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沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第4弾。著者は琉球銀行勤めを経て神社へ奉仕する神職となった加治順人氏。現在は沖縄国際大学非常勤講師として『沖縄の宗教』も担当している。沖縄にも神社、お宮と呼ばれる場所が存在しお正月などには多くの人々が参拝に訪れている。しかし沖縄と本土の神社を比べると何か違う雰囲気が感じられる。沖縄の神社は、14世紀から15世紀頃、本土から琉球に渡ってきた僧侶や商人らの手によって“外来の強いカミ”として伝えられたのが始まりとされている。本書は筆者が大学院の修士論文をまとめた内容で、研究者としての視点から本土から入ってきた「神社」がどのような変遷をたどって「沖縄の神社」となったのかを明らかにしてくれる。そして「信仰」を守っていくことの大切さを教えてくれる1冊である。「沖縄の神社は、身近な存在でありながら、発祥の由来や役割については案外しられていない。著者は伝統的な信仰についても造詣が深く、本書では神職としての経験と研究者の視点から、沖縄の神社の歴史を分かり易く述べている。沖縄の神社の神は、ほとんど熊野三神であるが、神社発祥の由来と歴史について考えると同時に、御嶽(ウタキ)信仰との関わりについても解明している。本書によって、沖縄の神社に対する理解が深まり、研究が進展することを願っている。(2000年初版発行時の作品紹介文より)」
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