なので、投票の必要はないんでしょうね。
    〈やっぱり【本音レビュー】はタメになるわぁ〜!有難うございます〉

     最後に、他の読者様同様、続編をお待ちしています。
     勿論、コミック版2巻の発売もお願いします。
  • 【ラブチーク】冬木さんはえろフラグから逃げられない

    佐古

    ウ〜ン、、似てるのかなぁ?、、。
    ネタバレ
    2025年10月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『電子コミック大賞2026』TL部門エントリー作品。
     [TL素人]の私、投票のため無料分を初読。
     レビューを読んで、アレ!って思ったのは[某作品と似てる]との指摘が多数あったことです。[TLにも似てる作風•設定ってあるの?]、、ヨシ、読み比べてみよう、、と実行。
     で、読み比べた結果。、、それ程似てるとは思いませんでした(笑)、、、、。指摘されたら、、そうかもしれないなぁ、、程度です。、、。
    (女性漫画では『婚約破棄』『偽聖女』『和風花嫁』他数え切れないほどの[似たもの物語]があり、、、もはや不感症になっているのかもしれませんが、、)
     これは私が[TL素人]で[TL向け感性が鈍い]からです。思い入れが無いので、何も感じない。、、、それでも、両作品の[格の違い]はわかりました。[以下記述自粛]

     (先入観and比較無しで)この作品限定の感想を問われたら、、【H】を軽いノリでギャグ扱いするのは、気分の良いものではなく、私の好みには合いませんでした、、かな。

    【2025.11/16追記】中間発表では上位5作品。、、再度読み返してみましたが、評価変わらず。
  • 今から、親友やめようか。~腐れ縁同僚は甘い快楽で私を壊す~

    につやまにつこ

    祝!受賞 上品でエロイ作画が最高!
    ネタバレ
    2025年10月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『電子コミック大賞2026』エントリー作。

     やっとですよ!やっと巡り会えたマイベストTL、になるかもしれない作品(涙)。
     無料分しか読んでいませんが、、購入検討中です(笑)。
    私、TLはほぼ素人。物語軽視でエロシーンが連続する物語は、、、苦手なんです。
     それが、この作品には、、[親友]というワードに微妙な色気がこめられ、二人の今までの関係を想像してしまう
    、、。
     何よりもこの画力、物語にベストマッチです。
     下半身モッコリ!をいかに美しく描けるか、、、TLのまさに見せどころです。、、メイン2名のビジュもイイ!
    [親友]の色気駄々もれシーンの破壊力、、無敵です❤️

    【2026.2/15追記】祝!TL部門受賞。TL素人の私も納得です。無料分が増えて、しかもsale中。ウン、これはシーモアさんgood job(笑) 、、やっぱり、TLはエロシーンが品よく美しいと無双だわ、、。
  • 絶倫社長の愛玩うさぎ~性欲の強い男女がセックスしたら?~

    OU

    もう少し物語があった方が、、いいと思う。
    ネタバレ
    2025年10月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『電子コミック大賞2026』TL部門エントリー作。
     無料分頑張って読みました(笑)。

     出会ったその日に、、、エロシーンばかりで、もう少しつなぎの物語があった方がトキメクと思うのは、私がTL素人だからか、、。
     こんな社長、、この会社はまもなく倒産する。ヒロインよ!喘ぐ暇があったら、次の就職先探しときなよ、、。と、思ってしまう、、、。ホント、オバサンは性欲お化けには厳しいのよ、、、イカン、皮肉ばかり、、ヤッパ、私はTLには合わないワ。すみません、低評価で。
     作画も私には合いませんでした。
  • ホストと社畜

    河尻みつる

    祝!受賞。現代風癒し系ファンタジー?
    ネタバレ
    2025年10月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『電子コミック大賞2026』男性部門エントリー作品。しかも中間発表では上位5作品に該当。ワクワクしながら無料分読破。

     なるほど、女性人気が高いのがわかります。BL風味がきいてます。
     面白かったですよ、、、。

     ただ、9話でホスト君の身元が判明して、エッ! 、、、20歳前から飲酒OKのお店で明け方までバイトする大学生?(4年で卒業単位修得できないよ!) 、、ウ〜ン、そして善良な好青年!、、[こんなホストいるわけない!]との感覚が脳内を駆け巡り、、、物語に冷めてしまいました。

     こんなホスト(含•店、同僚等)は実在しない、、、大人な読者なら誰もがそう思うでしょう。、、、それでも[心暖まる夢に少しだけでも浸れたら、いいんじゃない]と、思えたら、、この物語は合うと思います。
     現代風ファンタジー、かもしれません。

    【2026.2/25】祝!男性部門受賞。現代人は丸々異世界ではなく、自分の身近な世界でファンタジーを求め、癒されたい、のかもね。、納得の受賞です。
  • もう溺愛なんて望んでいませんので、悪しからず ~11回目の人生はひとりで生きていくつもりだったのに急に迫られても困ります~(分冊版)

    甘夏テン/冬月光輝

    ウ〜ン、何故エントリー作に選ばれた?
    ネタバレ
    2025年10月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「何故、こうなるの?」と、突っ込みたくなるような展開の連続で、、10回も冤罪で家族共々処刑された、って、そんな酷い繰り返し、、心折れませんか? まぁ、初手からリアリティも説得力もないし、、、。謎だらけなのに、ヒロインはオツムの中で堂々巡りの思考を繰り返すだけで、行動にうつさないので、物語が進みません。[以下記述自粛]

    『電子コミック大賞2026』エントリー作品なので無料分だけを読んだ感想•評価です。
     、、、ヤッパリ、一番の何故は「何故エントリー作に選ばれたのか?」、、他のレビューを読むと、ヒーロー側も訳アリのようで、、せめて、もう少し無料分を増やして、そこまで引っ張れたら、今後の展開に興味を持てる、かもしれない?、、、ウ〜ン、やはり無理だわ。ヒロインのキャラが駄目すぎる。
  • 隠れ星は心を繋いで~婚約を解消した後の、美味しいご飯と恋のお話~【電子単行本】

    もりのもみじ/花散ここ

    コミカライズ化!それかえって駄目なやつ
    ネタバレ
    2025年9月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。
     物語の雰囲気が(私好みで)ほっこりしていて、コミカライズ化でステップアップできるか?、、と淡い期待を抱いてたんですが、、駄目みたい、、。
     そりゃそうよね、、ヒーローの設定がバレバレ、、、。一流の騎士なら均整がとれた体格で姿勢もいいハズ。のんびりヒロイン!何故気付かない(笑)? (これは作画担当者の責任ではありません。この設定そのものに無理があり、キャラデザが付いてそれが顕在化しただけです。)
     ほんとに、貴族と婚約できる家格のお嬢様がお一人で、馴染みの食事処で、仕事帰りに、他の男友達と頻繁に外食して、愚痴るって、、。素行不良でゴシップネタのコンポ!、、どんな異世界(笑)? まぁ、、こんな無茶ブリ異世界はなろう系ではもはやお約束で、慣れました(笑)が、、、。

     それでも2巻迄は楽しく読めました。原作既読なので、それ以降のイライラ展開が予想されて、、ここで購読終了。
     物語の世界観にそぐわない新キャラ•王女様が登場し、物語の暖かい世界観が壊れ、ムカムカモードが生じてきます。
     もともとの基本設定が中途半端で、脆弱な世界観の物語です。それが異分子キャラの登場で、、、(涙)。

     物語の設定、異分子キャラの登場、、世界観の崩壊、、本当に残念です。
  • 無自覚な天才魔導具師はのんびり暮らしたい(コミック)

    朝岡とわ/日之影ソラ

    流行りなんですかね? 魔道具師って、、、
    ネタバレ
    2025年9月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作(未完)読了。
     冒頭の設定がよく似た物語があったような、、、(汗)。ただし、似た様な物語は他にも沢山あるので(笑)、気にしないで読みました。、、、
     気になったのは、、、魔道具! 魔道具って何でしょうね? それさえあれば魔力が無い(少ない)者でも魔法が使えるの? 魔力が無くても魔道具を制作できるの? エッ?選ばれた人だけが制作できる? それなら、優秀な魔道具を量産できる魔道具師は国の最重要人物じゃあないの?、、そんな人物を、低待遇で連日徹夜させて勤務させる??【魔道具の設定】はどうなってるの? 、、、そんな疑問ばかりがツラツラ浮かんで物語世界に上手く入れませんでした。
     冒頭に強引or無理設定があるのはなろう系アルアルですが、そろそろ【魔道具師設定】に胸焼けしてきました。しかも、ほとんどいつもヒロインには【天才、、】の冠が付く、、、!
     主役二名も他作品と比較して、似たり寄ったりで魅力が感じられず、、、、原作既読のためか、ワクワク感もないので脱落かな?
  • 婚約破棄をした令嬢は我慢を止めました

    鮎村幸樹//萩原凛

    キャラデザ次第でstep upできたのに
    ネタバレ
    2025年9月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作、書籍ともに購読。けれども、物語のテンポがゆるく堂々巡りで脱落。それでも冒頭の掴みはそこそこ面白いので、作画と改編でstep upできるかも、、、と淡い期待をしていたのに、、酷い、、、(泣)。

     キャラデザを一見して、エッ?!、、大きな頭部と細すぎる首、身体、小さく細い手足、、ヒロインの(触角みたいな)特異な髪型、ナニソレ!、、全く可愛くない、、、8歳前後のお子様もどきが成人口調、舞踏会に出席してダンス?、、容貌と言動がアンバランスで、、、ナンカ気持ち悪い。物語世界そのものに違和感!、、
     (エロ、グロシーンを除いて)視覚的に受け付けられないキャラデザは女性向けファンタジー漫画には致命的欠陥です。
     『時戻し系物語』は同一人物を年齢に応じて描き分ける画力が必須ですが、、、それ以前の問題です。

     おまけに原作のユルユル展開は踏襲。ウ〜ン(汗)。

     これまでにWeb系原作のいくつかが、効果的な改編や的確な画力(魅力的なキャラデザ)を支えにしてstep upしています。つくづく画力って大事だなぁ、と思い知らされました。
     原作が完結したら、ノベルで追っかけるかもしれません。
  • 婚約破棄をした令嬢は我慢を止めました

    /萩原凛

    ループ物語。内容までループしてます!
    ネタバレ
    2025年9月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版原作を読んでいましたが、読みづらくなって中断。
    書籍化されて少し読みやすくなったような気がします。それでも内容(筋書or設定)は変わりません。

     ライトノベルの成否を左右する要因の1つは【物語のテンポ】です。特に異世界物語の良作はページをめくるたびに新鮮な情景が目に浮かびワクワクします。その高揚感がこの作品には、、、皆無(泣)。web系作品の特色で、作品冒頭には少しあったんですよ、ワクワクが、、、。ループ物語なので以前の経験が繰り返されるのはお約束ですが、、、こうも同じ展開が繰り返されると、同じ箇所を読み返しているような錯覚がして、、、物語が全然進展せず、ワクワクどころか疲れて脱落。

     Web版原作が完結してから、飛ばし読みするのが最善手かもしれません。内容が似たり寄ったりなので価格も割高に感じます。
  • もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活

