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フットサルプレーヤー 久光重貴。
日本のフットサルトップリーグ(Fリーグ)でプレーし、フットサル日本代表にも選出された名プレーヤー。
しかし2013年5月、まだ31歳だった久光に衝撃の事実が宣告された。
肺がんステージIIIb
がんはすでにリンパ節にまで転移しており手術は難しい状態だった。
医師からは余命宣告をされそうになったが、断った。
しかし、そんな状況でも久光はフットサルを諦めなかった。
抗がん剤を投与しながらもトレーニングを続けた。
医師からは前代未聞の挑戦と言われたが、試合復帰を目指した。
そして、その挑戦は実を結んだ。
2014年7月、久光は再びFリーグの舞台に立った。
しかも一試合だけでなく何度もピッチに立ち、チームに貢献するプレーをみせた。
久光は現在、33歳。
今なお治療を続けながら、現役にこだわり続けている。
彼をここまで突き動かす思いとは何なのか。
フットサルプレーヤー久光重貴に迫った。