一穂先生の作品は20作品ほど読んでいて、どれも素晴らしい作品ばかりで大好きなのですが、今まで個人的にかっこいいなぁと思う攻めはでてこない印象でした(それなのにとても心に残る作品ばかりなので、それこそが一穂先生がBLの枠を超えている証拠なのだ
とも思います)。でも今回こちらの作品の攻めはめちゃくちゃ好みでした!!!ぶっきらぼうだけど愛嬌があって、芸術肌で我が道を行くタイプだけど受けに一途でとても大事にしてる、そして何より方言が良い。受けのかずさにもなんともいえない魅力があって、なぜお互いが惹かれあったのかよくわかります。それ以外の部分ももちろん読みごたえありなので、非常におすすめの一冊です!(敢えて一点言うならイラストです…素敵な作品を描かれる人気作家さんですが非常に個性的な絵柄なので、小説の挿絵には合わないような…?)
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