    和泉杏花/さびのぶち

    癒し系漫画に水さす王太子のキャラ変!
    ネタバレ
    2025年9月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作未読。
     癒し系漫画ということで購読。確かに物語はゆっくり進み、ヒロインのビジュアルはgood。『ウンウン、これはいい?』と思ったのに、今だに物語世界に入れ込めません。その主な理由は2つ。
    [理由①]他レビューでも散々書かれてますが、ヒーローとアノ王太子のビジュがそっくり! 最初は双子か?と疑い、もしや裏技設定で【替え玉(入れ替わり)】を使うのでは?と、妙な勘繰りさえしました。(反省)
     癒し系漫画はビジュアルが重要。ヒーローと敵役?のビジュアルは明確に描き分けて欲しかった。
    [理由②]王太子は物語冒頭でヒロインに(作品タイトルにも使用されている)酷い言葉で侮辱し、公開離婚!それが物語中盤から〈実は有能で善人〉モード、で和解。エッ!何それ! 読者を【ミスリード】して、実はカクカクしかじか、、、でしたパターン?引いたわ〜! (これは【キャラ変】ともとれます。) サスペンス系では常套手段ですが癒し系では逆効果。
     思いやりのある権力者なら公開離婚なんてしません!この離婚は癒し系物語の世界観に不適合です。

     物語の世界観に入り込めないし、王太子はいつの間にか有能善人モードだし、国王•貴族も今さら、ナニソレ!案件だし、、まだまだ話はトロトロ続きそうだし、、、。
     何より結末に興味がなくなったので、購読中断。
     数年後?の完結後に一気読みがベストかな。
  • 貴方様が「忘れてほしい」とおっしゃいましたので~婚約破棄された私が、従者から溺愛されるなんて~

    庭師/瑪々子/宵マチ

    作画が心優しい物語にベストマッチ、感謝。
    ネタバレ
    2025年9月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作、加筆された書籍双方とも読了。
     読後優しい気持ちに包まれる善意に溢れた物語です。

     作画が物語の世界観とピッタリです。特に主役二名の破壊力!上品かつ麗しい。このキャラデザのおかげで、物語ラストの『チョット上手く行きすぎよ』と突っ込みたくなる気持ちが消滅します(笑)。

     原作の世界観と作画がベストマッチした時、漫画は格段にステップアップするんだ、と感嘆しました。通常なら、下位とはいえ貴族の一人娘に(出自不明の)若い男性従者が付添のは有り得ない設定ですが、物語の世界観•作画がその疑念をすっ飛ばしてくれます。この二人の並びは正に絵になる!眼福(笑)

     ただ、残念なのは物語の主題とタイトルが全く合致してないことです。
     このような不一致はWeb原作のコミカライズにアルアルですが、この作品の場合、特に酷く、タイトルが作品の醸し出す上品な雰囲気を破壊しています。この物語は定番の『婚約破棄』ではありません。チートレベルの異能設定や下卑た暴言の応酬も無く、酷薄な家族も登場しません。下卑た顔芸も見なくて済みます(笑)。
     タイトルから派手な『ザマァ』を期待した方は拍子抜けするかもしれません。ここは試し読みを活用してから購買を決められることをオススメします。静謐な恋愛物語をお探しの方、酷い家族の物語に辟易していた方々には最適。心も眼も癒してくれる物語です。?
  • 貴方様が「忘れてほしい」とおっしゃいましたので~婚約破棄された私が、従者から溺愛されるなんて~

    瑪々子/宵マチ

    心暖まる物語。作者様の加筆•改編に感謝!
    ネタバレ
    2025年9月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版原作読了。
     Web版は短く、物語の粗筋のような作品で読後、物足りなさがありました。それが、大幅に加筆されて、心暖まる物語になって書籍化されました。
     静謐で優しい世界観。主役二名が表紙イラストのイメージにピッタリで、その言動全てが美しく上品。下位貴族とはいえ一人娘に若い男性が従者になるのは有り得ない設定ですが、それを感じさせない世界観です。

     作中唯一の身勝手キャラの元婚約者が物語ラストで救済されます。「ソウソウこれで良かったのよ、、」と胸の奥から暖かい感情が湧き上がって、読み終えました。元婚約者の言動は非難されても仕方ありませんが、人間になら誰にでもある感情だと思います。(他作品に頻出する人間離れした愚物では有りません。) 彼に贖罪の気持ちが芽生えれば、、と思っていただけに、物語の世界観に合致する形で的確に加筆•改編してくださった原作者様、本当に感謝です。

     その逆に、物語の世界観を汚す作品タイトルには大いに不満がありますが、価格は良心的。恋愛物語というよりは、大人のための寓話のような物語です。

    【2025.12/7加筆】第2巻読了。[忘れる]という事にこだわった物語ですが、今さら、新キャラをだされても、浮きまくって後付け感満載(泣)。
     なろう系アルアル。最初の本編が好評だったので、続編が刊行されて、、作品の世界観そのものが壊れてゆき、、。最後は買わなければ良かったと後悔。残念。

     スピンオフで、ヒロインの元婚約者のその後や、作中の三名の父親の幸福な隠居生活?等なら知りたかったなぁ、、。(第2巻では三名とも登場無し) 三名ともそれぞれに善良で誠実。作品の世界観の柱なのにね、、、。
  • 間違いで求婚された女は一年後離縁される

    ヤマトミライ/Amary/ほいっぷくりーむ

    理不尽な世界観、スッキリしない結末。
    ネタバレ
    2025年8月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 努力して完結まで読了。ヒロインに辛い展開が続き、いつ【断罪】があるのか、それだけが気になってました。
     釈然としない結末でした。ヒロイン妹と侍女二名の行為は【犯罪•押し込み強盗、傷害】です。それが、公的に処罰できない(しない)社会ってどうよ、、! いくら異世界貴族社会でも、、理不尽な世界観です。法治国家ではありません。アァ、こんな社会だから、物語発端の[歪んだ血統主義の父][本人確認無しで求婚する高位貴族]が存在するんだなぁ、、と妙な納得感!
     登場人物全てに魅力もリアリティも無く、物語世界にはいれませんでした。
  • 転生公女は今さら傷つかない 姉の婚約者に嫌われていると思ったのに、溺愛されているようです? 【連載版】

    葉月/そらほし/m/g

    大技設定のてんこ盛りで、、!
    ネタバレ
    2025年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。ヒロインのくだけた口調で書かれた文体で、読むのに苦労しました。

     冒頭で【異世界転生】。さらに【替え玉花嫁】の応用形?[婚約者交換]と大技?設定の連続です。、、原作を既読していてもこの展開は付いて行き難かったので、原作未読組はかなり混乱すると思います。「それなら再読すればいいじゃないか!」と思うのですが、物語世界に魅力がないので、再読意欲がわかないのです。
     大技設定とそれに付随する伏線や謎だらけで、、「原作読んで、結末はわかっているからもういいや」と。今後の展開に期待する気がおこらず、、脱落です。

     私は、個人的に『替え玉(取り替え)花嫁シリーズ』と命名してますが、この設定は雑に扱うと物語が壊れる大技です。この物語はこの大技設定を組み込むために多くの伏線を盛り込み、それらが物語世界になじまなかったように思えます。

     他作品のレビューでも明記しましたが、[替え玉(取り替え)]は【周囲を欺く犯罪】です。そこには、必ず周囲を舐めた不快な人物が存在します。(この物語ではヒロイン姉) ために、物語のイライラ度が増し、緻密な断罪がないと、読者は爽快感を得られません。
  • 傷物令嬢は義弟の愛に鈍感です!?

    タカノ/高槻和衣

    勘違い従姉妹よりも、、実母が不可解?
    ネタバレ
    2025年8月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 物語冒頭。『傷物』ったって、誰かを助けようとしてついた傷跡。それを忌み嫌う社会ってどうよ。、、と、思いましたが、ヒーローが迎えに来てくれて、ホッと一息。
     そして、ここから物語の根幹に関わる疑問が爆誕!
    「(ヒロインの)実母は生きてたの? ヒロインが10年間も1人で辛い目にあってたのに何故放置できた? その間何してた? まさか婚活?
     自分で(娘を)迎えに何故行かない?」
    「(ヒロインの)祖母はどうして(実の?)孫娘にあんなに酷くあたれたの? (公爵家から)十分な養育費も送られていたのに、、何か恨みでもあるの?」
     ヒロインが王都に引き取られて、この疑問が解消されるんだ、、と思っていたら、、性悪勘違い従姉妹が登場! こんなミエミエの意地悪娘を登場させても読者は喜ばないんだから、、実母の不可解な10年間の釈明をはよ、、と思ってしまい、、、物語に没入できません。

     まさか[冒頭の設定(伏線)を無視]って、ことはありませんよね、、、。
  • 身代わりで縁談に参加した愚妹の私、隣国の王子様に見初められました(コミック)

    菊海さら/日之影ソラ

    定番すぎる『能無し聖女物語』【追記】
    ネタバレ
    2025年8月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。
     Web系界隈では定番も定番の『能無し聖女(令嬢)物語』。そして[ヒロインに酷い仕打ちをする家族•姉妹]と[実はスゴイ能力を隠し持っていたヒロイン]は、ほぼもれなく付いてくるお馴染みの設定です。

     ここで、この作品が他の類似作品から抜け出すためには独自性が必要ですが、この作品の場合、ヒロインの双子の姉の酷さ、、でしょうか?(呆)
     縁談を断るのに妹を派遣するなんて、これだけでも呆れるレベルの話なのに、ヒロインが求婚された後の姉の嫌がらせは幼稚すぎて、もはやギャグ。これで聖女? この国終わってます、、、。

     私見ですが、コノテの物語では、ヒロインに目新しい魅力が無い場合、それを酷い悪役で補完しようとして、酷い言動をグレードアップするような気がします。

     最後は『ザマァ』があるとは思いますが、それを楽しみに読むのは、かなりしんどいかな?

    【2026.4/11追記】他サイトで分冊版を購読。
     でた!(笑) ヒロインが双子設定で、予想された嫌がらせ![花嫁の入れ替わり]。もはや、様式化。
     この展開は予想していたので、まだギリギリ許容範囲。
     この物語に見切りをつけたのが、その後の処分です。ヒロイン姉へのユルユル処分!何コレ! ヒロイン姉はそれ以前に薬への毒物混入もおこしています。もう、十分アウト。国家レベルの犯罪です。、、、それで、処分できない?
    この物語の世界観、崩壊してます。

     ここまで読んで脱力。評価を⭐︎1に変更。
  • 麗しの皇帝陛下の番に選ばれてしまったのですが、まだ仕事がしたいので秘密です!

