ライトノベル

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蝶になれないシンデレラ

アニー･バロウズ佐野晶

（3.8）投稿数5件

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作品内容

家なき乙女が助けを求めたのは、“元親友”の不遜な伯爵――

「私を名ばかりの妻にしてもらいたいの」震える心を抑えこみ、ジョージアナはひと息に言った。父亡きあと住む家を失った彼女は、男性恐怖症だというのに、利己的な継母に花婿探しを強いられそうになっていた。切羽つまった彼女が頼ったのは、大好きだった幼なじみ――離れていた10年間、手紙ひとつくれなかったエドモンドだった。近寄りがたい伯爵となった彼は、ジョージアナの願いをすげなく断る。だが、胸の谷間もあらわなドレスを継母に無理やり着せられ、絶望的な思いで社交界デビューしたジョージアナの前に、再びエドモンドが現れた――冷たいグレーの瞳に怒りをたぎらせて。

■エドモンドは冷淡な態度をとったことを詫びると、花婿探しに協力すると申し出ます。行動をともにするうち、10年前に身分違いのふたりの友情が大人たちの手で引き裂かれていたことがわかり……。人気作家が英国摂政期を舞台にみずみずしく描く、可憐な初恋物語。

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ハーレクイン小説

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蝶になれないシンデレラ

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

ハーレクイン小説

作品タグ

：恋に落ちる

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：ハーレクイン

雑誌・レーベル

：ハーレクイン / ハーレクイン･ヒストリカル･スペシャル

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2018年4月28日

ファイルサイズ

： 0.4MB

出版年月

： 2018年5月

ISBN

：

9784596332820

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

蝶になれないシンデレラのレビュー

平均評価：3.8 5件のレビューをみる

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高評価レビュー

チョビこさん

(女性/50代) 総レビュー数：153件

幼なじみ

周囲の大人達によって引き裂かれた二人が
愛を取り戻すまでの過程と心情がよくわかりました
脇キャラ達もいい味出してました
エドモントの先に結婚した友達達のその後も読めて得した気分です

1件

2019年2月24日

まかたゆみさん

(女性/50代) 総レビュー数：1260件

酷かった😔

この時代なら仕方なかったのかもしれないけど、二人を引き離したヒーローの母親は酷かった😩結局反省したのか、ヒロインを認めたのかもわからなかったのはちょっと不満😌でもその離れていた時間があったからこそ今の幸せを掴んだっていうのは本当だと思いました😊しっかしあれも嫌これも嫌って考えてるし、友人達にも指摘されてるのになかなか自分の気持ちを認めないヒーローにはちょっと呆れてしまいました💦

1件

2019年2月26日

みゆきさん

(女性/40代) 総レビュー数：72件

幼馴染ラブ

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 無理に引き離された２人。しかし運命に引き寄せられる２人。「どうしてもほっておけない」主人公（男性）の心理が可愛らしいです。ヒロインが、「つらい１０年間がより２人を成長させ、今をより輝かせるんだ」と言うシーンに勇気づけられました。

0件

2019年2月4日

レディ星子さん

(女性/30代) 総レビュー数：132件

２つの蝶のエピソードが良い

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 計算して行動する「科学者」ヒーロー。独占欲強いみたいですが、もっともっとそれを発揮して欲しかった。
２つの蝶のエピソードは良かったです。手間をかけてる贈り物。お互いにたった一人の友達で、あんな思い出があったら、恋に落ちるし、忘れられないですね。
このボリュームで700円は高いと感じたので点数低めで。
ちなみに、額へのキスすら結婚直前のプロポーズ時に初めてで、それ以上は結婚後です。結婚初夜については詳しく描かれますが、全体のホット度は低いです。

2件

2018年5月4日

最新のレビュー

猫好きの下剋上さん

(－/－) 総レビュー数：756件

時代に翻弄された乙女？

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 多分イギリスかなと思いますが、一時期本当に女性が生きにくい時代があったのだなと感じました。女子は家や財産を継ぐことができず、後継ぎがいなければ親戚の男子にすべて取られてしまう、残された遺族が生活に困ろうが何の保証もない・・・女性は後継ぎを産むことしか価値がない？（まあ社交とか他にもありますが）ものすごい男子優遇と言うか男尊女卑の世界です。父親は妻（後妻）や娘（と継娘）が自分の死後どうなるかあまり考えていなかったようで残念な人物です。ヒロインは制度の悪い面に思いっきりはまってしまって、初めは活発で明るい子供だったのが個性を殺すような躾を受け誰も助けてくれない状態に陥ります。しかも男女関係に否定的なトラウマがあるのに無理やり婚活させられ・・・わずかな資産も婚活のために継母に使い尽くされ愛馬まで売られてしまい自立のすべもありません。見事な八方ふさがりです。どうしようもなくて助けを求めた幼馴染は、過去に書いた手紙に一度も返事が来なかったことでお互いに深く恨み不信感抱いていました。それは彼母が二人の手紙を隠して相手に届かないようにさせたからでしたが二人ともなかなかそれに気が付きません。手紙来なかったじゃないかとかさっさと会話にしないかとイライラしましたがどちらもその話題を出さず誤解したまましばらく話が進み、それでもヒロインのことが心配でなんだかんだと手助けしてしまうエドは手紙が届かなかったことも知り、ヒロインとの結婚を目指します。ただ再会一番に、どれだけ彼女が窮地に陥っているかも知らないまま君とは結婚しないと断言したせいでプロポーズもややこしいことになりました。発端は子供時代に二人がベッドで遊んでいたのを見つかり、大人視点から全く違う意味に取られて醜聞になる前にと引き離されたのでした。大人と子供ではものの見方が全然違ってしまうと言うのはありがちに思えるしある程度仕方が無かったのかなと言えなくもないですね・・・今でこそ男女平等などと言いますが、貴族だけなのかよくわかりませんが、女性がマナーや法律で縛られた時代もあったのだなと言う点に強い印象を受けました。

0件

2023年8月12日

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