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沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第3弾。2012年5月15日は沖縄県本土復帰40年の節目の年を迎える。沖縄をめぐるテーマにこだわり、多彩な執筆者を得て沖縄本としては最も大きな森を形成してきたおきなわ文庫シリーズ。本書の著者は法政大学沖縄文化研究所国内研究員として活躍中。本シリーズでは貴重な女性執筆者の一人である。タイトルにある“アンマー”とは沖縄の方言でお母さんの事。22年の時を経て著者本人による電子版あとがきを追記した電子復刻版。「著者は東京生まれである。本書は徹底したフィールドワークの勝利の記録である。追込網漁法で南方まで雄飛した糸満漁民と共にしたたかに生き抜いてきた糸満アンマーたちの生活と祭祀空間とりわけ『門(ジョー)』の存在を追って、著者の足跡は本島はもとより宮古・八重山さらには周辺離島にまで及ぶ。「カミアチネー(魚の行商)」「ワタクサー(私財)」はもとより「イチマンウイ(沖縄県にかつて存在していた年季奉公制度)」の実態も精密な聞き取りと厳密な資料検証により、その本質が浮かび上がってくる。日本の昭和史を沖縄の地より逆照射したといえる本書によって、我々はまた百年の知己を得た。(1990年初版発行時の作品紹介文より)」
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