    吉田しゃけ/田山歩/鶏にく

    忠臣エミリオ様の義憤を全面支持!【追記】
    ネタバレ
    2025年8月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版原作初読時から、番に選ばれたのに名乗りでないヒロインに呆れてました。ヒロインの思考回路は利己的で周囲が見えていない。

     コミカライズを知り、頭に閃いたのは『ヒロインのダンマリをどう扱う?』それのみ! これはこの物語の本筋なので安易な改編はできないし、さりとて原作を踏襲すると、ヒロインが読者に支持されにくいし、、どうするんだろう?
     エッ!(制作者側は)悪役娘を原作よりさらに酷く改編して対処? これで被害者ヒロインの好感度UP、、と、なるわけない! おまけに女神様は小娘感満載。物語のイライラが増しただけ。
     ただ、ここ最近、物語世界でイジメ行為、酷薄な悪役等が過激化をたどる一因がこの物語の原作改編で推察できました。ヒロインの言動に共感し難い時に、それを隠し比較対象にするために際立った悪役を設定するのかもしれません。けれども、この物語の[ヒロインのダンマリ]は国是を欺く行為で、悪役娘ごときで誤魔化せるものではありません。

     この作品の単話版発売直後に、(単話版に)レビュー投稿し、制作者側のそれとは違う原作改編をお願いしました。多数の[いいね]をいただきましたが、(予想通り)すぐさま消去されました。😢[以下記述自粛]。

     この物語の世界観では、皇帝は真摯に国政に向き合えば、国是の【番】の掟に縛られ、ヒロインに自分の恋情を告げられません。その苦悩の原因が[ヒロインのダンマリ]なのだから、理不尽そのもの。また、エミリオ様はじめとする廷臣達は国政を補佐し、莫大な国税と労力を費して番を捜索しているのに、当の番は、、[以下記述自粛]。

     この物語の【番】設定を黙殺し、非社会的ヒロインに共感できるなら、これを両片思いとみなして胸キュンできるかもしれません。
     私には無理!これはヒロインが小狡い算段をして、勝ち札(番)を騙し持つ反則試合です。
     だから、忠臣エミリオ様が(原作ラストで表明した)義憤を全面支持!「(私もヒロインを)許せません!」

    【2026.8/8追記】単話版最新話読了。変装して街デート、ナニソレ?!推しキャラの[誠実な皇帝]がヒロインと同類のウジウジキャラに堕とされてしまった。😰
     読みたいのはコレじゃない! この改編は最悪💢
     エミリオ様の義憤は空砲になるのか? アァ残念。

     (原作準拠なら)遥か先の完結後に一気読みがベスト。それまで離脱。
  • 婚約破棄してさしあげますわ ~ドロボウ令嬢とお幸せに~【単行本】【コミックシーモア特典付き】

    八叉のおろち/花波薫歩

    イライラ展開が長すぎる
    ネタバレ
    2025年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。イライラ展開の原作でした。
     コミカライズ化でその欠点が補えるかと思いきや、、、悪い意味でステップアップしたようで、、(泣)。物語は進まないし、ヒロインはウジウジしてるし、ドロボウ令嬢はイラつく付き纏いを続けるし、、、。

     原作改編してほしかったなあ。ドロボウ令嬢は[著作権]に触れる行為をしていると、ヒロインは気付いているし、同意見の友人もいるし、協力して何らかの対策を取れると思うのだけれど、、、。
     何よりも、学校の教師は気付かないの? グジグジしてる暇があったら、相談ぐらいはすべきだと思います。また、何故そう何度も盗み見されるの? 担当教師は放置してるの? 、、、コレ、かなり不自然な設定だ、、と思いはじめたら、もうこの物語の世界観にはいれませんでした。

     その他にも、その世界観に疑問?が多々有ります。登場人物の服装•髪型、行動、全てが現代的すぎ。未婚の貴族令嬢がグループで街中にでかけたり、喫茶店?で話しますか?[異世界だから、アリ]にしたら、物語世界が嘘くさくなり、キャラに実在感がなくなり共感しにくいのですが、、、。
     このごろコノテの西洋風貴族社会異世界物語が多いですね。服装•背景等の作画に異世界ならではのこだわりが見られずほぼ現代風、、、物語世界に没入しにくいです。
  • 婚約者から「平民を愛人にしたい」と言われた私-お飾りの妻は嫌なので「真実の愛」と共に破滅させます-

    参谷しのぶ/カコイミスコ

    完璧ヒロインの爽快感のない?復讐物語
    ネタバレ
    2025年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版原作読了。ヒロインは美貌、身分地位、知力胆力、人脈他全て兼ね備えた完璧な令嬢。その彼女を裏切った婚約者に復讐する物語。私には刺さらなかった物語。、、だって、ヒロインが完璧で、婚約者が最低で、勝負は最初からわかってたし、、、。要は、ヒロインがどんな方法で婚約者を懲らしめるか? 物語の興味はその一点に絞られていて、、、その方法が私には刺さらず! 当然、読了後に爽快感なし。

     コミカライズはほぼ原作を踏襲。作画でヒロインはさらにカッコ良くなり、婚約者の浅慮ぶりもグレードアップ。

     読みながら、ヒロイン様、お金と時間をかけてここまで手の込んだ事をしなくてもいいんじゃない? と思ってしまう私は平民根性丸出しで、ヒロイン様の持つ大貴族様の矜持が好きになれないからでしょうね。
     上から目線で平民を眺める支配者階級のヒロイン達、、。アァ、ド平民の私は、こんな世界では生きたくない、と真剣に思ってしまう。異世界のリアリティ無しの身分社会の作り話で本当に良かったです、、、。

     高貴なヒロイン様に好感を持てる人にはこの物語は痛快かもしれません。
  • 悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~

    白梅ナズナ/まきぶろ/紫真依

    祝完結!異世界・転生悪役令嬢物語の最高峰
    ネタバレ
    2025年6月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系小説では、異世界・転生、悪役令嬢物語が頻出し、乱読していました。そして、疑問に思うことが、、『人の生死がゲーム感覚、お気軽にゲーム世界の悪役令嬢とやらに転生させるけれど、転生前の元の?悪役令嬢はどうなったの? ゲーム世界の人間と現実世界の人間は同じなの?』
     この物語はその疑問に応えてくれるものでした。
     それだけではありません。冒頭の定番設定・婚約破棄からの意表をつく本来の?悪役令嬢レミリアの復活、それに続くレミリアの自分語り、、、。この流れはスゴイ!『この作品は他の作品とは一線を画する傑作になる』と予感し、すぐさまWeb系原作を読んでみたら、原作の記述は淡白で印象薄く、漫画の方が遥かに劇的! 原作を理解・咀嚼し、超絶画力で作画に落とし込んでいて、、台詞無しのコマにも深い意味あり。エミリア様、怖いくらいにお美しい!
     その他のキャラも素晴らしく個性的。傑作誕生を確信! その後は、祈るような気持ちでこの作品を完結まで追いかけてきました。

     なろう系原作アルアルですが、冒頭は大盛り上がり、ワクワク、定番設定の羅列で失速、迷走、ヒロインの謎慈愛等でゲンナリ、、、。さらに、後出し設定の追加or書き下ろし等でダラダラ、、、駄作に成り果て収束。何度、期待を裏切られたことか、、、。
     けれども、この作品は違いました。ラストまで、中だるみせずに大盛り上がり!ヒロインの慈愛の涙さえ逆利用するエミリア様、ストリーテーラーとしての完璧さにも惚れ込みました。
     物語が最高潮に達した後に余韻を残してハピエン。喝采しかない!

     読者は無力です。大好きな原作がコミカライズされると知り『原作の魅力を最大限に生かし、不備な箇所を改編していただけるように』祈るしかありません。その祈りと真逆のコミカライズがなされ、完結まで黙っていられず、改編をお願いするレビューを投稿したことが何度かありました。が、もれなく削除され(苦笑)、、悪い予想ももれなく的中し、量産型駄作がうまれただけでした。(涙)
     それだけに、この作品には感動しかありません。原作とコミカライズの素晴らしすぎるマリアージュ。これがあるから、Web系小説サイトと漫画サイトのハシゴと追っかけ?をやめられません。

     文句なしで[Web系原作異世界・転生悪役令嬢物語]のコミカライズ最高峰です。
  • 花嫁の座を奪われた忌み姫は楽しい亡命生活はじめます!

    古知屋/長月おと

    Web系『替え玉花嫁シリーズ』の良作!
    2025年6月21日
    本当に多い、替え玉、入れ替わり設定。、、ついに『替え玉花嫁(令嬢)シリーズ』と私的に分類・命名しました(笑)。

     替え玉設定にはどうしても無理がともないます。そして『替え玉行為』は人(&社会)を欺く【犯罪】です。
     この作品では、冒頭で影武者侍女が本物と強制的に入れ替わります。この展開は[犯罪行為をしたのが悪役]で、実にわかりやすい設定で、ヒロインは完璧に被害者です。
    他の『替え玉令嬢シリーズ』はヒロインが替え玉にさせられるパターンが多く、犯罪行為に加担するヒロイン側の自己弁護に無理無茶が多く、、もれなくシラケてました。
     ただし、Web系原作らしく、そこに至るまでの経過はツッコミどころ満載で、かなり破綻してますが、、(笑)。(痣あり王女を宮廷ぐるみで忌み嫌うなら、誕生後、里子にだすなり、王籍剥奪するなりしてない?、、そんな王女に公務をさせる? 外部に出さないのなら、影武者そのものが必要ないのでは?皇太子妃の花嫁行列の護衛がたった2名!etc。)

     けれども、この作品はこの[侍女の犯罪]以降の展開にはさほど無理はありません。ヒロインが直ぐに正体を名乗り出なかったのも納得できます。訳ありヒーロー、帝国が痣あり王女を王太子妃に求めた目的、、、Web系原作では中だるみ無くクライマックスを迎えます。

     また、ヒロインが自らの恋心を自覚してからのコミュ力と行動力はイチ推しです。(なろう系特産の卑屈ヒロインや、超鈍感恋愛脳ヒロインではありません。)
     ヒーローも溺愛系名物【即恋堕ちツンデレヒーロー】とは少し趣きが異なります。

     私見では【替え玉設定】は大人の恋物語にはそぐわない設定です。幼いキャラデザにした作画も成功で、物語の世界観に合っています。王子様が[本物の王子様]なのもポイント高いです。やっぱり、ファンタジーは勧善懲悪のハッピーモードでなくっちゃあ!

     この作品のWeb系原作は『替え玉花嫁シリーズ』の良作です。制作者様、原作の世界観を尊重しつつ、二人のいじらしい恋物語を描いてくださることを楽しみにしております。
  • 冷血王子と噂の旦那様に、愛されるなんて聞いてません

    クレイ・シーゴット/刻ぐるた/kon/グルナ編集部

    冒頭から茶番無理設定を連発し、完結!
    ネタバレ
    2025年6月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭から茶番無理設定のオンパレード!結婚後に妻が入れ替わる? そんなのバレるでしょ! しかも相手は王太子。国を欺く犯罪です。、、が、見抜いても糾弾するどころか恋心をいだく冷血?王太子!(共感無理) 性悪妹になりすます気はないのに、替え玉してるつもりのヒロイン。(バカでしょ)、、、、グヂグヂと言い訳しながら、ダンマリを続けイチャイチャし始めるバカップル、、、(呆)。
     その後も[コレは無理]という展開の連続。替え玉妃が国政を手助け?? この国終わってる。、、(せめて、ヒーローが田舎貴族の世間知らずの子息だったら、、まだ少しは読めたかも??、、)

     [替え玉設定]は誰か(社会or国家)を欺く[犯罪]です。そこには必ず社会を舐めた人物が存在します。この物語の場合、ヒロインとその家族。(ヒロインは無自覚に身勝手で卑怯。)

    【2025.7/31加筆】クーポンとポイント消費のためラストの山場?を購入。ヒロイン義妹は悪役としても、ここまで非現実的につくりこむと、こんな女に騙されて結婚した王太子はやっぱり無能?、、と思ってしまう。やっぱり、王太子にも魅力がないから、最後の最後までなんたがなぁ〜、、、と微妙にしらけてしまう。(ヒロインは論外。)
     善悪ともに登場人物にリアリティが全く感じられず、物語世界が最後まで違和感MAXでした。

     冒頭の無理設定が、芋蔓式に次の無理設定を生み出し、無理設定が雪だるま式に増えて、物語世界を構築すらできないまま完結したような物語です。急展開で早めに完結したのが唯一の推しポイントです。
  • 婚約破棄された魔法薬師は炎の騎士に溺愛される~ただ幸せに、なりたかった~【単話】

    香田紗季/七瀬藍

    読者が応援する気になれないヒロイン•追記
    ネタバレ
    2025年6月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。読後に不快感しか残りませんでした。これほど反感を感じたヒロインは初めてです。それでも、なろう系だから、こんな無責任ヒロインもありかな?と、いつものように読み飛ばしていたら、、、コミカライズ化? 冗談でしょ?! 大幅に改編するよね、、原作を踏襲したらあまりにもオスカー様が不憫すぎる。

