大人気異世界ゲームファンタジー第5弾。連合国の危機を救った英雄のはずが魔物から狙われ、ついには貴族殺しの容疑者に!
神話の時代から生き続けるドラゴンのヴイーヴルの力を借りてマウンテンゴーレムを倒し、再びコミューン連合国の危機を救ったケイオス。
しかし目立ちすぎたことで、魔物たちから目をつけられてしまう。
吸血鬼のカーミラはケイオスを罠にはめようと新たな魔物をケイオスの下へ差し向ける。
そのころ各国では魔物たちの脅威を危惧して同盟を締結することになり、
同盟を提案したカスタル王国の首都マウクトに各国の要人が招かれていた。
この機に合わせてケイオスは以前カスタル王国の騎士団長ラファエルから要請されたカスタル王国の国王ウィルフレッドとの謁見をするため、マウクトにある王宮へと赴く。
一方、ケイオスの来訪は歓迎されるばかりではなかった。
身元不明の異国人である彼を怪しむカスタル王国の貴族たち。
そして彼の存在を危険視し動き出す正統教会。
そんな不安の尽きない状況の中、要職につくカスタル王国の貴族が殺害されてしまう。
その事件の容疑者は―――――ケイオスだった。
浮世 草子(ウキセクサコ):大阪府在住。本作でデビュー。
植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。ライトノベルやゲームの原画を多く手掛ける。
主なライトノベル作品に「さよならピアノソナタ」「竜峰の麓に僕らは住んでいます」(ヒーロー文庫)など。