     エッ!いきなり冒頭で、愚物ヒロインの幸せそうなイチャイチャ! ハァ? 顔面張り倒したい!オスカー様の純愛を踏み台にした幸せがそんなに美味しいか?
     ヒロインよ、頭お花畑も限度を超えれば、浅慮すぎてもはや軽蔑しかない。毒家族とオスカー様、どちらを大切にすべきか、考える必要もない!すぐさま、逃げるか訴えるかすべきなのに、あんなミエミエの脅しに従ったアナタが愚鈍すぎる。ウジウジする暇があったら自分が作った違法薬の解毒薬を死に物狂いでつくりなさいよ! 薬師としての矜持も、まともな人間としての贖罪意識もない!、、、[以下記述自粛] と、際限なく罵りたくなるヒロインです(呆)

     読者に支持されないヒロインは、商業化される恋愛物語には致命的欠陥です。
     本当にこれだけ応援意欲がわかないヒロインも珍しい。(おまけに、ヒーロー?の炎の騎士にも魅力がありません。)

     原作者様の制作意図の一端はWebページに記載されていました。、、原作者様は自分の書きたいように書かれた。その内容が私には受容できなかった、ということでしょう。

     なお商業化にあたって原作と作品タイトルが追加変更されていますが、物語の本筋と合致してません。この物語は『婚約破棄された』でも『溺愛』でもありません。発刊元の姑息な販売戦略がうかがわれて、、、、大幅変更すべきは別のところです(冷笑)。

    【2026.2/24追記】久々に覗いてみたら、完結! Web版原作を超絶カット、冒頭シーン(オスカーの剣を持つヒロイン)は未回収、アノ毒家族は伝聞ザマァ?、、、端折って完結したことを評価すべきか否か?[大人の事情]? まっ、仕方ないか、、この物語のヒロインには課金する価値がありません。
     作画担当者様、もう少し画力を上達させてから、別作品で頑張ってください。
  • 隣国から来た嫁が可愛すぎてどうしよう。(コミック)

    あざらし県/さくら青嵐/桑島黎音

    祈る断罪!冬熊は人が良すぎる!
    ネタバレ
    2025年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作が連載中。冒頭の冬熊が婚約に至る経過は最高に面白く、無理無駄が無い。冬熊カッコいい!こんなヒーローを待ってたのよ!

     けれども原作を踏襲すると、物語はこのあとイライラ展開です。超強烈ネタバレですが、、、ルミナスの王太子と性悪小娘に断罪無しの和解です。、、エッ!(驚愕) そりゃあないワ! 冬熊、お人好しすぎる!

     この作品は『少年漫画』に分類されていますが、いわゆる『婚約破棄系少女漫画』の定番設定を盛り込み、視点が男性側。それが本当に新鮮で面白い!
     特に、冒頭の婚約破棄ショーのくだりは、、ワクワク! そうそう、こんなことしたら絶対マトモな来賓は呆れる。厚顔無恥のバカップル!、、そして、愛娘の引き取りを申し出る実父。、、アァそれなのに、それなのに、いくら男性視点とはいえ、少女漫画必須設定の【断罪】無し!はあり得ません。

     制作者様、原作を改編し、ルミナスのバカップルに断罪をお願いします。
     評価は改編されると期待して星4つ。
     断罪無しなら、星1〜2の評価(女性読者視点では性悪小娘は最も嫌われるタイプです。)
  • 隣国から来た嫁が可愛すぎてどうしよう。

    さくら青嵐/桑島黎音

    冒頭の展開は最高!されど2巻以降が、、、
    ネタバレ
    2025年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作も既読。書籍版1巻は本当に面白い!ヒーロー目線で語られる婚約までの経過にワクワク、、、!
     この勢いで物語がすすめば傑作誕生待った無し、、のハズ。それが第2巻以降が、、(泣)!

     まず、ルミナス王太子が唐突に反省・謝罪?ウソでしょ?物語冒頭であんな酷い婚約破棄ショーを演出しておきながら、、、(自国内の)舞踏会とは次元が違う、他国からの賓客も列席する公的な場での公開破棄! その後、外交問題に発展したのも当然です。それをどのツラさげて、、しかも【口先反省】(本気で反省していたら性悪小娘を断罪するハズ) 第1巻と言動が激変、、つまり、ルミナス王太子の【キャラ変】。
     そして、ヒーローがアッサリ謝罪受け入れ!幻滅MAX!
    【敵役の反省、誠実モードへのキャラ変換】は非常に珍しく、私が読破した範囲では、全て駄作。(それでも、敵役はかなり重い代償を払って反省するのが通例です。)

     さらに、第3巻では、性悪小娘がヒーローのもとに押しかけ、賓客扱い。ナニ、ソレ! (あなたねぇ、ヒロインを中傷してルミナスの傲慢王太子に婚約破棄させたんでしょうが!、、それが一転仲良し甘えモード?!) これは【設定の食い違い】勿論、当の本人は贖罪意識なんぞこれっぽっちもないので、謝罪など念頭に無く好き放題、迷惑かけまくって帰国。(これは駄作にさえまずない胸糞展開!)
     冒頭の婚約破棄ショーが完璧だっただけに【傲慢王太子の即反省・謝罪、キャラ変】【設定の食い違い】【性悪小娘の容認】は、、、購読時の失望感たるや、、(涙)

     Web系原作アルアル、冒頭の展開がMAX。その後は設定の矛盾・食い違いで失速•迷走、ダラダラ引き延ばし、駄作になってモヤモヤ完結? 本当に本当に残念すぎる展開です。

    【2025.12/26追記】web版原作は連載中。今後の展開は、、、第3巻の流れから、ヒーローの協力?でルミナスのバカップルが幸せになる未来が予想され、、、幻滅(泣)!
     アァ、第1巻で読むのをやめておけば良かった〜!本気で後悔。
     評価を星2に変更。
     コミカライズでの大改編に望みを託す!
  • SLAM DUNK

    井上雄彦

    スポーツ漫画の聖典! 人生は楽しい!
    ネタバレ
    2025年6月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私はスポーツ漫画には興味無く、少年漫画も苦手でした。その読まずぎらいの偏見を根底から覆してくれたのがこの作品です。初読時「スポーツ漫画でここまで人間ドラマが描けるなんて、、!」と、読了後はコミック版の[試合後の全員の集合写真]の見開き頁を見ながら、ただただ泣いてました。

     作画は神技。物語設定としては謎部分が多く残されたまま完結しています。そのため完結時、大騒動になりましたが、現在はその不完全さが伝説化し、ファンの想像力をかきたてて無数の2次創作を生み出しています。

     この漫画の素晴らしさは語り尽くせないので、私からは初見さんへのアドバイスをひとつだけ。
    【初読時は巻数に従って読むべし】
     この漫画はスポーツ漫画であると同時に、登場人物の人間(成長)ドラマでもあります。その人間ドラマが最高潮に到達するのがラストの山王戦です。映画化もされた神話の如き名試合です。、、それだけを先に読むことは、これまでの伏線を全てすっ飛ばすことです。勿体無いではすみません。人生大損です。是非巻数通りにお読みください。

     実は、私はシーモアさんのレビュー方針に合わないところがあり、ここ最近、過去のメモ書きを在庫一掃セールの如く惰性で加筆訂正して投稿し、新たな文章でレビューを捻出する意欲をなくしていました。ボヤァ〜と過ごしていたら『SLAM DUNK』電子書籍化が告知され、作中の安西先生の名言「諦めたら、そこで試合終了ですよ」が、〈諦めたら、そこで人生終了ですよ〉と脳内変換されて、、。〈私は読書(漫画)が大好きです〉この言葉も脳内点灯(笑)!、、「(60代?若い若い!)人生マダマダ楽しめる!」と前向き思考がフツフツと湧き上がり、、、[(読書の)感動を伝えたい][けれども、感動は相手に押し付けるものではない]と思考回路に余裕も生まれてきて、、、今、このレビューを勢いにまかせて書いてます(笑)。
     読了時の感動を脳内で再生するだけで思考を活性化させてくれる作品。この作品に星5つしか付けられないなんて、、、無限大評価があってもいいのに。マッ、同じ土俵で他作品を評価したら、私のレビュー評価が超激辛になるのも仕方ないよね、と、自分のレビューに対する信念も自己修復(苦笑)。

    【人生を楽しく前向きに生きる活力】を与えてくれる聖典です(笑)。
  • 野獣で冷徹な旦那様は、悪役令嬢と呼ばれる妻が愛おしくて仕方ない

    あさぎ千夜春/星乃みなみ

    定番の溺愛物語。あっさり断罪が残念。
    ネタバレ
    2025年5月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 家族に虐げられたヒロインが嫁ぎ先でヒーローに溺愛され、幸せになる物語。定番も定番の物語ですが、TLなのでエロシーンがはいってます。物語としてはこれが自然。婚姻関係を結んだ大人の男女が関係を持つのは当然で、それがない女性漫画の方が不自然です。
     また、妹がヒロインに縁談を押し付ける経緯(理由)も自然。妹の人間性もお察しできます。(溺愛系少女漫画の、ヒーローにワケアリな蔑称を付け[本当は美形の高位貴族]という強引な設定はもうお腹いっぱい。)
     ですから、今後も物語設定を丁寧に組み込んでゆけば、、良作になるかも?、と期待していたら、、アァ、定番の陳腐エピソード[ヒロインの無防備実家訪問](泣)。ヒロインが酷い目に合うのはもうお約束です。護衛ぐらい連れて行きなさいよ。その後もお約束のエロシーン。辟易。

    【2025.8/17加筆訂正】ともかく、次は定番のヒーローによるスカット断罪!と、思いきや、、、アレレッ?、、説明コマでアッサリ終わり、新章に? ウ〜ン、物語の最大の見せ場と思っていた断罪が軽っ! ヒロインの義母•妹達の行為は犯罪なので厳正に裁いて欲しかったなぁ。
     さらに、チャライ王太子が物語の薄口風味をさらに助長。
     TL漫画とはいえ物語展開が軽すぎます。
     評価を星2に下げ、脱落決定。

     作画は人物の描写(顔長)に癖があり古風です。物語設定よりも、作画の好き嫌いで、評価が分かれる作品かもしれません。
  • 仮面伯爵は黒水晶の花嫁に恋をする

    氷堂れん/小桜けい

    聡明で気高い、こんなヒロインを待っていた
    ネタバレ
    2025年5月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 義母の策略で意に沿わぬ婚姻届を強いられたヒロイン。ヒーローと相思相愛になり、幸せになる物語。定番設定ばかりですが、ひとつひとつの設定が丁寧に組み込まれ無理がないので違和感なく最後まで読めました。
     何よりも作画が綺麗で物語の世界観にピッタリでした。特にヒロインが上品で聡明、気高く美しくてラストの勇気には拍手しました。
     ラストで二人の幸せな姿を見て、心が暖まりました。
     程よい長さでテンポもよく、サブキャラも悪役もいい味がでています。
     上質の恋愛物語をお探しの方、オススメです。
  • 政略結婚の夫に「愛さなくて結構です」と宣言したら溺愛が始まりました

    湯瀬ライム/杓子ねこ/NiKrome

    「私なんか、、」ヒロインにイラつく、、。
    ネタバレ
    2025年5月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なろう系原作読了。なろう系ヒロインが正面に居座る物語。「私なんか、、、」と言いながら、居場所を確保し、口先だけで遠慮して無自覚に図々しい。コノテのヒロインにはもうお腹一杯なのに、幼児性丸出しのヒーローと姑、職業人とは思えない使用人等実在感の乏しい人物ばかり登場します。、、いやいや、王命による婚姻政策なんですよね。もはや国家そのものにリアリティが感じられません。

     作画で、この退屈でイラつく物語を少しでも改善して欲しかったんですが、無理だったようです。物語の粗筋を変更することはできても、キャラの性格を変えるのは至難の業です。
     従って、この主役二人のキャラを受け入れられる人ならこの物語を読み続けられると思います。
  • 政略結婚の夫に「愛さなくて結構です」と宣言したら溺愛が始まりました

    杓子ねこ/NiKrome

    なろう系名物「私なんか、、」ヒロイン
    ネタバレ
    2025年5月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロイン、ヒーロー全ての人に共感できず。異世界の物語にしてもあまりにも現実味が無く、なろう系原作をかなり努力して読みました。が、いつものように、なろう系でならこれでいいと思い忘却していました。
     それが、エッ!コミカライズ? 上手く改編されるならステップアップできるかも?
     書籍化? ウ〜ン?
    「私なんか、、」「私のせいだわ」が口ぐせのヒロイン、読んでで疲れました。まっ、ヒーローも大いに問題がある人ですが、そんな二人がすれ違おうとイチャコラしようと冷めたため息しかでないんですが、、。

     読後には何らかの感動が欲しいです。私は1巻で脱落しましたが、3巻まで出版されていることに驚きました。
  • アデル~全てを奪われた令嬢は復讐を誓う~

    綾瀬/葵井瑞貴

    冒頭に無理設定、されど物語はGood !
    ネタバレ
    2025年5月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版原作読了。ヒロインが妹に異能を奪われ、嵌められますが、親友一家に助けられ幸せになる物語。冒頭で、病死した親友に成り替わるのは、親友一家の同意があるのでマァいいとして、たった1年で故国に舞い戻ったら、元家族、特にアノ妹にバレるのでは? (整形では体格は変えられないので、後姿は同じはず。それに、声も、、、) 、、、ちょっと無理設定、、と思ったのですが、、、その後の物語のテンポが良く、面白くて、、冒頭で感じた違和感は立ち消えました(笑)。
     やっぱり、筋書の面白さは正義です!
     また、この物語の魅力はヒロインにもあります。このテの虐げられ系ヒロインにアルアル卑屈さ、元家族への執着、薄っぺらな偽善性等がありません。聡明で行動力もあるので応援したくなります。何より、その人生目標が明確で説得力があります。
     ヒーローも大人の色気がありカッコいいです。
     コミカライズはこれからが山場です。原作ではどんどん盛り上がって一気読みしました。納得の断罪、心温かくなるラスト等見せ場の連続です。ヒロインの最後の身の処し方も推しポイントです。
     制作者様、その画力と原作改編で更なるステップアップを期待しております。
  • 【単話版】妹に婚約者を取られてこのたび醜悪公と押しつけられ婚する運びとなりました@COMIC

    篠宮しぐ/くまだ乙夜/さがら梨々

    祈る改編!【追記】アァァ、祈り届かず!
    ネタバレ
    2025年5月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なろう系原作既読。完結しているのでラストを知っています。終盤でこの物語の世界観が露わになり、読了後モヤモヤしました。それは【絶対的な父権】 ヒロインの父親が何故実の娘に平然と非道な仕打ちができたのか? この世界観が根底にあります。ヒロインは『神の試練』として無表情になり受容します。
     原作では、ヒロインはこの世界観から最後まで抜け出しませんでした。ヒロインはひとりで辺境に嫁ぎ、ヒロイン自身も自らの価値観を変える絶好の機会だったのに、、、(原作初読時「エッ嘘でしょ!」と声が出たくらい、納得できない顛末でした。)
     それまではヒロインと拗らせヒーローのやり取りが微笑ましくて、、二人の気持ちが通じた時は胸を撫で下ろし、ワクワクしながら原作を読んでいました。それが、、、本当に終盤が残念な原作です。

     今回、コミカライズ化にあたって作画はイメージどおり。物語も原作を踏襲。これから山場ですが、制作者様にはこのラストの改編を是非お願いしたいです。結末迄は読み応えがある原作です。

    【2026.4/27追記】アァァ、祈り届かず!原作踏襲?
     元婚約者と父親は自滅したけれど、妹はシレッと同居!
     あれだけ、馬鹿にしていた姉の庇護下で幸せになりました、、とさ。ナンジャコレ!💢、、、ある意味、この妹が一番厄介。根拠のない自己評価が高く、罪悪感が無く強欲!ちょっと見目良い男に言い寄られたら、舞い上がってヒロインの金品を勝手に貢ぎそう、、、。とにかく、トラブルおこす未来しか見えない。
     爽快感のない結末でした。
     作画が綺麗なので星2つにしましたが、ラストの失望はマイナス星10したいくらい。

     物語って、本当にラストが超重要。それまでの評価を覆す威力が
    あります。
  • 冴えない加護持ち令嬢、孤高の王子様に見初められる ~美貌の妹に言いなりの家族を捨てたら、真の能力が開花しました~(ノベル)

    gacchi/南々瀬なつ

    Web系原作の書籍化は、、工夫が必要。
    ネタバレ
    2025年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。気軽に一気読みしましたが、物語の基本設定や世界観に齟齬があり、違和感が心に残りました。例をあげると、、。
    [違和感① ]ヒロイン妹が[美しいだけ]で、王太子に圧力をかけるほどの勢力を形成できる?
    [違和感② ] 貴族達は王太子の意向に逆らい、そんなヒロイン妹を支持。この国の王政は機能不全?

     さらに、ヒーローが初登場時にはぶっきらぼうなのに[キャラ変]し、ヒロインに[即恋落ち]するなろう系恋愛物語の定番設定も盛り込まれています。

     摩訶不思議な世界観です。

     書籍化にあたって、大幅に改編されたらしいので、第1巻の試し読み部分を読みましたが、物語への印象は変わりませんでした。
     基本設定と世界観に亀裂がある物語は書籍化に向きません。コミカライズなら画力で物語を補完できますが、書籍ではそれができないからです。
    (この作品のコミカライズは他の電子書籍サイトで販売中です。その画力が、、)(泣)[以下記述自粛]

     書籍第2巻はWeb未公開内容ですが、後付け感が拭えず、購入意欲がわきません。
     割引されたら購入するかもしれません。この作品に限ったことではありませんが、Web系原作の書籍価格は割高です。
  • 控えめ令嬢が婚約白紙を受けた次の日に新たな婚約を結んだ話

    笠木あき/行雲流水

    控えめな魅力のあるWeb系良作。
    ネタバレ
    2025年5月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。定番設定の婚約白紙から始まり、新たな求婚へとつながる物語です。冒頭の展開にそれ程酷い印象を受けないのはヒロインの家族(母・弟)が極めて暖かいからでしょうか。性悪妹・義母などはいません。
     何よりもヒーローがヒロインを見初めた逸話が秀逸です。物語の世界観に合致し、ヒロインの人となりがよくわかります。(その逆に、ヒロインの元婚約者の呆れ果てる下衆ぶりも的確に表現されています。)ザ・ご都合主義の〈幼児期に面識があった設定〉に辟易していただけに、原作でこのくだりを読んだ時に「そうそう、こんなエピソード(設定)が欲しかったのよ」と一人で頷いてました。
     原作どおりなら派手な断罪はありませんが、因果応報の結果になります。今後、原作が改編されるかもしれませんが、聡明で健気なヒロインが幸せになるはずで、安心して読めます。
     作画が控えめで華がないからなのか、レビュー評価が上がらないのが残念です。(ヒロインの髪型は、、確かに野暮ったい、、、泣)
     シーモアさん、こんな作品こそ宣伝すべきですよ!(笑)
  • ベル・プペーのスパダリ婚約~「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い!~(コミック)

    朝霧あさき/セレン

    予想通り?受賞! 物語好きには?の作品。
    ネタバレ
    2025年5月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 物語重視派としては、この物語には疑問に感じる設定が幾つかあります。その二大謎設定が、、、
    ①[ヒロインが男性に変身する必要があるの?](BL狙いね!)
    ②[婚姻はできても、何故それ以上の行為が17歳まで禁止なの?](同衾して甘々言葉遊び、、お子様恋愛ゴッコ?)
     私見では、制作者側がこれを〈この物語の推し設定〉にしています。ですから、この設定を受容出来ない方にはこの物語は合わないと思います。
     また、ヒロインの幼児的容姿と男性風?言葉使い、女性主導の性行為を想像させるイチャイチャ場面、料理の達人のヒーロー等通常の男女の役割分担を逆転させていますが、、、それを面白いと思えるか思えないかは読者の感性次第でしょう。

     私には、ツンツンしていたヒーローが一瞬?で人形姫に[即恋落ち]するのが、、唐突感Maxでした。(これ程、奇抜な設定をてんこ盛りしておきながら、ヒーローが頬を染めてヒロインに恋落ちして甘えるのが、、他の定番溺愛系物語で見飽きてたので、、、苦笑!)

     ただ、どんな斬新な設定を盛り込んでも、それを表現する画力が無ければ【イタイ物語】になってしまいます。画力は本物。この物語を活かしてるのは奇抜な設定ではなく、間違い無く画力です。

    【2025.11/28追記】『電子コミック大賞2026』女性部門エントリー作。中間発表上位5作品。順当。ただ、「何故、女性部門のエントリー作なの?」と余計なツッコミをしたくなります。作品の骨格になる設定を考慮すれば、異世界部門では?、と思うのですが、選定側の裏事情? [以下記述自粛]。、、ともあれ、シーモアさんの推し作品であることはわかりました(笑)。

    【2026.2/7追記】予想どおり?『女性部門受賞』。『電子コミック大賞』は[シーモアさんの推し活]の最終手段(笑)。受賞を契機に多くの新規の人がこの作品を読むでしょう。この作品の真価が決まるのはこれからだと思います。
  • 恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない【合冊版】

    七ツ河ほづみ/COMIC ROOM

    この物語に読者が黙っている訳がない?
    ネタバレ
    2025年4月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭に定番の婚約破棄から始まり怒涛のザマァ展開!イキナリ隣国の王太子が対抗馬として登場(笑)?この男がヒーローだと思ったらそうじゃなくて、、、。冒頭は突飛な設定の連続で突っ込みようがありませんでした(笑)。ただただ流し読みするだけ。ヒーローは謎の人脈を持つこの一家の長兄か?この長兄、有能な策士という感じはしません、、。ヒロインは、、1人じゃないみたい?悪役娘の方が目立っています。物語世界そのものにリアリティがないので、登場人物に感情移入できませんでした。
     テンポが良い物語、、と言うよりは、突飛展開の物語。定番設定を盛り込みすぎて、内容が薄口になって、読者は置き去りにされて、物語世界に入れず、読後に何も残りませんでした。読み直す気にもなりませんでした。
     価格に対する苦情レビューが多い作品ですが、確かに[再読しない作品]としては割高感があるかもしれません。
     物語設定を絞った方が良かった作品だと思います。
  • 嫌われ者の令嬢は、私が愛しましょう。~いまさら溺愛してきても、もう遅いです!~

    暮田呉子/藍原ナツキ

    イザベルの外面も内面も、、コ、コワイ!
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私は物語重視で作画は許容範囲は広い方だと思っていますが、、イザベルの容貌、特にオメメの大きさは、、受け付けられませんでした。細身で手が細くて、、カマキリみたいで怖かった、、、(汗) 男性キャラは(内面はともかく) 容貌は麗しいのに、どうしてイザベルのおメメだけがこうなったんでしょうか??
     さらに、イザベルの内心の独白もコワイ、、「愛されなかった」「愛されない」、、男性陣への恨み節の羅列で、、、、さらに、その転生前もツライ。、、イザベルを好き嫌いになる以前に、その感情に共感も理解もできませんでした。近寄りたくない人、という感じです。
     そして、物語! 何がしたいの?これまた、私には理解できませんでした。
     私は読後に何らかの感動が欲しいのですが、、摩訶不愉快な物語でした。
  • 華に浪漫~夜伽のはずですが溺愛されています~

    ミナミカズキ/夜桜ゆーり/風華弓弦

    『和風花嫁シリーズ』のパッケージ替え?
    2025年4月23日
    Web系原作読了。基本設定は『和風花嫁シリーズ』の設定を踏襲し、独自性は『花嫁(婚約者)』を『夜伽』と言い換えた箇所でしょうか?
     オバサン世代には「これは『夜伽』じゃナイ!物語の内容と合致していない」と突っ込みたくなりますが、物語のタイトル等に内容にそぐわなくても刺激的(or過激or目新しい)用語を使用することは、Web系原作の常套手段なので、(私的には)慣れました。(苦笑)
     また、この物語ではヒロインが〈何らかの異能がある〉故に親族達から忌み嫌われます。物語世界が異能者が一般に認知されていない世界線なので、周囲のこの反応には違和感はありません。
     それに対していつもながら違和感を感じ、物語への興味が冷めるのは、ヒーローがヒロインに即恋落ちすることです。Web系溺愛物語は溺愛にいたる経過はすっ飛ばす傾向が頻繁にあり、(私も含めて)物語重視の読者は戸惑うことが多いです。この物語にもその傾向があります。川に身投げしようとしていた身元不明の貧相な娘、、人命尊重の観点から身柄を保護するのはいいとしても、そんな娘に国一番の名家の御曹子が即恋落ちしますか?、、、、無理設定でしょ(笑)、、それに対応して、口先では「申し訳ありません、、」と控えめなセリフをはきながら、しれっと邸宅に居座るヒロイン!、これって、もう溺愛物語のお約束ですね。(苦笑)
     作画が綺麗なので、そのあたりをどうカバーしてゆけるでしょうか?

     私は物語重視なので、昨今の『即落ち溺愛話』は合わないようです。
  • 稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ【分冊版】

    嵐華子(カドカワBOOKS/KADOKAWA刊)/昴カズサ/八美☆わん

    悪女じゃなくて、ヒロインは意地悪婆さん?
    ネタバレ
    2025年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 公開中のなろう系原作を読んでいます。登場人物が多く、読み難い文章、、読むのが苦痛になり現在中断中。でも、なろう系だから、それでよかった。商業化前の叩き台、叩き台、、、、。
     それが、この作品をコミカライズ化?(当惑) エッ!勿論改編するよね? ヒロインが地雷なんですが、、(笑)。

     ヒロインは〈三度目の人生で、二度目の人生は日本で平穏に86歳の生涯を終えた女性〉という設定。で〈無才無能を装い〉周囲と対立します(呆)。確かに、義母、義妹、婚約者とその取り巻き、、、と酷い人ばかりですよ、でも、その人達と真剣に向き合わず、煽るような台詞ばかり。宥めてやり過ごすことさえしません。特に、真面目に心配して苦言をした兄を小馬鹿にしたような態度には怒りが!
     ヒロインの性格悪すぎ!
     ヒロインはこの三度目の人生をどう生きたいの?
     周囲を引っ掻き回して面白いの?
     [悪女]には人を惹きつける魅力がありますが、このヒロインはトラブルを引き寄せているようで、、。ヒロインの内心の表現が〈若者を小馬鹿にする意地悪婆さん目線〉。
     この表現を制作者側が【斬新な設定】【この物語の推しポイント】と考えていたら、、、本当にイタイ。
     『前世で86歳まで生きれた?ソウ、それのどこがエライの?転生できたのは貴女の能力?偶々でしょ!』と、言いたくなります。
     こんなお婆さんになりたくない、とオバサンは本気で思いました。

     ヒロインはじめとするキャラ全員に魅力がありません。これは物語世界に魅力が無いと言うことです。今更ですが、商業化するなら大幅に原作改編すべきでした。
  • 喧嘩ばかりだった婚約者がいきなり溺愛してきます

    絢瀬マコト/マチバリ

    コレが両片思い?、、ドン引きカップル。
    ネタバレ
    2025年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読み始めて、、失敗した、、と思いました。ダラダラ引き延ばしてなかなか完結しない物語です。
     10年間、人前で口論するカップル、、、こんなカップルに劇場ホールで遭遇したら、、、どうしますか?、、不快感しかないでしょう。(私は目を合わせないようにして、極力避けます) 節度ある大人のカップルとは思えません。ましてや、コレが貴族? いくら異世界でも、、違和感MAXです。
     喫茶店で捕物騒ぎを起こす貴族令嬢も登場するし、、(呆)
     この物語世界では、貴族とは〈マナー無視の小金持ち〉のようです。
     物語世界が破綻しているので、リアリティがなく、幼児的意地っ張りカップルの拗らせ物語をダラダラ読まされて、疲れました。劇場内の小部屋や馬車内でのエロシーンはゾワゾワして、、ドン引きしました。、、せめてご邸宅でイチャついてください。幼稚でツンデレで色欲旺盛って、、、ウッ!
     ヒロインも好きになれませんが、登場人物でマトモな人がいません。
     制作者側がこの物語設定で【両片思いのジレキュン物語】を描いている、と思っていたら、、、読者の感性に対する敬意が無い、と思います。
  • 裏切られた元王妃は2度目の人生を復讐に捧げる

    はてな/晴日青

    シリアスな物語が転生してギャグになった!
    ネタバレ
    2025年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 物語のタイトルどおり、元王妃(ヒロイン)が火刑にされ、死に戻り。さあ、ここからヒロインの華麗なる復讐が始まるんだ、、、と思ったら、シリアス展開はここまででした。自称神獣のワンコが出現し、、物語はギャグ調に方向転換? 漫才のボケとツッコミの如き、ヒロインとワンコの会話。ギャグですね、、、ただし読者置いてきぼりの、寒〜いギャグ(笑)
     置き去りにされた読者は脱落するか、頭を空っぽにして読むしかありません。

     ヒロインが口先だけで行動力がなく、応援する気が全くおこらない人物なのが、どうしようもありません。
     リアリティを全く感じない物語世界なので、こんな国が滅びようと、どうなろうと知ったことじゃありません。勿論脱落。
  • 王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います

    南乃映月/狭山ひびき/硝音あや

    バカとは何ぞや?様々な意味があるようで
    ネタバレ
    2025年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻迄読了。結末がどうなるのか?よくわからないし、モヤモヤしてこの先の展開に、、??関心が湧きません。
     これはひとえに物語の設定によります。ヒロインはバカのふりをしていた(笑)らしいですが、王太子妃教育を拒否していただけ。王太子の政務書類の審議・決裁の代行はしていたみたい、、コレってバカどころか有能すぎるでしょう。それを評価しない王太子とその周囲。貴方達がバカなんですよ、、、となるはずなんですが、不可思議な国王夫妻と廷臣達がからみ、単純に終わる話を引っ掻き回しているような気がします。何よりヒロインも不思議ちゃんで共感し難いです。
     結局、この物語世界はバカばかりじゃないでしょうか?国政に真摯に取り組まないバカ、周囲と対話しないバカ、、、様々なバカがいます。同レベルだから物語世界が成り立っているのかもしれません。一般国民の姿がみえないので国民がどうなっているのか判断できませんかが、私も含めてこの物語世界に追従出来ない読者は、途中脱落するのかもしれません。

     ここ最近、異世界王朝物語で頻出する話題(エピソード?)に、ヒロインに対する悪質な噂と王太子(王子)妃教育がありますが、どちらも丁寧に設定しておかないと物語を壊してしまうと思います。
     私見ですが、王太子妃教育とは、婚姻前は、政策以外[ex.言語・礼儀作法・所作・芸術(音楽、楽器演奏、絵画等)・ダンス]に限定されるべきだと考えています。史実でも、様々な要因から婚約破棄はしばしばあります。政敵になる可能性のある人物(しかも未成人)に国政の一端でも任せていては、国家の品位を疑われても文句は言えません。
     良作はこのあたりのエピソードを無理なく自然に物語世界に練り込んでいると思います。
  • 売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【コミックス版】

    小椋あん/COMIC ROOM

    冒頭ワクワク、中盤混迷。望!ハピエン!
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まず、タイトルと物語の内容がピッタリ合ってません。溺愛話に期待した読者は戸惑うかもしれません。
     けれども、冒頭の物語展開は面白く、ヒロインのキャラも立っていてこの先の展開にワクワク、、、それが、ヒロインが学園に入学する?、、ナニソレ感MAX、、ヒーロー(王太子)の目標は国権奪回ではなかったの?そのため剣士の如きヒロインに心惹かれたんじゃなかったの?、、、そして、この頃同時に感じはじめた王太子への違和感。颯爽と登場したけれど、、この人、見かけだけで実は気弱なお坊ちゃま?、、王朝物少女漫画のヒーローには少し荷が重いかも、、、ヒロインの方が土壇場に強く判断力・行動力もあります。おまけに軍服姿がカッコイイ!
    (つくづくタイトル合ってません!)(笑)
     今となっては、中盤の学園編?の〝この物語は何を描きたいの感“が残念。ヒロインの無駄使い?(笑)

     物語はいよいよ終盤。どう決着がつくんでしょうか?引き延ばしはやめて欲しいです。

     長編物語は設定をしっかり組まないと、完結まで読者をひきつけるのは難しいですね。私の評価は最初は星5つ、それが徐々に減ってゆき、、。
     最近の作品は冒頭に全エネルギーを注ぎ、中盤以降で尻すぼみ(or失速or迷走)する残念パターンが多いですね。

    【2025.12/14追加記述】 完結後にコミックで一気読みがベストかな? 単話版はイライラが募るので、お勧めできません。
  • 有閑倶楽部

    一条ゆかり

    『エンタメ系少女漫画』の最高峰!
    ネタバレ
    2025年4月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 少女漫画界の女王・一条ゆかり先生の代表作のひとつ。6人の超セレブ高校生を中心に巻き起こる、サスペンス、ホラー、恋愛、コメディー、ファンタジー等何でもありの事件の中短編集です。作者様が〈面白い物語を書こう〉と振り切って描かれたようで、面白さMAXでエンタメ感満載の話ばかりです。まず、主役6名の名前はお酒の銘柄にちなんで命名されています。サスガ酒豪の一条先生。『お酒は二十歳になってから』を逆手にとるこの命名。遊び心満載です。
     超絶作画でコマ割りはいつもながら神技で、最後の1コマまで見逃せません。
     私がこの作品に初めてふれたのは学生時代でした。この頃、高校生を主人公にした少女漫画は恋愛物語が王道でした。(対抗として、スポーツ物語) それが、任侠やヤクザ等も登場し、その路線を真向から崩す痛快な面白さ、毎話ワクワクしながら真剣に?読んでました。この物語には少女漫画の【美・明・善の要素】が濃縮して詰め込まれています。60代になって読み返してもワクワクし読後はニッコリできます。だからこの作品を分類すれば『エンタメ系少女漫画』と言えるかもしれません。そして、今だにこの作品に匹敵する『エンタメ系少女漫画』はないように思えます。
     一度TVドラマ化されました。原作へのリスペクトは認めますが、、、以下自粛(泣)。この作品の良さは絶妙なコマ割りを基盤にしている、と思い知らされました。
     この物語の6人は漫画の世界で永遠に高校生のままで元気に暴れて?欲しいと思います。もはや祖母目線? (笑)
  • 捨てられ公爵令嬢は初恋の王太子に娶られる

    青井はな/一ノ瀬千景/琴ふづき

    作画は綺麗 物語は可もなく不可もなく、
    ネタバレ
    2025年4月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web版原作未読。先入観無く完結まで一気読みしました。ヒロインもヒーローも美形、酷い悪役は登場せず。優しい物語です。、、、でも、私には刺さりませんでした。このレビューは読後すぐに記してます。すぐに記さないと内容を忘れ、読後の感想も消えてしまう、、、そんな物語でした。
     まず、ヒロインが優等生すぎて、魅力を感じられませんでした。そして、ヒーローよ!いくら意地っ張りでも相手の心がこもったプレゼントを投げ捨ててはいけません。、、これで両片思い?、マァ言えなくもありませんが、二人が離宮で結ばれるシーンを冷めた感情で流し読みした時に自覚しました。この物語は私には合わない!第一王子が俗世離れした善人だったおかげで大団円。王政を揺るがす大事件の割には、淡白な終わり方でした。
     第4巻で二人が婚姻し、そこそこ綺麗に終わった、と思ったら、まだ続きました。ヒーローの隠し子騒動!これは蛇足以下です。主役二人が護衛も付けずに街遊びをする姿は善良な市民カップルそのもので、一国を担っているカップルには見えませんでした。薄っぺらな物語世界に亀裂を生じさせただけでした。
     無茶設定はありませんが、全ての設定が中途半端で小刻みなため、印象薄い物語になったように思えます。
     この作品はタイトルを大幅に変えて配信されているようですね。販売実績を上げるための措置と思いますが、作品の表面(タイトル)ではなく内容(設定改編)で勝負すべきでした。
  • 鬼滅の刃 風の道しるべ

    吾峠呼世晴/矢島綾

    『鬼滅の刃』風柱ファンには待望の短編集
    2025年4月9日
    漫画『鬼滅の刃』のサイドストーリー短編集の第二巻。第一巻同様とても読みやすい内容と文章です。漫画も長編になると、登場人物が増えてきますが、人気作になればなるほど副主役級の人物が数多く登場し、キャラがたってきますね。『鬼滅の刃』はその代表例で、主役より柱人気の方が高いようです。私は風柱を推していたので嬉しい一冊になりました(笑)。読後にほっこりできるライトノベルです。
  • ロッセリーニ家の息子

    岩本薫/蓮川愛

    セレブ三兄弟のBL版ハーレクイン
    ネタバレ
    2025年4月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLCDを視聴した後、原作をまとめ買いしました。本当に読みやすい文章で、王道設定なので結末も予想できて安心して読めました。まさにBL版ハーレクインです。感動は長続きしませんが、私がこれまで読んでいたBLラノベが重量感があるものばかりだったので、気楽に読めました。ただ、私は紳士服に対する知識はあまり無いので、セレブの容姿とともにそのお召し物の記述があるのが、イメージしにくく、、退屈しました。(ワインの蘊蓄も少々くどかったかな?)この物語を読了し、自分の嗜好に気付きました。今時の王道BLは私には刺さらない、、。私には骨太の古典的BLの方が合うようです。このシリーズ以降、私は新作BL作品は購入していません。今は電子書籍のおかげで読者は自分に合うジャンルの作品を自由に選べます。読書好きにはたまらない環境です。
  • 銀の鎮魂歌

    吉原理恵子/yoco

    哀しくも耽美的なバットエンド!
    ネタバレ
    2025年4月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作品に出会えたのは某動画配信サイトで公開されていたBLCDを視聴したおかげです。主役2人のcvはキラ・石田彰、ルシアン・森川智之。このキャストは声優に関する知識がある人には垂涎の超豪華キャストです。二人の熱演に物語世界にすぐに引き込まれ、最後は号泣。すぐさま原作本をさがしましたが、、20年以上前に出版された初版本は入手できず。イラストも一新された新装版を電子書籍で購入しました。
     新装されて出版された事だけでもわかりますが古典的名作です。現在のBLラノベとは一読して雰囲気が違う耽美的で哀愁に満ちた世界観です。
     ルシアンは一国の国王です。世継をもうけるために女性を娶らねばいけません。二人の関係は最初から引き裂かれる運命だったと言えるでしょう。けれどもその過程があまりにも哀しく残酷で救いがありません。
     それでも、二人の愛の重さには形容し難い感動を覚えます。読み手によって評価が別れる物語だとは思いますが、禁じられた愛の哀しくも美しい結末に涙する名作です。
  • 間の楔

    吉原理恵子

    BLラノベの原点にして孤高の傑作。
    ネタバレ
    2025年4月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を知ったのは、某動画サイトで公開されていたアニメ(OVA)からです。作画は古く、現在の美麗なアニメとは比較できませんが、物語がたまらなく斬新かつ魅力的でラストは衝撃的。CVは現在ではあり得ない超豪華キャストで、みなさん名演技でした。特に、イアソンのcv.塩沢兼人氏(故人)の演技は伝説級の神演技で、このアニメが今もファンから愛されている所以となっています。
     私は塩沢兼人氏のファンでもあったので、その後、CD(ラジオドラマ)の神演技に酔いしれ、次いで原作ラノベの読破に進みました。

     私には初めて読むBLラノベでした。
     一読して「エッ、これがラノベ?」と困惑したぐらい物語の世界観が壮大かつ異質でした。舞台は近未来異世界。だからこの物語はSFBLとも言われていますが、かなり特異な世界観です。第1巻ではこの近未来世界のシステムにかなりの行数が割り当てられています。そして、読み進むにつれて、この設定は必要不可欠だとわかります。現在の我々の常識、倫理観が通用しない世界観の設定です。
     イアソンのリキへの愛は、今で言う、執着愛、溺愛の一種とも言えますが、この物語世界のシステムでは〈禁断の愛〉などと言う甘々な単語で表現できない〈あり得ない愛〉です。
     アニメを視聴してラストを知っていながら、原作は違う終わり方をしないだろうか?いや、アレ以外のエンドはあり得ない、アレは一種のハッピーエンドだ、、、と泣きながら思考は堂々巡り。読了後の余韻は言葉では説明できません。
     現在、BLラノベ•BL漫画は隆盛期を迎え手軽に電子書籍で入手出来るようになりましたが、この作品を越える余韻を得られたものはありませんでした。

     アニメは最近(?)リメイクされました。BLアニメのリメイクは前代未聞ですが、この原作なら納得です。
     名作は時代とともに新たな解釈ができます。これはもうBLの古典にして原点になる傑作。ハッピーエンドに慣れた方には重すぎる物語ですが、読了後の感動は心の奥底まで響きます。読み応えのある物語をお探しの方には必読の作品です。価格も良心的です。
  • BANANA FISH

    吉田秋生

    漫画の枠を超えたシェークスピア的傑作!
    ネタバレ
    2025年3月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私はこの作品をアニメを先に知りました。
     アニメの製作発表会で、担当女性プロデューサーが「この原作の素晴らしさは少女漫画の枠を超えており、ハードボイルドでもありBL要素もあり、言葉では到底説明できません。私はこの原作をアニメ化する事が夢でした。」と熱弁されてました。その熱意が反映されたのか、アニメは画像、音楽、声優、ストーリー等全て素晴らしい出来栄えでした。特に最終回のラストシーンは〈アニメ史上最も美しいシーン〉と絶賛される神シーンとなっています。

     勿論、私もアニメに魅了され、並行して原作漫画を読み始めました。第3巻ぐらいまでは、少女漫画らしからぬ作画に戸惑いました。特に、主人公アッシュが超絶美形には見えず、違和感を感じました。
     けれども、物語のテンポの良さ、巧みな展開、魅力的なキャラ達に心を奪われ、取り憑かれたように読み続けました。作画は巻数が進むほど円熟し、物語のクライマックスを盛り上げました。
     アッシュが悲劇的最期を迎える予感しかしなくて、最終巻を読みたいのに辛くてたまりませんでした。そして、予想のはるか斜め上をゆくラストに顔を両手で覆って泣きました。
     その後、結末が変わるはずないのに『アッシュ、生きるんだよ』と心の中で繰り返しつつ何度も読み返しています。物語の中で、多くの人が劇的な最期を迎えますが、それらは物語の設定上全て必然で無駄なものはありません。

     自分が青年期を終え、冷めた目で若者を眺める年代になりましたが、物語からうける熱病にも似た情動、魂が引き裂かれるような痛みは色褪せることなく、読み返すたびに鮮烈に蘇ります。この感覚は漫画というよりは、シェークスピア作の悲劇に通じるものがあります。

     世代、性別を超えて読み続けられる傑作中の傑作、永遠にMy殿堂入り漫画です。
  • 望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す《フルカラー》

    紡木すあ/古池マヤ

    納得のいかないハッピーエンド??
    ネタバレ
    2025年3月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作既読。原作に長文レビューを投稿していました。ティナが救出され、王太子の求愛に応じるまでをもっと時間をかけて描いて欲しかった、と記しました。
     ここでも繰り返しますが、ティナを最も傷付けたのは〈王太子の酷い仕打ち〉だと私は解釈しています。敵王から受けた行為は〈法的に認められた夫婦の行為〉であり、それと引き換えにティナは国家と国民を守れたのです。確かに苦痛にしかならなかったとは思いますが、自ら挙行した婚姻の結果です。理性で諦めて受け入れるしかなかったと思います。
     それよりもティナは最愛の人から魂を蹂躙されたのです。王太子の悔悟も月並過ぎます。だから、こんなに簡単に王太子の求愛を受け入れると、ティナの純愛が本当にありふれた作り物になってしまい、本当に大好きな作品だけに、、、結末の解釈が残念でたまりませんでした。ラストを改編してじっくり描いて欲しかったけれど、、、完結してしまいました。ティナが幸せならそれでいいか、、と今は思っています。
     YouTubeでも公開されているボイスドラマでは、王太子はcv.木村良平さん。実力のある人気声優です。最後まで演じられるのでしょうか?今後はそちらを、楽しみにしたいと思っています。
  • 神獣騎士様の専属メイド~無能と呼ばれた令嬢は、本当は希少な聖属性の使い手だったようです~

    善丸ミフク/柚子れもん

    唯々イラつく、口先だけ謙虚なヒロイン!
    ネタバレ
    2025年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作を読了(連載中)
     定番設定•家族から無能と蔑まれるヒロイン。ヒーローに救われ、神獣の世話係として雇われます。冒頭に無理無茶設定は一応ありません。

     唯々イラつくのはヒロインの言動!事あるごとに「私なんか、、」「私は無能だから、、」何回繰り返す?気が滅入る、、、。
     そして、この卑屈ヒロインはヒーローに助けてもらったのに、何故自分の身元を正直に明かさない? 公爵邸に居座りたいから? 図体しい!
     こんな訳ありヒロインに好意を持つイケメンヒーロー。このWeb系定番の流れも、、、お約束すぎて、、、。

     原作初読時から、ヒロインに好感が持てませんでした。コミカライズ化されて、嫌な部分がさらに際立ってました。
     幼稚で計算高く、卑屈で無自覚に厚かましい、口先だけ謙虚な自己陶酔型悲劇のヒロイン。Web系原作を中心に頻出するコノテのヒロインには、もうお腹一杯で辟易です。

     作画も雑で、物語のテンポも遅く退屈。
     大幅に改編して欲しかったなぁ。
     原作を踏襲すると、これまたWeb系原作の陳腐定番[虐げた相手も赦す情け深いヒロイン]シーンもあるので(汗)

    【2026.7/27 第5巻迄読了•追記】脱落決定。原作が連載中で、完結していないので、コミカライズ制作者が自分の予想を良い意味で裏切る改編をしてくれるのでは?と、少し期待していましたが、、、、。😭
     やっぱり、標準以上の画力がないと的確な改編は難しいでしょうね。
     原作が未完(or物語にケジメがついてない)作品のコミカライズは地雷なのかもしれません。どこをどう改編したらいいのか分からず、枝葉を引き延ばし、物語が間延び。
     今は、稚拙な作画を我慢して、イライラしながら読み続けた自分に呆れています。
  • わたしの幸せな結婚

    顎木あくみ/月岡月穂

    『元祖•和風花嫁シリーズ』お腹一杯!
    ネタバレ
    2025年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 第1期アニメ化の際、割引もあり、7巻迄購入。第1巻は面白かった。ところが、ヒーローは第1巻でお約束通りにヒロインに恋堕ちするのに、なかなか進展せず。退屈し、引き延ばし感も感じ、第3巻以降読まずに放置。平易な文章で山場無く淡々と進展する物語。最近やっと第7巻•結婚式まで読了。
     ただただ表紙のイラストが美麗!

     内容はまさに私が勝手に命名した『和風花嫁シリーズ』の基本設定が盛り込まれ『元祖』と呼ぶに相応しい物語です。
    1 舞台は明治末〜昭和初期の架空の日本風社会
    2 異能一族(家族)から辛い仕打ちを受けるヒロイン
    3 名家のイケメン御曹司との突然の婚約(求婚)
    4 女嫌い設定のヒーローが、ヒロインにはすぐに恋堕ち
    5 実は最強レベルの異能を所持し覚醒するヒロイン
     上記5つの基本設定を受け入れられる人はこの物語を読み続けられると思います。

     また、この物語はシンデレラストーリーとも言えます。シンデレラストーリーは王子様と結ばれる場面が最高の山場です。この物語も引き延ばさずに早く結婚式をあげていたら、尻すぼみ感が少なかったと思い、残念です。

     映画、アニメ化とメディア化されています。
     アニメは第1期、第2期ともに、アニメファンから作画と声優が絶賛され「ストーリーさえ良ければ、覇権アニメになりえた」と言われています。ファンって、種類は違えど外部の立場になると、忖度しないので辛辣だけれど的確な評価をする場合があります。私も同感。表紙イラストだけならずっと眺めていたい!
     物語はもうお腹一杯で胸焼けしています。
  • 大奥

    よしながふみ

    平成を代表する傑作歴史ファンタジー!
    ネタバレ
    2025年3月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を某月刊女性漫画雑誌で初めて読んだ時の感覚は言葉では表現できません。それは『日出処の天子』(作•山岸涼子)を読んだ時の感覚に少し通じるものがありました。掲載されていた月刊誌の発売日を待ち、完結編を読了した時には歴史の証人になったような感覚がしました。史実を基盤にして人間の【業(ごう)】を描いた傑作中の傑作です。

     この物語の設定はいたって単純かつ緻密です。
     時は江戸幕府草創期〈男性しか罹患しない疫病が流行り、男性人口が激減した〉この時、人々、特に権力者はどう対応したのか? どう生きたのか?
     江戸開城迄の約200年間にわたる壮大な人間ドラマです。作者の【業】の描き方は的確かつ容赦無く、理不尽な結末を強いられる人物が数多く登場します。
     作画には無駄な描線が無く、武士の時代の素朴で質実な雰囲気に合致しています。長台詞が多く、読むのに時間がかかりますが、その世界観にはいると時間の経過を忘れます。読了後の余韻は深く、人間について考えさせられます。

     この作品で特筆すべき事は、江戸時代の人間群像劇でありながら発表当時の社会の動きをも反映している事です。この頃、日本社会では、ジェンダー、家族、毒親、夫婦、男女のあり方etcの変化が顕在化し、社会問題となり、現在迄その動きは続いています。この物語を読むと〝コレって今でもアルよね“と共感したこともしばしばありました。作者の社会や人間に対する観察力の鋭さには感服しかありません。

     映画、TVドラマ、アニメ化とメディア化も盛んで、個人的には某国営放送のドラマが一番のお気に入りです。作中随一の怪物的権力者を仲間由紀恵さんが快演していました。原作では醜悪極まりなかった容貌の人物を当代を代表する美人女優が演じる、そのキャスティングの妙に唸りました。
     すぐれた文化的作品はその時代•社会を反映しながら次代へ継承されてゆきます。平成を代表するこの作品も令和へ引き継がれ、さらに読者を増やすことでしょう。

     気楽に読める物語ではありません。やりきれない悲しみに胸が塞がれる時もしばしばありますが、何度でも読み返せる物語で、読むたびに新たな感慨に浸れます。これぞ名作!
     読み応えのある物語を探しておられる方、必読の傑作歴史ファンタジーです。
  • 婚約破棄されたので、国の外れで錬金術姫になりました!

    門脇由紀/yocco/よねぞう

    定番設定てんこ盛り、ザマァは未消化
    ネタバレ
    2025年3月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。異世界転生、婚約破棄、特殊能力(錬金術)、妖精王、竜、幼馴染(初恋の人)etc。、、定番設定を詰め込められるだけ詰め込んだ原作でした。

     Web系原作には『物語•小説』というよりは『物語の概略•あらすじ』のような作品があります。この作品もそれにあたります。物語の筋書きとしては面白いです。
     でも、Web系小説はまだプロの作品ではありません。だから、コミカライズ化するなら、何らかの改編をして設定の精査が必要になってきます。実際、改編の結果、良作にステップアップした作品が幾つもあります。、、、でも、このコミカライズは原作を忠実になぞってしまったのです、、、(泣)。ラストがはしょった印象を受けますが、コレ原作どおり。設定盛り盛り過ぎて、ザマァが明確に記されないまま完結します。本来なら、3冊ぐらいは必要な『あらすじ』なんです。そこそこ面白い『あらすじ』なのに残念です。
  • ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける

    セキモリ/クレイン

    コミック版祝完結!描き下ろしに感涙!
    ネタバレ
    2025年3月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に大好きな作品で、単話版で読んでいましたが、コミック版が発売されたと知り即購入。やっぱり一気に読むとさらに感動が深まります。コミック特典は2話の描き下ろし!この2話が2話ともいいんです!本編の世界観そのままで「アリス頑張ってるんだね」とウルウル。作画も安定。
    〈本編に無駄の無い傑作は、サイドストーリーも傑作〉という〈名作の公式〉を思い知らされました(笑) 。
     単話版と重複してもコミック版購入して大満足です。

    【2025.10/14追記】ついにコミック版も完結。喝采!
     この作品の完結後、同分野の作品を幾つも読みましたが、この作品に匹敵する[ウルウルする感動]を与えてくれる作品は現れません。
     何処がどう違うのか? 上手く説明できませんが、、やっぱり登場人物、特にアリスの魅力的すぎるキャラと波乱の半生でしょうね。毒親はすぐに退場しますが、その後に彼が味わった、慟哭、絶望、悲嘆、虚無、、、が的確に描写されていて、何度読んでも涙、涙、、。女性漫画でこれほど悲痛な感情に苛まされたヒーローはいないと思います。
     原作も良作ですが、それが世界観にドンピシャの作画で的確に表現されていて、原作の魅力を極限まで押し上げています。
     ラストで至福の感涙は、、それはもう、、、、自分の心根まで浄化されるようで、、。
     読了後にこれほど幸福感を与えてくれる作品はありません。日常生活にゲンナリする度に読み返して、ウルウルしてます(笑)。

     あらためて、コミック版、祝完結!
     この作品に携わった全ての人々へ、こんな素晴らしい作品を生み出して下さって感謝!
     原作には続編があります。第5巻コミック特典の描き下ろしから、こちらのコミカライズも期待してしまいます。
  • 姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます

    やきいもほくほく/みさき天夢

    ヒロインは健気? いや、したたか!
    ネタバレ
    2025年3月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なろう系原作読了。
     なろう系らしく、冒頭の設定が“いくらなんでも無理な設定〝。
     姉に婚約者を横取りされたヒロインは文書だけを参考にして、一度も会ったことのない人を自分の婚姻相手に選びます。この決断力!さぞや気丈な令嬢に違いない、、、と思ったら、令息のもとに行った途端、健気で可愛い女の子になります。(キャラデザは幼く、主役二人は中学生に見えました。)
     この冒頭の無理設定に、違和感を感じない人はこの物語の世界にはいれると思います。
     辺境伯の邸宅が山小屋もどきだったのは、、作者様!やりすぎ(笑)、、。

     その後の物語の流れは定石どおり。ヒーローが王都に戻った途端にイケメンに変身?するのは、なろう系漫画を読み慣れている人には予想できます。

     この物語の原作者様の作品を幾つか読みましたが、テンポの良い物語と情け容赦ないザマァが特色です。このザマァに到達するために、お馬鹿悪役(今作ではヒロイン姉)が盛大にやらかすのがお約束です。ここまでお馬鹿なキャラに設定しなくてもいいじゃないの?、、と、ここ最近思いますが、派手なザマァを演出するためには酷い悪役が必須設定なのかもしれません。
    (この原作者様、私の推しの1人なんですが、悪役がいつもお馬鹿すぎます。)

     キャラデザがもう少し大人っぽかったら、良かったのに、、残念です。
  • 旦那様がちっちゃいモフモフになりました ~私を悪女だと誤解していたのに、すべて義母の嘘だと気づいたようです~ 【連載版】

    いなる/菜々/眠介

    冒頭の強引設定をモフモフが吹き消した!
    ネタバレ
    2025年3月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なろう系原作を読了。冒頭で、ヒロインはヒーローの義母と義姉の奸計で結婚し、辛いめにあいます。、、この冒頭の結婚設定はかなり強引です。お家乗っ取りを狙っての悪巧みとしては愚策です。自邸に他人を招き入れるので、計画が破綻する可能性が高くなります。(事実、二人の悪事はヒロインの活躍もあり、露見します。)、、えぇ、わかってます。この設定にしないとこの物語が成立しないんです! 冒頭に無理設定があるのはなろう系原作の特色ですね。でも、この設定の無茶ぶりを受け入れれば、あとは怒涛のモフモフ設定(?)で本当に楽しく読めます。モフモフに変身する前は「旦那様、鈍感!」と呆れていたんですが、モフモフになると俄然可愛い!判断力、行動力もあり、好感度爆上がりでした(笑)。ラストのザマァに容赦なかったのも爽快でした。やっばり物語はこうでなくっちゃあ!
     モフモフの可愛らしさは作画あってこそです。コミカライズ化成功です。
  • 婚約破棄された可憐令嬢は、帝国の公爵騎士様に溺愛される【電子単行本】

    玖米/蒼井美紗

    まだまだ物語は続くよ、淡々と、、。
    ネタバレ
    2025年3月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作を読むも途中で脱落。原作は今も連載中。完結してません(泣)! 当然、コミカライズもこれから延々と続くんでしょうね。
     なろう系原作には、読者を惹きつけるためなのか、冒頭で派手な演出(婚約破棄、冤罪、死に戻りetc)を設定し、その後失速しながらザマァでいったんケジメを付けて、、、その後、新設定(新キャラetc)が登場し、まだまた続く作品があります。後付け感が否めず、盛り上がりに欠けます。
     この物語はその典型例です。追放されたヒロインがヒーローと結ばれた時がピークで、そこで完結してれば、、でも、それではすぐに完結してしまいます(笑)が、、、読者が飽きて離れるよりはいいと思うのですが、、、。
     冒頭、聡明でチートレベルの能力を持つヒロインが僻地に追放される設定が理不尽極まりないし、辻褄合わせが難しい物語です。

     コミカライズを読むのは原作完結後でもいいかな、と思っています。
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